SoFi 2026年通期業績を予想──売上50億ドル、EPSは0.60ドルを超えられるか
前回は、2026年上半期の決算を振り返り、ローン、金融サービス、技術プラットフォーム、それぞれの現状を整理した。今回は、その結果を基に、2026年通期の売上・EPSを具体的に予想していく。
<通期売上予想>
前回、ローンと金融サービス事業の2026年上半期売上を、それぞれ前年比+56.1%、+34.4%と記載したが、2事業合計の売上は前年比+46.6%となる。

それに対し、私の2事業の通期売上予想は前年比+46.0%である。

そのため、ローン事業・金融サービス事業については、予想とほぼ一致するペースで推移している。
前回見たとおり、SoFiの戦略変更などにより、売上計上の比重がLPBからローン事業へ移ったに過ぎない。収益構成の変化こそあるものの、事業の基調は引き続き良好と言える。
SoFiの過去3年間の上半期終了時点での売上進捗率を見ると、
・2023年45.8%、2024年45.2%、2025年45.4%
と、いずれも45%台となっている。
ローン・金融サービスの2事業を合わせた進捗率45.4%は、こちらも極めて想定通りである。したがって、この2事業については、当初予想した売上水準への到達が見込める。

一方、技術プラットフォーム事業は、2026年売上予想4.3億ドルに対し、上半期時点で売上1.6億ドル、進捗率37.1%にとどまっており、全社の進捗率を押し下げている。

そのため、現時点では、通期売上予想を若干下方修正する必要がありそうだが、
・技術プラットフォーム事業は全体に占める割合が低いこと(下図参照)
・現在の進捗率からSoFiの年間売上50億ドルは達成可能
と想定しているため、修正したとしても、私自身の売上予想51.7億ドルから数%程度の範囲に収まりそうだ。

むしろ、金融サービス事業においては、
・高成長が続くインターチェンジ収益
・有料会員数が20.6万人に達したSoFi Plusのさらなる収益貢献
・LPB(ローンプラットフォームビジネス)の事業領域拡張(後日解説)
など、第3四半期以降の成長を支える材料も存在する。
そのため、大きく売上予想を修正する必要はないというのが現状の判断である。

続いて、通期EPS予想をしていく。
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