自分の力を引き出してくれる「素材を見抜く目」
こんにちは、森吉弘です。
今日は「自分の中にある力の見つけ方」についてお話しします。
突然ですが、あなたには今、「これといって強みがない…」「自信が持てない…」と感じることはありませんか?
でもそれ、本当に「ない」のではなく、まだ【気づいていないだけ】かもしれません。
たとえば、道に落ちてる木の枝。
ただのゴミに見えるけど、誰かにとってはアート作品や棚の材料になる。
つまり大切なのは、「これは何になり得る?」と問いかける【目】を持つこと。
それが、「素材を見抜く目」です。
この力があると、自分の中の“使えるもの”にも気づけるようになります。
「自分の素材」に気づけていない人が多すぎる
僕が多くの学生と話してきて感じるのは、「自分に何ができるか、わからない」という声がとても多いことです。
でも、ちょっと質問を変えてみると…
小さい頃、どんな遊びが好きだった?
アルバイトで「ありがとう」と言われたのは、どんなとき?
最近、夢中になったことは?
こんな問いの中にこそ、あなたの“素材”が眠っているんです。
自分では当たり前だと思っていた行動やクセ、興味こそが、他の人にとっては価値になる。
「素材を見抜く目」を育てる3ステップ
じゃあ、自分の中の素材をどうやって見つけるのか?
僕がおすすめしているのは、この3つのステップです。
Step 1:観察する
日常の中で「なぜこうなってるんだろう?」と考えてみる。
たとえば「人と話すと安心してもらえる」「いつも周囲を見て動ける」など、小さな気づきがヒントになります。
Step 2:知る
興味のある分野を深掘りしてみたり、人の考えを聞いたり、本を読んだりする。
情報や経験が増えると、「この行動は○○に活かせる」と、素材の可能性が広がっていきます。
Step 3:試してみる
いきなり「完璧」を目指す必要はありません。
・友達の相談にのってみる
・後輩に教えてみる
・イベントの手伝いに参加してみる
小さな一歩でいいんです。やってみてはじめて、「これ得意かも」が見えてきます。
加工=自分の素材に“意味づけ”すること
たとえば、「絵が描ける」「まとめるのが得意」「人と話すのが好き」
これらはすべて“素材”です。でも、そのままだと活かせない。
だから、「何に使えるか?」を考えてみる。
絵を描く → プレゼン資料の図解に活かせる
話すのが得意 → 接客や営業で相手を安心させられる
気配りができる → チームで信頼される潤滑油になれる
この“意味づけ”が、自分の素材を「価値」に変えてくれるんです。
これこそが、自己理解の醍醐味です。
自分の力は、「誰かのため」に使ったときに花開く
素材に気づき、それを磨いていくとき。
もうひとつ大事なのが、「誰の役に立つか?」を考えることです。
たとえば──
・友達が落ち込んでたら、そっとお菓子を買って届けた
・困ってる後輩に、自分の就活ノートを貸した
・親の誕生日に、手紙を書いた
そんな小さなことでいいんです。
「ありがとう」の一言で、自分の力に“手応え”を感じられる。
役に立つことで、自分の素材が「自信」に変わっていきます。
自分の中に眠っている力に気づくために
あなたが「何もできない」と感じるとき。
それは、まだ「見えていないだけ」かもしれません。
自分の行動や経験、クセをじっくり観察してみてください。
「人より少し得意かも」と思うことが、必ずあるはずです。
素材は、どんな人にもあります。
それをどう活かすか、意味づけるかで、未来は大きく変わっていきます。
さあ、今日からひとつ、やってみませんか?
「これ、自分の強みにできるかも?」と、問いを投げかけてみてください。
それが、自分の力を引き出す最初の一歩になります。
