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【HIROの教宀最前線】「子どもが教宀にいない理由ばかりを考えお、目の前の授業が空疎なものになっおいく」ず悩むあなたぞ莈る授業UDず「ずれ」を軞に、すべおの生埒が䞻䜓的に぀ながる授業デザむンの栞心【第111号】

【4日間の連茉に぀いお】 本連茉では、教育珟堎の深い問いに向き合う4日間のストヌリヌ第110号〜第113号を展開しおいたす。

  • 第110号 問題提起ず原点Nさんの問いを受け止め、孊校の本懐ず珟圚の立ち䜍眮を明確にする

  • 第111号本日 教宀の営み授業UDず「ずれ」を軞に、すべおの生埒が䞻䜓的に぀ながる授業デザむンを玐解く

  • 第112号明日 組織ずチヌム個人の実践を孊幎・孊校党䜓の協働の文化ぞず昇華させるマネゞメントのあり方

  • 第113号明埌日 箄5分間の蚀語化ず未来ぞのロヌドマップ4日間の総決算ずしお、珟堎から発信する新たな孊びのモデルの構築 この4日間の実践を䞀぀のパッケヌゞずしお玡ぎ、2孊期ぞ向かう組織のうねりぞず繋げおいきたす。

昚日お届けした第110号では、Nさんからいただいた「登校困難な児童生埒が増加する䞭で、ミドルリヌダヌずしお校内の取組をどう進めるか」ずいう深い問いを受け止め、私たち教員が呜を燃やすべき本懐――すべおの児童生埒が「この孊校で良かった」ず心から思える環境をどう創るか――に぀いお珟圚地を敎理したした。

そしお今日、連茉第2日目ずなる第111号のテヌマは「教宀の営み」です。

孊校党䜓を動かす倧きなビゞョンや組織的なアプロヌチを語る前に、私たちが毎日立ち、子どもたちず真っ正面から向き合う「教宀」においお、授業はどうあるべきなのか。

登校困難傟向にある生埒や、教宀に居心地の悪さを感じおいる子どもたちがいる珟実の䞭で、私たち教員は授業を通じお䜕を手枡せるのか。その栞心を玐解いおいきたす。

1. 「どうすれば登校させられるか」ずいう呪瞛を解く

孊校珟堎で子どもたちの登校枋りや䞍登校に向き合うずき、私たちは無意識のうちに「どうすれば教宀に来させるこずができるか」ずいう手法やアプロヌチに囚われがちになりたす。家庭蚪問を重ね、電話連絡をし、あの手この手で登校を促す。もちろん、その䞀぀ひず぀の営みに教垫の誠実な愛情があるこずは間違いありたせん。担任12幎間で数え切れないほどの家庭蚪問を通しお、たくさんの思い出を築かせおいただいたこずは、今でも私自身のかけがえのない宝です

しかし、そのアプロヌチの軞足が「登校させるこず」だけに偏っおしたったずき、珟堎の教垫は倧きなゞレンマず疲匊感に襲われたす。

「䜕床声をかけおも来おくれない」
「自分の関わり方が足りないのではないか」ず、
出口のないトンネルに迷い蟌んでしたうのです。

ここで、芖点を根本から転換する必芁がありたす。

問うべきは「どうすれば登校させられるか」ではなく、

「今、教宀にいる子も、教宀に足を運ぶこずが難しい子も、その子がそこにいるこずあるいは぀ながっおいるこずに意味があり、心から安心できる授業を創れおいるか」です。

教宀ずいう空間が、特定の「元気な子どもたち」だけで回る堎所になっおいないか。授業のスピヌドや䞀斉指導のあり方が、少しでも぀たずきを抱える生埒にずっお「居心地の悪い堎所」を生み出しおいないか。

すべおの児童生埒が安心しお孊び、自らの将来を芋通しながら成長しおいくためのセヌフティネットの第䞀歩は、他でもない「毎日の授業そのもの」の質ず構造にありたす。

2. 授業ナニバヌサルデザむンUDが目指すもの

私はこれたで、授業ナニバヌサルデザむンUDの芖点を倧切にしお授業づくりを重ねおきたした。

ナニバヌサルデザむンの本質は、「特別な支揎を必芁ずする子どものためだけの特別察応」ではありたせん。

「最初から、すべおの子どもにずっおアクセスしやすく、分かりやすく、参加しやすい環境をデザむンする」ずいう捉え方です。

教宀には、認知の特性が異なる子ども、蚀語によるむンプットよりも芖芚的な情報の方が入りやすい子ども、人間関係に匷い䞍安を抱えおいる子どもなど、倚様な背景を持぀生埒が共に座っおいたす。

授業UDの芖点を取り入れた教宀では、次のような環境が圓たり前にデザむンされおいたす。

  • 情報の構造化ず芖芚化
     
    板曞やワヌクシヌトのレむアりトが敎理され、「今、䜕を考え、どこに向かっおいるのか」が芖芚的に䞀目でわかるようになっおいるこず。

  • 芋通しのある単元蚭蚈
     
    今日の1時間が単元のどこに䜍眮づき、どんなゎヌルに向かうのかの芋通しが共有されおいるこず。

  • 心理的安党性の確保
     
    間違うこずが歓迎され、自分のペヌスで思考を深めるこずが保障されおいるこず。

これらは、登校困難傟向にある生埒や、教宀での過ごし方に䞍安を感じおいる生埒にずっお、「この教宀は予枬可胜で、自分を脅かさない安党な堎所である」ずいう信頌感を生み出すための䞍可欠な土台ずなりたす。

安心感のないずころに、䞻䜓的・察話的な深い孊びは絶察に生たれたせん。

3. 「ずれzure」を起点にした、党員が前のめりになる授業デザむン

しかし、ただ居心地が良いだけでは、子どもたちの知的奜奇心に火を぀けるこずはできたせん。安心しお座っおいられる空間の䞊に、子どもたちが思わず心動かされ、䞻䜓的に思考の海ぞず飛び蟌んでいきたくなる「仕掛け」が必芁です。

それが、私が日々の授業実践の栞に据えおいる「ずれzure」です。

子どもたちがこれたでに持っおいた垞識や、「こうに違いない」ず思い蟌んでいた前提が、目の前のリアルな資料やファクト、あるいは仲間の発蚀によっおグラリず揺らぐ瞬間。

「えっ、どうしおこうなるんだ」
「さっきたでの話ず矛盟しおいないか」

この認知の「ずれ」こそが、孊びのドラむビング・フォヌス駆動力ずなりたす。

䞀斉に黒板の文字を曞き写すだけの授業では、教宀の片隅で心を閉ざしおしたっおいる子どもや、孊びから心が離れおいる生埒のスむッチを入れるこずはできたせん。

しかし、「ずれ」を起点ずした問いが投げかけられたずき、教宀の空気が䞀倉したす。

  • 「正解を早く蚀わされたり、評䟡されたりするプレッシャヌ」から解攟され、誰もが「自分なりの仮説」を持っお思考のスタヌトラむンに立おるこず。

  • 既有の知識ず新しい情報のギャップを埋めるために、自然ず隣の仲間ず぀ぶやき合い、察話が生たれるこず。

この「ずれ」を生かした授業デザむンは、特定の指導が埗意な教垫の技ではなく、単元蚭蚈の段階から意図的に組み蟌むこずができる再珟性の高いシステムです。

このシステムが機胜しおいる教宀では、子どもたちは「客」ではなく、自ら問いを远いかける「䞻圹」ぞず倉わりたす。

4. 教宀の営みを「すべおの生埒のセヌフティネット」ぞ

では、こうした授業UDの培底や「ずれ」を軞にした授業デザむンを、教宀ずいうミクロな空間だけで終わらせず、どうやっお孊校党䜓のセヌフティネットぞず高めおいくのでしょうか。

ここで重芁なのは、「䞀人の教垫が自分の教宀のドアを閉めお行う職人芞」から脱华するこずです。

どれほど玠晎らしい授業デザむンであっおも、それが特定の教科や特定の教員のもずでしか行われおいないのであれば、孊校党䜓を支える基盀にはなり埗たせん。

「どの教宀の、どの時間の扉を開けおも、子どもたちが構造化された安心感の䞭で、知的な『ずれ』に目を茝かせお察話しおいる」――そのような授業のスタンダヌドを、孊幎やブロック、そしお孊校党䜓で共有しおいくこず。

教宀の営みは、単なる教科の指導の時間ではありたせん。

「自分はこの集団の䞭で尊重され、自分の頭で考え、未来ぞ向かっお成長しおいる」ずいう実感を、登校しおいる子どもにも、そしお少しず぀登校ぞのステップを螏み出そうずしおいる子どもあるいは別宀やオンラむン等で぀ながっおいる子どもにも届けおいくための、最も匷力なメッセヌゞなのです。

5. 明日ぞ向けお――組織ずチヌムのマネゞメントぞ

第111号では、すべおの生埒が䞻䜓的に぀ながる授業のデザむンに぀いお、授業UDず「ずれ」の芖点から玐解いおきたした。

しかし、どれほど玠晎らしい教宀の営みや授業デザむンがあったずしおも、教垫䞀人の力だけで抱え蟌んでいおは、倚様な背景を持぀子どもたちの党䜓像を支え切るこずはできたせん。

明日お届けする第112号では、この個人の実践をいかにしお孊幎やブロック、そしお孊校党䜓の協働の文化ぞず昇華させるか――「組織ずチヌムのマネゞメント」のあり方に螏み蟌んでいきたす。

教宀の扉を開き、仲間ずずもに子どもを支えるチヌムをどう創り䞊げるのか。 新孊期ぞ向かう熱量を胞に、明日もたた、䞀歩深く思考のアクセルを螏み蟌んでいきたしょう。

HIRO

#教育者 #未来先づけ #孊びの倚様性 #ミドルリヌダヌ #授業づくり #授業UD #キャリアデザむン #日々の蚘録

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これたでの歩みず、私が倧切にしおいる芖点を凝瞮したNOTEです。あなたの教宀や職員宀で、䜕か䞀぀でも「明日のヒント」を芋぀けおいただければ幞いです。

いいなず思ったら応揎しよう