アジングでアタリが分からん人へ|抜けアタリの取り方と合わせ方
「今日はアタリ一回もなかったわ」
そう言うて帰った夜、ウチも山ほどある。ほんで家に着いてタックル片付けてるときに気づくねん。ワームの尻尾、ちぎれてるやんけって。
……あったんかい、アタリ。
これ、初心者のときのウチがいちばん多いパターンやった。アタリが無かった夜と、アタリに気づけてなかった夜。この2つ、手元の景色がまったく同じやねん。何も起きてへんように感じるから、区別がつかへん。
先に結論から言うわ。アジのアタリが分からんのは、あんたの感覚が鈍いからちゃう。アタリが手元に届く状態を、まだ作れてないだけや。そんで作り方には手順がある。
今日はそれを順番に話すで。
アタリが分からん夜は、3つに分けられる

「アタリが分からん」って一言でまとめてまうから、次に何したらええか分からんくなる。まずここを分解するとこから始めよか。
分からん夜は、この3つのどれかや。
■ そもそもアタリが出てへん → 魚のおらんとこを通してる
■ 出てるけど、手元まで届いてへん → ラインとロッドの問題
■ 届いてるのに、正体を知らんから捨ててる → 知識の問題
上から順に潰していく。ここも順番があんねんな。
そもそもアタリが出てへん場合
これは正直、アタリの話やない。立ち位置とレンジの話や。
アジがおらん層にワームを通してたら、そら何も起きひん。当たり前やんか。この場合は感度を上げても意味がない。感度のええロッド買うても、誰もおらん部屋のインターホン鳴らしてるようなもんやから。
ここに当てはまる人は、この記事を読むより先に、横(明暗)と縦(レンジ)を合わせるほうが早いで。
出てるけど、手元まで届いてへん場合
アジは触ってる。けど、その情報が途中でどっかに消えてる。
いちばん多い原因はラインのたるみや。ワームとロッドの間に緩みがあったら、アジが引っ張っても、その力はまず緩みを伸ばすのに使われてまう。手元に届く頃には、もう何も残ってへん。
ここは準備でどうにでもなるとこ。この記事のいちばん実用的な部分になる。
届いてるのに、正体を知らんから捨ててる場合
これがいちばんもったいない。
「コンッ」だけがアタリやと思ってると、それ以外の全部を「潮の変化かな」で流してまう。実際は消えるアタリも止まるアタリもあって、そっちのほうが多い夜すらある。
正体を知らんもんは、感じてても認識できひん。せやからまず名前を覚える。次の章でやるで。
ほんで、この「アタリ」って項目な。ウチが前に書いた釣れへん夜に疑う順番でいうと、上から5番目に来るやつやねん。時間・場所・レンジ・動かし方・重さを先に潰して、それでも何もない。そこでようやく「ほんまに何もないんか?」を疑う。順番ごと知りたい人はこっち先に読んでな。
アジのアタリは1種類やない|まず名前を覚えよう

アジのアタリは、大きく3系統に分かれる。ここ、名前を知ってるだけで拾える数がほんまに変わるから、ざっと頭に入れといて。
■ 触った感じで出るアタリ → コンッ/モゾッ
■ 消える感じで出るアタリ → 抜けアタリ/居食い
■ 引っ張る・落下中に出るアタリ → ラインが走る/フォール中のアタリ
「コンッ」。これがみんなの想像するアタリやと思う。ロッドを持つ手にはっきり振動が来るやつ。活性が高い夜とか、ベイトにサイズが合うてるときに出やすい。
その弱いバージョンが「モゾッ」。触られたような、髪の毛が触れたような、そんな感触。ここまでは「何かが起きる」アタリやから、まだ気づきやすい。
問題は次からやねん。
抜けアタリと居食い。この2つは、何かが起きるんやなくて、何かが無くなる。
抜けアタリは、それまで手元にあったリグの重みがフッと消える。「あれ?」って思ったら、もう終わってる。
居食いは、それまで感じてた水の抵抗が消える。似てるけど別モンで、こっちはモゾッとした感触を伴うことが多い。
この系統に気づけるかどうかが、初心者と中級者の境目やと思う。詳しくは次の章で分解するわ。
ラインがススーッと走るやつ。これはサビキ経験ある人ならピンとくるはず。分かりやすい部類やけど、慌てて大きく合わせると口切れするから注意な。
ほんで見落とされがちなんが、フォール中のアタリや。キャストして沈めてる最中、ラインを送り込んでる時間にもアジは食うてくる。ここを完全に手放してる人、めちゃくちゃ多いで。
TSURINEWSに書いてはる井上海生さん。フィールドが大阪近郊のライトゲームやから、ウチらとほぼ同じ海の人やねんけど。この人が、フォール中のアタリはサミングしてれば分かるし、そうでなくてもリールのスプールやサオ先に微妙な感触が来る、と書いてはる。
大事なんはその次で、ラインを送り込んでいくときにも多少のテンションを張り続けることが重要やと。そうしてたら自動的にハリ掛かりする、と。
フリーで落としてる時間は、アタリを捨ててる時間や。これ、覚えて帰ってほしい。
抜けアタリの正体は「持ち上げられてる」

さあ本題や。
抜けアタリって「重みが消える」って表現されるけど、水の中で実際に何が起きてるか、想像したことある?
消えたんやなくて、下から食い上げられてる
井上さんの説明がいちばん腑に落ちる。抜けアタリっちゅうのは、軽量リグを中層あたりで定位させてるときに、アジがそれを微妙に食い上げてきたときのアタリやねん。アタリとも言えん、「あれっ?」と思うようなスカンとした感じが一瞬ある。ラインのテンションが抜けるアタリや、と。
つまりリグは消えてへん。アジが下から咥えて、ちょっと上に持ち上げてる。
ジグヘッドは自分の重さで下に引っ張られてるやろ? その引っ張る力が、アジに持ち上げられた分だけ弱まる。せやから手元では「軽くなった」に見える。何も起きてへんように感じるのは、こっちの受け取り方の問題であって、水の中ではめちゃくちゃ具体的なことが起きてるわけや。
ほんで、ここからが乗る乗らんの分かれ目。
食い上げたあとアジがそのままどっかへ泳いでいってくれたら、ハリ先とラインテンションで勝手に掛かる。ラッキーなパターンやな。問題は、食い上げた場所でアジがじっとしてる場合や。井上さんは、この状態やと吐き出されるか、破れやすいアジの口の横にハリが掛かって乗せきれないことがある、と書いてはる。
せやから抜けアタリが来たら、テンションを張って軽いフッキングが要る。「消えた」を感じた瞬間が、こっちのターンの始まりやねん。
ここでどうしても言うとかなアカンことがある。
消えたことに気づくには、消える前の状態を知っとかなアカン。
当たり前の話やけど、これがいちばん抜け落ちる。1gのジグヘッドが今どこにおって、どんな重みで手元に乗ってるか。それが分かってへん人にとって、抜けアタリは「無」でしかない。無が無になっても、誰も気づけへんやんか。
アタリは「重み」で獲るもんやねん。 これ、感覚論を言うてるんちゃうくて、順番の話をしてる。まず重みを持て。話はそれからや。
ウチが「迷ったら1gから」って言い続けてんのも、ここに繋がってる。1gは釣るための重さである前に、手元に基準を作るための重さや。0.6gにして操作感を失った状態で抜けアタリを取るのは、正直しんどい。
重さの話をちゃんとしたのがこっちやから、まだの人は読んでみてな。
居食いは、水の抵抗が消える

抜けアタリの兄弟みたいなやつが居食いや。
これは、リグがアジの鼻先にいって、そのままパクッと食われること。レンジは問わへんけど、特にボトム付近で食われたときに気づきにくい。それまで感じてた水の抵抗が消えるから、また「あれっ?」となる。
抜けアタリと似てるんやけど、違いは方向や。
■ 抜けアタリ → 下から上へ、食い上げられる。重みが抜ける
■ 居食い → 水平方向に食って、そこで止まる。モゾッとした感触になる
ほんで居食いには、めちゃくちゃ具体的な対処法がある。
居食いが連発するときは、レンジを少し上げるか下げるかする。バイトに角度を付けさせるためや。ずっと鼻先に置いてるから水平に食われるわけで、位置をずらしたらアジのほうが動いて食いにくるようになる。動きが出た分、アタリも出方が変わる。
あと居食いはバイトが深いことが多いから、ジグヘッドを呑まれやすい。呑まれたら外すの大変やし、アジも弱る。連発したら「釣れてる」と喜ばんと、レンジをずらす。これは覚えといて損ないで。
アタリを手元に届かせる、3つの準備

ここが今日いちばん実用的なとこや。
さっき言うた「出てるけど届いてへん」を潰す章やと思って読んでな。全部タダでできる。
ラインのテンションを切らさへん
まずこれ。というか、ほぼこれで決まる。
アジからロッドまでの間に緩みがあると、アジが引っ張った力はまず緩みを伸ばすのに使われる。手元に届く頃には残りカスや。特に抜けアタリは「張ってる状態からの変化」でしか検知できひんから、最初から張ってなかったら永遠に分からへん。
「張らず緩めず」ってよう言うけど、ウチの感覚で言うと、ジグヘッドの重みがずっと指先に乗っかってる状態をキープする感じ。重みが感じられへんくなったら、それはもう緩んでるか、アジが持ち上げてるかのどっちかや。どっちにしても確認したほうがええ状況やろ?
そんでフォール中もこれを続ける。フリーフォールで完全に糸を送ってまうと、落ちてる時間まるごとがブラインドになる。落としながらでも、指をスプールに軽く添えるだけでだいぶ違うで。
ロッドは、軽く握る
これ、地味やけどめちゃくちゃ効く。
ハヤブサのWEBマガジンでも書かれてるんやけど、ロッドは極力軽く握る。軽く握って同じことを繰り返すことで、小さなアタリや変化を感じ取りやすくなる、と。
握り込むと手のひらの筋肉が緊張して、そこで振動が死ぬ。あと力んでると疲れて集中も切れる。夜通し握力入れてたら、後半なんも分からんくなるからな。
ウチが意識してるのはこの3つ。
■ 指2本くらいで支える感覚で持つ。握らんと、乗せる
■ 脇に挟まへん。挟むと体で振動を吸収してまう
■ 毎回おんなじ持ち方にする。持ち方が変わると基準も変わるから
3つ目が地味に大事やねん。同じ構えを繰り返すからこそ「いつもと違う」が分かる。基準が毎回動いてたら、変化も何もないやんか。
風でラインが膨らんだ時点で、アタリは全部消える
最後がこれ。風や。
ラインが風で弓なりに膨らんだら、テンションもクソもない。どんなにええロッド持ってても、どんなに集中してても、その膨らみが全部を食ってまう。
そういう夜の対処は2つしかない。
■ 立ち位置を変える。風を背中側から受ける位置に移る
■ それでもアカンなら重くする。狙った線を通せへんくらいの風なら、軽さにこだわる意味がない
「軽いほうがアジに優しい」のはほんまやけど、そもそも情報が返ってけえへん状態やったら、優しさもクソもない。この判断は早めにしたほうがええで。ウチも粘りすぎて時間を溶かしたこと、何回もあるわ。
ちなみに立ち位置は明暗との兼ね合いもある。風と明るさ、両方見て決めるのがほんまのとこやから、常夜灯まわりの立ち方はこっちで確認しといてな。
「即アワセ」を誤解したらアカン

アジングを調べたら、まず出てくるんが「即アワセ」やと思う。ウチも柱の記事で「違和感があったら即アワセ」って書いた。
でもな、この言葉、そのまま受け取ると逆効果になることがある。今日はここをちゃんと分解しとくわ。
というのも、リサーチしてたら真逆のことを言うてる人がおってん。さっきから何回か出てきてる井上海生さん。この人は「脊髄反射的な即アワセは推奨できない」とはっきり書いてはる。
……え、話ちゃうやん、って思うやろ? ウチも一瞬なった。でもよう読んだら、2人は違うことについて喋ってるだけやった。
速さは「即」でええ
まず阿部健司郎さん。この人が言うてはるのはタイミングの話や。何か違う感触があったら、必ず即アワセ。魚かどうか判断してから合わせるんやなくて、合わせて初めて魚かどうかが分かる、と。
これはウチも完全に同意やねん。理由はシンプルで、迷ってる時間が丸ごと無駄やから。
アジは餌を吸い込んで、違うと思ったら吐き出す魚や。口の中にジグヘッドがある時間は短い。その短い時間に「今のアタリやったんかな……」って考え込んでたら、そら終わるわ。
判断を後回しにして、先に体を動かす。速さについては「即」で正解や。
でも、大きさは「小さく」やねん
ほんで井上さんが言うてはるんは振り幅の話。ここが別モンやった。
大きく煽ってまうと、せっかく的を射たレンジを抜けてまう、と。アジングは基本的にレンジキープの釣りやから、一発大アワセでリグが大きく上がったら、その後もう一回そのレンジまで落とし直しやんか。しかも周囲のアジにプレッシャーもかかる、と書いてはる。
これ、めちゃくちゃ実務的な指摘やと思う。アワセの空振りで失うんは、その一匹やなくて、そのレンジそのものやねんな。
さらに井上さんは、そもそもラインテンションを張ってたらアワセは基本的に不要で、ジグヘッドのハリ先が勝手に仕事をしてくれる、とも言うてはる。ここは正直、ウチはまだ完全には言い切られへん。テンションを張り切れてへん初心者のうちは、自分で掛けにいく動作を覚えたほうが早いと思てるからや。ただ「張っとけば掛かる」が理想形やというのは、その通りやと思う。
ハヤブサのWEBマガジンのほうでも、一瞬で終わる短いアタリが多いから早アワセは厳禁で、重みが乗ってから軽くアワセるのがええ、と書かれてる。大きさは小さく、という点では言うてることが揃ってる。
まとめるとこうなる。
■ 速さ → 即。迷わん。違和感を感じたら反射で
■ 大きさ → 小さく。手首を返すだけ、リールを少し巻くだけ
■ やったらアカンのは → 迷ってから、大きく煽ること。いちばん損する組み合わせ
腕ごと振りかぶるアワセは、アジングには要らん。手首がクイッと動く程度で、ハリ先はちゃんと刺さる。
ほんで、ここがいちばん言いたいことかもしれん。
空振りは、失敗ちゃう。確認作業や。
合わせて初めて魚かどうかが分かる、っちゅうのは、裏を返したら「合わせへんかったら永遠に分からんまま」ってことやろ。潮の変化やったんか、アジやったんか。答え合わせする方法は、合わせることしかない。
しかも小さく合わせてる限り、空振りしてもリグはちょっと動くだけや。レンジも大きくは崩れへん。リスクがほぼゼロで、情報だけが手に入る。
そう考えたら、迷う理由なくない?
最初のうちは10回中9回空振りでもええねん。それを繰り返してるうちに、「これは魚っぽい」「これは潮や」の区別がだんだんついてくる。感覚っちゅうのはそうやって育つもんで、投げてるだけでは一生育たへん。
ウチも最初はほんまに何も分からんくて、とりあえず変な感じがしたら合わせる、っていうのを延々やってた時期がある。あほみたいやけど、あれが一番効いたと思うわ。
糸のせいでアタリが消えてることもある

準備の話をもうひとつだけ。ラインや。
ここ深入りすると1本まるごと使うから今日は結論だけ言うけど、糸によってアタリの伝わり方はほんまに変わる。
■ ナイロン → 扱いやすくて安いけど、よう伸びる。伸びる分だけアタリが途中で吸収される
■ エステル(硬め) → 伸びが少なくて感度が高い。アタリも操作感も分かりやすい。ただしアワセ切れが起きやすい
■ エステル(柔らかめ) → 硬めよりは感度で劣るけど、ライントラブルが少ない
デュエルの解説でも、ナイロンは初心者に扱いやすい反面、よく伸びるので感度が低いとはっきり書かれてる。エステルの硬い柔らかいの違いはTSURINEWSのほうで整理されてるんやけど、要は感度とトラブルの少なさがトレードオフになってる、ということ。
ここで「じゃあエステル一択やん」とは、ウチは言わへん。慣れてへんうちに硬いエステル巻いて、キャストのたびにブチブチ切れて心折れる人、ほんまに多いから。
ラインの選び方だけで判断がだいぶ変わるんで、それはそれで一本書いた。今日のとこは「アタリが分からん原因は、腕やなくて糸かもしれん」と知っといてくれたらそれでええ。ちゃんと選びたなったら、こっち見てな。
まとめ|アタリは気づくもんやなくて、準備しとくもん

長なったんで、持って帰るぶんだけまとめとくで。
■ 「アタリが分からん」は3つに分けられる。出てへん/届いてへん/捨ててる。順に潰す
■ 抜けアタリは、下から食い上げられて重みが抜けた状態。消えたんやなくて、持ち上げられてる
■ 食い上げた場所でアジが止まると乗らへん。抜けたと思ったらテンションを張って軽く掛ける
■ 居食いは水の抵抗が消える。連発したらレンジを上下させて角度を付けさせる
■ 準備は3つ。テンションを切らさへん/ロッドは軽く握る/風で膨らんだら立ち位置か重さを変える
■ アワセは、速さは即・大きさは小さく。空振りは失敗やなくて確認作業
ほんで最後に、井上さんが記事の締めで書いてはったことを紹介させて。難しいアタリをちゃんと掛けて的確に回収して、次にちゃんと「コン」と来るアタリに変えられるようレンジ調整してこそ一人前のアジンガーや、という趣旨のことを言うてはる。
これ、読んだとき唸ったわ。
アタリって「取れるか取れへんか」の話やと思てたけど、そうやなかった。取りにくいアタリが出てるってことは、まだレンジが最適やないっていう合図やねんな。せやから抜けアタリを掛けて、そこから調整して、最終的には分かりやすいアタリが出る場所に自分を持っていく。
そこまでがワンセットや。
やから今日の結論はこうなる。アタリは、気づくもんやなくて、準備しとくもん。 感覚を研ぎ澄ますより先に、届く状態を作る。作ったうえで、迷わず小さく合わせる。それだけで拾える数は変わるはずやで。
レンジの刻み方そのものは、それだけで一本になるから別で書いたわ。5カウントずつ刻む理由と、実際の手順の話や。
掛けたのにバラしてまう夜の話は、それだけで一本あるから、ドラグと合わせ方のほうにまとめてある。
よくある質問
Q1. 抜けアタリとは何ですか?
A. 中層でリグを止めているときに、アジが下から食い上げてきてラインテンションが抜けるアタリのことです。手元では「リグの重みがフッと消えた」ように感じられます。何かが起きるアタリやなくて、何かが無くなるアタリやと思といて。せやから「アタリが無い」と「抜けアタリが出てる」は、慣れてへんうちは見分けがつかへん。まずは重みが消えたら反応する、という癖をつけるとこからやな。
Q2. アタリはあるのに乗らないのはなぜですか?
A. アジが吸い込んだあと、その場から動かずに止まっているケースが多いためです。食い上げたあとどこかへ泳いでくれたらハリ先が勝手に掛かってくれるんやけど、その場でじっとされると吐き出されるか、口の横の破れやすいとこに掛かって外れる。せやから抜けたと感じたらテンションを張って軽く掛けにいく。あと居食いが連発してるときは、レンジを少し上下させて食う角度を変えさせるのも効くで。
Q3. アジングの釣り方のコツは何ですか?
A. リグを止めている時間を、意図して作ることです。アジのアタリは、巻いている最中より、落としているときと、テンションを保って止めているときに多く出ます。投げてすぐ巻き始めると、いちばんアタリが出る時間を自分で消してしまうことになります。キャストしたらカウントを数えながら落として、止めて、また落とす。この「止める」が入るだけで、手元に届く情報の数が変わります。ほんで、止めてるあいだに重みがフッと消えたら、それが抜けアタリや。
Q4. アタリを目で取ることはできますか?
A. 手元だけでなく、ラインの動きを見て判断する方法はあります。ただし「目でアワセる」を前面に出した釣り方として知られている34のARメソッドは、ボートアジングと専用タックルを前提とした方法なので、岸からのジグ単にそのまま当てはめることはできません。漁港でやるなら、常夜灯の明かりに照らされてる範囲のラインを見ときながら、基本は手元で取る。目はあくまで補助やと思といたほうがええわ。
Q5. 豆アジのアタリだけ特に分かりません。どうすればいいですか?
A. 豆アジは口が小さく吸い込む力も弱いため、そもそもアタリが小さく出やすい魚です。これは感度の問題やなくて、フックのサイズが口に合ってへん可能性のほうが高い。乗らへんのが続くなら、まずハリのサイズを見直すほうが早いで。このへんは掘り下げると長なるから、フックサイズの話にまとめてあるわ。
はい、今日はここまで。
「アタリが分からん」で悩んでる人ほど、実はもう感じてるねん。ただ、それがアタリやと知らんかっただけ。今日の準備を持って行ったら、次の一投から景色が変わるかもしれんで。
夜の漁港で、これ1本開けば順番に潰せる。この手帖の順番を、まとめて1冊にしてあるわ。
ウチが何者かとか、このブログで何を書いてるかは、こっちにまとめてあるから、よかったら覗いてってな。
ほな、また。
