業界は絞るべき?幅広く見るべき?就活で迷ったときの考え方
生徒からの質問に答える形で始まった『教えて森さん』
今回は生徒から受けたこんな質問への僕なりの回答を記事にしてみました
業界をどのように絞っていけば良いかについて、アドバイスをいただきたいです。また業界は絞り込むべきでしょうか、それとも幅広く考えるべきでしょうか?
前回はこちら。
志望業界について、どう絞っていけばいいか、そして絞るべきか幅広く見るべきか、悩んでいるんだね。
その気持ち、すごくよく分かるよ。
たくさんの選択肢があって、どれを選べばいいのか分からなくなる。
まるで広い海に出た船みたいに、どこに向かえばいいか迷子になっているような感覚かな。
就職活動や転職活動って、本当にエネルギーがいるし、自分の将来を決める大切な時期だから、余計に力が入っちゃうんだよね。
求人サイトを見ていると、聞いたこともないような業界や、キラキラして見えたり、難しそうに見えたりする業界が山ほど出てくるじゃない?
「え、こんな仕事があるんだ」
「これは一体何をやっているんだろう?」って、最初は興味津々で見ているうちに、だんだん情報過多で頭がパンクしそうになる。
あれもこれも良さそうに見えたり、逆にピンとこなかったり。
まるで、たくさんの美味しそうなメニューが並んだバイキングに来たのに、お腹の容量が限られていることを思い出して、何から手を付けていいか分からなくなっちゃう感じ?

どれも食べたいけど、全部は無理だなって。
それでね、「早く絞らなきゃ」「みんなはもう決めているのかな」って、焦る気持ちも出てくるかもしれない。
周りの声が気になったり、「○○業界が伸びているらしいよ」なんて情報に振り回されたり。
大丈夫だよ、君だけじゃないから。みんな、同じように迷いながら、一歩ずつ進んでいるんだ。
「業界は絞り込むべきか、それとも幅広く考えるべきか?」という問いも、すごくストレートで良い問いだと思う。
でもね、これに「こうすべき!」っていう絶対の正解があるわけじゃないんだ。
例えば、君が「どうしてもこれがやりたい!」っていう明確な目標や夢を持っているなら、自然とその関連業界に絞っていくのが効率的かもしれないよね。
まるで、行きたい山が決まっているから、その登山道を探すみたいに。

でも、
「まだ何がやりたいか分からないけど、こういう雰囲気の仕事が良いな」
「人と関わるのが好きだから、そういう仕事がいいかな」
「面白いことが好きだから、新しいサービスを生み出すような仕事に興味があるな」
くらいのぼんやりしたイメージしかないなら、最初は無理に絞ろうとしない方が、むしろ視野が広がって良い発見があるかもしれない。
これは、色々な道がある森の中を、あえて決めずにブラつきながら、面白そうな光景を探すみたいな感じかな。

だからね、最初は「幅広く見る」ことから始めてもいいんじゃないかな?
全部を深く知ろうとする必要はないんだ。
まずは「へぇ、こんな業界もあるんだ」くらいの軽い気持ちで眺めてみる。気になる見出しがあったら、少しだけ読んでみる。
まるで、本屋さんで立ち読みするみたいにね。

その中で、「あれ?なんか気になるな」「もう少し詳しく知りたいな」っていう業界がいくつか出てくるかもしれない。
そしたら、今度はその気になる業界について、もう少しだけ掘り下げて調べてみる。
企業の説明会を聞いてみたり、OB/OG訪問やインターンシップがあれば参加してみたり。
これは、立ち読みで気になった本を、家に持って帰って少し読み進めてみるイメージかな。
無理に「これだ!」と決めなくても大丈夫。
最初はピンとこなくても、知っていくうちに面白くなることもある。
逆に、「これは違うな」と感じることもあるだろう。それで良いんだよ。
その「違うな」も、自分を知る大切なヒントだから。
大切なのは、「完璧な一つ」を見つけようと気負いすぎないこと。
そして、「絞らなきゃ」というプレッシャーに押しつぶされないこと。
君にとって、「なんとなく面白そう」「これなら続けられそう」「こういう人たちと一緒に働けたら楽しそう」といった、自分の中の小さな声に耳を澄ませてみることなんだ。
じゃあ、小さな一歩として、今日一つだけ、今まで知らなかった業界について調べてみようか?
あるいは、なんとなく気になっていた業界の求人を一つだけ見てみようか?その一歩が、君の次の「面白い」や「気になる」に繋がるかもしれない。
業界を絞ることも、幅広く見ることも、どちらも君の「働く」という未来を作るための大切なプロセスだ。
焦らず、自分自身を大切にしながら、探求の旅を楽しんでいってほしいな。君ならきっと、君にぴったりの道を見つけられるよ。
応援しているからね。
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