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仕事も人間関係も、ちょっとした“味付け”で変わる

「ちょっと塩を足したら、もっとおいしくなるかも」
料理をしてると、そんなふうに味を整えたくなる瞬間ってありますよね。

でも最近、ぼくは思うんです。
この「おいしくしたい」って気持ち、料理に限った話じゃないなって。


たとえば、仕事。人間関係。毎日の生き方。
「もうちょっとこうできたらいいな」
「なんか違うな、もう一工夫したい」
──そんなふうに自然にわいてくる感覚。

これもぜんぶ「おいしくしたい」ってことなんじゃないかな。

料理で言う“味”が、人生では「やりがい」や「納得感」「空気の心地よさ」みたいなものになる。
じゃあ今のあなたは、どんな“味”を感じてますか?



2. 「レシピどおりって、本当に正解?」

料理のレシピを見れば、だいたい失敗せずに作れます。
仕事も同じで、最初はマニュアル通り、先輩のやり方を真似るのが普通です。

でも──ふと「なんか違うな」って思ったこと、ありませんか?

レシピ通りやってるのに物足りない。
マニュアル通りこなしてるのに手応えが薄い。


もしかするとそれって、「これ、自分で選んでないな」って、心の奥で気づいてるサインかもしれません。

大事なのは、最初は“型”をなぞること。
その上で「ちょっと違う」と思ったときに、ようやく自分の味覚が動き出すんです。
つまり、レシピを真似ることさえも、通過点として意味があるんです。


3. 「ちょっと足す」が、自分らしさになる

ぼくが仕事で資料を作っていたときのこと。
先輩のフォーマットをそのまま使ったら、ちゃんとしてるけど、どこか味気ない。

そこで、ほんの少し色を変えたり、言葉を柔らかくしてみたんです。
すると相手から「わかりやすいね」って返ってきて、すごくうれしかった。


料理でも、塩をひとつまみ足すだけで味がガラッと変わるように、仕事でも“ちょっとした工夫”が「あなたらしさ」になるんです。

失敗することもあるけど、それすら次のヒント。
「おいしさセンサー」を信じて試していけば、日々が少しずつ変わっていきます。


4. 「仕事は、表現なんだ」

昔は「仕事は指示通りやるもの」って思ってました。
でも本当は、もっと“表現”に近い。

接客の一言。資料の見やすさ。メールの書き方。
その小さな工夫に、じんわりと自分の“味”がにじみ出てるんです。

ぼくは資料にイラストを入れたら最初は「ふざけてるのか」と言われました。
でも、だんだん「これ読みやすい!」と喜ばれるようになって、やがてプロジェクト全体の雰囲気まで変わった。


大事なのは「万人受けする味」じゃなく、「誰かの心に残る味」を出すこと。
それを続けると、やがて信頼になるんです。


5. 「おいしさは変わっていい」

昔のぼくは「早さこそ正義」やと思ってました。
でも今は「丁寧さ」を重視するようになった。

つまり、“おいしさ”って変わるんです。

年齢や経験、人との出会いで好みは変わる。
それは悪いことじゃなくて、「今の自分」を映してるだけ。

レシピなんて、何度でも書き直していい。
新しい調味料を試してみたり、知らない文化に触れたり。
そうやって味の幅が広がると、人生も豊かになっていくんです。


6. 「あなたにしか出せない味って、どんな味?」

最後に問いかけたい。

「あなたにしか出せない味って、どんな味ですか?」

それは完璧じゃなくていいし、人と比べるものでもない。
むしろ、うまくいかなかった経験やクセが混ざってるほうが深みになる。

あなたの体験や選んできた道、そこで感じたこと。
ぜんぶが、あなただけの“調味料”です。

その味はきっと、誰かの心に届く。
だから、どうか自分の感覚を信じて「自分だけの味」をていねいに重ねていってほしい。

森が日々の生活の中の気づきからお届けするエッセイ『森の一人語り』
小さな気づきがあなたに変化を与えます。

森が帝京大学で教えている『帝京学』とは?

大学を何かを始めてみるきっかけとして使ってみてくださいね。

ちょっとだけ上の先輩の言葉、取り入れてみるといいかもしれません。

自分がいる世界が狭いと感じたら。。。

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