40 リットン報告書の英文において「日本の侵略」という断定的な表現は存在しない 「嘘だらけの日中近代史シリーズ3」
リットン報告書の英文において、中国側の主張を引用する第7章や、不戦条約を論じる第10章などの特定の文脈で「aggression」という単語が使用されているが、「Japanese aggression(日本の侵略)」という断定的な表現は、報告書には存在しない。
むしろ報告書は、日本を一方的な侵略国と直接的・法的に宣告することは避けている。
柳条湖事件については、本報告書では中国軍は満鉄爆破の首謀者ではないと認定しているが、一方で具体的に誰が首謀者であったかについて言及はない。ただ、中国軍は満鉄爆破の首謀者ではないので、日本の軍事行動は「正当防衛の措置と認め得ないが、自衛のための誤想防衛という仮説を排除し得ない」としている。
それにもかかわらず、多くの日本の歴史書やネットでは、
「リットン調査団報告書の骨子は、満州事変は日本の侵略行為であり、自衛のためとは認定できないというものであった。」(世界史の窓)
とリットン調査団報告書の紹介と称して、書いていないことと、都合のいいところを切り取って引っ付け、プロパガンダに利用していると思われる。
このような知られていないエピソードが満載ですので、是非ごらんください。
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