「伝える」だけじゃ足りない?就活生が身につけたい“通じ合う力”
「うまく話してるのに、なぜか通じない」
友達、家族、先輩、後輩、上司、部下…
面接官にも。
「ちゃんと話してるはずなのに、心が通じてない気がする」
というモヤモヤにぶつかります。

挨拶もできてるし、世間話もしている。
形式的には「伝えている」のに、どこかすれ違っている感覚。
その正体は「伝える」と「通じ合う」が別物だからかもしれません。
「話す」より「聞く」が大事な時代
コミュニケーション力=話し上手、と思いがち。
でも今の時代、本当に大切なのは「聞く力」です。
SNSではみんなが発信しています。
でもその一方で「誰も本当の気持ちを聞いてくれない」と
孤独を感じる人が増えているのも事実。
「聞く」とは、ただ黙って相手を見つめることではありません。
相手の言葉の奥にある気持ちを想像し、受け止めること。
「それでどう思ったの?」
「大変だったね」
こんな小さな返しが、相手を安心させ、関係を深めていきます。

親から受け継いだ“話し方のクセ”
イライラしたり、黙り込んだり…。
人との会話の中で出る反応には、子どもの頃に身につけたクセが隠れています。
感情を出さない家庭で育った人は、気持ちを言葉にしにくいかもしれません。
逆に感情を強くぶつけ合う環境で育った人は、
「強く言わなきゃ伝わらない」と思い込んでいるかもしれません。

大切なのは「ダメだ」と自分を責めることではなく、
「これって昔からのクセかもな」と気づくこと。
そこから「本当はどう伝えたい?」「どう受け取ってほしい?」と
自分に問いかけてみましょう。
それが、新しい関係を開くきっかけになります。
AIにはできない、“空気を感じる力”
AIは文章を生み出せるけれど、
人と人が「通じ合う」瞬間には、AIにはできない要素があります。
笑顔で言う「ありがとう」と、無表情で言う「ありがとう」。
同じ言葉でも、伝わり方はまるで違いますよね。

言葉の裏にある“間”や“空気”。
目線や声のトーン。
こうした「非言語のメッセージ」こそ、人間らしい関わりの核心です。
「自分はどう関わりたい?」を問う
人間関係がしんどいとき、つい相手や環境のせいにしたくなります。
でも実は、「自分はどう関わりたいのか?」を問うことが一番のヒントです。
「波風立てたくないから黙っておく」
「嫌われたくないから笑顔でごまかす」
これも一つの選択。
でもその選択が苦しいなら、自分に正直になるタイミングかもしれません。
自分に正直に向き合うことは、相手への誠実さでもあるのです。

今日からできる“通じ合い”トレーニング3つ
相手の言葉を繰り返す
「疲れてるんだよね」→「最近大変なんだね」想像した気持ちを言葉にして返す
「それって不安だったんじゃない?」自分の感情も少しシェアする
「今ちょっと緊張してる」「それ聞いてうれしい」
「つながりたい」という気持ちを大事に
大切なのは言葉のテクニックではなく、
「あなたとつながりたい」という気持ちです。

聞くこと、想像すること、
そして少しの正直さ。
それを重ねていけば、
いつか「通じ合えた」と感じられる瞬間が訪れます。
そのとき、あなたの中のモヤモヤは、
静かにほどけていくはずです。
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