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SoFi、融資残高+52%と再加速🔥 金利収入のさらなる拡大へ──2026年Q2決算データを読む Part6

SoFi 2026年第2四半期決算の各種データをPart6として集計しました。
(参考:Part1Part2Part3Part4Part5

星の意味は以下となります。
「★★★:必須」「★★:深掘り」「★:参考」

🚨Part6のポイント🚨
・融資残高は前年比+51.7%。成長率は再び加速
・融資残高の拡大に伴い、金利収入も右肩上がり。さらなる拡大にも期待
・ローン顧客の平均年収は15万ドル超。FICOスコアも高く、延滞率は低位安定
・NIMは5.94%と高水準を維持。預貸率も97%台まで上昇

📊掲載内容一覧
1. ローン契約数推移および前四半期差:★★
2. ローン契約数の前年比:★★
3. ローン契約数割合:★
4. 融資残高推移:★★
5. 融資残高前年比:★★
6. 融資残高割合:★
7. ローン事業における金利収入・非金利収入推移:★★
8. ローン事業における金利収入・非金利収入割合:★
9. 個人ローン、学生ローン延滞率:★★
10. 個人ローン、学生ローンの信用スコア・年収:★★
11. NIM(純金利マージン)推移:★★
12. 預貸率:★★

【1. ローン契約数推移および前四半期差:★★】
融資実行額の増加に伴い、契約数および前四半期差(当該四半期契約数-前四半期契約数)も堅調な推移を示す。

【2. ローン契約数の前年比:★★】
こちらもすべてのローンにおいて、前年比で力強い伸びを示す。

【3. ローン契約数割合:★】

【4. 融資残高推移:★★】
融資実行額の増加は通常、数四半期遅れて融資残高の拡大として表れ、その後、金利収入の拡大につながっていく。よって、融資実行額の急増は、今後の金利収入の拡大余地を示す先行指標となる。事実、足元では融資実行額の増加とともに、融資残高の増加ペースも再び強まりつつある。

各ローン残高は、個人ローン275.1億ドル、学生ローン169.2億ドル、住宅ローン21.8億ドルとなっており、残高合計は466.0億ドルとなっている。

【5. 融資残高前年比:★★】
融資残高前年比もそれぞれ堅調な伸びを示す。一般的に契約金額は、個人ローン < 学生ローン < 住宅ローン の順に大きい。そのため、住宅ローン比率が上昇すれば、残高全体はさらに拡大しやすくなる。

上記グラフの「合計」を切り出し、全体の前年比をより分かりやすくした表が以下となる。足元では、融資残高の成長率が再び加速し、増加ペースが強まりつつある。

【6. 融資残高割合:★】

【7. ローン事業における金利収入・非金利収入推移:★★】
融資残高の堅調な伸びに伴い、金利収入もきれいに右肩上がりで推移する。ローン組成手数料の拡大などを要因とし、非金利収入も大きく伸長している。

【8. ローン事業における金利収入・非金利収入割合:★】

【9. 個人ローン、学生ローン延滞率:★★】
優良顧客が多く、90日以上のローン延滞率は低位安定している。今のところ、懸念材料は見当たらない。

【10. 個人ローン、学生ローンの信用スコア・年収:★★】
SoFiからローンを借りている顧客の平均年収は、個人ローンで15.0万ドル、学生ローンで15.7万ドルとなっている。米国労働統計局によると、2025年5月時点の米国労働者の年収平均は約7.0万ドル、上位10%は約12.9万ドル以上の年収となっている。つまり、SoFiのローンの借り手は「上位10%」に入る高所得者層となっている。

FICOスコアの平均も個人ローンが742、学生ローンが760で、こちらも極めて優良である。これだけの優良顧客がいることを考えると、軽度の景気後退局面であれば大きな影響は受けないと考えられる。

※FICOスコア:米国で最も広く使用されている信用スコア 300~850点の範囲で、点数が高いほど信用力が高い(800~850:Excellent、740~799:Very Good、670~739:Good、580~669:Fair、300~579:Poor)

【11. NIM(純金利マージン)推移:★★】
NIM:銀行がどれだけ効率よく利ざやを得ているかを示す指標。貸出などの利息収入から預金などへの利息支出を差し引いた純金利収入を、利息を生む資産で割って算出される。

政策金利は2024年後半から低下局面に入ったが、SoFiのNIMはむしろ6%近い高水準を維持している。この背景には、高利回りの個人ローン中心の事業構造に加え、2025年の増資による財務改善効果があると考えられる。

【12. 預貸率:★★】
預貸率はローン残高 ÷ 預金残高で計算される。前四半期の95.4%から上昇し、97.3%となった。

融資実行額が前年比+68.9%と急増し、融資残高も前年比+51.7%まで再加速している。預金も引き続き増加しているが、それ以上のペースで融資残高が拡大した結果、預貸率は97%台まで上昇した。融資実行額の急増と合わせ、強い融資需要が続いていることを示すデータであり、ローン事業の成長が再加速していることもうかがえる。

Part7に続きます。

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