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SoFi、預金+54%と急拡大🔥 LPBも新たな成長局面へ──2026年Q2決算データを読む Part7

SoFi 2026年第2四半期決算の各種データをPart7として集計しました。
(参考:Part1Part2Part3Part4Part5Part6

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🚨 Part7のポイント🚨
・金融サービス事業は売上+28.6%。ローン事業に次ぐ収益の柱へ
・預金は前年比+54.2%の455.4億ドル。四半期で53.0億ドル増加
・LPBの需要は引き続き強く、SMB・住宅ローンへ対象資産を拡大
・インターチェンジ収益は前年比+66.5%。全社売上の3%超まで成長

📊掲載内容一覧
1. SoFiにおける金融サービス事業の位置づけ:★★
2. 金融サービス事業における売上・貢献利益・貢献利益率:★★
3. 金融サービス事業における金利収入・非金利収入推移:★★
4. 金融サービス事業における金利収入・非金利収入割合:★
5. 預金・預金増加額・預金増加率:★★
6. 金融サービス事業における非金利収入内訳推移:★★
7. LPB向け融資実行額推移:★★
8. インターチェンジ収益:★★

【1. SoFiにおける金融サービス事業の位置づけ:★★】
金融サービス事業は、売上で37%、貢献利益で34%を占め、ローン事業に次ぐ収益の柱である。高い成長率を維持しており、同社の将来成長を牽引する中核事業となりつつある。

※各事業の売上合計=全社の売上ではない(事業部間での内部取引が連結時に相殺されるなどの調整があるため)

2026年上半期においては、ローンを自社のバランスシート上に積み増す判断を優先した結果、ローン事業の売上は大きく伸びた一方、LPBを含む金融サービス事業の伸び率は鈍化した。しかし、金融サービス事業の高い伸びは依然続いており、SoFiの成長を支える重要な事業である。

【2. 金融サービス事業における売上・貢献利益・貢献利益率:★★】
2026年第2四半期の金融サービス事業における売上は4.66億ドル、貢献利益は2.13億ドル、売上は前年同期比+28.6%、貢献利益率45.6%となっている。会社ガイダンスでは、2026年の金融サービス事業は前年比+40%以上の成長を見込んでいるものの、第2四半期はその水準には届かなかった。

【3. 金融サービス事業における金利収入・非金利収入推移:★★】
売上4.66億ドルの内訳は、金利収入2.49億ドル、非金利収入2.17億ドルである。会員からの預金(下記5参照)の順調な増加に伴い、運用益による金利収入が拡大している。

一方、LPB(ローンプラットフォームビジネス)の拡大により非金利収入も大きく伸びており、手数料収入を中心とする同事業の資本効率の高い収益構造が明確になりつつある。

【4. 金融サービス事業における金利収入・非金利収入割合:★】
LPBを本格的に開始した2024年第3四半期以降、非金利収入は拡大基調にある。

【5. 預金・預金増加額・預金増加率:★★】
預金残高は455.4億ドル(前四半期から+53.0億ドル、前年比+54.2%)となった。

増加率は前期比+13.2%に達しており、米国銀行業界の中でも際立った成長ペースを維持している。SoFiによると、預金流入の多くは大手銀行からの資金である。預金金利の圧倒的な違いワンストップサービスによる利便性が大きな要因と考えられる。

預金増加は、ローンや資金運用を通じて、金利収入の拡大につながる。そのため、足元の預金増加は、今後の金利収入拡大の先行指標の一つとも言える。

【6. 金融サービス事業における非金利収入内訳推移:★★】
3で示した非金利収入2.17億ドルの内訳となる。非金利収入を支えるのは、ローンプラットフォームビジネス(LPB)、インターチェンジ収益であることがわかる。

※インターチェンジ収益:デビットカードやクレジットカード利用時に発生する手数料の一部を、カード発行会社(SoFi)が受け取る収益。

【7. LPB向け融資実行額推移:★★】
2024年第3四半期から本格化したローンプラットフォームビジネス(LPB)向けの融資は、基調として成長を続け、短期間で金融サービス事業の主要収益源へと成長している。

※LPB向け融資実行額の約5%に相当する収益が発生している。(例:2026年第2四半期のLPBからの非金利収入140,930÷LPB向け融資実行額3,100,000=4.6%)

※LPB向け融資実行額の詳細金額は明示されていないため、2024年第3四半期以降の各決算説明資料などからの概算値を集計

足元のLPB向け融資実行額を見ると、2026年に入り成長の勢いがやや鈍化しているようにも見える。

しかし、これはLPBパートナーからの需要が弱まったことを意味するものではない。2026年第1四半期、第2四半期ともに、経営陣からは「LPBパートナーからはSoFiが対応を決めた金額を上回る強い需要があり、契約上のコミットメントをすべて満たしたうえで、それを上回るローンまで販売している」という趣旨のコメントが出ている。

つまり、足元でLPB向け融資実行額が伸び悩んでいる背景には、潤沢な自己資本を背景に、SoFiがより多くのローンを自社のバランスシートで保有する戦略へシフトした影響が大きい。

一方、LPBそのものの成長余地はむしろ広がっている。今回、個人ローンに加え、中小企業向けローンと住宅ローンという2つの新たな資産クラスが加わった。

個人ローンではSixth Streetと最大10億ドルの新規契約を締結。中小企業向けでは、BasePoint Capitalと3年間で30億ドルの契約を締結した。さらに住宅ローンについても、最初のローンを世界有数の銀行へ移管する計画が明らかにされている。

さらに、SMBや住宅ローンの収益性についても、現在のLPBと同程度、あるいは若干上回る可能性があるとの見方が示されている。対象となる資産クラスが広がることで、LPBは融資実行額だけでなく、収益面でもさらなる成長余地を持つことになる。

2026年上半期のLPB向け融資実行額は60.6億ドルとなったが、既存パートナーからの需要は引き続き強く、さらにSMBや住宅ローンという新たな需要も加わる。

したがって、2026年下半期のLPB向け融資実行額は、上半期を上回るペースへ再加速することを期待する。

【8. インターチェンジ収益:★★】
SoFiは、デビットカードやクレジットカードを提供しており、会員によるカード利用の拡大に伴い、インターチェンジ収益も着実に拡大している。現在、このインターチェンジ収益は、SoFiの全社売上の3%超を占めるまでに成長している。

Part8へ続く。

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