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苦しい時ほど、人は“言葉”を閉じ始める


こんにちは、森です。
最近、あるスポーツのニュースを見ていて、少し考えたことがありました。

大逆転負けをした監督が、
試合後の記者会見を断った。

もちろん、
監督にも感情があります。

悔しさもある。
怒りもある。
整理できない日もある。

だから私は、
「会見を断ったこと自体」を、
一方的に責めたいわけではありません。

ただ、そのニュースを見ながら、

“人って、苦しい時ほど言葉を閉じ始める”

ということを考えていました。


■ 人は、余裕がなくなると説明をやめる

例えば、

  • 仕事でミスしたあと

  • うまくいかない時

  • 責められていると感じた時

  • 自信を失っている時

人は少しずつ、
“言葉”を減らしていきます。


返信が遅くなる。

会話が減る。

「別に大丈夫です」
だけになる。

説明しなくなる。

これは、
性格が悪くなったわけではなくて、

“言葉を出す余裕”

が減っていることがあります。


特に真面目な人ほど、
苦しい時に、

「ちゃんと話さなきゃ」

と思う。

でも、
整理できていない時って、
うまく言葉にならない。

すると今度は、

“中途半端に話すくらいなら閉じよう”

になっていく。

これ、結構あると思うんです。


■ でも、“無言”は周りを不安にさせることがある


ここ、少し難しいところです。

本人は、

  • 余裕がない

  • 整理できていない

  • 今は話せない

だけだったりする。

でも周りからすると、

  • 怒ってるのかな

  • 見放されたのかな

  • 空気悪いな

  • 何を考えてるんだろう

になることがある。


つまり、
“言葉がない状態”

って、

周囲が想像で埋め始めるんですよね。

特に、
チームや組織ではこれが起きやすい。


会社でもそうです。

上司が急に無言になると、
部下はかなり空気を読み始める。

  • 自分何かしたかな

  • 機嫌悪いのかな

  • チームまずいのかな

と考える。

でも実際には、
上司自身がいっぱいいっぱい、
ということもある。


人って、
言葉そのものより、

“何も分からない状態”

に不安を感じやすいのかもしれません。


■ リーダーの感情は、意外と伝染する

心理学では、

「感情感染」

という言葉があります。

簡単に言うと、
人の感情は周囲に伝わる、
という考え方です。


例えば、

一人がずっと不機嫌だと、
なぜか周囲も話しづらくなる。

逆に、
誰か一人が落ち着いていると、
空気も少し落ち着く。


これは別に、
「常に明るくいましょう」
という話ではありません。

むしろ大事なのは、

“苦しい時に、
どんな空気を残すか”

なんだと思います。


例えば、

「今日はかなり悔しい」

だけでもいい。

「今ちょっと整理できてない」

でもいい。

短くても、
言葉があるだけで、

周りは、
“閉ざされた”
ではなく、

“今苦しいんだな”

と受け取りやすくなる。


これ、
人間関係でもかなり同じだと思っています。


■ 苦しい時ほど、“一言”が空気を変える


たぶん人は、
元気な時は、
多少雑でも関係が壊れにくい。

でも、

  • 余裕がない時

  • ミスした時

  • 落ち込んでいる時

  • 空気が悪い時

って、

“最後にどんな言葉を残すか”

が結構大きい。


例えば仕事でも、

「今日はごめん、少し整理できてない」

だけで、
周囲の受け取り方はかなり変わる。

逆に、
何もないまま閉じると、

“拒絶”

として伝わってしまうこともある。


もちろん、
毎回うまく言葉にできるわけじゃありません。

人間なので。

でも、
完璧な説明じゃなくても、

“閉じ切らない”

って、
実はかなり大事なんじゃないかと思っています。


■ 「ちゃんと話さなきゃ」じゃなくていい

ここ、
結構大事です。

苦しい時って、

「ちゃんと説明しなきゃ」

と思うほど、
話せなくなることがあります。

でも実際は、

完璧な言葉じゃなくていい。


「今ちょっと余裕ないです」

「少し考えさせてください」

「今日はうまく整理できてないです」

それくらいでも、
空気はかなり変わる。


人は、
“失敗しない人”
より、

“苦しい時に向き合おうとしている人”

に安心することがある。

だから、
大事なのは、
上手く話すことより、

“完全に閉じないこと”

なのかもしれません。


■ 最後に

人は、
余裕がなくなるほど、
言葉を閉じ始めます。

それは弱さというより、
“抱え込み”
に近いこともある。

でも、
言葉がなくなると、
周囲は想像で空気を埋め始める。

だからこそ、

短くても、
整理できていなくても、

“少し言葉を残す”

って、
実はかなり大事なんだと思います。


苦しい時って、
立派なことを言う必要はありません。

ただ、

「ちゃんと向き合おうとしている」

が少し見えるだけで、
空気って意外と変わるので。

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