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0202 テリー・ギリアム監督『12モンキーズ』聖地巡礼

2015年5月2日(土)にアメリカのメリーランド州ボルチモアで、2015年5月3日(日)にアメリカのペンシルバニア州フィラデルフィアでテリー・ギリアム監督『12モンキーズ』(Twelve Monkeys)の聖地巡礼をしてきました。

作品は、COVID-19パンデミック陰謀説を予見した恐るべき映画。公開当時は全く気にも留めてませんでしたが、当たり前ですけど…。因みに、クリス・マルケルの短篇映画『ラ・ジュテ』にインスパイアされた作品。

ジェームズ・コール(演:ブルース・ウィリス)は、いつも同じ夢を見ていた…空港を駆け抜ける男、膝から崩れ落ちる男、取り乱す女。それを見つめる少年…。

1996年に発生した謎のウィルスにより、全人類の約99パーセントは死滅し、生き残った人類は地下に住むことを余儀なくされた。
2035年、密閉された地下都市の科学者グループはパンデミックの調査を重ね、その謎に「12モンキーズ」が関わっていることを突き止める。そしてジェームズが「12モンキーズ」マークのステンシルを手掛かりに感染初期のウイルス原株を回収する任務を命じられ1996年に送り込まれる。

何の間違いなのか…1990年にタイムスリップしてしまったジェームズは、精神科医のキャサリン・ライリー(演:マデリーン・ストウ)の診察を受け、精神病棟では高名なウイルス学者の息子で動物実験反対運動家のジェフリー・ゴインズ(演:ブラッド・ピット)と同室となる。
この後、タイムトラベルを繰り返すジェームズは、1996年の11-12月にキャサリンと再会し、ジェフリー率いる「12モンキーズ」と対峙することになるのだが…。

オープニングで出てくるのは2035年デストピア風景のフィラデルフィア市庁舎 Philadelphia City Hall。
Philadelphia City Hall - Wikipedia

これがフィラデルフィア市庁舎の2035年デストピア風景

確認鑑賞をしていて、「この風景は見た事がある…」とデジャヴー(既視感)に陥ったのが2シーンに分かれて登場する高架下(12モンキーズの前身環境保護団体の本部がある)画像。ロケ地を調べてみたら何と2802 Kensington Avenue, Philadelphia, Pennsylvania!南東ペンシルベニア交通局 SEPTA Southeastern Pennsylvania Transportation Authority が運営するMarket-Frankford線(Blue Line)の高架部分サマーセットSomerset 駅の真下なんです。
Somerset station (SEPTA) - Wikipedia
駅の南西すぐ近くにロッキー・バルボアの家、北西ちょっと先にポーリーとエイドリアンの家ロケ地があって『ロッキー』なところ。実は映画界では超有名な「高架が映りこむ労働者階級の住むアメリカンな町」になっているのかもしれません。地元のフィルム・コミッションが町をあげて撮影当日は道路を封鎖したり、お店をクローズしたりで協力してるのかな?

ここがサマーセットSomerset 駅

再度の登場…1996年設定のフィラデルフィア市庁舎(西側)。ユートピアではないけど…。

これがフィラデルフィア市庁舎の1996年ユートピアではないけど風景
生卵を飲んだロッキーが早朝に駆け抜けた市庁舎の西側

逃避行中のジェームズとキャサリンが変装する映画館。出ました!ボルチモアのセネター劇場 Senator Theatre です。
Senator Theatre - Wikipedia
映画本篇では「24時間耐久ヒッチコックまつり」特集で『見知らぬ乗客』『北北西に進路をとれ』『めまい』『サイコ』を上映中。映画内映画は『めまい』でした(←ブルネットのキャサリンはこの劇場でブロンドに変装)。この映画館は、聖バリー・レヴィンソン監督『ダイナー』(劇場内部のみ)、『わが心のボルチモア』、ジョン・ウォーターズ監督『セシル・B ザ・シネマ・ウォーズ』とロケ地が被ります。もしかしたらLAを舞台にした作品の「映画によくでる映画館」がマンズ・チャイニーズ・シアターならNYではない東海岸の「映画によくでる映画館」はセネター劇場なのかもしれませんね。

©2015 プッチー・ミンミン
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テリー・ギリアム監督他作品の聖地巡礼
0199『バンデットQ』
0200『未来世紀ブラジル』
0201『バロン』
0203『Dr.パルナサスの鏡』
0204『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』

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