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中欧旅行記 #6|プラハ前半、たまたま大司教の就任ミサに居合わせる

プラハ城は、「お城」ではなかった。
一角まるごと、世界遺産。

中欧ツアー4日目、ついにプラハの朝です。

3ヶ国目に突入!

今日の全体の流れはこちら

前回はこちら:

プラハ城は「お城」じゃなくて「街」だった


添乗員さんに連れられてバスを降りて、坂を登る。プラハ城エリアに到着して、まず思ったこと。

「これ、お城じゃなくて、街やん」

プラハ城は「ひとつの建物」ではなく、宮殿・大聖堂・教会・修道院・住居が集まった一角まるごとがお城。プラハ歴史地区として世界遺産にも登録されています。

赤い屋根が広がる景色が、本当にかわいい。重厚すぎず、おとぎ話みたいな軽やかさがあって、「歴史と暮らしが地続きで残っている街」という感じ。

教会があり、広場があり、道があり、建物が並んでいて、その全体がひとつの歴史地区になっている。
「城」というより、城塞都市の一部を歩いている感じに近い。

たまたま、新しい大司教の就任ミサに居合わせた

このエリアの中心にあるのが、聖ヴィート大聖堂。

完成に約600年を要しゴシック様式を基調とする大聖堂

これがまた、外から見てもかなり立派です。
尖塔が高くて、装飾が細かくて、いかにも「大聖堂」という存在感。

楽しみにしていたのですが、この日は中に入れませんでした。理由を聞いて、ちょっと驚いた。

「今日は新しい大司教さまの就任ミサなんです」

調べたところ、2026年4月25日、まさにこの日。チェコの新しい首座大司教・スタニスラフ・プシビル枢機卿の着座式だったらしいです。

正装!

おもしろかったのが、ガイドさんの反応。

「こんなに人が集まるとは、ちょっと驚き」

調べてみると、チェコはヨーロッパでも特に無宗教の人が多い国。2021年の国勢調査では、「無宗教」と明言した人だけで約半数(47.8%)カトリック信者は人口のわずか9.3%

その「1割しかいないカトリック教会」のトップが交代するイベントに、これだけ人が集まっている。観光客のラッキーというより、現地の人にとっても、たぶん特別な一日だった、ということになります。

美しい民族衣装に身を包んだ方々

もちろん、中に入れなかったのは残念です。ムハ(ミュシャ)のステンドグラスが、奇跡的にここだけ光が差していて、うっすらでも見られてよかった。

ムハ(ミュシャ)のステンドグラス、内側から見たかったな

カレル橋とヤン・ネポムツキー、こんがり日焼け

プラハ城エリアを下って、トラムで市街地へ。トラムに乗るだけで、ちょっと旅っぽさが増す感じがします。うれしい。

トラムはよく揺れるので、しっかり手すりを掴みましょう

カレル橋へ向かう繁華街は、人、人、人。「ヨーロッパは日本より人少ないって聞いてたけど、ここは渋谷並みやん」と思うほどの混雑でした。

写真に人がかぶる!

そして、日差しがきつい。数日間、晴天に恵まれていたのはありがたいのですが、そのぶんこんがり日焼けしてしまいました。

カレル橋から王宮エリア
なぜかサムライ衣装のパレードに遭遇。

カレル橋の上には、30体ほどの聖人像が並んでいます。その中で一番有名なのが、聖ヤン・ネポムツキー。カレル橋から投げ落とされて殉教した司祭さんです。

大人気!聖ヤン・ネポムツキー!

像の台座には、青銅のレリーフが2枚あります。彫られているのは、川に落とされる瞬間のヤン司祭本人と、それを目撃する王妃。そして反対側のレリーフには、なぜか騎士と犬。

落とされている聖ヤン・ネポムツキー本人を触ると、プラハにまた戻ってこられる

そんな言い伝えがあり、みんなが何百年も触り続けたせいで、レリーフはピカピカに金色に光っていました。

またプラハに来ようね!

そして、もう一つガイドさんから「犬を触ると幸せになる像があるらしい」とも聞いていて、ずっと別の像を探していたんです。

それ、ここでした。

もちろん、ちゃんと触りました。ピカピカに光るくらい、世界中の人に撫でられてきた犬。私もその一人に加わって、これで「またプラハに戻ってこられる」と「幸せになる」をダブルで確保です。

全部触ったぞ!

殉教の重さと、「触ったら幸せ」「触ったらまた来られる」「犬もいる」の軽さ。全部が同じ台座に同居している、不思議な聖人像です。

それから、フランシスコ・ザビエルの像もあるらしくて探していたら、知らずに像の陰で休んでいた場所が、ちょうどその像の真下だった、というオチ。日本史で出会った人と、プラハの橋の上で再会する不思議。

ザビエルさんの像
下からザビエル像を眺める。腰に刀を差してる人は日本人設定らしい

ランチ:アール・ヌーヴォーなマスのムニエル

お昼は、市民会館(Obecní dům)1階のレストランプルゼニュスカー(Plzeňská restaurace)へ。

麗しい!スメタナ・ホールも入ってるよ

アール・ヌーヴォーの建物として有名な市民会館。中に入ると、装飾もサービスも一気に格上げ。

市民会館、めっちゃすき!

前菜のスープは、野菜がしっかり入ったコンソメベース。あっさりしていて、日本人の口にぴったりの優しい味でした。

麺みたいなのも入ってた

メインはマスのムニエル、マッシュポテト添え

マッシュポテトもなめらかでGOOD!

メインはマスのムニエル。クリームチーズのような濃厚なソースがかかっていて、しっとりした白身魚との相性が良かった。日本人の食卓に並んでも違和感がない、ほっとする味です。

このクリームブリュレはバタークリームぽい感じ

デザートのクリームブリュレが、これまた濃い。バターがしっかり効いていて、「これは、何個でもいける」と本気で思った。

同じテーブルから、「次はインドがいいよ」

昼食でご一緒したご夫婦が、世界中を旅されている方たちでした。

🙎‍♀️「私はインドが一番よかったわよ〜。熱気がすごくて、人がすごくて、価値観がぐらぐら揺れるのよ」

🙎‍♂️「エジプトはね、ホテルから自由に出られなくて、ちょっと退屈やった。インドは違うね、「なんでもやります!」のエネルギーがすごい。このままだと日本は負けるね。」

チェコのガイドさんも、「人生が変わるとは言わないけど、熱気とかカルチャーショックを受けるって、いいよ」と、横からインドを推してくる。なるほど。

ブラチスラヴァではポルトガル、プラハでインド。旅先で、次の旅のヒントが勝手に集まってくる。これがツアーで人と一緒に動く醍醐味です。

後半は、塔の上から見たプラハと、旧市街と。続きはまた次回。


中欧旅行記連載はこちら

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あやりす|風水 × AI 物を創るのが好きです。いただいたサポートは新しい実験に使わせていただき、新しいチャレンジをしてnoteにアップしていきます。ありがとうございます。

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