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国際交流と異文化理解って、今も本当に必要なんですか?

こんにちは、森です。

今日は、最近よく聞くようになった空気感から始めたいと思います。

円安、物価高、将来への不安。
そんな状況もあってか、

「やっぱり内向きのほうが安心じゃないか」
「まずは自国を守るべきじゃないか」

こうした声が、以前よりも目立つようになりました。

保守的な考え方そのものが悪いわけではありません。
安定や継続を重んじる姿勢には、ちゃんと意味があります。

でも今日は、
「じゃあ国際交流や異文化理解って、今はもう必要ないの?」
という問いについて、森なりの見方を話してみたいと思います。



生徒からの質問

最近ニュースを見ていると
自国優先とか、保守的な意見が支持されている気がします。
正直、海外のことより
日本のことで手一杯な感じもします。国際交流とか異文化理解って、
今の時代でもそんなに大事なんですか?

うん、とても正直な感覚だと思います。
不安なときほど、人は「近いもの」「慣れたもの」に寄りたくなる。

それ自体は、自然なことです。


国際交流は「きれいごと」なのか?

国際交流というと、

  • 仲良くしよう

  • 文化を尊重しよう

  • 世界は一つ

そんな“きれいな話”に聞こえることがあります。

でも森は、
国際交流の本質はそこじゃないと思っています。

それは、

「自分たちの当たり前が、当たり前じゃないと知ること」

です。


異文化理解は「相手を知ること」じゃない

ここ、よく誤解されます。

異文化理解=
相手の国の歴史やマナーを覚えること
と思われがちですが、それは一部にすぎません。

もっと大事なのは、

「自分は、どんな前提で物事を見ているか」
に気づくこと。

たとえば、

  • なぜそれを失礼だと感じたのか

  • なぜそれが効率的だと思ったのか

  • なぜそれが不安に思えたのか

異なる価値観に触れたとき、
初めて自分の思考のクセが浮かび上がる。

これが、国際交流の一番の価値です。


保守と国際理解は、対立しない

ここは、はっきり言っておきたい。

保守的であることと、
国際的な視点を持つことは、矛盾しません。

むしろ逆です。

自分の国や文化を大切にしたいなら、
他の国や文化がどう成り立っているかを
知ろうとする姿勢が必要になる。

知らないまま守ろうとすると、
不安や恐れが先に立ってしまう。


「外を見る力」は、就活や社会でもそのまま使われる

これは就活にも直結します。

企業が見ているのは、

  • 正しい意見かどうか

  • グローバル経験があるか

だけじゃありません。

「違う前提を、どう扱える人か」

これを見ています。

異なる価値観に出会ったとき、

  • シャットアウトするのか

  • 否定するのか

  • 一度立ち止まって考えられるのか

この姿勢は、
国際交流でも、チームでも、社会でも同じです。


森が大事にしてほしい視点

最後に、これだけ持ち帰ってほしい。

国際交流や異文化理解は、

  • 外国を好きになるためのものじゃない

  • 自分を否定するためのものでもない

「世界を見るレンズを増やすこと」

です。

不安な時代だからこそ、
視野を狭めるより、
見方を増やしておく。

それは、
自分を守る力にもなります。


円安も、政治も、経済も、
簡単な答えはありません。

でも、考え方の選択肢は増やせる。

今日の問いは、これです。

「自分は、どんな前提で
“日本”や“世界”を見ているんだろう?」

この問いを持てたなら、
それがもう、国際理解の第一歩です。

また聞かせてください。

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