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カクヨム発ホラー作品まとめ


たまに見かける『カクヨム発ホラー』って、どんなものがあるの?

書店などに行くと、時折帯の部分に「カクヨム発」とか出ている本を見かけますね。
2025年の夏に映画化された「近畿地方のある場所について」などが有名で、WEB小説サイト「カクヨム」に掲載することにより、書籍発売に至ったという作品がちらほら見受けられます。

そう言った作品を見て、「カクヨムに作品を掲載すると、いきなり作家デビューも出来る可能性が?」と考えて興味を持つ方もおられると思います。

その他にも、「『近畿地方のある場所について』とかが面白かったけれど、他にはどんな作品があるのかな?」という風にカクヨム発ホラーに興味を持たれる方もいるかと思います。

そういう方のお役に立てるよう、当ページではカクヨムが始まった2016年から今に至るまでに書籍化されてきた作品の一覧を掲載したします。

ちなみに情報のソースはカクヨムのサイト内にある「書籍化・映像化・ゲーム化作品」というページより。

そこに掲載されているホラー作品を見つけ出し、まとめ上げたのがこの一覧です。

(※ちなみに、ここに出ている作品をホラーとしてのサブジャンル「モキュメンタリー系」、「心霊系」、「土俗系」などでまとめた別記事もあるので、分類を見たい方は参考にどうぞ)

(※その他、『カクヨムコン〈ホラー部門〉受賞作一覧』は別の記事にて個別にまとめてあります)

(※この一覧の作成に関しては、全て筆者個人による『100%のマンパワーの産物』となります(AIは使いこなせない)。かなり苦労したので、是非ともお役に立てれば嬉しいです……)

(追記:その後、カクヨムの書籍化一覧ページはジャンルごとの検索機能も実装したようで。苦労してリスト作ったら途端にこれとは……。いや、便利になるのはいいことですけどね)

歴代書籍化作品一覧

『2016年』(1作品)

『2017年』(3作品)

  • エスケープ・シープ・ランド(馬場翁)

  • 限界集落・オブ・ザ・デッド(ロッキン神経痛) (※第2回カクヨムWEB小説コンテスト〈ホラー部門〉大賞受賞作品)

  • 常夜ノ国ノ天照(諸口正巳) (※第1回カクヨムWEB小説コンテスト〈ホラー部門〉特別賞受賞作)

『2018年』(5作品)

  • 格安温泉宿を立て直そうとしたらハーレム状態になったんだけど全員人外なんだ(うみ) (※第2回カクヨムWEB小説コンテスト〈ホラー部門〉特別賞受賞作品)

  • クトゥルフ神話 探索者たち 鈴森君の場合(墨の凛) (※第1回カクヨムWEB小説コンテスト〈ホラー部門〉特別賞受賞作品)

  • 邪神任侠 家出JCを一晩泊めたら俺の正気度がガリガリ削れた(海野しぃる) (※NOVEL 0「大人が読みたいエンタメ小説コンテスト」特別賞受賞作品)

  • 本当はこわい話 かくされた真実、君は気づける?(小林丸々)

  • コンビニで夜勤バイトを始めまして。(天野アタル)

『2019年』(2作品)

  • 世にも奇妙な商品カタログ(地図十行路)

  • 帝都つくもがたり(佐々木匙) (※第4回角川文庫キャラクター小説大賞〈読者賞〉受賞作)

『2020年』(0作品)

(5分で読書アンソロジーがあったのみで、単著での書籍化はなし)

『2021年』(1作品)

  • 異端の祝祭(芦花公園)

『2022年』(4作品)

  • 屍介護(三浦晴海)

  • 走る凶気が私を殺りにくる(三浦晴海)

  • ほねがらみ(芦花公園) (※幻冬舎より刊行)

  • 領怪神犯(木古おうみ) (※第7回カクヨムWEB小説コンテスト〈ホラー部門〉大賞受賞作)

『2023年』(10作品)

  • ゆるコワ! ~無敵の女子高生二人がただひたすら心霊スポットに凸しまくる!~(谷尾銀) (※第7回カクヨムWEB小説コンテスト〈ホラー部門〉特別賞受賞作)

  • 鬼妃 ~「愛してる」は、怖いこと~(鉈手璃彩子 ) (※第7回カクヨムWEB小説コンテスト〈ホラー部門〉特別賞受賞作)

  • 聖者の落角(芦花公園)

  • 少女怪異紀行(漫画:牧野康平 著者:枢木縁) (※第7回カクヨムWEB小説コンテスト〈ホラー部門〉ComicWalker漫画賞受賞作品)

  • 夜道を歩く時、彼女が隣にいる気がしてならない(和田正雪)

  • 夜行奇談(東亮太)

  • めんとりさま Faceless Summer(カムリ) (※「カクヨム甲子園2018」【ロングストーリー部門】奨励賞受賞作品)

  • 近畿地方のある場所について(背筋)

  • みんなこわい話が大すき(尾八原ジュージ) (※第8回カクヨムWEB小説コンテスト〈ホラー部門〉大賞受賞作品)

  • 対怪異アンドロイド開発研究室(饗庭淵) (※第8回カクヨムWEB小説コンテスト〈ホラー部門〉大賞受賞作品)

『2024年』(15作品)

  • 歪つ火(三浦晴海)

  • 1分で読めるこわい話 きょうふ小学校(作:松本うみ 絵:小津)

  • 美大生・月浪縁の怪談 (白目黒) (※第8回カクヨムWEB小説コンテスト〈ライト文芸部門〉特別賞受賞作

  • 夫恋殺 つまごいごろし(魚崎 依知子) (※第8回カクヨムWEB小説コンテスト〈ホラー部門〉特別賞受賞作品)

  • 致死率十割怪談(春海水亭) (※はてなインターネット文学賞、カクヨム「ご当地怪談」読者人気賞受賞作品と書き下ろし60枚を含む渾身の作品集)

  • 邪祓師の腹痛さん(深川我無) (※第8回カクヨムWEB小説コンテスト〈映画・映像化賞〉佳作)

  • Q eND A(獅子吼れお) (※角川ホラー文庫デスゲーム小説コンテスト大賞受賞作品)

  • 邪神退治24時 クトゥルフ・ブラッド伝(毒島伊豆守) (※カクヨムネクスト連載作品)

  • 右園死児報告(真島文吉)

  • 入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください(寝舟はやせ)

  • 死に髪の棲む家(織部泰助) (※第44回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈読者賞〉作品)

  • わたしと一緒にくらしましょう(尾八原ジュージ)

  • おごさま(小紫)

  • 檻降り騙り(木古おうみ)

  • Re:Re:Re:Re:ホラー小説のプロット案(八方鈴斗) (※第9回カクヨムWEB小説コンテスト〈ホラー部門〉大賞受賞作品)

『2025年』(14作品)

  • 入居者全滅事故物件(春海水亭)

  • 咎喰みの祓魔師(深川我無) (※第9回カクヨムWEB小説コンテスト〈ホラー部門〉特別賞受賞作品)

  • 嘘つきは同じ顔をしている(和田正雪)

  • 完璧な家族の作り方(藍上央理) (※note主催・創作大賞2024〈角川ホラー文庫賞〉受賞作)

  • 偽葬家の一族(木古おうみ) (※カクヨムネクスト連載作品)

  • オウマガの蠱惑(椎葉伊作) (※第9回カクヨムWEB小説コンテスト〈ホラー部門〉特別賞受賞作品)

  • 怪異ー百モノ語ー 僕が君に語りたい百の怖い話(椎葉伊作)

  • この会社は実在しません(ヨシモトミネ)

  • なぜ「あしか汁」のことを話してはいけないのか(三浦晴海) (※宝島社より刊行)

  • 無職マンのゾンビサバイバル生活 欲求に忠実なソロプレイをしたら、現代都市は宝の山でした(秋津モトノブ) (※第9回カクヨムWEB小説コンテスト〈ホラー部門〉特別賞受賞作品)

  • 意味がわかると怖すぎる学校の記録(作:狐歪野ツッコ 絵:湖西晶)

  • 睡蓮、願わくは永遠に(汐海有真) (※第9回カクヨムWEB小説コンテスト〈映画・映像化賞〉佳作)

  • その心霊バイト、危険につき ~ビンボー少女とパチモン巫女のオカルトバイト営業忌録~(雪車町地蔵) (※第9回カクヨムWEB小説コンテスト〈ホラー部門〉特別賞受賞作品)

  • 京都市民限定で求人が出ているとあるバイトについて(円居挽) (※カクヨムネクスト連載作品)

『2026年』(17作品~)

  • 不動産奇譚 神憑み之函(藍内友紀)

  • このマンションに老人は入居できません(新田漣) (※スターツ出版より刊行)

  • 三重県津市西区平山町2-15-7(大舟) (※カクヨムコンテスト10 ホラー部門大賞受賞作品)

  • あるネット掲示板の奇妙な書き込み(機村械人) (※カクヨムコンテスト10 ホラー部門特別賞受賞作品)

  • パルメザンのちっぽけな祝福(黒澤主計) (※カクヨムコンテスト10 ホラー部門特別賞受賞作品)

  • ある警察官の奇妙な告発にまつわる諸資料(やまだのぼる) (※カクヨムネクスト連載作品)

  • 僕の妹をさがさないでください(春海水亭)

  • この子のために死んでくれ。(魚崎依知子)

  • 「ヨシエさんの写真」に関する文書群(厠谷化月)

  • XXX日後に呪われるだけの誰かさんの日記(寝舟はやせ) (※第13回ネット小説大賞受賞作品)

  • 『昭和阿佐ヶ谷レジデンス』に関する取材記録(霜月あさみ) (※カクヨムネクスト連載作品)

  • 愛より出でて怪より呪わし (春海水亭) (※カクヨムネクスト連載作品)

  • 禍系図(鋏池穏美) (※カクヨムコンテスト10〈ホラー部門〉特別賞受賞作品)

  • ダクダデイラ(餅屋䖸)

  • カイダンドローム (阿澄思惟)

  • 町の地図には、恐怖がいっぱい (七倉イルカ) (※竹書房より出版)

  • このショッピングモールは迷子を歓迎しています  (ヨシモトミネ)

『近日発売予定』

  • E中学校2004年6月の給食献立表(ジロギン2) (※角川学園ミステリー&ホラー小説コンテスト【ナツガタリ'25】大賞受賞作品)

  • 商品レビューで構成されたホラーです(くぐつけいれん) (※カクヨムコンテスト10〈ホラー部門〉特別賞受賞作品)

  • さよなら、悪魔(京野薫) (※カクヨムコンテスト10〈ホラー部門〉特別賞受賞作品)

  • 骸欠血損する食品群に関する一連の報告書(初枝れんげ)(※カクヨムコンテスト11〈ホラー部門〉大賞受賞作品)

  • 寐厨の番―菰野岩署特掃班・神堂三雲―(珠邑ミト) (※カクヨムコンテスト11〈ホラー部門〉特別賞受賞作品)

  • モキュメンタリーホラー映像を作ることになりました(鈴木一矢) (※カクヨムコンテスト11〈ホラー部門〉特別賞受賞作品)

  • ぼくらの裏バイト生活(佐倉みづき) (※カクヨムコンテスト11〈ホラー部門〉特別賞受賞作品)

  • 除霊師のレイさんは除霊よりもロックがしたい(九十九 弥生) (※カクヨムコンテスト11〈ホラー部門〉コミカライズ賞受賞作品)

(※受賞などで書籍化企画は進んでいるけれど、まだリリース情報などが出ていないものを記載しています)

 その他、カクヨム発ホラー作品をジャンル別に分けた記事もありますので、作風別に見たい方はこちらもオススメです。

雑感

これまでの書籍化に関しては、序盤は『カクヨムコンテスト〈ホラー部門〉の受賞作品』が出版される部分が主となっていたようですね。

それが2019年の『コンビニで夜勤バイトを始めまして。(天野アタル)』が書籍化し、2021年に『異端の祝祭(芦花公園)』、2022年に『屍介護(三浦晴海)』『走る凶気が私を殺りにくる(三浦晴海)』と続く形に。

2022年から一時は募集をやめていた『カクヨムコンテスト〈ホラー部門〉』が再開され、出版点数が大幅に増えていったのが見て取れます。

その上で2023年に『近畿地方のある場所について(背筋)』が出てきたことにより、カクヨム発のホラーだけでなく、国内でのホラー小説の出版も勢いを増していったという形になっているようですね。

作品詳細

これまで刊行されてきた作品の紹介です。
あらすじと一緒に表紙を見ることにより、どんな作品がこれまで出てきたかイメージしやすくしてあるます。

(表紙画像を貼れないので、Amazonページのリンクで表紙が見えるようにしてあります)

『2016年』(1作品)

僕の妹はバケモノです(鹿角フェフ) (※第1回カクヨムWEB小説コンテスト〈ホラー部門〉大賞受賞作品)

(あらすじ)暁人はある朝に『妹』に起こされる。しかし、妹はもう存在していないことを思い出す。そこから徐々に日常が侵食されていく。

『2017年』(2作品)

エスケープ・シープ・ランド(馬場翁)

(あらすじ)孤島の遊園地で始まる殺戮のゲーム。親からの虐待により、人間不信の中、どこか醒めた生活を送っていた柏木大悟は、突然、見知らぬ女子とペアを組み、命を賭けたゲームに参加させられることになるが……

限界集落・オブ・ザ・デッド(ロッキン神経痛) (※第2回カクヨムWEB小説コンテスト〈ホラー部門〉大賞受賞作品)

(あらすじ)老人たちが住む限界集落に危機が訪れる。死んだ人間は『留人』と呼ばれる亡者としてさまようことが普通になっている世界。そんな世界にある限界集落が亡者の群れに襲われ、老人たちが決死の戦いを繰り広げることに。

常夜ノ国ノ天照(諸口正巳) (※第1回カクヨムWEB小説コンテスト〈ホラー部門〉特別賞受賞作)

(あらすじ)隻眼の女子高生、火野坂暁は異世界に迷い込む。『ヒガシ町』の男達に救われたことにより、暁は自分の命を執拗に狙うニシ町の者たちと戦うことになっていく。

『2018年』(4作品)

格安温泉宿を立て直そうとしたらハーレム状態になったんだけど全員人外なんだ(うみ) (※第2回カクヨムWEB小説コンテスト〈ホラー部門〉特別賞受賞作品)

(あらすじ)筒木勇人は飛騨高山を旅行中、美少女ばかりが働く温泉宿へと迷い込む。そこは人外が経営する温泉宿であり、勇人は 彼女たちに宿を立て直して欲しいと請われ、奮闘することに。

クトゥルフ神話 探索者たち 鈴森君の場合(墨の凛) (※第1回カクヨムWEB小説コンテスト〈ホラー部門〉特別賞受賞作品)

(あらすじ)高校生になった鈴森は幼馴染の伊吹みのりと再会するが、みのりは『深淵研究会』というオカルト団体に所属していた。「一緒に世界を救ってほしい」と頼まれ、邪神絡みの様々な事件と関わっていくことに。

邪神任侠 家出JCを一晩泊めたら俺の正気度がガリガリ削れた(海野しぃる) (※NOVEL 0「大人が読みたいエンタメ小説コンテスト」特別賞受賞作品)

(あらすじ)札幌の薬局に勤める香食禮次郎は鬱屈とした日々を送っていた。しかし一人の少女と出会ったことで彼の人生は一変する。クチナシと名乗る少女との出会いが後に訪れる狂気の世界への入り口だと、彼はまだ知らなかった。

本当はこわい話 かくされた真実、君は気づける?(小林丸々)

(解説)いわゆる『意味がわかると怖い話』のシリーズ。角川つばさ文庫より発売。その後も十巻以上がリリースされている。

コンビニで夜勤バイトを始めまして。(天野アタル)

(あらすじ)25歳のフリーターである袴田は、自殺の名所である樹海の中心にたたずむいわくつきのコンビニで夜勤バイトを始める。様々な霊現象が起こり、個性豊かな店員たちと共に過ごす中で彼はなぜ自分がその店に招かれたかを知ることに。

『2019年』(2作品)

世にも奇妙な商品カタログ(地図十行路)

(あらすじ)ショッキングピンクのど派手なパーカーを来て、トランクを引く眼帯の少女。彼女が紹介してくる商品の数々を使うと、必ず予想外の結末が起こり……。(角川つばさ文庫より発売。十巻以上リリースされるシリーズ)

帝都つくもがたり(佐々木匙)

(あらすじ)昭和初期の帝都・東京。怖がりの文士の大久保と記者・関が、怪談を集めて各地を回る。

『2020年』(0作品)

(5分で読書アンソロジーがあったのみで、単著での書籍化はなし)

『2021年』(1作品)

異端の祝祭(芦花公園)

就職浪人生の島本笑美には、物心ついた時から『生きている人間』と(そうでないもの』の区別がつかなかった。やがて彼女はヤンと名乗る青年社長と出会って心を奪われ、彼の経営する食品会社に就職するが、『研修』という名のもとで連れていかれた先には奇声をあげながら這い回る人々が……

『2022年』(3作品)

屍介護(三浦晴海)

(あらすじ)看護師から介護業界に転職した栗谷茜は、山奥の屋敷で、寝たきりの婦人をヘルパーとして住み込みで介護することになった。しかし、妃倭子というその婦人は、なぜか頭に黒い袋を被せられ、肌は不気味に変色し、言葉を発することも動くこともなかった。

走る凶気が私を殺りにくる(三浦晴海)

(あらすじ)介護タクシー会社に勤務する芹沢千晶は、ある日、仕事中に後続車からあおり運転を受けた。黒く巨大な車は獣のように荒々しく、車間を詰めてパッシングを繰り返す。助手席に認知症の老人を乗せる千晶は、次第に不安と恐怖を抱き始める。

ほねがらみ(芦花公園) (※幻冬舎より刊行)

(あらすじ)大学病院勤めの「私」の趣味は、怪談の収集だ。知人のメール、民俗学者の手記、インタビューの文字起こし。それらが徐々に一つの線でつながっていった先に、私は何を見たか。

領怪神犯(木古おうみ) (※第7回カクヨムWEB小説コンテスト〈ホラー部門〉大賞受賞作)

(あらすじ)日本各地で起こる人智を越えた現象『領怪神犯』。それに対処するために密かに存在する公的機関『領怪神犯特別調査課』。そこに所属する片岸が部下である女性調査員の宮木と共に怪事件を捜査していく連作短編集。

『2023年』(10作品)

ゆるコワ! ~無敵の女子高生二人がただひたすら心霊スポットに凸しまくる!~(谷尾銀) (※第7回カクヨムWEB小説コンテスト〈ホラー部門〉特別賞受賞作)

(あらすじ)桜井梨沙と茅野循の最強女子高生コンビがオカルト研究会を結成。心霊スポットを探索し、調査結果を会報にまとめていく。
病院の廃墟や呪いの神社、最凶事故物件など、霊現象をパワフルに解決していく。

鬼妃 ~「愛してる」は、怖いこと~(鉈手璃彩子) (※第7回カクヨムWEB小説コンテスト〈ホラー部門〉特別賞受賞作)

(あらすじ)大学生の亜湖は『怪談朗読を投稿した』ことにより幼馴染の知景が死んだと聞く。『鬼に纏わる村の言い伝え』があり、それは話すと祟られる「忌み話」だったのだとされる。
その後も起こり続ける惨劇。その果てに亜湖は「鬼妃」と呼ばれる存在にたどり着き……。

聖者の落角(芦花公園)

(あらすじ)病院に忽然と現われ、子どもたちの願いを叶える謎めいた黒服の青年。難病も嘘のように完治するが、子どもたちの態度が豹変し、異様な言動をするようになる。心霊案件を扱う佐々木事務所に相次いで同様の相談が舞い込み、原因を探るるみは、土地にまつわる月と観音信仰が鍵だと掴むが……

少女怪異紀行(漫画:牧野康平 著者:枢木縁) (※第7回カクヨムWEB小説コンテスト〈ホラー部門〉ComicWalker漫画賞受賞作品)

(あらすじ)枢木縁は頭の中で響く奇妙な声に悩まされていた。そんな中で美少女陰陽師の草壁蒼子と出会い、怪異退治の仕事を手伝ってほしいと言われる。そうして蒼子と全国の怪異を巡ることに。

夜道を歩く時、彼女が隣にいる気がしてならない(和田正雪)

(あらすじ)零細出版社でアルバイトをしている大学生の米田は、実話怪談の記事の執筆を担当している「怪談ライター」。米田は取材の最中に、乃亜という不思議な、赤い服を着た女性と出会う。
彼女はオカルトマニアで実際に怪談の現場に多数足を運び、科学的に証明できるのかどうかや、再現性がある事象なのかどうかを確かめているのだった。

夜行奇談(東亮太)

(あらすじ)怪しい出来事に遭遇すると、昔から人は「解釈」を試みてきた。幽霊・狐狸・妖怪を想像して「正体」にしようとした。「解釈」や「正体」をすべて削ぎ落して生まれたものが「怪談」なら、そこに「得体」を添えると……。

めんとりさま Faceless Summer(カムリ) (※「カクヨム甲子園2018」【ロングストーリー部門】奨励賞受賞作品)

(あらすじ)大学三年の夏休み。おれは水素水詐欺にあった祖母の様子を見に、静岡へと向かう。久しぶりに逢う祖母の目はうっとりとしていて、同じ言葉を繰り返す。爺さんが死んだのは、めんとりさまのせいだ。
そして、祖母は失踪した。祖母の行方を追うため「めんとりさま」の正体を調べる

近畿地方のある場所について(背筋)

(あらすじ)「こしいれせよ」、「柿もあるよ!」、「見つけていただきありがとうございます」
……情報をお待ちしています。

みんなこわい話が大すき(尾八原ジュージ) (※第8回カクヨムWEB小説コンテスト〈ホラー部門〉大賞受賞作品)

(あらすじ)『よみごさん』と呼ばれる霊能力者の志朗貞明の活躍シリーズの第一作。『ナイナイ」と呼ばれる押し入れの中のお化けと少女ひかりの交流に端を発し、次第に学校や家庭などに異変が広がっていく。

対怪異アンドロイド開発研究室(饗庭淵) (※第8回カクヨムWEB小説コンテスト〈ホラー部門〉大賞受賞作品)

(あらすじ)白川研究室が開発した超高性能アンドロイドのアリサは、機械であるために呪いや祟りを受け付けず、恐怖心すら持たない。
アリサというアンドロイドの目を通し、様々な怪現象が解明されていく。

『2024年』(14作品)

歪つ火(三浦晴海)

(あらすじ)辛い日常から逃れようと、私は一人でキャンプにやってきた。でも、次の日、私はなぜかキャンプ場から出られなくなっていた。しかも、昨夜語り合った人たちは皆、時間がリセットされたかのように「初めまして」と微笑み、昨日とまったく同じ言動を繰り返している。私は確信した。「ここにいてはいけない、これはダメなやつだ」

1分で読めるこわい話 きょうふ小学校(作:松本うみ 絵:小津)

(あらすじ)小学四年生のリホちゃんは、ある日、友だちから、こわいウワサを聞いてしまった。なんでも、わるいことをしたり、ルールをやぶったりした子は、いつのまにか、きょうふ小学校にまよいこんで、さいごはブキミな教室にとじこめられちゃうんだって!

美大生・月浪縁の怪談(白目黒)

(あらすじ)都内美大の映像科に通う芦屋啓介は親友から霊現象が起きていると相談を受ける。そんな中で日本画科の美しい少女、月浪縁に救われる。
縁には「絵に描いた人間に怪奇現象が起こると絵に異変が現れる」という特殊能力があるらしく……

夫恋殺 つまごいごろし(魚崎 依知子) (※第8回カクヨムWEB小説コンテスト〈ホラー部門〉特別賞受賞作品)

(あらすじ)かけつぎ職人をする澪子には、刑事をしている夫の真志がいるが、すれ違いが続ていた。ある日、初恋の相手で幼馴染の泰生が目の前に現れる。同時に澪子の住む町では『訳ありの夫婦』が相次いで亡くなる不審な事件が起きて……

致死率十割怪談(春海水亭) (※はてなインターネット文学賞、カクヨム「ご当地怪談」読者人気賞受賞作品と書き下ろし60枚を含む渾身の作品集)

(あらすじ)くねくねヌンチャク。くねくねヌンチャク。くねくねヌンチャク。くねくねヌンチャク。くねくねヌンチャク。

邪祓師の腹痛さん(深川我無) (※第8回カクヨムWEB小説コンテスト〈映画・映像化賞〉佳作)

(あらすじ)「腹痛さん」こと霊能力者の卜部が活躍するシリーズ第一作。助手の「かめ」ことかなめと共に様々な霊現象を解決しつつ人の業に触れていく連作短編集。

Q eND A(獅子吼れお) (※角川ホラー文庫デスゲーム小説コンテスト大賞受賞作品)

(あらすじ)高校生のAこと芦田叡は、気づくとデスゲームに巻き込まれていた。参加者にはそれぞれ異能力が与えられているが、他者からその異能を指摘されると死が訪れるというルールが。そんな状況でQというクイズ王が立ちはだかる。

邪神退治24時 クトゥルフ・ブラッド伝(毒島伊豆守) (※カクヨムネクスト連載作品)

(あらすじ)凄惨な儀式に巻き込まれ、愛作は大切な家族を失った。愛作自身は駆けつけた邪神ハンターに確保されるが、利用価値がないと断じられ、地下深くの廃棄坑に捨てられてしまう。地の底に棲むのは粘性の邪神眷属・ショゴス。愛作は利害の一致でショゴスと意気投合。

右園死児報告(真島文吉)

(あらすじ)右園死児案件が引き起こした現象の非公式調査報告書である
明治二十五年から続く政府、軍、捜査機関、探偵、一般人による非公式調査報告体系。右園死児という名の人物あるいは動物、無機物が規格外の現象の発端となることから、その原理の解明と対策を目的に発足した。

入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください(寝舟はやせ)

(あらすじ)実母のせいで貯金も住処も失ったタカヒロは、住み込みでマンションの一室を管理する仕事の求人を見つける。雇用の条件は『隣人と必ず仲良くすること』。
他に行き場のないタカヒロはマンションに流れ着くが、待っていたのは明らかに人間ではない『隣人』だった。

死に髪の棲む家(織部泰助) (※第44回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈読者賞〉作品)

(あらすじ)出雲秋泰は幽霊作家(ゴーストライター)の仕事のため『素封家』の屋敷を訪ねる。その家には、死者の口に毛髪を詰めるという奇妙な因習があった。折しも屋敷では身元不明の老人が髪の毛で首を吊る怪事件が発生、秋泰は死体の番をせよと裏山の番屋に閉じ込められる。翌朝、床を人毛が埋め尽くし、死体は別人に入れ替わっていた

わたしと一緒にくらしましょう(尾八原ジュージ)

(あらすじ)シングルマザーの美苗は、幼い娘とともに兄夫婦らのいる家に身を寄せる。そこは有名な事故物件で「ある部屋に絶対に足を踏み入れてはいけない」と言われている。この家はどこかがおかしい……。

おごさま(小紫)

(あらすじ)18歳のさあやは北関東の実家から逃げ出し、東京の歓楽街に行き着き、ホストにはまってしまった。彼女は推しのカイトに尽くしたが、彼からは利用されるばかり。進退きわまったさあやは、実家に伝わる「おごさま」という繭のような形をした呪具を使用することを思いつく。

檻降り騙り(木古おうみ)

(あらすじ)学校で、居酒屋で、読み聞かせボランティアで、各所で囁かれるその"おまじない"は、唱えたものに勇気を与えてくれるという。
彼女達、“おまじない”を唱えたものの元には「ケガレ」と呼ばれる怪異が訪れる。

Re:Re:Re:Re:ホラー小説のプロット案(八方鈴斗) (※第9回カクヨムWEB小説コンテスト〈ホラー部門〉大賞受賞作品)

(あらすじ)次回作を出せず苦戦している小説家の「私」は、「顔の怪異」と呼ばれるものによる怪事が起きていることに気づく。小説のアイデアに使えそうだと担当編集者に連絡するが、それは出版社に伝わる「禁忌題目」というタブーに触れているという話を聞かされて……。

『2025年』(14作品)

入居者全滅事故物件(春海水亭)

(あらすじ)深夜二時に東城明子のスマートフォンにかかってきた電話。『私、ストロング・ザ・メリーさん……』。それは都市伝説怪談めいた内容だった。
だが、何かがおかしい……。ストロング・ザ・メリーさん?

咎喰みの祓魔師(深川我無) (※第9回カクヨムWEB小説コンテスト〈ホラー部門〉特別賞受賞作品)

(あらすじ)科学技術の進歩により、古より別次元に封印されていた悍ましい悪魔の数々を解き放たれた世界。そんな悪魔たちに対処するため、各国に設立された法王庁。『トラウマツキ』と呼ばれる異能を持ったエクソシスト達は日々悪魔たちとの戦闘に身を投じる。

嘘つきは同じ顔をしている(和田正雪)

(あらすじ)弱小出版社の若手編集者・山城龍彦は、社長命令で、事故物件だと言われているマンションに住むことに。学生バイトの小野寺はるかの援軍も得て聞き込みをし、このマンションがお化け屋敷と呼ばれている証言を得るが。

完璧な家族の作り方(藍上央理) (※note主催・創作大賞2024〈角川ホラー文庫賞〉受賞作)

(あらすじ)「完璧な家族の作り方」と名付けられた作品が新人賞に応募されてきた。『著者のある目的』を知り、角川ホラー文庫編集部は本作の書籍化を決定した。

偽葬家の一族(木古おうみ) (※カクヨムネクスト連載作品)

(あらすじ)天涯孤独の青年・出淵恭二は山中で喪服姿の奇妙な若い男女に助けられる。彼らからなぜか「弟」と呼ばれ“平阪家”の一族が住まう家へと連れていかれる。
彼らは疑似家族の形をとり、由縁不明の怪異に、偽の由来や物語をつけて葬ることを生業とする集団――偽葬家だった。

オウマガの蠱惑(椎葉伊作) (※第9回カクヨムWEB小説コンテスト〈ホラー部門〉特別賞受賞作品)

(あらすじ)九州北部の限界集落である朽無村。そこには『大人になるまで見てはいけない』と言い伝えられるものがあった。村のお社に祀られる『シラカダ様』という異形の神の存在の他、代々伝わる異端の信仰などが紐解かれていくようになる。

怪異ー百モノ語ー 僕が君に語りたい百の怖い話(椎葉伊作)

(あらすじ)語り手が収集した場所も、時間も、怖さも全く異なる百の怖い話。そして断片的に語られる語り手が体験した出来事。それが一つの像を結ぶとき……

この会社は実在しません(ヨシモトミネ)

(あらすじ)とある会社で起こったという事件についての記録。その会社について調べることはやめて欲しい。とりあえず、本書を読めば「大丈夫」になります。

なぜ「あしか汁」のことを話してはいけないのか(三浦晴海) (※宝島社より刊行)

(あらすじ)作者である三浦晴海が、急死した大叔父の日記に記された奇妙な単語を調べた際に、実体験したことをまとめた記録。残念ながら共に調べてくれた大学時代の友人も、快活な大叔父の同級生も、高名な学者の先生も、全員もうこの世にはいない。
『私』がたどり着いた真相「あしか汁」とは何なのか。

無職マンのゾンビサバイバル生活 欲求に忠実なソロプレイをしたら、現代都市は宝の山でした(秋津モトノブ) (※第9回カクヨムWEB小説コンテスト〈ホラー部門〉特別賞受賞作品)

(あらすじ)ごく平凡なサラリーマンだった田中野は上司を殴って無職になる。そんな中で世界がゾンビで溢れるようになり、剣客でにある30代無職マンはポストアポカリプスな世界で自給自足や人助けを始める。

意味がわかると怖すぎる学校の記録(作:狐歪野ツッコ 絵:湖西晶)

(あらすじ)「この学校で起こる異変は全部つながります」――そう言い残して、一人の女子生徒が消えた。生徒会のメンバーたちは、彼女の行方を追うため、校内で起こる不可解な出来事を調べ始める。

睡蓮、願わくは永遠に(汐海有真) (※第9回カクヨムWEB小説コンテスト〈映画・映像化賞〉佳作)

(あらすじ)高校生の琴子の親友である「睡蓮」。彼女は「世界中からいじめをなくしたい」と口にする。クラスで起こる陰湿ないじめ。それが琴子の身に波及した時、睡蓮はある行動を取って……

その心霊バイト、危険につき ~ビンボー少女とパチモン巫女のオカルトバイト営業忌録~(雪車町地蔵) (※第9回カクヨムWEB小説コンテスト〈ホラー部門〉特別賞受賞作品)

(あらすじ)十億の借金返済のため大金を求める少女・架城日華は、巫女コスの少女・砥上藍奈と一緒に『心霊バイト』をすることに。滅びかけた世界の中で借金返済のために危険なアルバイトを続ける二人に待つものは……。

京都市民限定で求人が出ているとあるバイトについて(円居挽) (※カクヨムネクスト連載作品)

『2026年』(18作品~)

不動産奇譚 神憑み之函(藍内友紀)

(あらすじ)不動産屋で働く友人・茅ヶ崎恵は不動産屋に誘われて様々な家に入ることになる。住人が失踪した貸家と、空っぽの家に残されたぬいぐるみ。窓が塞がれた家と偽者の両親。箱が詰まった家と金盃。不可思議な家には不可思議なモノが残されていて……

このマンションに老人は入居できません(新田漣) (※スターツ出版より刊行)

(あらすじ)モキュメンタリー動画を配信するYoutuberの果無那海は、ある日、反社会勢力に所属する佐伯という男からとある依頼を受注する。相手の所有する物件を「いわくつき」として広めて欲しいと告げられ、情報収集のために現地へと向かうが……

三重県津市西区平山町2-15-7(大舟) (※カクヨムコンテスト10 ホラー部門大賞受賞作品)

(あらすじ)存在しないはずの住所が検索履歴などの形で出現し、様々な人々のもとで異常な現象が起こる。記者である小林はその住所の秘密を探ろうと関係者たちから話を聞いて回るように……

あるネット掲示板の奇妙な書き込み(機村械人) (※カクヨムコンテスト10 ホラー部門特別賞受賞作品)

(あらすじ)オカルト配信者の仲島勇水はネットの怪談に潜む邪神「アダバミ様」を発見し、その存在を広めるべくライブ配信を始めることに。
だが、そこにはある意図があった……。

パルメザンのちっぽけな祝福(黒澤主計) (※カクヨムコンテスト10 ホラー部門特別賞受賞作品)

(あらすじ)「私は地獄に落ちる」と口にし、突如命を絶ってしまった飼い主の「おばあちゃん」。その悲しみの中でシャム猫のパルメザンは『霊』が見えるようになり、町に蔓延する謎めいた呪いの存在に気づくようになる。

ある警察官の奇妙な告発にまつわる諸資料(やまだのぼる) (※カクヨムネクスト連載作品)

(あらすじ)K警察署への告発の記録。警察官の尾野(仮名)が密かに収集していたのは、K警察署に保管されていた複数の供述調書。そこに記された供述人とのやり取りの内容は、取るに足らないものばかりで作成意図も不明。K警察署が隠蔽する恐ろしい事実とは。

僕の妹をさがさないでください(春海水亭)

(あらすじ)小学生の須藤翔はなぜか自分の「妹」のことを描いたポスターを町で見つける。『須藤陽菜』という名前の妹を探さないで欲しい、と。それを端緒とし、小学生の少年たちが奇妙な事件の数々に巻き込まれていく。この町にはどんな秘密が眠っているのか。

この子のために死んでくれ。(魚崎依知子)

(あらすじ)女癖の悪い不動産営業、皐介は『実の娘』だという幼女と出会う。それと同時に、皐介の親しい人たちが次々に不審死を遂げていく。人々の死と彼女の間にはどんな関係があるのか。それを疑い始めた時には、その子は皐介にとってかけがえのない存在になっていた……。

「ヨシエさんの写真」に関する文書群(厠谷化月)

(あらすじ)見たら呪われると噂される「ヨシエさんの写真」を題材にした映画『ヨシエさん』の公開直前に、監督・道重千歳が急逝。生前の氏が「内容を闇雲にかたってはいけない」と言い残し託した、一冊の取材スクラップブックがあった。

XXX日後に呪われるだけの誰かさんの日記(寝舟はやせ) (※第13回ネット小説大賞受賞作品)

(あらすじ)XXX日後に呪われて死ぬらしい。ある呪いを抱える琴浪は、日々遭遇する怪奇現象、実話怪談を日記に残すことを続けている。「バカ」の霊や、動く肉の塊「生肉」、奇妙ながらもどこか愛嬌のある居候を迎えながら、安アパート暮らしの社畜として命を繋いでいた。

『昭和阿佐ヶ谷レジデンス』に関する取材記録(霜月あさみ) (※カクヨムネクスト連載作品)

(あらすじ)OLの高梨紗英(仮名)はストーカー気質の元カレから逃れようと築50年の物件へ引っ越しを決意する。膨大な防犯カメラにほっとし、穏やかな住人との日常が始まったが、奇妙な掲示板に侵食されていることに気づく。

愛より出でて怪より呪わし (春海水亭) (※カクヨムネクスト連載作品)

(あらすじ)霊能者として悪霊や呪いの問題を解決する「小泉心霊相談所」。しかし、そこに来た段階にはもう手遅れになっていることが多く……

禍系図(鋏池穏美) (※カクヨムコンテスト10〈ホラー部門〉特別賞受賞作品)

(あらすじ)祝織は仏師である志堂の妾として日々を過ごしていた。なぜ、自分はそんな境遇になったのかと疑問を抱く。そんな中で友人の浩介が不審な死を遂げる。刑事の並木らに協力する中で、村に潜んでいる悍ましい秘密が明らかになっていき……

ダクダデイラ(餅屋䖸)

(あらすじ)過去十数年に渡って蒐集されてきた怪文書の数々。それらを共有する目的で編纂された文書。

カイダンドローム(阿澄思惟)

(あらすじ)謎の作家阿澄思惟が蒐集した恐怖体験談の数々。
本書は、著者が2007年から2024年までの間に行った取材および収集した資料に基づく。

町の地図には、恐怖がいっぱい (七倉イルカ) (※竹書房より出版)

(あらすじ)小学五年生のタケルが夏休みに始めたこと。それは自分の住む町の地図を作ること。
 不気味なできごとが起きた場所に、「怪」のマークをつけた特別な地図。
 最初は軽い気持ちで始めた地図づくりだったが、地図が「怪」の印で埋まっていくにつれて、タケルは見慣れた町のなかに、数えきれないほどの不思議が隠されていたことに気づきはじめる……。

このショッピングモールは迷子を歓迎しています  (ヨシモトミネ)

(あらすじ)渡会颯太は、失踪した妹の行方を追う中で、『あるショッピングモール』に関わる一つの奇妙な動画チャンネルに辿り着く。
 「試着室が奈落に通じている服屋」、「異形の子犬が販売されているペットショップ」など、昼間とは別の様相を見せているショッピングモール。
 ……このショッピングモールは、何かがおかしい。

穴のある家をさがしています (藍内友紀)

(あらすじ)父が残した数々の物件が怖かった。京都の不動産屋を継いだ悠翔は奇妙な物件の数々に不安を抱く。
 子供のころに訪れた、夾竹桃に埋もれるように洗濯機が置かれていた、腐臭に満ちた家。猫捜しをきっかけに、悠翔は探偵の拾居にとある依頼をする。──家をさがしてほしいんです。

『近日発売予定』

E中学校2004年6月の給食献立表(ジロギン2) (※角川学園ミステリー&ホラー小説コンテスト【ナツガタリ'25】大賞受賞作品)

(あらすじ)ある中学校で出された給食献立表。ごく普通の献立のようだけれど、細かく見ていくと……。
 この中学校では一体が何が!? 給食メニューを提示することで『異常な事態』を提示していく、前代未聞な新世代モキュメンタリーホラー!

商品レビューで構成されたホラーです(くぐつけいれん) (※カクヨムコンテスト10〈ホラー部門〉特別賞受賞作品)

(あらすじ)とある動画チャンネル。そこではネットの商品ページで見つけた『変わった商品』の感想やレビュー投稿者さんが紹介されていく。

さよなら、悪魔(京野薫) (※カクヨムコンテスト10〈ホラー部門〉特別賞受賞作品)

(あらすじ)子供に恵まれなかった柳瀬卓也と香苗の夫婦は、養護施設で暮らしていた高橋心美という14歳の少女を養子に迎える。だが、関係者たちはなぜか心美に対して怯えたような態度を取っていて。
 蠱惑的な態度で卓也を翻弄する心美。彼らの日常は急速に歪んでいき……。

骸欠血損する食品群に関する一連の報告書(初枝れんげ) (※カクヨムコンテスト11〈ホラー部門〉大賞受賞作品)

(あらすじ)この飲食店の情報をお待ちしています。

寐厨の番―菰野岩署特掃班・神堂三雲―(珠邑ミト)(※カクヨムコンテスト11〈ホラー部門〉特別賞受賞作品)

(あらすじ)M県菰野岩市の『特殊清掃班』の班長、神堂三雲は山村でおきた怪死を含む連続殺人事件の現場に派遣されることになった。今回は本部勤務のある若い刑事・蛇来庚午と組むことになるが、彼は三雲と同様に「見える」人間らしく……

モキュメンタリーホラー映像を作ることになりました(鈴木一矢) (※カクヨムコンテスト11〈ホラー部門〉特別賞受賞作品)

(あらすじ)今年の2月に廃業した映像制作会社に残されていたという資料が今月、「私」の元に送られてきた。彼らは昨今流行りの「モキュメンタリーホラー」を撮ろうとしていたようで……

ぼくらの裏バイト生活(佐倉みづき)(※カクヨムコンテスト11〈ホラー部門〉特別賞受賞作品)

(あらすじ)裏バイトとは、命の危険と引き換えに大金を得る博打のような仕事。これは無謀にも裏バイトに挑んだ人々の、そしてとある男の記録。


(※当ページはカクヨム発ホラー作品の数々がどんなものか、情報を把握しやすいようにまとめる目的で作成いたしました。書影の画像をアップできないためにアフィリエイトのリンクが多数となっていますが、あくまでステルスマーケティングが目的でないことは明示しておきます)

最後に

以上が、カクヨム発ホラー作品のまとめとなります。
『カクヨムコンテスト〈ホラー部門〉』の勢いもどんどん強まっていますし、2025年の夏には『ナツガタリ 学園ホラー&ミステリー大賞』もカクヨム上で開催されました。

これからもどんどんこの一覧に掲載されるホラー作品が増えていくものと思われます。その時にはもちろん順次リストを更新していくことになります。

カクヨム発ホラーというものをもっと読んでみたい。このリストがそう思われる方の読書に役に立つことを切に願います。

(※注)

なお、このリストはカクヨムに掲載されている書籍化作品一覧をベースとしたもののため、KADOKAWA系列以外から出版された作品は拾い切れていない可能性があります。

2025年の『なぜ「あしか汁」のことを話してはいけないのか(三浦晴海)宝島社刊』や、2026年の『このマンションに老人は入居できません(新田漣)スターツ出版刊』はカクヨム内のリストには掲載されていませんでした。

同じく、『発売に前後してカクヨムにアップされた作品』については、KADOKAWAから出版された場合でも同じくカクヨム内リストには掲載されていないようです。2024年の『右園死児報告(真島文吉)』や2026年の『僕の妹をさがさないでください(春海水亭)』なども見つからず。

それでも、カクヨム発ホラーの系列としての読書需要の対象になると考え、このリストに加えてあります。


※その他、オススメ記事です。



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