「1X.com」挑戦の記録:Award作品の紹介(14枚目のAward)
■ 「1X.com」挑戦の記録シリーズ、14枚目のAwardの紹介です
映像制作会社の代表兼プロデューサーが、2024年4月に自社の設備投資としてシネマラインであるSONY FX3やレンズ、その他周辺機材を購入したところ、なぜか「ポートレート<写真>撮影欲」が滾ってしまい、この「滾る感情」を吐き出すために、ポートレート作例をアップしてきましたが、仕事仲間でもある、周りにいるプロカメラマンやアートディレクターからの評価では物足りなくなり、知人以外の第三者に批評されたい欲求が高まってきたので、スウェーデンの世界最高峰の審査制写真投稿サイトと言われている「1X.com」に挑戦する記録を残そう、というシリーズです。
Publishされた写真の紹介は、以下の記事にてただただ紹介していき、挑戦の記録シリーズは、Awardをとった写真のみ個別で紹介する記事にリニューアルしました。
今回は、14枚目のAwardを取ることができましたので、撮影時の様子や機材、モデルについてまとめましたのでご覧ください。
↓撮影直後に書いた記事はこちら(撮影日や撮影テーマ毎に記事を書いていますが、その中で1番気に入っている写真をトップ画像にしていますので、トップ画像の写真がAwardをとれると、感無量なのです!)
↓上記の記事はこちらの記事の付随記事(こちらの記事のトップ画像もAwardがとれましたので、前記事をご覧ください)
■ この日は移動中もiPhoneで撮り続けました
この海岸ロケをした日は、「フルサイズカメラでがっつりポートレート撮影」だけでなく、撮影前後の移動中にiPhoneでも撮り続けました。
<知人女性A>のふんわりした笑顔は、量子力学のアイドル(?)である「シュレンディンガーの猫」と同じ、という説を実証するような写真も撮れていますので、ぜひご覧ください。
↓ポートレート撮影に向かう道中も写真を撮って、仕上げて、思考を繰り返してたら、やっぱり「あの猫」と同じだった
↓<知人女性A>の「ふんわりした笑顔」は「あの猫」と同じ、という発見についてのまとめ的な記事
■ 総括記事も併せてご覧ください
1Xに100枚投稿、200枚投稿、そして300枚投稿した時点で、総括記事を書きました。Award&Publishの打率だけでなく、写真のタイトルやモデルなど、さまざまな視点から総括してみました。各記事ともにかなりの長文ですが、ぜひご覧ください。
↓100枚投稿した総括
↓200枚投稿した総括
↓300枚投稿した総括
■ 1X.comのギャラリーはこちら
■ Instagramのアカウントはこちら
https://www.instagram.com/resonance_portrait/
■ 写真だけでなく小説でも転がり出すために、TALESにて小説を発表しています
本格的なポートレート撮影だけでなく、iPhoneで撮ったラフな日常写真もSNSで発表することで、「どこかに転がり出すきっかけになるかもしれない」という思いを持って公開することにしたわけですが、この思いと同じように、noteの姉妹サイト「TALES」にて、幕末〜戊辰戦争を題材にした歴史小説「闇溜まり」を発表することにしました。
創作物は誰かの目に触れるようにしなければ、どこにも転がり出さないので。
この発表をきっかけに、写真と小説のどちらもどこにどうやって転がってもいいように、私自身もウォーミングアップをはじめました。いつでも転がり出す準備は整いつつあります。
ぜひ、以下のリンクより読んでみてください。
■ 使用機材紹介
・Camera:SONY α7 V
・ASAHI Super-Takumar 55mm F1.8(前期型)
・Mount Adapter:K&F CONCEPT M42-E Ⅳ PRO
・CFExpressA:NEXTORAGE NX-A1PRO 160GB
・SDXC:SONY UHS-II TOUGH SF 512GB
・Strap:Peak Design SLIDE LITE
・Tripod:Ulanzi TT09 VideoGo F38
・Camera Bag:Manfrotto Advanced Active Backpack III
■ モデルについて
この写真のモデルは、最近では一番撮影機会の多い<知人女性>です。
総括記事や複数のモデルを紹介する際には、<知人女性A>として紹介しています(名前を出していない知人女性を撮ることが多いので、個別認識のためにAとBにしています)。
<知人女性A>は、モデルや被写体活動をしているわけではない全くの素人なので、「カメラの前で笑顔を作ったり変なポーズはしなくてよい」「むしろ何もしなくてよい」というディレクションで撮影してきました。
そのため、私のフォトグラファーとしての技術だけでなく、撮影に至るまでの前後のディレクションやプロデュース、そしてプロジェクトの進行管理までトータルで試されることになり、とても難易度が高く、それゆえに「何度でも撮りたくなる(≒滾る感情を刺激する)」モデルなのです。
今回の撮影で特に感じたのは、<知人女性A>の身体操作性の高さです。何度か<知人女性A>の特徴として書いたことがありましたが、今回の撮影で改めてその能力の高さに驚きました。
<知人女性A>を撮るときには「ただ立っているだけでよい」という指示を出していますが(何度も撮ってきたので、最近はこの指示すら出さずに撮りはじめている)、撮影会モデルにありがちな「日常的ではない変なポーズはさせない」というだけで、顔や身体の角度、手や足の位置、唇の開き具合、そして目線の位置など、とても細かく指示を出しています。
例えば「半歩右に移動、顔を左に5度傾けて、左肩を反時計回りで10度回転、目線の位置は10センチ下、唇は5ミリ開いて」というような指示です。
<知人女性A>は、私が出すこうした指示を「一瞬で咀嚼し、自らの身体で再現する」という身体操作性が高いのです。
■ 今回の写真は、<知人女性A>ではじめてAwardをとった写真のセルフオマージュです
今回の写真は、1X.comにて私自身2枚目のAward、そして今回のモデル<知人女性A>を撮った写真の中で初めてAwardをとった写真「The dream of the butterfly's tears」を「セルフオマージュ」したものです。
オマージュ元の写真は、「Tシャツにしたい」と考えていたぐらいに私の中でかなり気に入っている写真なのですが(結局、違う写真でTシャツを作ったけど)、単純に仕上がりが気に入っているだけでなく、コントラストバキバキの印象が強い1X.comで、柔らかい描写をする1963年に生産されたオールドレンズの「 Super-Takumar 55mm F1.8(前期型)」の開放F/1.8で撮った写真がAwardを取れたことで、その後の試行錯誤や思考の礎になったから、という理由もあります。

※こちらがオマージュ元の写真
やっぱり今でもTシャツにしたい
そのため、久しぶりに<知人女性A>と海岸でロケ撮影をすることが決まった際に、「セルフオマージュ」というコンセプトで写真を撮ることを決めていました。
オマージュ元の写真と「同じモデル」「同じレンズ」「同じ季節」「同じ時間帯」「同じアングル」「同じ構図」「(多分)同じ種類の花」そして「同じ(ような海岸という)ロケーション」で撮影してみた次第です。
ただし、あくまでオマージュでありコピーではないので、髪型や衣装、花の色、カラーグレーディングの方向性などは、あえて似せないことにしました。
そんな経緯で取った写真が、オマージュ元の写真に引き続きAwardがとれて、ほっとしています。
■ タイトルについて
タイトルの日本語訳は「蝶が流す涙が見る夢(2)」です。毎回書いていることですが、現像時に降りてきた言葉なので、意味は聞かないでください。
前述したように、セルフオマージュした写真ですので、あえてオマージュ元の写真と同じタイトルに(2)を付けました。
「ver.2」や「no.2」、「take2」にはせず、(2)にしたのは、愛用する「Nothing」というブランドのオマージュです。「Ear」というワイヤレスイヤホンは、バージョンアップする度に、「Ear(2)」「「Ear(3)」という名称でリリースされているのですが、このネーミングの感覚が私の中にはないものだったので、とり入れてみた次第です。
↓クリアなケース&ボディがレトロフューチャーっぽくて好き。デザインが優先されたイヤホンに見えるけど、音質やノイキャン性能も必要十分なスペックです
■ 「Award」をとった写真の詳細
ここから先は
¥ 300
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?
