2025年の終わりに、自分を少しだけ理解する
こんにちは、森です。
2025年も、いよいよ最後の月曜日ですね。
年末になると、ふと立ち止まる瞬間が増えます。
「今年、自分はどこまで進めたんだろう」
「思っていた自分と、今の自分は近づけているだろうか」
こういう問いが浮かぶ人も多いと思います。
今日は、スキルの話でも、就活テクニックの話でもありません。
自分を理解することについて、少しお話しさせてください。
モチベーションは、一直線じゃない
まず前提として。
モチベーションって、
右肩上がりになるものじゃないです。
やる気に満ちていた時期があって、
急に何も手につかなくなる時期があって、
理由もなく落ち込む日もある。
でもそれは、怠けでも失敗でもない。
ただ、人間として自然な波なだけです。

問題なのは、その波を
「良い/悪い」で判断してしまうこと。
感情の起伏には、必ず意味がある
気分が落ちたとき、
多くの人はこう考えます。
「自分はダメだ」
「やる気がない」
「向いてないのかも」

でも実は、
感情の起伏はサインです。
・なぜ、あのときは楽しかったのか
・なぜ、ここで一気にしんどくなったのか
・なぜ、続かなかったのか
そこには必ず、
自分の価値観や期待とのズレがあります。
感情は、あなたの内側から出る
一番正直なフィードバックなんです。
モチベーショングラフは「評価」じゃなく「観察」
よくおすすめするのが、
モチベーショングラフを描くこと。
*書き方はこの記事の最後に載せています

でも、これは
「頑張れた自分を褒める」ためのものじゃありません。
大事なのは、
・上がった理由
・下がった理由
・回復したきっかけ
・戻らなかった理由
を、淡々と観察すること。
良し悪しをつけない。
反省もしすぎない。
「自分って、こういうときにエネルギーが湧くんだな」
「こういう環境だと、消耗しやすいんだな」
それがわかるだけで十分です。
強みは「得意なこと」じゃない
よく誤解されがちですが、
強みは「人よりできること」だけじゃありません。
・つい考えてしまうこと
・無意識に気になってしまうこと
・頼まれていないのにやってしまうこと
こういう部分に、
本当の強みの種があります。

評価されるかどうかよりも、
自分が自然に動いてしまう方向を見る。
それは努力しなくても続くし、
長期的には必ず差になります。
自己認識は、未来の選択を軽くする
自分を理解すると、何が変わるか。
答えはシンプルです。
・無理な目標を立てなくなる
・他人のペースに振り回されなくなる
・「やるべき/やらなくていい」が見えてくる
つまり、
選択が少し楽になる。

迷いがゼロになるわけじゃないけど、
迷い方が健全になる。
これは、来年を生きる上で
かなり大きな差になります。
年末に、ひとつだけやってほしいこと
もし時間があるなら、
この3つだけ、書き出してみてください。
今年、エネルギーが一番高かった瞬間
一番消耗した瞬間
その差を生んだ要因
うまく言語化できなくても大丈夫。
箇条書きで十分です。
それは、来年の自分に渡す
かなり精度の高い地図になります。
成長とは、
何かを足すことだけじゃありません。
自分の輪郭を、
少しずつ正確にすること。
2025年の最後に、
「もっと頑張れなかった自分」を責めるより、
「ここまで来た自分」を理解してあげてください。
内省は、前に進むための
いちばん静かな準備です。
来年も、自分を置き去りにしない選択を。
おまけ モチベーショングラフの描き方
※うまく描こうとしなくて大丈夫です
「モチベーショングラフを書いてみよう」と言われて、
正直、手が止まった人もいるかもしれません。
・何を書けばいいかわからない
・就活っぽい“正解”を作らなきゃいけない気がする
・そもそも自分の人生にドラマなんてない
でも、先に一つだけ伝えたいことがあります。
モチベーショングラフに“正しい形”はありません。
これは評価されるための資料でも、
誰かに見せるための成果物でもないからです。
モチベーショングラフは「感情の記録」
大事なのは、
「何を成し遂げたか」より
「そのとき、心がどう動いたか」です。
だから、描き方は驚くほどシンプルでいい。
ステップ① 横軸は時間、縦軸は気分(ざっくり)
横軸は
小学生/中学生/高校生/大学生
くらいの大きさで十分です。
縦軸も数値はいりません。
・楽しかった
・普通
・しんどかった
この3段階くらいの感覚でOK。
ステップ② 出来事より「感情」を先に置く
多くの人がつまずくのがここです。
×「部活でレギュラーだった」
×「成績が良かった」
ではなく、
○「この時期、なぜか楽しかった」
○「理由は分からないけど、しんどかった」
感情を先に置いてください。
理由は、後から思い出せれば十分です。
ステップ③ 山と谷にだけ、言葉を添える
グラフ全部を説明しなくて大丈夫。
・一番気分が上がったところ
・一番気分が下がったところ
この2点にだけ、軽くメモを書いてみてください。
「人に頼られたのが嬉しかった」
「周りと比べられるのがつらかった」
ここに、あなたの価値観や強みの“原石”があります。
きれいにしなくていい。むしろ、汚い方がいい
モチベーショングラフは、
・成長ストーリーを作るものではありません
・ポジティブにまとめる必要もありません
「自分は、何に反応する人間なのか」
それを知るための道具です。
上手くいった理由より、
「なぜ、その時に心が動いたのか」。
そこを眺める時間そのものが、
自己認識と内省の第一歩になります。
年末年始の時間がある時にやってみてくださいね。
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