「体育会」という名の最強の武器:スポーツ経験を活かすキャリアパス
こんにちは。森です。
「体育会って、結局“根性”でしょ?」
こんなふうに言われた経験がある人、いるかもしれません。あるいは、自分でもそう思っていた時期があったかもしれません。
たしかに、「体育会系」って言葉には、いろんなイメージがくっついてきますよね。体力があって、上下関係に厳しくて、声が大きくて、指示にきっちり従う…そんな印象を持たれがち。でも、それってほんの一面にすぎません。
むしろ、これからの社会で求められるのは、「言われたことをこなす人」じゃなくて、「自分で考えて、周りと一緒に前に進める人」なんじゃないかと思うんです。だったら、体育会って、ほんとうは“考えて動ける人”の宝庫なんじゃないか――そんな視点から、もう一度、「体育会」の価値を見つめ直してみたいと思います。
見えにくいけど、大事なチカラが育ってる
スポーツを続けるって、ただ走ってるだけじゃないですよね。
チームで動くこともあれば、一人で考えることもある。勝てばうれしいけど、負けたときのくやしさって、心の奥にずっと残るくらい大きい。そういう中で、自分でも気づかないうちに、いろんな力が育ってるんです。
たとえば、チームワーク。チームの中で、自分の役割を理解して、誰かと連携しながら目標に向かっていく経験。これは、どんな仕事にもつながる大きなチカラです。
リーダーシップだって、キャプテンだけが持ってるもんじゃありません。「みんなの空気が重いな」って感じたときに、そっと声をかけて流れを変える――そんなふるまいも、立派なリーダーのしごとです。
目標を決めて、そこに向かって地道に努力する力。うまくいかないときに、原因を探して、改善する力。時間を管理する力、モチベーションを保つ力、周りと気持ちを通わせる力。
ね、けっこうたくさんあるでしょう?
スポーツの経験が、社会でどう活きるのか?
「とはいえ、現実の仕事ってそんなに甘くないですよね?」
うん、たしかに。だけど、ビジネスの現場も、実はスポーツとよく似てるんです。
チームでプロジェクトを進めたり、失敗してもまた立ち上がったり、周りと連携してゴールを目指したり…。それって、まさに試合に挑むときの気持ちと一緒。
とくに、いまの社会は変化が激しくて、正解がひとつじゃない場面がいっぱいあります。そんな中で頼りになるのは、決まりきった答えを持っている人じゃなくて、「変化に合わせて、自分で考えて動ける人」です。
だから、スポーツで培った「自分を整える力」「人とつながる力」「諦めずに取り組む力」は、まさにこれからの時代に必要な力なんです。
こんな人たちがいます――先輩たちの物語
ちょっとだけ、いくつかの実例を紹介させてください。
大学時代にラグビー部で副キャプテンをしていたAさん。今は商社で営業をしていて、お客さんとの信頼関係づくりに、部活での経験がそのまま生きていると言います。「あれは、毎回が“試合前のミーティング”だった」と笑っていました。
あるいは、水泳に打ち込んできたBさん。大学を出て、自分で会社を立ち上げたんです。毎日のトレーニングの積み重ね、タイムを分析して少しずつ改善していく感覚、それが経営判断の支えになっているそうです。
教育現場で教員をしているCさんは、バスケの経験を通じて、「人の前に立って話す力」「仲間と一緒に目標を達成する喜び」を、授業や部活に活かしています。
IT業界で働くDさんは、剣道の所作の美しさや集中力が、プロジェクトの進行や細かい仕事の正確さにつながっていると話してくれました。
どの人にも共通していたのは、「自分の経験を、ただの思い出にしないで、社会の中で意味づけし直していた」ということ。ここがとっても大事なポイントです。
大学生のみなさんへ――「いま」から始めるキャリアづくり
今、体育会で頑張っている大学生のみなさん。
もしかしたら、目の前の練習や試合で精一杯で、「将来のことはまだ考えられない…」って思っているかもしれません。でもね、実はその「いま」こそが、将来の自分をつくる一番の土台なんです。
たとえば、負けた理由を仲間と振り返った経験。声をかけてチームの雰囲気を変えた経験。自分が成長したなと思える瞬間――そんな出来事を、あとでちゃんと言葉にできるようにしておくと、それは立派な「自己紹介の材料」になります。
スポーツ以外の経験も、どんどん挑戦してみてください。インターンでもボランティアでも、いろんな人と出会って、自分の「軸」を見つけていくこと。それが、自信にもつながっていきます。
そして、先輩の話を聞く機会があったら、ぜひ足を運んでみてください。自分では見えていなかった「体育会の価値」に気づけるきっかけになるかもしれません。
「体育会」の時間は、未来をひらく切符
最後に、これだけは伝えておきたいんです。
体育会で過ごした時間は、ただの思い出なんかじゃありません。そこには、あなたの努力や涙や、悩みぬいた時間がつまってる。その全部が、これからの人生において、あなただけの「軸」になるんです。
どんな仕事に就くとしても、スポーツで得た経験は、必ず活かせます。ただ、「頑張りました」だけじゃなく、「どう頑張って、何を得たか」を自分の言葉で語れるようになること。それが、自分の価値を伝える一番の方法です。
「体育会」って、昔のイメージだけで語られるものじゃない。むしろ、これからの時代にこそ、必要とされる存在なんです。
自分の経験に誇りを持って、そしてその価値を自分で見つけて、社会に向かって羽ばたいていきましょう。
スポーツで育った力は、未来を切りひらく“切符”です。
あなたの経験が素晴らしい未来をつくることを応援しています。
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