中欧旅行記 #2|ブダペスト午前観光とハンガリー料理
40代50代女性/添乗員付き中欧4カ国周遊ツアーの体験記、本編です。
今回は、ハンガリー・ブダペスト観光の前半です。
ハンガリーは、中欧にある内陸の国。首都ブダペストは、ドナウ川を挟んで「ブダ」と「ペスト」に分かれた街で、「ドナウの真珠」と呼ばれ夜景の美しさでも知られています。

日本語がうますぎるガイドさんと、王宮の丘へ
この日は、モニカさんという日本語がとても上手なガイドさんと一緒に、ブダ側の王宮の丘へ。

王宮の丘から見える国会議事堂は、遠目に見てもかなりの存在感。なんというか、FFのダンジョンみたいでした。
王宮の丘から見るペスト側の街並みは、やっぱりきれい。ドナウ川を挟んで、向こう側に建物が広がっていて、ヨーロッパに来たなぁという感じがありました。
ただ、ブダペストの街並みは、重厚な古さというより、どこか少し新しめで、でも少し雑。
古い建物が並んでいるんだけど、ウィーンのように「完璧に整えられた歴史」というより、戦争や体制の変化の中で、何度も壊され、直され、継ぎ足されてきた街という印象でした。

くさり橋も、第二次世界大戦のときにナチスに壊されたという話を聞きました。橋とか、発電所とか、道路とか。人の暮らしに欠かせないインフラを壊すって、本当に復興にどれだけ時間とお金がかかるんだろう。
旅先で突然、戦争のことを実感する瞬間がある。教科書で読むより、橋の話を聞いたときの方が、ずっと身体に入ってくるものがあります。

漁夫の砦と、かわいすぎる陶器の屋根
漁夫の砦は、三角の屋根が印象的でした。
「あの形は何なんだろう」と思いながら、しばらく眺めていました。

写真を撮るにも、景色を見るにも、ちょうどいい場所。こういう時、現地ガイドさんがいるとありがたいです。無駄に体力を使わず、ちゃんと見どころに連れていってくれる。

そして、マーチャーシュー教会。1015年建築と伝わっていますが、現在の建物は14世紀後半にゴシック様式で建造されたもので、19世紀後半に広範囲にわたって修復されています。
ここは屋根がとてもかわいかった。屋根がカラフルで、模様もきれいで、思わず見上げてしまう。
屋根はジョルナイ(Zsolnay)という1853年創業の老舗磁器ブランドのタイルらしい。実はお土産としても買えるみたいです。

ただ、滞在時間が30分くらいしかなくて、中は見られませんでした。
これは少し残念。外から見たステンドグラスも、塔の三角感も、かなり印象に残っています。
レッドペッパーで、伝統的なハンガリー料理を食べる
お昼は、レッドペッパーというお店へ。
名前だけ聞くと、もう少しカジュアルな雰囲気を想像していました。
でも実際に行ってみると、建物がかなり重厚。
地下の雰囲気も古くて、18世紀とか17世紀とか、そういう時代を感じる空間でした。
ただ、入り口に「OPEN」と書いてあるのに、人の気配があまりない。
開けていいの?
本当に営業してる?
という感じで入ったら、店員さんたちがゆっくりくつろいでいました。
この「来ても来なくても、まあどっちでもいいです」みたいな空気。ブダペスト、独特のゆるさがあります。
「伝統的なハンガリー料理を食べたい。おすすめを教えて。」とお願いしたら店員のお兄さんは一生懸命フレンドリーに説明してくれて、感じは良かったです。
頼んだのは、パンに入ったグヤーシュ。

それから、ハンガリーの人がクリスマスによく食べるという、キャベツと肉の料理。

ロールキャベツのような、でももっと酸っぱくて、しょっぱくて、パプリカの土っぽさもある料理でした。
日本ではあまり食べない味。めちゃくちゃ美味しいというより、「不思議だけど、これはこれで良い経験」という感じ。そして、ビールとの相性が良かったです。
海外旅行の食事って、「おいしい!」だけじゃなくて、「これは何やー?!」という体験込みで、自分の枠を広げてくれます。
では、そろそろ長くなったので、ブダペスト午後編は次の記事で。このあと、チケットが買えず、直感が鈍り、事件も起きて、夜のドナウ川に全部持っていかれます。
いいなと思ったら応援しよう!
物を創るのが好きです。いただいたサポートは新しい実験に使わせていただき、新しいチャレンジをしてnoteにアップしていきます。ありがとうございます。