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「撃たれる」という設定のない、この国で。

物騒な世の中になったもんだ、なんてよく耳にする。
だけど、日本はまだまだ安全な国だと思う。少なくとも、街を歩いていて、身の危険を感じる瞬間なんてそうそうない。ひょっとしたら女性の視点だと違うのかもしれないけれど、一般的には世界的に見てもかなり安心な部類なはずだ。

今後何十年経ったとしても、この治安の良さだけは続いてほしい。
オンライン英会話で、カナダ人の先生と話しながら、そんなことを考えていた。

いつもは野球やバスケの世間話で盛り上がる。まずは、トロント・ブルージェイズの話題から始めてみた。けれど今シーズンはとにかく調子が悪いらしく、ケガ人も続出してどうしようもないのだと、画面の向こうの先生のテンションは低い。

あかん、これは話題を替えよう。そう思ってバスケの話題にした。八村選手の移籍や、河村選手のサマーリーグ挑戦に舵を切る。

そして、残り5分になったところで先生が言った。
「そういえばさ、昨日、銃撃があったんだ」

トロント市内で開催されていた、ラテン系のフェスティバルの最中に起こったらしい。先生も参加していて、家に帰ったあとにテレビのニュースで事件を知ったらしい。

日本はその点、やはり安心だ。
お祭りで焼きそば食べていて、いきなり銃撃戦が始まることはない。せいぜい、その筋の人たちが喧嘩するくらいだ。

そもそも私たちは、日常生活で「撃たれる」という設定で行動しない。だけど、これが当たり前じゃない国もある。だから、恵まれているという事実を忘れたくない。。

楽しいことを楽しむこと。

そんなことは子供のときは簡単だった。なのに、大人になったら難ししくなった。

せめて、お祭りくらい、どんな国でも楽しめる世界であって欲しい。

自分にできることはなんだろうか。


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