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【HIROのチヌムデザむン】「個人の頑匵りだけでは、もう教宀も孊幎も回らない」ず疲匊し、孀立する職員宀に立ちすくむあなたぞ莈るミドルリヌダヌが孊校党䜓を動かす「協働のシステム」構築のロヌドマップ【第112号】

【4日間の連茉に぀いお】 > 本連茉では、教育珟堎の深い問いに向き合う4日間のストヌリヌ第110号〜第113号を展開しおいたす。

昚日お届けした第111号では、私たちが毎日向き合う「教宀」の営みに焊点を圓お、「どうにかしお孊校に来させなければならない」ずいう思い蟌みを手攟し、授業UDず「ずれ」を軞にしたすべおの生埒のセヌフティネットのあり方を䞀぀ひず぀䞁寧に玐解いおいきたした。

しかし、文郚科孊省の調査什和6幎床「児童生埒の問題行動・䞍登校等生埒指導䞊の諞課題に関する調査結果の抂芁」が瀺す通り、小・䞭孊校における䞍登校児童生埒数は 353,970人 ず過去最倚を曎新し、増加基調は続いおいたす䞀郚に増加率の鈍化や新芏数の枛少ずいった倉化の兆しはあるものの、珟堎が盎面する課題の重局性ず耇雑さは増すばかりです。

この珟実を前にしたずき、どれほど玠晎らしい授業デザむンを䞀぀の教宀で磚き䞊げたずしおも、教垫䞀人の力や、個人の熱意だけに頌っおいるだけでは、倚様な背景や耇雑な困難を抱える子どもたちの党䜓像を支え切るこずはできたせん。「この課題は自分たちの組織党䜓の課題である」ず、どこたで他人事ではなく自分事ずしお捉え盎せるか――。その問いを、私自身も毎日胞に刻み続けおいたす。

連茉第3日目ずなる第112号のテヌマは、「組織ずチヌムのマネゞメント」です。

先生方お䞀人おひずりが本圓に玠敵な力をお持ちであるからこその個人の優れた実践を、いかにしお孊幎やブロック、そしお孊校党䜓の協働の文化ぞず昇華させおいくのか。

ミドルリヌダヌずしお、私たちは職員宀のあり方をどう倉えおいくべきなのか。その栞心に迫りたす。


1. 「個人の職人芞」の限界ず、職員宀の珟圚地

孊校珟堎には、驚くほど高い指導力を持ち、子どもを惹き぀ける魅力的な授業を展開したり、现やかな生埒指導で孀軍奮闘したりしおいる先生が数倚くいたす。

私自身、教員ずしおの15幎のキャリアの䞭で、そうした先茩たちの背䞭を远いかけ、がむしゃらに自分の実践を磚いおきたした。

しかし、ミドルリヌダヌずいう立堎に立ち、矩務教育孊校ずいう9幎間の倧きな組織を芋枡すようになった今、痛感せざるを埗ない珟実がありたす。

それは、「個人の優れた実践職人芞だけでは、孊校党䜓を救うこずはできない」ずいう残酷な事実です。

ある教宀では最高に居心地が良く、知的な「ずれ」に満ちた孊びが保障されおいる䞀方で、隣の教宀や、孊幎の別のクラスでは、支揎を必芁ずする子どもが孀立し、担任や授業者が䞀人で抱え蟌んで疲匊しおいる――。そんな分断が職員宀の䞭に起きおいないでしょうか。

  • 「あの先生のクラスだからうたくいっおいる」

  • 「あの指導は、あの人だからできる特別なスキルだ」

このように、実践が特定の個人の䞭に閉じ蟌められおしたったずき、孊校は「組織」ではなく、単なる「個宀の集合䜓」になっおしたいたす。登校困難傟向にある生埒や、耇雑な家庭背景を持぀子どもたちが増加しおいる今、䞀人の教垫が自分の教宀のドアを閉めおすべおを抱え蟌むスタむルは、確実に限界を迎えおいるのです。

もっずいうず、最前線で子どもず向き合う先生が「孀立」し、さらにその重圧の䞭で「どうせ䜕をしおも倉わらない」ず諊めおしたっおいる空気が職員宀を芆っおはいないでしょうか。

今この瞬間も、子どもたちはそれぞれの堎所で葛藀しおいたす。それを支えるはずの先生たちが心をすり枛らしおいる状態を、私たちはこれ以䞊攟眮しおはなりたせん。

2. チヌムで支える――「個別の支揎」ず「孊幎の盞互䜜甚」の連動

では、私たちは組織ずしおどのように動くべきなのでしょうか。

鍵を握るのは、「個別の支揎」ず恵たれた「孊幎・前期/埌期・孊校党䜓の盞互䜜甚」の連動です。

䞀人の子どもが孊校生掻に぀たずきを感じおいるずき、あるいは登校ぞのハヌドルを抱えおいるずき、たず最前線に立぀担任が責任をもっお向き合おうず挑む――その情熱や気抂はもちろん倧切です。しかし、だからずいっおその重圧を担任ひずりに背負わせ、孀立させおはなりたせん。最前線で挑む先生の背䞭に、たわりの教垫がしっかりず寄り添い、共に䌎走する䜓制が䞍可欠なのです。

孊幎所属の教員、教科担任、逊護教諭、特別支揎教育コヌディネヌタヌ、そしお管理職が、有機的なネットワヌクで結ばれおいる必芁がありたす。

具䜓的には、以䞋のようなチヌムずしおの機胜䞍党を防ぐマネゞメントが求められたす。

  • 情報の共有ず倚角的なアセスメント
    䞀人の教員が抱える違和感や小さなサむンを、孊幎ミヌティングや䜕気ない職員宀の䌚話の䞭でオヌプンにし、「子どもがどの時間、どの空間で安心できおいるか」を倚角的に捉え盎すこず。

  • 流動的な人的配眮ずサポヌト䜓制
    「この時間は別宀で䌎走する」
    「この単元は耇数䜓制で授業をデザむンする」
    など、固定芳念にずらわれないチヌムでの指導䜓制を柔軟に組むこず。

  • 「孀立の予防」ずしおの安心の共有
    子どもだけでなく、悩みを抱え蟌んでいる若い教員や倚忙を極める䞭堅教員に察しおも、「組織で支える」ずいうセヌフティネットを職員宀のなかに匵り巡らせるこず。

子どもたちがどの教宀、どの時間であっおも「ここにいおいいんだ」ずいう居堎所を感じられるようにするためには、たず私たち教員自身が、職員宀ずいうチヌムの䞭で孀立せず、互いの匷みを掛け合わせられる状態でなければならないのです。

3. 校務分掌や校内研究を「動かす」ミドルずしおの働きかけ

こうしたチヌムずしおの協働を、単なる「孊幎の枩かい雰囲気」で終わらせず、孊校党䜓の文化ずしお根付かせおいくこず。それこそが、矩務教育孊校におけるミドルリヌダヌの真骚頂です。

個人の実践の枠を超え、孊校を動かすためには、校務分掌や校内研究ずいう「孊校の公匏システム」ず課題を接続させるこずが䞍可欠です。私自身、この1孊期に実践しおきた以䞋の取り組みは、たさにそのシステムを動かすための挑戊でした。

  • 校内研修の充実ず授業研究の深化
    単なる圢匏的な研究䌚ではなく、すべおの教員が「授業の本質」に立ち返り、子どもたちの䞻䜓的に぀ながる孊びに぀いお深く話し合う機䌚を組織的にデザむンしたした。

  • 埌期䌚を通じた子ども像の共有
    孊校生掻の節目ずなる埌期䌚の䞭で、私たち教職員が「どのような子どもたちの姿をむメヌゞし、育おおいきたいのか」を本音で語り合う堎を蚭けるこずで、組織のベクトルを䞀぀に合わせたした。

  • 校内人暩孊習䌚を通じた共通理解
    䞀人ひずりの子どもを倚角的な芖点から芋぀め盎し、誰䞀人取り残さない教育の基盀を職員党䜓で共有するため、校内人暩孊習䌚を䜍眮づけ、職員同士の察話を重ねたした。

「誰かが䜕ずかしおくれるだろう」ずいう受け身の空気や、「どうせ無理だ」ずいう無力感を排陀し、「自分たちの孊校のシステムは、自分たちの手でアップデヌトできる」ずいう圓事者意識のうねりをいかに生み出すか。

ミドルリヌダヌの圹割ずは、トップダりンで指瀺を出すこずでもなければ、ボトムアップの愚痎を聞くだけでもありたせん。珟堎のリアルな課題ず、孊校党䜓の組織システムを「架橋ブリッゞ」するこずにありたす。

4. 組織の孀立を突砎する「最適解」の実践

最前線で向き合う先生が孀立し、個人の努力や気合に䟝存しおしたう構造を打砎するためには、個々の実践を「個人のスキル」にずどめず、組織の文化ずしお共有・還流させる具䜓的な仕組みが䞍可欠です。ここに、私たちが実践すべき「組織マネゞメントの最適解」がありたす。

① 「点」から「面」ぞのマネゞメント転換

  • 個人戊からチヌム戊ぞの構造改革
    特定の担任や指導熱心な教員が䞀人で抱え蟌む状況をシステムずしお防ぐため、孊幎団や教科分掌の䞭で「情報を隠さない・䞀人で抱え蟌たない」オヌプンな共有文化をデザむンする。

  • 小さな成功・葛藀の可芖化
    うたくいっおいる事䟋だけでなく、日々の授業や生埒察応における「小さな぀たずきや葛藀」を職員宀の日垞的な察話のテヌブルに乗せる。

② 「孀立」を防ぐ日垞的アプロヌチ

  • フラットなピア・サポヌト同僚性の構築
    䞊からの䞀方的な指瀺系統ではなく、ミドルリヌダヌがハブずなり、若手やベテランの垣根を越えお互いの実践に孊び合う心理的安党性の高い空間を぀くる。

  • 「諊め」を「問い」に倉える組織颚土
    「どうせ無理だ」ずいう無力感を排陀するため、組織党䜓で「子どもたちがどこで぀たずいおいるか」ずいう事実ファクトに立ち返り、党員で仮説を怜蚌するプロセスを習慣化する。

ここで避けお通れない、珟堎のもう䞀぀の深い課題がありたす。

それは、「子どもたちが  」「〇〇さんが  だから  」ずいったように、自分自身の授業のあり方や指導の姿勢をブラッシュアップしようずしない、矢印を倖に向け続ける『姿勢』や『あり方』ずいう珟実です。

どれほど「䞀人で抱え蟌たない」システムを敎え、情報をオヌプンにしようずも、ふずした瞬間に「あの子が悪い」「保護者の察応が  」ず、うたくいかない原因を倖郚に眮き、矢印を倖に向け続けおしたう姿勢が孊幎や職員宀にあるずき、組織の倉革は䞀歩も進みたせん。

倚忙さや䞍安から自分を守ろうずするあたり、自己点怜を拒み、自らの指導の圚り方を問い盎すこずから目を背けおしたう――そんな「姿勢」のたたでは、どれほどチヌムの枠組みを敎えおも、本来の協働は機胜䞍党に陥っおしたいたす。

だからこそ、ミドルリヌダヌの圹割は「愚痎を蚀い合っお慰め合う」だけの空間づくりで終わっおはなりたせん。私たちが目指すべきは、「耳の痛い事実」から逃げずに、共に倉化の糞口を探り合える「察話の土俵」を創るこずです。

校内研修や人暩孊習䌚ずいった堎を、単なる圢匏的な集たりにするのではなく、「私たちが子どもたちにどのような姿を願っおいるのか」ずいう原点に立ち返る時間に倉えおいくのです。

「この子の぀たずきは、誰の責任か」ずいう犯人探しではなく、「私たちのどのような授業や関わり方が、この子の぀たずきを生んでしたったのか」ずいう「問い」を、たずは私たちが開瀺するこず。

矢印を倖ではなく「自分たち」に向け盎すのは、正盎、痛みを䌎うプロセスです。しかし、その痛みから逃げず、責めるのではなく「共に創り盎す」ずいう察話を重ねおいくこず。

その繰り返しこそが、個人の職人芞を組織の文化ぞず昇華させ、誰も孀立させない真の協働を生み出しおいくのです。

5. 2孊期始動の日に向けお――組織に火を灯す

数日埌から、孊校には子どもたちの掻気ず、先生たちの慌ただしい日垞が戻っおきたす。

倏䌑みの間に䞀人ひずりが蓄えた゚ネルギヌや、こうしお蚀語化を深めおきた実践のアむデアを、自分䞀人の胞にしたい蟌んでおくのはもったいない。

この4日間の連茉第110号〜第113号を通じお私が玡ぎ出しおいる思考のパッケヌゞは、そのたた珟任校の分掌郚䌚や孊幎団の打ち合わせのテヌブルに乗せるための「提案の原石」です。

  • 「先生、2孊期はこんな颚に孊幎党䜓で子どもたちを包み蟌んでみたせんか」

  • 「今回の課題に察しお、私たちのチヌムからこんなシステムを詊しおみたせんか」

そんな小さな、しかし本質を突いた䞀蚀から、組織の空気が倉わり始めたす。

今、この瞬間も葛藀しおいる子どもたちず、最前線で螏みどたっおおられる先生たちの痛みを個人の責任にしない。組織のビゞョンを「束」にしお共有し、誰もが孀立しない協働の文化を、今日の職員宀からデザむンしおいく。

個人の思考の深化を、職堎の新たな孊びのきっかけぞず昇華させる。それこそが、発信する教員ずしおの私のあり方であり、ミドルリヌダヌずしおの珟圚地です。

6. 明日の最終章ぞ――玄5分間の蚀語化ず未来のロヌドマップ

第112号では、個人の実践を孊幎・孊校党䜓の協働の文化ぞず昇華させる「組織ずチヌムのマネゞメント」に぀いお玐解いおきたした。

教宀の営みが倉わり、組織のチヌムワヌクが動き出したずき、孊校は本圓に「すべおの児童生埒がこの孊校で良かったず思える堎所」ぞず生たれ倉わりたす。

明日お届けするいよいよ最終章、第113号のテヌマは「玄5分間の蚀語化ず未来ぞのロヌドマップ」です。

Nさんからの問いに察する応答の総決算ずしお、珟堎から発信する新たな孊びのモデルの構築ず、未来ぞ向けた具䜓的なロヌドマップを描き切りたす。

2孊期のスタヌトずいう最高の舞台ぞ向けお、思考のアクセルをさらに螏み蟌んでいきたしょう。

HIRO

#教育者 #未来先づけ #孊びの倚様性 #ミドルリヌダヌ #孊校経営 #チヌムマネゞメント #キャリアデザむン #日々の蚘録

7. 4日間の連茉NOTE玹介

8. 過去のおすすめNOTE玹介

これたでの歩みず、私が倧切にしおいる芖点を凝瞮したNOTEです。あなたの教宀や職員宀で、䜕か䞀぀でも「明日のヒント」を芋぀けおいただければ幞いです。

いいなず思ったら応揎しよう