関空·中部ベースの海外旅行族はアジア·マイルを貯めなさい!キャセイパシフィック航空アジア·マイルのすすめ(2026年4月更新)
このnoteアカウントでは、京都と大阪の中間に拠点を置き、福岡・山陽にルーツを持つ筆者が、「最適化旅!」をモットーに、以下内容を発信しています。
関西を拠点とした国内海外の移動最適化
実際に運用している決済手段・ポイント・マイル活用
東南アジア・香港・台湾・韓国・日本国内旅行での実体験と失敗談
■ 全体設計
関西住み国内・海外旅行族としての決済・ポイント・マイル戦略の全体設計は、以下の総集編にまとめています。
■ 活用している経済圏
■ 使用しているクレジットカード
楽天ゴールド(JCB)
■ 活用しているバーチャル決済
■ 活用しているマイレージ
■ 主な実績
タイ渡航25回以上
シンガポール渡航15回以上
キャセイパシフィック航空 ゴールド会員
ベトナム航空 プラチナ会員
タイ航空 ゴールド会員
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※2026年7月追記
筆者の最新の航空戦略を以下記事で公開中。
1. JAL/ANAだけ見ていると、アジア移動は狭くなる
日本人がマイルを語るとき、たいていJALかANAの話になる。
それは間違いではない。
国内線が多い人、北米・ハワイへ行く人には、JAL/ANAマイルが素直に機能する。
でも、こういう人はどうか。
年に複数回、香港・台湾・タイ・マレーシア・シンガポールへ行く
関西・中部・福岡から飛ぶことが多い
東南アジア全体を、できれば複数都市まとめて動きたい
その場合、JAL/ANAマイルだけ見ていると、選択肢が狭くなる。
東南アジアへの特典航空券は在庫が取りにくい。
地方発の路線は少ない。
乗り継ぎが東京経由になり、移動に時間がかかる。
そこで視点を変える。
アジア・マイルを移動の設計に組み込む。
これは「お得なマイル」の話ではない。
アジアをどう動くか、という設計の話だ。
2. アジア・マイルは「香港を使う人」のためのマイルだ
アジア・マイルはキャセイパシフィックのマイルだが、
実態は香港ハブを軸にしたアジア移動のポイント通貨だ。
日本側の発地:関空・中部・福岡・成田
香港(HKG)経由で展開できる都市:
バンコク / クアラルンプール / シンガポール / ホーチミン / ハノイ / 台北 / ソウル
西日本在住者にとって、これは特に効く。
KIX→HKGは毎日複数便。FUK→HKGも安定している。
中部(NGO)からも接続できる。
「東京経由でASEAN」という発想をやめて、
「地元空港→香港→ASEAN」で設計し直す。
たとえばこういう動線が組める。
福岡 → 香港 → クアラルンプール(入国)
─── KL・ゲンティン・マレー鉄道・JB ───
シンガポール → 香港 → 名古屋(帰国)
一筆で東南アジアを縦断する回廊型移動が、
キャセイで発券すると驚くほど自然に組める。
3. キャセイの価値は、飛行機の外にある
香港国際空港(HKG)は、APACで最も完成度の高い乗り継ぎハブのひとつだ。
キャセイパシフィックはスカイトラックス5つ星航空会社であり、2026年の世界航空会社ランキングで2位を獲得している。移動インフラとして使いながら、サービス品質も高い。
キャセイのダイヤは、香港での乗り継ぎを前提として設計されている。
日本発の便が香港に着く時刻と、東南アジア各都市への便が出る時刻が、接続を意識して組まれている。乗り継ぎがたまたま便利なのではなく、ハブ経由の移動が成立するようにダイヤが作られているのだ。
乗り継ぎ動線が短い。
深夜でも空間として機能している。
そして、キャセイのラウンジがある。
The Pierに入る。
担々麺を頼む。これは冗談ではなくて、普通に美味い。
シャワーを浴びる。
静かなソファで一度横になる。
次の都市へ入る前に、身体と頭を切り替える。
乗り継ぎが「消耗」ではなく「リセット」になる。
深夜の香港空港でも、空間として完成している。
照明が落ちた制限エリアで、アジア各国からの乗客が次の便を待っている。
「空港で時間を潰す」から「移動の途中で回復する」へ。
HKGを通過点ではなく中継基地として使える人は、アジア移動が一段楽になる。
5. アジア・マイルの使い道は、東南アジアに寄せる
アジア・マイルで北米やヨーロッパへ飛ぼうとすると、必要マイルが跳ね上がる。
そこはJAL/ANAに任せればいい。
アジア・マイルが光るのは短中距離だ。
日本→香港、香港→ASEAN各都市
Malaysia AirlinesでKUL⇄SIN、KUL⇄BKKのASEAN域内移動
Bangkok Airwaysでタイ地方都市・周辺リゾートへ
「直行便が取れないなら香港経由で分解する」という発想を持てると、選択肢が格段に広がる。
消費方法も全マイル一択ではない。
マイル&キャッシュという選択肢がある。マイルと現金を組み合わせて発券するため、マイルが十分に貯まっていない段階でも使い始められる。「貯まってから使う」ではなく、貯まりながら使う設計が組める。
また、有償で乗る場合とマイルを使う場合は分けて考えた方がいい。
有償ビジネスで乗った方が合理的な場面がある。
特に見落とされがちなのが、キャセイの東南アジア方面ビジネスクラスの運賃が、他社と比べて格安になるケースがあるという点だ。日本↔香港↔東南アジアの路線では、セール時や早期購入でビジネスクラスが思いのほか現実的な価格で取れることがある。ラウンジ・機材・マイル積算がセットで付いてくることを考えると、エコノミーとの差が縮まる。
ステータスポイントが積み上がる
繁忙期でも通し運賃が刺さることがある
ラウンジ・機材がセットで付いてくる
マイルは別途、日常決済から貯めておく
修行ではなく、動くたびに自然に積み上がる構造を作る。
6. 貯め方はシンプルでいい
難しいことはしなくていい。
キャセイ提携カードかAMEX系で日常決済をマイル化
高額決済はCathay Amexに集約
香港では少額決済にオクトパスカードを使い、カード摩擦を減らす
裏技より回しやすさを優先する
アジアへ実際に動く人間が、普通に生活していれば自然に積み上がる設計だ。修行は必要ない。
7. こんな人に向いている
向いている人:
関西・中部・福岡発を使う
年に複数回東南アジアに行く
香港経由に抵抗がない
JAL/ANAだけでは希望の便が取りにくいと感じている
コストパフォーマンスを高めたい
向いていない人:
国内線・ハワイ・北米が中心
直行便以外は考えられない
ステータス修行として効率を最大化したい
マイルを細かく最大化したい人
アジア・マイルは、マイル最適化ゲームをやりたい人のためのマイルではない。
アジアへ実際に動く人のための、移動通貨だ。
8. JAL/ANA、VN、それぞれの役割
競合ではなく、役割分担だ。
| マイル / 航空会社 | 向いている場面 |
|---|---|
| JAL/ANA | 国内線・北米・ハワイ・王道路線 |
| アジア・マイル(CX) | 香港経由・東南アジア全域 |
| VN/スカイチーム | ベトナム・韓国・台湾の補完 |
| EVA・TG・SQ | 台湾・タイ・シンガポール補完(スターアライアンス) |
アジアを動く人間は、アジア・マイルを軸に置いて、JAL/ANAを補完に使う。
この順番を変えるだけで、移動の設計がずいぶん楽になる。
まとめ|香港を使える人は、アジア移動が一段楽になる
キャセイとアジア・マイルは、最安でも最強でもない。
ただ、
日本の地方空港から香港へ飛んで
ラウンジで身体を整えて
東南アジアの各都市へ入る
遅延しても、香港ハブが吸収する
この流れを、何度でも自然に回せる。
気づけば、「香港経由ならまあいいか」ではなく、
「香港経由のほうが楽」になっている。
アジアを何度も往復する人ほど、この感覚は強くなる。
アジア・マイルは、夢のファーストクラスを狙うためのマイルではない。
日本から香港を経由し、東南アジアへ何度も出ていく人のための、
かなり現実的な移動インフラである。
~THE END~
