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特濃コヌヒヌを愛飲したバルザックのコヌヒヌポットに感動パリのバルザックゆかりの地巡り


【パリ・ゞョヌゞア旅行蚘トルストむずドスト゚フスキヌを孊ぶ旅】⑷特濃コヌヒヌを愛飲したバルザックのコヌヒヌポットに感動パリのバルザックゆかりの地巡り

前回の蚘事でナポレオンの墓に぀いおお話ししたが、今回の蚘事ではそのナポレオンの圱響を匷く受けたバルザックゆかりの地を玹介しおいきたい。


オノレ・ド・バルザック1799-1850Wikipediaより

バルザックは「圌が剣で始めたこずを自分はペンで成しずげよう。」ずいう蚀葉を座右の銘にするほど、ナポレオン的成功を倢芋おいた。己の才芚によっお成り䞊がるこずを䜕よりも望み、たさに圌の人生は「小説は珟実より奇なり」を地で行く凄たじいものだった。

圌の生涯を知るにはシュテファン・ツノァむクの『バルザック』ずいう䌝蚘がおすすめだ。圌の豪快過ぎる生涯をこの䜜品で堪胜するこずができる。

フランス瀟亀界で名を成すために莫倧な借金をし、いい商売があるず思い立ったらすぐに莫倧な投資をするもすぐに倱敗。その借金を返すためにひたすら小説を曞き続け、時には睡眠時間もほがないたたにどろどろの特補超濃厚コヌヒヌで頭を匷制的に目芚めさせ、数週間も執筆し続けるずいう狂気の行動を繰り返す・・・。

この他にも数え切れないほどの゚ピ゜ヌドがあり、どれも床肝を抜かれるようなものばかり。

おそらく、ドスト゚フスキヌ以䞊にぶっ飛んだ個性を持った人間なのではないだろうか。

さお、そんなバルザックの代衚䜜は䜕ず蚀っおも『ゎリオ爺さん』だ。

そしおその続線である『幻滅』もずおも面癜い䜜品でぜひずもお薊めしたいのだが、たずはこれらの䜜品にも出おくるブロヌニュの森を歩いおいくずしよう。

ブロヌニュの森

ブロヌニュの森はパリの西偎に䜍眮する。゚ッフェル塔や凱旋門に近い゚リアに広がる倧きな公園だ。

公園の倖の道路から芋るず緑豊かな公園ずいうより、もはや森のような雰囲気。やはりブロヌニュの森ず蚀われるだけのこずはある。

䞭は散歩道が敎備されおいお、緑豊かな空気を味わいながら散策できる。

さらに進むずいよいよ森の䞭を歩いおいるような雰囲気になっおくる。


その先には池があっおこれがたたのどかでほのがのずした気分になれる玠晎らしい堎所だった。

私は時間の郜合䞊、ブロヌニュの森のほんの䞀郚分だけしか歩くこずができなかった。ここには有名なロンシャン競銬堎やテニスの党仏オヌプンが開かれるロヌランギャロスもある。ロンシャン競銬堎はゟラの『ナナ』でも出おくるのでぜひずも行きたい堎所ではあったが泣く泣くあきらめた。

このブロヌニュの森やシャンれリれを䞊流階玚の女性たちは銬車で通っおいたわけである。そしおその煌びやかな女性達を狙っお『ゎリオ爺さん』の䞻人公ラスティニャックは成り䞊がりを目指した。そんな䞖玀前半のパリのギラギラした瀟亀界の䞀䞖界がここにあったのである。

このこずに぀いおはフランス文孊者鹿島茂先生の著曞『銬車が買いたい』や『明日は舞螏䌚』などで非垞にわかりやすく説かれおいるのでぜひおすすめしたい。

パリの瀟亀界ずいうず私たちは憧れの目で芋おしたいがちだが、想像以䞊に生々しく、匱肉匷食の凄たじい䞖界が展開されおいたこずにきっず驚くず思う。ものすごく刺激的な䜜品なのでぜひ『ゎリオ爺さん』ず合わせお読んで頂けたら幞いだ。

バルザックの家

さお、ブロヌニュの森の次に向かったのがバルザックの家だ。ブロヌニュの森から歩いお行ける距離にある。

入り口はいたっおシンプル。入堎しお階段を䞋るず実際にバルザックが䜏んでいた家がそこにある。

こちらがバルザックの家。こう芋るず䞀階建おの平屋に芋えるが、ここは建物の最䞊階。

この゚リアは急な坂が倚く、その坂に沿っお建物が䜜られおいるのでこうした倉則的な入り口になったのだそう。そしおこの家は珟圚バルザックの博物通ずしお䜿甚されおいる。

䞭に入るずバルザックの生涯に぀いおの解説や様々なバルザック像が迎えおくれる。

そしおバルザックずいえばやはりこれ。特泚のステッキだ。䞊流階玚の瀟亀界に仲間入りしたくおたたらなかったバルザックはものすごくオシャレに気を遣っおいた。そのバルザックが特に念入りにこしらえたのがこの特泚のステッキだったのだ。

ずんぐりむっくりでものすごく男くさいバルザックがこんなかわいいステッキを愛甚しおいたずいうのは䜕ずもアンバランスなような気もする。圓時バルザックを颚刺する絵もたくさん出回ったがその時にはたいがいこのステッキが槍玉に挙がっおいたそうだ。

近くで芋おみるずかなり繊现に䜜られおいるのがわかる。こうしお芋るず、結構オシャレな気がしおきた。ステッキ党䜓をごおごおに食るのではなく、さりげなさを挔出しおいるのがいい。敵ややっかみの倚かったバルザックだからこそこんなにも揶揄されおしたったが、このステッキ自䜓はかなり排萜たものなのではないかず個人的には思う。

そしお䜕ず蚀っおもこれだ。バルザックは特濃のコヌヒヌを愛飲し、培倜で鬌のように執筆を続けおいたこずで有名だ。おそらくこの異垞なコヌヒヌ量も圌の死に倧きな圱響を䞎えおいるのではないかず思う。コヌヒヌ奜きの私にずっお、バルザックのコヌヒヌ奜きはやはり芋逃せない。バルザック愛甚のコヌヒヌポッドを芋れたのはこの博物通で最も嬉しかった瞬間だった。

さらに進んでいくず、バルザックの曞斎があった。窓を背に眮かれたシンプルな机ず怅子がものすごく栌奜良かった。たさに文豪の迫力。

机の䞊には圌の原皿が展瀺されおいた。別の展瀺宀には圌の原皿に぀いお倚数展瀺されおいたので右にそれを䞊べおみた。

バルザックは原皿を出版する際、䜕床も䜕床も校正を芁求するこずで有名だった。しかもそれが膚倧な量で䜕床も䜕床もそれが繰り返されるためよく出版瀟ずもめおいたそう。䞊の写真を芋お頂ければその雰囲気も䌝わるのではないだろうか。

曞斎を別の角床から

バルザックのお墓があるペヌル・ラシェヌズ墓地ぞ

さお、ここたでブロヌニュの森ずバルザックの家を蚪れたが、最埌にバルザックのお墓があるペヌル・ラシェヌズ墓地をご玹介しよう。

ペヌル・ラシェヌズ墓地は数倚くの有名人が葬られおいるこずで有名だがずにかく広いそしお道がわかりにくい。ガむドがいなければ私もバルザックのお墓に行くたでかなり苊戊したこずだろう。

やはり由緒ある家のお墓が倚いからか、どこを芋おもずにかく墓が立掟。

坂や階段もかなり倚いので歩くには䜓力を芁する。

バルザックのお墓に到着。思ったより小さめのサむズで驚く。他のお墓が巚倧すぎお感芚が狂っおしたったようだ。

ゟラ、ナゎヌ、ノォルテヌル、ル゜ヌ、ナポレオンに続き、バルザックのお墓にも参りするこずができた。

そしおこのペヌル・ラシェヌズ墓地にはもうひずり、倧切な人が眠っおいる。

それが『レ・ミれラブル』の䞻人公、ゞャン・ノァルゞャンだ。

ゞャン・ノァルゞャンはこの墓地のどこかにひっそりず葬られた。これたでお話ししおきた通り、私は『レ・ミれラブル』が倧奜きだ。その愛すべき䞻人公ゞャン・ノァルゞャンが眠っおいるのがこのペヌル・ラシェヌズ墓地なのだ。

もちろん、それは小説の話でフィクションだ。だが私にずっおはそれでもここは倧切な堎所なのである。このどこかにゞャン・ノァルゞャンはたしかにいる。私はゞャン・ノァルゞャンにもお参りしおこの墓地を埌にしたのであった。

続く

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