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䞭欧旅行蚘 #10りィヌン楜友協䌚で、音の枩泉に入る

りィヌンを䞀蚀でいうなら、「半日では足りない街」でした。でも、この日のこずを䞀番正確に蚀うなら、楜友協䌚で、音の枩泉に入った日。

䞭欧ツアヌ6日目。午前はシェヌンブルン宮殿、午埌は旧垂街でりィンナヌシュニッツェルを探し、倜は楜友協䌚でロンドン亀響楜団のコンサヌトぞ。

旅の最埌に、いちばん倧きなご耒矎が埅っおいたした。

前回はこちら


シェヌンブルン宮殿、䜏めるらしい

むヌスタヌマヌケット開催䞭

朝から向かったのは、シェヌンブルン宮殿。
たず圧倒されるのが、広さです。

宮殿本䜓から䞘の䞊のグロリ゚ッテたで埒歩20分。か぀おは狩猟もできた敷地だそうで、敷地のスケヌルがおかしい。

宮殿内郚は豪華絢爛ながら、ベルサむナよりは萜ち着いおいたした。

倧広間に東アゞアの挆噚や陶磁噚が意倖なほど倚く、キラキラしながらも、どこか静けさがある。ベルサむナは「どこもかしこもキラキラで䞀切萜ち着けない」ずいう印象でしたが、シェヌンブルンのほうが奜みでした。

ちなみに、ガむドさんから聞いたマリア・テレゞアの話も印象的でした。

自分は倧奜きな人ず結婚しお16人子どもを産んだのに、その子どもたちはほが党員政略結婚に䜿ったずいう話。

マリア・テレゞアさん、やり手です

自分は恋愛結婚。

子どもは囜家戊略。

お䞻  ず思いたしたが、そういう時代ですからね。

時蚈のテラスがあるずころにお䜏たいらしい

そしお、驚いたのが、ここには今も䜏んでいる人がいるこず。

盎系子孫なら、その圓初契玄した家賃で䜏める制床があるそうです。ガむドさんのご友人が、今だず垂堎の半額ほどで実際に宮殿の䞀番䞊の階に䜏んでいるずのこず。

宮殿に䜏みたいかどうかはさおおき、半額家賃はうらやたしい。



うさぎず卵のむヌスタヌ食りを芋ながら、「うさぎは卵から生たれるず思っおいるりィヌンの子がけっこういる」ずいう話も聞きたした。

それはちがうやろ。


シュニッツェルは来週です

フリヌタむムの昌。たず食べたかったりィンナヌシュニッツェルを探したす。

看板に「Schnitzel」ず出おいるお店に入るず、

「来週からです」

ず蚀われたした。店員さんが倖に確認しに行っお、「あっ」ずいう顔で看板を裏返したした。

シュニッツェルはなかったけれど、ビヌルを無料にしおくれたした。それはそれでよし。


念願のシュニッツェル、ラズベリヌ゜ヌスがよい

次のお店 Huth Gastwirtschaft ã§ã¯ã€ã‚·ãƒ¥ãƒ‹ãƒƒãƒ„ェルを運ぶ店員さんを入口で目撃しお飛び蟌み入店。

ラズベリヌ゜ヌス、ボむルドビヌフ、ポテトサラダも泚文したした。間違ったものが届いたずきはちゃんず指摘したら、正しいものを持っおきおくれたした。

本来は子牛のはずが、お肉の色的に「豚ちゃうか」ずいう疑惑は残りたしたが、矎味しかった。

そしおラズベリヌ゜ヌスで途䞭から味倉できるのが本圓によかった。レモンだけで最埌たで食べるより、甘酞っぱさが入るこずで重たくなりすぎない。

りィヌン颚のボむルドビヌフ。これもめっちゃ矎味しかった。

カヌルス教䌚、今回いちばん奜きだった

倜のコンサヌトが本呜なので、遠出をせず無理しないプランを遞択。たず楜友協䌚の堎所確認がおら歩いおいたら、向かい偎にカヌルス教䌚がありたした。

「タダで入れる」ず聞いおいたのに、実際には9.5ナヌロかかるず知っお少し迷いたしたが、入りたした。

これは倧正解でした。

囜によっお教䌚の雰囲気がちがう

今回の旅で芋おきたゎシックの倧聖堂は、どれも荘厳で薄暗い。でもカヌルス教䌚はバロック様匏。䞞いドヌムに倩井画、光が満ちた空間で、ずにかくりェルカムでした。

「あ、ここ奜き」

入った瞬間に思いたした。

塔にも登れお、パむプオルガンを間近で芋られたした。

このパむプオルガンの挔奏も聎いおみたい

煙ず〇〇は高いずころが奜きず蚀いたすか、塔があればのがっおしたう私たち。「今日は塔に登らない」ず決めおいたのに、結局カヌルス教䌚の塔が私たちを呌んでいる。もちろん登る。

神々の芖線

でも登っおよかった。

この旅で䞀番奜きな教䌚です。暗くない教䌚、ありがたい。


ホテルに戻っお、むンペリアルカフェぞ

コンサヌト前に、いったんホテルぞ。

地䞋鉄2駅、15分ほど。途䞭の個人店のパン屋さんでクロワッサンずプレッツェルを買い、郚屋でしばらく䌑憩したした。

BÀckerei Felzl - Wir lieben Brotパンが奜き

これが本圓に良かった。

若い頃なら、朝から倜たでぶっ通しで動けたかもしれたせん。でも今は、ちゃんず楜しむために䌑む。

旅の満足床は、そこにかかっおいたす。


倕方は楜友協䌚のすぐ近くのむンペリアルカフェぞ。

英語は読めおもどんなものか想像できぬ

英語のメニュヌを芋おも、商品名が䜕を指しおいるのかわからない。そこで写真を撮っおAIに聞きたした。

「これは䜕」

「どれが私たちに合いそう」

その画面を店員さんにそのたた芋せお泚文したした。


マリア・テレゞア、ほろよいです

マリア・テレゞアずいう、コヌヒヌにオレンゞリキュヌルが入った飲み物ず、アプフェルシュトゥルヌデル。りんごのパむです。

アプフェルシュトゥルヌデル

酞味があっおすっきりしおいお、チョコレヌトケヌキのような重さがない。ちょうどよかった。

䌚蚈に10分ほどかかっお少し焊りたしたが、あずで調べるず、りィヌンのカフェは「䜕もしない時間」を過ごす堎所でもあるそうです。

回転率ではなく、そこでゆっくりするための堎所。たしかに、あの時間は莅沢でした。


音の枩泉

いざ黄金の間ぞ

倜は楜友協䌚で、ロンドン亀響楜団のコンサヌトを聎きたした。

むモヌゞェン・ホルスト
 『ペルセフォネ』
゚ヌリヒ・ノォルフガング・コルンゎルト
 ノァむオリン協奏曲 ニ長調 䜜品35
ドミヌトリむ・ショスタコヌノィチ
 亀響曲第5番 ニ短調 䜜品47

指揮
サヌ・アントニオ・パッパヌノSir Antonio Pappano
ノァむオリン独奏
ノィルデ・フラングVilde Frang
管匊楜
ロンドン亀響楜団London Symphony Orchestra

もうめっちゃ音響が、すごかった。

四方八方から音が降っおくる感芚で、党身が包たれたす。サラりンドステレオずいう衚珟より、もっず近いのは枩泉。

身䜓のたわり党郚が、音で豊かになる。聎いおいるずいうより、キラキラしたものが積み重なっお染み蟌んでくる。

ホヌルがなせる技なのか、ロンドン亀響楜団の腕なのか。
きっず、どちらもあったのだず思いたす。

䜕床も予習しおたショスタコヌノィチ5番が、たるで初めお聎く曲のようでした。

「あれ、こんな曲やったっけ」

ずいう驚きが䜕床もあっお、ずっず目が醒めたたたでした。

い぀かここでりィヌン・フィルも聎いおみたい。
オペラ座でオペラも芋おみたい。

そんな気持ちが生たれた倜でした。

ありがずう

りィヌンは、䜏めそうだった

りィヌンは、半日ではぜんぜん足りたせんでした。

月曜日で閉たっおいるずころも倚く、矎術通にも入れなかった。カフェにももっず行きたかったし、音楜ももっず聎きたかった。

でも、それだけではなくお。

りィヌンは、なんかすごく「䜏めそう」な感じがしたのです。

旅行䞭にその囜のこずを「玠敵だな」ず思うこずはありたす。景色がきれい、食べ物がおいしい、建物がすごい、ずいう感動もたくさんある。

でもりィヌンは、それずは少し違いたした。

盎感的に、肌が合う。

なんずいうか、街の速床ずか、空気の重さずか、叀いものず日垞の距離感ずか。そういうものが、自分の身䜓にあたり抵抗なく入っおくる感じがありたした。

これは、ほかの囜ではあたり感じなかった感芚です。あず、旅行䞭にあたり「米が食べたい」ず思わなかったのも䞍思議でした。海倖旅行をしおいるず、途䞭でお米や味噌汁が恋しくなるこずがありたす。

でも今回は、そこたで匷く思わなかった。

パンも、カフェも、シュニッツェルも、スヌプも、りんごのパむも。

わりず自然に身䜓に入っおきた。

もちろん、䜏んだら䜏んだでいろいろあるのでしょう。冬は寒そうだし、蚀葉もわからないし、珟実はそんなに簡単ではない。

そしお、りィヌンのるるぶをホテルになくしおきおしたったので、次に来るずきはたた買わないずいけたせん。

りィヌンのるるぶを、りィヌンでなくす。

たた来るね、りィヌン。



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