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この夏の“選択”が、半年後の就活を変える。

今回は生徒から受けたこんな質問への僕なりの回答を記事にしてみました。

もし森先生が今、大学3年生でしたら、今年の夏休みは具体的にどのような活動をしますか?参考になるような計画がありましたら、教えてください。

生徒からの質問に答える形で始まった『教えて森さん』前回はこちら。

君からの質問、ありがとう。君が今、大学3年生で、夏休みに何をしようか、考えているんだね。

うんうん、すごくよくわかるよ。

大学3年生の夏休みって、なんかちょっと特別な感じがする時期だよね。就職活動がぼんやり見えてきたり、周りの友達が妙に忙しそうに見えたりして、「あれ、僕、このままでいいのかな?」って、急に焦り始めたり。

一方で、最後の自由な夏休みかもしれない!

ってウキウキする気持ちもあるし、でも、具体的に何をしたらいいのかわからなくて、結局何も手につかないまま時間だけが過ぎていくんじゃないか…って不安になったり。
頭の中がぐるぐるしちゃう気持ち、痛いほどわかるよ。

もし僕がね、今、本当に大学3年生だったら…って想像してみるね。

たぶん、まず「何かしなきゃ!」って、やたらといろんなことを調べ始めると思うんだ。

インターンシップ?資格?海外旅行?ボランティア?でも、情報が多すぎて、結局どれもこれも中途半端に感じちゃって、スマホを閉じる…みたいな日もあるかもしれない。

朝起きて、とりあえずコーヒーでも淹れて、今日こそは!って思っても、気づいたらエアコンの効いた部屋でゴロゴロしながら、猫の動画を延々と見ちゃってたりして。

「あーあ、今日も一日が終わっちゃった…」って、ちょっぴり自分を責めたりね。

でもね、そんな自分も、僕は許してあげたいなって思うんだ。
だって、夏休みって、そういう「ちょっとだらけちゃう日」があってもいいじゃない?

毎日毎日、全力で走り続けなくたって、大丈夫。
人間だもの、時には休憩も必要さ。

だから、もし僕が3年生なら、たぶんね、具体的な「ToDoリスト100」みたいなものは作らないかな。

もちろん、目標を立てることは大事だけど、「これを全部達成しなきゃ夏休みじゃない!」って、自分を追い詰めるのはやめようって思う。

それよりも、「この夏、何をしたら心がちょっと軽くなるかな?」「何に触れたら、ちょっと面白いなって思えるかな?」って、自分の心の声に耳を澄ませる時間を大切にすると思うんだ。

たとえば、計画を立てるとしたら、こんな感じかな。

まずは、大きな紙に「この夏、なんとなく気になっていることリスト」でも作ってみる。

「読んだら面白そうな本」
「行ってみたい場所(遠くても近くても)」
「会って話してみたい人(有名人じゃなくていいんだ、近所のおばちゃんとかでも)」
「ちょっとかじってみたいこと(写真、料理、プログラミング、盆栽…なんでも!)」

みたいに、本当にざっくりと書き出してみる。

そして、その中から「あ、これ、今日ならできそうかも」っていうのを、その日の気分で一つ選んでやってみる。

たとえそれが、リストの一番下にある「近所の公園でぼーっとしてみる」だったとしても、それでいいんだ。

全部を完璧にこなそうとしない。

できなかった日があっても、「まあ、明日やろう」って、軽く流す。

大事なのは、「やれた!」っていう小さな成功体験を積み重ねることよりも、「やってみようかな」って、自分の好奇心に従ってみることじゃないかな。

具体的な活動として参考になるか分からないけど、僕だったら、例えばこんなことをするかもしれないな。

「知らない誰かの人生に触れる旅」

これは物理的な旅じゃなくてもいいんだ。
図書館に行って、普段絶対に手に取らないようなジャンルの本(哲学書とか、昆虫図鑑とか、詩集とか!)を読んでみる。

古着屋さんで、服に付いているタグからその国の文化に思いを馳せてみる。
ドキュメンタリー映画を見てみる。

つまり、自分の知らない世界をちょっと覗いてみるイメージ。

「一日『好き』だけをする日」

 予定を何も入れない日を何日か作る。

そして、その日一日、自分が「好きだなぁ」って思うことだけをして過ごす。
お昼寝するのもいいし、お気に入りの漫画を読み返すのもいい。
誰かと話したければ話すし、一人になりたければ一人になる。

ただひたすら、自分の「好き」と向き合う日。

「『人に話してみる』週間」

普段あまり話さない人に、軽い気持ちで話しかけてみる。

バイト先の同僚とか、サークルの後輩とか、地域のボランティアに参加してみるとか。
何か特別な話をしようとしなくてもいいんだ。
「最近暑いですね〜」から始めてみる。

自分とは違う価値観に触れることで、新しい発見があるかもしれない。

どれも、すごく地味に聞こえるかもしれないね。でも、大きなことじゃなくていいんだ。
この夏、「君が」何に少しでも心が動かされるか。
その小さな「ひっかかり」を大切にしてみるのが、「森さん」流の夏休みの過ごし方かもしれない。

もちろん、インターンシップに挑戦したり、資格の勉強を頑張ったりするのも、とっても素晴らしいことだよ。

もし君がそれに「やってみたい!」ってワクワクするなら、ぜひ全力でやってみてほしい。

でも、「やらなきゃいけない」っていう義務感だけで、心が重くなるなら、立ち止まってみる勇気も必要だと思うんだ。

夏休みは、君だけの時間。誰かと比べる必要なんて全くないんだよ。

この夏、君にとって、何か一つでも「あ、これ、やってよかったな」って思える時間になりますように。その小さな一歩が、君の未来に繋がる、素敵な種になりますように。心から応援しているよ。

生徒からの質問に答える形で始まった『教えて森さん』初回はこちら。

2回目はこちら

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