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#155【治療体験記】術後1年のセルフトーク

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まとめ読みされたい方は是非どうぞ。

本稿は【だまさんの治療体験記】十二指腸がん編の第87回です。


術後1年・キイトルーダ開始半年

2026.3.19

十二指腸がんの手術からはや1年が経ちました。

キイトルーダは既に8サイクルを消化し、理論上は定常状態の筈です。

今日は節目の造影CTの日。

その結果次第で3/23の予定が決まります。

・良い結果▶9サイクル目実施 or 休薬期間入り
・良くない結果▶ 治療法変更 or ?

術後の経緯

過去記事を元に、これまでの経緯を振り返ります。

2025.3.19(手術当日)

2025.5.3(退院)

2025.5.12

第54回「患者申出療養制度のハードル5選」
CAPOX療法に向け、患者申出療養制度申請の課題を整理

2025.5.14

第55回「さらば患者申出療養」
主治医の英断で、5/19からCAPOX療法を受けられることに

2025.5.15

第56回「人生初がん化学療法の旅」
外来ケアルームの利用方法と薬剤指導の内容

2025.5.17

第57回「CAPOX療法に向けて」
CAPOX療法のレジメンと個別案件への対処について

2025.5.19

第58回「168日間CAPOX紀行」
CVリザーバー留置そして1サイクル目の開始

2025.5.21

第59回「三所攻め!?」
副作用発現状況。
内視鏡検査は「胃」「ストマ」「肛門」からのアプローチと判明

2025.5.24

第60回「日本癌治療学会提言の概要」
免疫チェックポイント阻害薬の予習と予感

2025.5.28

第61回「1サイクル目を振り返って」
リザーバー留置部の抜糸と1サイクル目の総括

2025.6.4

第62回「休薬期間入りしてわかったこと」
中程度の下痢(水様便)と軽度の手足症候群(?)

2025.6.9

第63回「2サイクル目に突入」
最短帰宅と副作用対策

2025.6.12

第64回「1サイクル目とは違っていたこと」
末梢神経障害の増強と謎のしゃっくりと初の嘔吐

2025.6.30

第65回「3サイクル目から変えたこと」
水分補給の工夫と装具変更の相談

2025.7.20

第66回「アレの新製品を試してみた話」
新装具の特徴

2025.7.28

第67回「余談を許さないエトセトラ」
4サイクル目に突入。腹膜播種(2個)と動脈内血栓が判明

2025.7.30

第68回「4サイクル目の試練」
嘔吐と水様便に悩まされる

2025.8.18

第69回「3日目が鬼門」
骨髄抑制のため5サイクル目は延期。造影CTを1ヶ月前倒しに

2025.8.25

第70回「運命の5サイクル目」
CAPOX療法続行か治療変更か

2025.9.22

第71回「「てんぶろ」の正体」
CAPOX療法はPD判定。3個目の播種も発見
今回からPEMBRO(キイトルーダ)に変更

2025.9.23

第72回「切除不能小腸がんに対するキイトルーダの治療効果」
PEMBRO(キイトルーダ)治療の概要

2025.9.25

第73回「キイトルーダの薬物動態」
6-8サイクルで定常状態に到達

2025.9.27

第74回「キイトルーダの有害事象
主な有害事象と重篤な有害事象

2025.10.4

第75回「キイトルーダの副作用と急性白血病の共通点」
急性白血病による疲労感との共通点

2025.10.7

第76回「制御性T細胞と免疫チェックポイント阻害薬の関係」
坂口志文氏(制御性T細胞の発見)と本庶佑氏(PD-1分子の発見)の業績

2025.10.20

第77回「キイトルーダが効いとるーだ!?」
2サイクル目に突入。か細い理でも理は理

2025.10.26

第78回「悩ましい水様便はキイトルーダのせい?」
PEMBROに関連する下痢の概要

2025.10.28

第79回「キイトルーダは3サイクル目に突入」
水様便と末梢神経障害。初心忘るべからず

2025.11.18

第80回「腹膜播種はキイトルーダで治療できるか?」
MSI-Hの場合は非常に有効な選択肢

2025.12.1

第81回「キイトルーダが末梢神経障害を後押し?」
4サイクル目に突入。手足のしびれと大腿部の痒みと飛蚊症

2025.12.12

第82回「オルフェノク化もキイトルーダのせい?」
皮膚症状(痒みと灰化)が顕在化

2025.12.22

第83回「キイトルーダでPR越年を達成」
PR判定にて5サイクル目突入。

2026.1.2

第84回「財前の播種、だまさんの播種」
播種=絶望ではない

2026.1.17

第85回「もし順序が違っていたらジ・エンド」
術前に腹膜播種が発見されていたらインオペだった可能性大

2026.2.9

第86回「健康寿命の延長」
7サイクル目に突入。延命治療だが健康寿命も延長


#身体についてのひとりごと

ちょうど良い機会なので、手術の前後で心境が変わったことをセルフトーク方式で綴ってみようと思います。

ちょうどnoteでこんな企画もやってて、趣旨はちょっと違うかもしれませんが、しばし「戯れ言」におつき合いください。

1.「寝ても起きても別世界」

死んだように眠るようになった。熟睡と言えば聞こえはいいが、何度も繰り返しているうちに本当に死ぬのかも。目覚めている時も、少し霧が掛かったような世界の中で、時間が少しだけ早めに過ぎていくような感覚。

2.「絶望の隣には希望」

ステージⅣとは言え、腹膜播種が発見されたのは原発巣完全切除後のこと。目減りした十二指腸がんをMSI-H陽性患者に効果の高いキイトルーダで攻撃中で、深刻な有害事象も今のところなく、順調に健康寿命を伸ばせている。

3.「寿命の壁が視界圏内に」

誰でもいつかは死ぬ。とは言え、大半の人間は本心では納得はしておらず、永遠に生きられると思い込んでいる。しかし、こうして大病を経験すると寿命の壁、つまり残り時間が少しずつ見えるようになってきた。

4.「死ぬ時に後悔すること」

「やりたいことをやれなかった」「会いたい人に会えなかった」「行きたい所に行けなかった」「食べたい物を食べれなかった」…いやいや。「やらなかった」「会わなかった」「行かなかった」「食べなかった」でしょ?

5.「新しい挑戦は1勝9敗」

私の挑戦はこのまま時間切れとなりそうな感じだが、「諦めたらそこで試合終了」「最後まで立っていた者が勝者」「僕にしかできないことは何だ」。ごくごく当たり前のことをしてるだけ。兎にも角にも楽しもう。



今回はここまで。

次回をお楽しみに。

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