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英語スコアは“入場券”。その先で輝くのは「運用力」だ

生徒からの質問に答える形で始まった『教えて森さん』
今回は生徒から受けたこんな質問への僕なりの回答を記事にしてみました

国際系の仕事を進める上で、「運用力」と「高いスコア(結果)」のどちらに重点を置くべきでしょうか。また、面接官の立場からの場合、どのような点を重視されますか?

前回はこちら。

君は今、「運用力」と「高いスコア(結果)」、国際系の仕事を進める上でどっちに重点を置くべきなんだろうって、頭を抱えてるんじゃないかな?

面接官の立場からすると、一体何が重視されるんだろうって、考え出すとグルグルしちゃうよね。

僕も昔はそういうことで悩んだなぁ。

特に国際系の仕事って聞くと、英語のTOEICスコアや語学の検定結果とか、目に見える数字がすごく大事な気がする。

もちろん、そういう「結果」や「スコア」は努力の証だし、素晴らしい強みだよ。それは間違いない。

例えるなら、国際舞台への「入場券」みたいなものかな。
そのチケットがないと、そもそも舞台に上がれないこともあるもんね。


でもね、その「入場券」を手に入れたとして、その舞台で主役を張ったり、観客を魅了したりするのは、君の「運用力」にかかってるんだ。

たとえば、君が海外のクライアントとオンラインで会議をしている場面を想像してみてほしいんだ。

君はTOEIC満点!英語の論文もスラスラ読めるし書ける。

完璧だ。

でもね、相手が突然、文化的な背景から来るユーモアを言った時、君はそれをちゃんと理解して、場を和ませる気の利いた返事ができるかな?


あるいは、契約書の一文で意見が食い違って、お互いちょっと頑なになっちゃった時。

ただ正確な言葉を選ぶだけじゃなくて、相手の表情や声のトーンから
「あ、これはちょっとこっちが引いてあげるべきかな」とか、
「ここは丁寧に理由を説明しないと伝わらないな」
って察して、話し方を調整できるのが「運用力」なんだ。

文化や慣習の違いを乗り越えて、相手と心を通わせる力、とでも言おうか。高いスコアは、過去の努力の「結果」だけど、運用力は、今、そして未来に、君がどれだけしなやかに、力強く活躍できるかの可能性を示すものだと思うんだ。

「じゃあ、面接官の森さんはどう見るの?」って聞かれたら、僕だったらこう答えるかな。

「君のスコアももちろん見るよ。でもね、それ以上に、君がそのスコアを使って、どんな場面で、どう動けるのかを知りたいんだ。」

面接って、履歴書の数字を読み合わせるだけの時間じゃないんだよね。

僕ら面接官は、君が話す一言一言、表情、声のトーンから、
「この子は、想定外のトラブルにぶつかった時、どう乗り越えるんだろう?」
「文化の違う人たちと、どうやって信頼関係を築いていくんだろう?」
って、君の「運用力」の片鱗を必死に探してるんだ。

例えば、「学生時代、どんな失敗をして、どう乗り越えましたか?」っていう質問。

あれって、ただの失敗談を聞きたいわけじゃないんだよね。

君が壁にぶつかった時、どう考えて、どう行動して、次にどう活かしたか。
そのプロセスの中に、君の「運用力」がギュッと詰まっているから、そこを見たいんだ。

高いスコアは自信になる。それは間違いない。

でも、その自信をどう使うか、どう活かすかが「運用力」なんだ。

まるで、最高級の包丁を持っているだけじゃなくて、それをどう研ぎ、どう使いこなして、美味しい料理を作れるか、って話に似てるよね。


包丁がピカピカなのは素晴らしいけど、切れ味が悪かったり、使い方がわからなかったら、ちょっともったいないじゃない?

じゃあ、君はこれから、その「高いスコア」と「運用力」をどう育てていこうかな?スコアを上げる努力はこれからも続けてほしい。

それは君の可能性を広げる大切な道具だから。

でも、それと同時に、日常の中で「運用力」を磨くチャンスを意識してほしいんだ。

例えば、バイト先で外国人のお客さんと接する時、いつもの対応にプラスして、何か相手がより安心して話せるような工夫をしてみるとか。

友達との会話で、相手の真意を読み解く練習をしてみるとか。

そういう小さな積み重ねが、いざという時の大きな力になるんだ。

完璧なバランスなんて、たぶん誰にもわからないし、正解なんて一つじゃない。

でも、君が「これでいこう!」って決めて、一歩を踏み出すことが、何より大事なんだ。

国際系の仕事は、本当に奥が深くて面白い世界だよね。

スコアという「硬いスキル」と、運用力という「しなやかなスキル」、この両方をバランス良く育てることで、君はどんな場所でも輝けるはずだよ。

もちろん、悩んだり、立ち止まったりすることもあるだろう。

そんな時には力になりたいと思っているよ。

君の未来を、いつも応援しているからね。

生徒からの質問に答える形で始まった『教えて森さん』初回はこちら。
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