クローズドサイトの『昭和びと秘密基地』を運営していて、原則そちらと同様の記事をこちら『note』にも掲出している。が、12月に突入した今日は、倒産に向かっていった3年前の地獄を綴ったわけで、オープンにできる内容でない。過去記事を引用する。
倒産の発表が2023年の1月13日だった。そして2月4日の立春より、誰が見てくれるわけでなく、そしていつかもしかしたら日の目を見るやもしれぬと駄文を書き始めた。ここに詳しくまとめてある。今日は2023年2月6日の記事である。圧倒的に弱い筆圧を感じていただけたら幸いである。また、『昭和びと秘密基地』にお付き合いいただける方は、fbにてその旨を書き入れて北村明広に申請くだされ。それでは以下よりが、過去記事である。2023年の2月13日の駄文で、倒産よりちょっと1ヶ月が過ぎた弱々しい筆だ。
(今日のタイトルは)吉田拓郎さんの名曲「唇をかみしめて」の歌詞に出てくる一節だ。この曲には他にも、人が好きやけね・泣くんよね・呼びよるね・生きとるねとサビのたびに出てきて、それぞれが今日のタイトル、人がおるんよねで締まる。うーむ、さすがである。たくさんの人が周囲におるんよね。やさしさが向けられるとささくれた心が大いに震え、喜びのひと時となる。
音楽仲間から誘われ語らいを楽しんできた。今の境遇を知らなかったから、かつてのように音楽を語り合った。1人はポップス好きのシンガーソングライターで、もう1人がロックに精通しているベーシストだ。前者を少々の間仲間外れにして、ロックとはなんぞやとの話になったのは、鮎川誠さんとの別れについての話から展開されたからだ。辛口のロックが互いに好みで「フェイセスの『シンディ』は名曲だよね」とか「ストーンズはやっぱり60年代後半だよね」なんて、これでも十分にロック通な会話であるが、まだまだほんの入り口でどんどん深みにはまっていったのだった。
その深みから這い出た。そこに「実は…」と倒産話を打ち込んだ。びっくりする2人で、シンガーの方は目に涙を浮かべ、歳上のベーシストは深くうなづきながらすべてを受け止めてくれた。話さなくてもよかったことなのだが、よき友だからこそ告白したかった。あらためて音楽と向き合うことを宣言した。このベーシストは何年か前に本気で組んだバンドメンバーの1人であり、2人からのスタートになるが付き合ってくれと申し出ると、ありがたく快諾を得られた。しばらく弾いてないと笑うが顔には自信があった。
今の境遇下では人様の前に出られる、つまりステージに立てるのがいつになるやら皆目見当がつかない。おそらくずいぶんの時間を要するとは思うが、弁護士さん曰く今年いっぱいにはすべてが終わるとのことだから、来年の今頃になるだろうか。ひとつ夢を掲げたことになり、その仲間がいることに深く感謝した。人がおるんよね。去っていってしまった人が多いのは否めないものの、こうして同じ夢を掲げられる人もいる。心が支えられることをかみ締めた酒席だった。
追記
これから3年弱にて、ここに登場するべーシストとスタジオに入った。バンド活動を再開させたのだ。
