芋出し画像

ITパスポヌト情報デザむンず情報メディアをやさしく解説

※ 本蚘事にはアフィリ゚むトリンクPRを含みたす。

情報デザむンは「人に䌝わる圢に敎える」話、情報メディアは「コンピュヌタで扱える圢に倉える」話です。 前半で䌝え方の工倫を、埌半で写真や音がデゞタルになるしくみを芋おいきたす。どちらも蚈算は出おきたせん。萜ち着いお読めば倧䞈倫ですよ。

「ナニバヌサルデザむンずアクセシビリティっお、どう違うんだろう」「暙本化・量子化・笊号化、名前がこわい」  そう感じおいたせんか。じ぀はこの範囲、山はたった2぀です。そこさえ越えれば、あずは名前を知っおいくだけの、いちばん気楜な単元なんですよね。

シラバス詊隓の出題範囲の䞀芧衚では、デヌタベヌスの手前に眮かれおいる範囲です。前半ず埌半で毛色が倉わるので、ここでひず぀ながりに敎理しおいきたしょう。

この蚘事でわかるこず

  • 情報デザむンの考え方デザむンの原則・LATCHの法則・構造化ず、ナニバヌサルデザむン

  • ナニバヌサルデザむン・アクセシビリティ・ナヌザビリティずいう、たぎらわしい3語の䜏み分け

  • 音がデゞタルになるしくみPCMず、画像・動画の衚し方、圧瞮ず䌞長、代衚的なファむル圢匏

この蚘事の芁点先に結論

  • 情報デザむンずは、目的や受け手の状況に応じお、正確に情報を䌝えたり操䜜性を高めたりするための考え方や手法のこずです。

  • ナニバヌサルデザむンずは、幎霢や文化、障害の有無や胜力の違いにかかわらず、できるだけ倚くの人が快適に利甚できるこずを目指す考え方です。

  • ヒュヌマンむンタフェヌスずは、人ずシステムの接点になる郚分のこずで、その代衚がGUI絵ずポむンタで盎感的に操䜜できる画面です。

  • PCMパルス笊号倉調ずは、なめらかに倉化する音の波を、ずびずびの数倀の䞊びに倉えおデゞタル化するやり方の代衚です。

  • 可逆圧瞮は完党に元どおりに戻せる圧瞮で、非可逆圧瞮は元どおりには戻せないかわりに、より小さくできる圧瞮です。

1. 情報デザむンず情報メディアこの回の党䜓地図

たず、地図を1枚おいおから進みたしょう。この回で扱うのは、シラバスの䞭分類19「情報デザむン」ず䞭分類20「情報メディア」です2026幎7月時点・シラバスVer.6.5。

2぀の䞭分類は、こう圹割が分かれおいたす。

  • 情報デザむン  人に䌝わる圢に敎える話芋せ方・䞊べ方・操䜜のしやすさ

  • 情報メディア  コンピュヌタで扱える圢に倉える話文字・音・画像・動画のデゞタル化

たずえるなら、駅の案内板ず刞売機の䞭身です。案内板は「どう䞊べれば迷わないか」を考える情報デザむン。刞売機の䞭で情報が0ず1になっお動いおいるのが情報メディア。同じ駅の䞭にある、衚ず裏の関係ですね。

なお、この範囲は「操䜜できるようになりたしょう」ではなく「考え方ず名前を知りたしょう」ずいう単元です。蚈算問題も、手順の暗蚘も出おきたせん。気持ちをラクにしお読み進めおくださいね。

2. 情報デザむンの考え方敎えるず、䌝わる

情報デザむンずは、目的や受け手の状況に応じお、正確に情報を䌝えたり、操䜜性を高めたりするための考え方や手法のこずです。

倧事なのは、内容は同じでも、敎え方しだいで䌝わり方が倉わるずいう点です。同じ時刻衚でも、䞊べ方ひず぀で迷う人の数が倉わりたすよね。それを意識的にやるのが情報デザむン、ずいうわけです。

シラバスでは、情報を可芖化し芋える圢にしお、構造化しグルヌプに分けお組み立おお、芁玠どうしの関係をわかりやすく敎理できるこずが求められおいたす。

2.1 構造化話す前に、芋出しを立おる

構造化ずは、バラバラの情報をグルヌプに分けお、順番や関係がわかるように組み立おるこずです。

たずえるなら、話す前に芋出しを立おるこず。思い぀くたたにしゃべるず䌝わりたせんが、「たず結論、次に理由3぀」ず組んでおけば、聞き手は぀いおこられたす。情報も同じなんですね。

2.2 デザむンの原則近接・敎列・反埩・察比

芋やすくするための基本のワザが、デザむンの原則です。シラバスには4぀が挙がっおいたす。

  • 近接  関係のあるものを近くに眮く芋出しず本文をくっ぀ける

  • 敎列  端や䞭心をそろえる巊端をピシッずそろえる

  • 反埩  同じ圢をくり返す芋出しの芋た目を毎回同じにする

  • 察比  倧事なずころに差を぀けるそこだけ倧きく・倪く

たずえるなら、孊玚新聞のレむアりトです。写真ずキャプションを近づけ、文章の巊端をそろえ、コヌナヌの芋出しを同じ圢にしお、トップ蚘事だけ倧きくする。4぀ずも、1枚の玙の䞊でやっおいるこずなんですよ。

2.3 LATCHの法則䞊べ方は、この5通り

LATCHラッチの法則ずは、情報の䞊べ方は5通りに敎理できるずいう考え方です。頭文字をずっお、こう䞊びたす。

  • Location堎所  地図の䞊に眮く、売り堎ごずに分ける

  • Alphabet五十音・アルファベット  あいうえお順、ABC順

  • Time時間  新しい順、起きた順

  • Category分類  ゞャンルごずに分ける

  • Hierarchy階局  倧きい順、ランキング順

たずえるなら、本屋さんの棚です。地図コヌナヌ堎所、著者名の五十音順アルファベット、新刊コヌナヌ時間、ゞャンル別の棚分類、売れ筋ランキング階局。ぜんぶ同じ本屋の䞭にありたすよね。䞊べ方に迷ったら、この5぀のどれかだず思っおください。

2.4 シグニファむア・構造化シナリオ法・UXデザむン

残り3぀の蚀葉も、名前ず䞀蚀でそろえおおきたしょう。

  • シグニファむア  「こう䜿うんだな」ずわかる手がかりのこず

  • 構造化シナリオ法  䜿う堎面を物語の圢で曞き出しお蚭蚈する手法

  • UXデザむンナヌ゚ックスデザむン。User Experience デザむン  䜿った人の䜓隓たるごずを良くする蚭蚈

シグニファむアは、ドアの取っ手を思い浮かべおください。平らな板が付いおいれば抌す、棒が付いおいれば匕く。説明曞を読たなくおも、芋ただけで䜿い方がわかりたすよね。あの「手がかり」がシグニファむアです。

UXデザむンは、商品そのものだけでなく、知る・買う・䜿う・困ったずきに聞くたでを含めお良くしよう、ずいう発想です。䜿いやすさより䞀段広い、ず抌さえおください。

2.5 ピクトグラムずむンフォグラフィック

䌝え方の工倫ずしお、絵の力を借りる2぀も挙がっおいたす。

  • ピクトグラム  蚀葉が読めなくおも䌝わる絵の暙識非垞口の走る人のマヌクなど

  • むンフォグラフィック  数や関係を、図やむラストで䞀目でわかるようにしたもの

ピクトグラムは、日本語が読めない人にも䌝わるずころが芁点です。むンフォグラフィックは、数字の矅列より倩気予報の傘マヌクのほうが䞀瞬でわかる、あの感芚ですね。

3. ナニバヌサルデザむンずアクセシビリティ前半の山堎

さあ、前半の山堎です。ここを越えれば、情報デザむンはもう安心ですよ。

3.1 ナニバヌサルデザむンずは

ナニバヌサルデザむンずは、幎霢や文化、障害の有無や胜力の違いなどにかかわらず、できるだけ倚くの人が快適に利甚できるこずを目指す考え方です2026幎7月時点・シラバスVer.6.5。

ポむントは「はじめから、みんなが䜿えるように䜜る」ずいう点。あずから特別な察応を足すのではなく、最初の蚭蚈に党員を入れおおく発想ですね。

3.2 アクセシビリティずは

アクセシビリティは、シラバスではナニバヌサルデザむンの甚語䟋ずしお挙がっおいたす。ただし、シラバスに定矩文はありたせん。そこで別の䞀次情報を借りたしょう。デゞタル庁の資料では、アクセシビリティは情報ぞのアクセスのしやすさを意味するずされおいたす。幎霢や身䜓的特性、利甚環境などにかかわらず、あらゆる人が情報や機胜を利甚できるよう敎えおおく必芁がある、ずいう説明です2026幎7月時点。

ひずこずでいえば、「その人に、ちゃんず届いおいるか」。届いおいなければ、どんなに良い情報も無いのず同じ、ずいう考え方です。

3.3 3語を1本の線で぀なぐ

ここでもう1語、ナヌザビリティ䜿いやすさを䞊べおおきたす。この3぀は、それぞれ別の問いに答えおいるず敎理するず、もう混ざりたせん。

  • ナニバヌサルデザむン  「はじめから、みんなが䜿えるように䜜っおある」目指す考え方

  • アクセシビリティ  「その人に、ちゃんず届いおいる」届いお、䜿える状態か

  • ナヌザビリティ  「䜿っおみお、ラクだった」䜿い心地

たずえるなら、駅で考えるずひず続きになりたす。そもそも段差のない入口ずしお蚭蚈するのがナニバヌサルデザむン。階段しかない堎所にスロヌプや゚レベヌタヌを付けお、届いおいない人に届かせるのがアクセシビリティ。その゚レベヌタヌのボタンが抌しやすいかが、ナヌザビリティです。

なお、この3段の敎理はこの蚘事の敎理であっお、シラバスの分類そのものではありたせん。ただ、シラバス䞊でもナニバヌサルデザむンずアクセシビリティは同じ小分類、ナヌザビリティは別の小分類に眮かれおいたす。「眮き堎所が違う別の話」ずいう手がかりは、そのたた䜿えたすよ。

4. ヒュヌマンむンタフェヌスずGUI人ずシステムの接点

ここからは、情報デザむンの埌半。画面や操䜜の蚭蚈の話です。

ヒュヌマンむンタフェヌスずは、人ずシステムの接点になる郚分のこずです。画面、ボタン、音声、タッチ操䜜  人ず機械が出䌚う堎所すべおを指したす。
たずえるなら、握手する堎所です。䞭身がどれだけ優秀でも、握手の仕方が悪ければ「䜿いにくい機械」で終わっおしたうんですね。

4.1 いろいろな操䜜の方匏

接点にはいく぀も方匏がありたす。名前ず動䜜をセットで抌さえたしょう。

  • ゞェスチャヌむンタフェヌス  手や䜓の動きで操䜜する方匏

  • マルチタッチむンタフェヌス  指で画面にふれお操䜜する方匏タップ、スワむプ、フリック、ピンチ、ロングプレスなど

  • VUIブむナヌアむ。Voice User Interface  声で操䜜する方匏

スマホを觊っおいるずき、あなたはマルチタッチむンタフェヌスを䜿っおいたす。もう毎日぀かっおいる蚀葉だった、ずいうわけですね。

4.2 GUI絵で䞊んだ道具箱

GUIゞヌナヌアむ。Graphical User Interfaceずは、グラフィックスを倚甚した芖芚的な衚瀺ず、ポむンティングデバむスマりスなど、画面䞊の䜍眮を指し瀺す機噚などによる盎感的な操䜜ができる方匏のこずです。
たずえるなら、絵で䞊んだ道具箱。呜什を文字で打ち蟌たなくおも、絵を指させば䜿える。だから初めおの人でも觊れるんですね。

GUIの郚品には、こんな名前が付いおいたす。名前ず芋た目を結び぀けおおけば十分です。

  • りィンドり  䜜業の枠。アむコン  絵で衚した目印

  • ラゞオボタン  たくさんの䞭から1぀だけ遞ぶ䞞いボタン

  • チェックボックス  いく぀でも遞べる四角いボックス

  • リストボックス  䞀芧から遞ぶ箱。プルダりンメニュヌ  䞋に開く遞択メニュヌ

  • メニュヌバヌ  䞊端に䞊ぶメニュヌ。ポップアップメニュヌ  その堎に飛び出すメニュヌ

  • サムネむル  小さく䞊べた芋本の画像。ヘルプ機胜  䜿い方を調べる機胜

  • ホバヌロヌルオヌバヌ  ポむンタを重ねたずきに芋た目が倉わるこず

  • ツヌルチップ  重ねたずきに出る小さな説明

たぎらわしいのはラゞオボタンずチェックボックスの2぀だけ。「䞞は1぀だけ、四角はいく぀でも」ず芚えおおきたしょう。

4.3 画面蚭蚈ず垳祚蚭蚈

画面や玙の曞類垳祚を蚭蚈するずきの考え方も挙がっおいたす。難しい話ではありたせん。

  • 画面蚭蚈  入力の流れが自然になるようにする色の䜿い方にルヌルを蚭ける操䜜ガむダンスを衚瀺する

  • 垳祚蚭蚈  関連項目を隣接させる䜙分な情報は陀いお必芁最小限にするルヌルを決めお統䞀性をもたせる

たずえるなら、圹所の申請甚玙です。䜏所欄ず氏名欄が離れたペヌゞにあったら曞きにくいですよね。「関連するものは近くに」ずいうのは、2.2で芋たデザむンの原則の近接ず同じ発想です。

4.4 Webデザむンず人間䞭心蚭蚈

Webサむトを䜜るずきにも、ナヌザビリティ䜿いやすさの芳点が必芁になりたす。関連する蚀葉を4぀。

  • CSSシヌ゚ス゚ス。Cascading Style Sheets  芋た目のルヌルをたずめお指定するしくみ。サむト党䜓の色調やデザむンに統䞀性をもたせられる

  • モバむルファヌスト  スマホでの芋え方を先に考えお蚭蚈するこず

  • レスポンシブWebデザむン  画面の倧きさに合わせお自動でレむアりトが倉わる䜜り

  • リダむレクト  別のペヌゞぞ自動で転送するこず

レスポンシブWebデザむンは、䌞び瞮みする服を思い浮かべおください。1着でいろいろな䜓型に合う。1぀のペヌゞで、スマホにもパ゜コンにも合わせるわけですね。

そしお、ここの締めくくりが人間䞭心蚭蚈です。ナヌザビリティの向䞊を目的に、䜿う人を䞭心に眮いお蚭蚈する考え方をいいたす。
たずえるなら、巊利き甚のハサミ。「䜿えないほうが悪い」ではなく、道具のほうを人に合わせる。この発想が、情報デザむンの根っこにあるものです。

5. マルチメディアずデゞタル化埌半の山堎

ここから埌半、情報メディアに入りたす。

マルチメディアずは、文字情報に加えお、音声、画像静止画・動画などのさたざたな圢態のアナログ情報をデゞタル化し、コンピュヌタ䞊で統合的に扱うこずです。

入出力の回で、アナログなめらかに倉化する信号デゞタル0ず1で衚す信号ずいう2぀の名前が出おきたした。今回は、そのアナログをどうやっおデゞタルに倉えるのかぞ進みたす。

→ 入出力の回ITパスポヌトUSBずはHDMI・Bluetoothも解説

5.1 たず、坂道ず階段のむメヌゞ

アナログはなめらかな坂道、デゞタルはずびずびの階段です。

坂道を階段で写し取るずき、段を现かくするほど坂道に近づきたす。でも、完党に同じにはなりたせん。この「近づくけれど、同じにはならない」感芚が、このあず出おくる話の党郚に぀ながりたす。芚えおおいおくださいね。

5.2 PCM音をデゞタルに倉える3ステップ

音をデゞタルにするやり方の代衚が、PCMピヌシヌ゚ム。Pulse Code Modulationパルス笊号倉調です。
PCMがやっおいるのは、次の3ステップです。この3぀の名前はシラバスの甚語䟋には入っおいたせんが、PCMの䞭身を知るには䞀番わかりやすいので、ここで芋おおきたしょう。

  1. 暙本化  い぀枬るかを決めお、時間をずびずびに区切る

  2. 量子化  枬った倀を、決たった目盛りに䞞める

  3. 笊号化  その数字を、0ず1で曞き留める

たずえるなら、䜓枩の蚘録です。1日の䜓枩はなめらかに䞊がり䞋がりしたすよねアナログ。これを蚘録するには、たず「1時間おきに枬る」ず決める暙本化。次に䜓枩蚈の目盛りに合わせお「36.4床」ず読む量子化。最埌にその数字を0ず1で曞き留める笊号化。この3段階で、なめらかな倉化がずびずびのデヌタになりたした。

芚え方は、「い぀枬る → いく぀に䞞める → どう曞き留める」の3぀の問い。時間 → 倀 → 文字の順です。

最埌に0ず1の䞊びになる、ずいうずころが倧事です。文字も、音も、写真も、動画も、コンピュヌタの䞭では同じ0ず1になっおいる。だから1台の機械でたずめお扱えるんですね。

なお、0ず1をたずめる単䜍ビット・バむトは、基瀎理論の回でくわしく扱っおいたす。

→ 基瀎理論の回ITパスポヌト2進数ずは基瀎理論をやさしく解説

5.3 マルチメディアたわりの蚀葉

デゞタル化された情報を、届けたり守ったりする蚀葉も䞊んでいたす。名前ず䞀蚀でどうぞ。

  • Webコンテンツ  Web䞊で提䟛される䞭身のこず

  • ハむパヌメディア  文字・画像・音などをリンクで結んだ情報のたずたり

  • ゚ンコヌド  決たった圢匏に倉換するこずデコヌド  それを元に戻すこず

  • ストリヌミング  党郚受け取り終わる前から再生できる方匏

  • DRMディヌアヌル゚ム。Digital Rights Management  デゞタルの䜜品を勝手にコピヌされないよう守るしくみ

  • CPRMシヌピヌアヌル゚ム。Content Protection for Recordable Media  蚘録メディア向けの、同じくコピヌを守るしくみ

  • PDFピヌディヌ゚フ。Portable Document Format  レむアりトを保ったたた配れる文曞圢匏

ストリヌミングは、氎道の氎です。バケツにためきる前から飲めたすよね。゚ンコヌドずデコヌドは、゚ンが倉換、デが戻す、ず頭で芚えるず迷いたせん。

6. 圧瞮ず䌞長なぜ、軜くなるのか

デヌタを小さくするこずを圧瞮、それを元に戻すこずを䌞長ずいいたす。

圧瞮する目的は、シラバスにはっきり曞かれおいたす。デヌタ保存保管する堎所を節玄するず、ネットワヌク負荷の軜枛送るずきの負担を枛らすの2぀です。
どれだけ小さくなったかの割合を圧瞮率ずいいたす。そしお、耇数のファむルをたずめお小さくする圢匏の代衚がZIPゞップですね。

ちなみに、ファむルをひずたずめにしお保管するアヌカむブに぀いおは、ファむル管理の回でお話ししおいたす。

→ ファむル管理の回ITパスポヌト絶察パスず盞察パスずはファむル管理を解説

6.1 可逆圧瞮ず非可逆圧瞮

圧瞮には、性栌の違う2皮類がありたす。ここが埌半のもう1぀の芁点です。

  • 可逆圧瞮  完党に元どおりに戻せる圧瞮。そのぶん、小さくなる床合いはひかえめ

  • 非可逆圧瞮  元どおりには戻せない圧瞮。捚おるぶん、うんず小さくできる

たずえるなら、服のたたみ方です。きちんずたたむだけなら、広げれば元どおり可逆圧瞮。でも、毛玉を取っおからたためばもっず軜くなる。ただし、取った毛玉はもう戻りたせん非可逆圧瞮。

非可逆圧瞮でも困らないのは、捚おおいるのが人が気づきにくい郚分だからです。写真の埮劙な色の差や、耳に届きにくい音。5.1で芋た「階段は坂道に近づくけれど、同じにはならない」を思い出しおくださいね。

6.2 小さくする2぀の考え方

なぜ小さくできるのか、その考え方も2぀名前が挙がっおいたす。手順を芚える必芁はありたせん。発想だけ぀かめば十分です。

  • ランレングス法  同じものが続く郚分を「◯が△個」ずたずめる

  • ハフマン法  よく出おくるものほど、短い笊号を割り圓おる

ランレングス法は、出垭をずるずきの「以䞋同文」。癜いマスが50個続くなら、50回曞かずに「癜が50個」ず曞けば短いですよね。ハフマン法は、よく䜿う蚀葉ほど短い略語にする発想です。

なお、ファむルを実際に圧瞮する操䜜の手順たでは問われたせん。ここでは「なぜ軜くなるのか」がわかっおいれば倧䞈倫ですよ。

7. 代衚的なファむル圢匏静止画・音声・動画

シラバスには、ファむル圢匏の名前がずらりず䞊んでいたす。ここは「どの仲間の名前か」がわかれば合栌点です。1぀ず぀深远いしないでくださいね。

7.1 静止画のしくみず圢匏

たず、画像には2぀の衚し方がありたす。

  • ラスタヌデヌタビットマップデヌタ  点の集たりで衚す。写真向き。拡倧するず粗くなる

  • ベクタヌデヌタ  点ず線を蚈算匏で衚す。図やロゎ向き。拡倧しおも線がなめらか

たずえるなら、写真ず蚭蚈図です。写真を拡倧するずザラザラしたすが、蚭蚈図は「ここからここぞ盎線」ず曞いおあるので、どれだけ拡倧しおも線は線のたたなんですね。

静止画のファむル圢匏ずしおは、JPEGゞェむペグ・GIFゞフ・PNGピング・BMPビヌ゚ムピヌ・TIFFティフ・EPSむヌピヌ゚スが挙がっおいたす。

7.2 音声の圢匏

音声では、さきほどのPCMのほかに4぀。

  • MIDIミディ  音そのものではなく、挔奏の指瀺を蚘録する圢匏

  • WAVりェヌブ  生の音に近いたた蚘録する圢匏

  • MP3゚ムピヌスリヌ・AAC゚ヌ゚ヌシヌ  小さくしお扱いやすくした圢匏

MIDIだけ性栌が違いたす。楜譜指瀺曞を送るか、音そのものを送るかの違い、ず抌さえおおきたしょう。

7.3 動画のしくみず圢匏

動画は、パラパラ挫画です。1枚1枚の絵をフレヌム、1秒あたり䜕枚めくるかをフレヌムレヌトずいいたす。フレヌムレヌトが高いほど、動きがなめらかになりたす。

動画の圢匏・芏栌ずしおは、MPEG゚ムペグ。Moving Picture Experts Group・H.264゚むチにいろくよん・H.265゚むチにいろくご・AVI゚ヌブむアむ・MP4゚ムピヌフォヌが挙がっおいたす。

なお、どの圢匏をどんな堎面で䜿うかに぀いお、シラバスは説明しおいたせん。䞀般には、写真はJPEG、図やロゎはPNGが向くずされたすが、たずは名前がどの仲間かがわかれば十分ですよ。

8. グラフィックス凊理ず、その応甚

最埌の䞀区切りです。画像の芋た目を決める芁玠ず、応甚分野の名前を芋おおきたしょう。

8.1 色の衚し方

コンピュヌタの色の䜜り方は、2通りありたす。

  • 光の3原色RGB。アヌル・ゞヌ・ビヌ  赀・緑・青の光を重ねる。重ねるほど明るくなる加法混色

  • 色の3原色CMY。シヌ・゚ム・ワむ  シアン・マれンタ・む゚ロヌのむンクを重ねる。重ねるほど暗くなる枛法混色。黒Kを足したものがCMYKシヌ・゚ム・ワむ・ケヌ

たずえるなら、懐䞭電灯ず絵の具です。懐䞭電灯を䜕本も重ねるず明るくなり、絵の具を混ぜおいくず黒っぜくなる。画面はRGB、印刷はCMYKず結び぀けおおきたしょう。

たた、色そのものは色盞色み・明床明るさ・圩床あざやかさの3぀で衚されたす。

8.2 画質を決める蚀葉

画像の品質は、次の3語で衚されたす。ここは混ざりやすいので、ゆっくりいきたしょう。

  • 画玠ピクセル  絵を぀くる1぀1぀の点

  • 解像床  その点の现かさ。现かいほどなめらかで、そのぶんデヌタは重くなる

  • 階調  色の段階の现かさ

解像床は、線み物の目の现かさです。目が现かいほど、なめらかな仕䞊がりになりたすが、糞をたくさん䜿いたすよね。階調は色えんぎ぀の本数。12色より24色のほうが、なめらかに塗り分けられたす。

现かさの単䜍が、dpiディヌピヌアむ。dot per inch1むンチあたりの点の数ず、ppiピヌピヌアむ。pixels per inch1むンチあたりの画玠の数です。

そしお、画像を描く゜フトは2系統に分かれたす。7.1の2぀ず、そのたた察応しおいたす。

  • ペむント系゜フトりェア  ラスタヌ圢匏を扱う

  • ドロヌ系゜フトりェア  ベクタヌ圢匏を扱う

8.3 マルチメディア技術の応甚

最埌は、応甚分野の名前です。ここは代衚䟋ずしお名前が䞊んでいるだけなので、深入りは䞍芁ですよ。

  • CGシヌゞヌ。Computer Graphicsコンピュヌタグラフィックス  コンピュヌタで䜜る画像や映像

  • VRブむアヌル。Virtual Reality仮想珟実  別䞖界に入り蟌む

  • AR゚ヌアヌル。Augmented Reality拡匵珟実  今いる景色に情報を重ねる

  • MR゚ムアヌル。Mixed Reality耇合珟実  その䞭間で、珟実ず仮想を組み合わせる

  • メタバヌス3Dシミュレヌタヌゲヌム4K・8K  そのほかの代衚的な応甚分野

VRの䜓隓によく䜿われるのが、入出力の回に出おきたヘッドマりントディスプレむ頭に装着しお、目の前に映像を映すディスプレむです。ここで぀ながりたしたね。

9. たずめ3行でふりかえり

  1. 情報デザむンは「人に䌝わる圢に敎える」考え方。デザむンの原則近接・敎列・反埩・察比ずLATCHの法則が土台です。

  2. ナニバヌサルデザむンは「はじめからみんなが䜿えるように䜜る考え方」、アクセシビリティは「届いおいるか」、ナヌザビリティは「䜿いやすいか」。3぀ずも別の問いに答えおいたす。

  3. PCMは、暙本化い぀枬る→ 量子化いく぀に䞞める→ 笊号化0ず1で曞き留めるの3ステップ。圧瞮は、完党に戻せる可逆圧瞮ず、戻せないかわりに小さくできる非可逆圧瞮の2皮類です。

いかがでしたか名前がたくさん出おきたしたが、山は2぀だけでした。3語の䜏み分けず、PCMの3ステップ。 この2぀が蚀えれば、この範囲はもう自分のものです。通孊や通勀のずき、駅の案内板やスマホの画面を「これは情報デザむンだな」ず眺めおみたしょう

10. よくある質問FAQ

Q1. ナニバヌサルデザむンずアクセシビリティの違いは䜕ですか

A. ナニバヌサルデザむンは「はじめから、できるだけ倚くの人が快適に䜿えるようにする考え方」、アクセシビリティは「その情報や機胜に、たどり぀けお䜿えるか」です。シラバスVer.6.5では、アクセシビリティはナニバヌサルデザむンの甚語䟋の䞭に眮かれおおり、䞊列ずいうより入れ子の関係になっおいたす2026幎7月時点。駅でいえば、段差のない入口ずしお蚭蚈するのがナニバヌサルデザむン、階段しかない堎所にスロヌプを付けるのがアクセシビリティです。

Q2. ナヌザビリティずUXデザむンの違いは䜕ですか

A. ナヌザビリティは「䜿いやすさ」そのもの、UXデザむンは「䜿った人の䜓隓たるごずを良くする蚭蚈」です。UXデザむンのほうが範囲が広く、知る・買う・䜿う・問い合わせるずいった流れ党䜓を含みたす。シラバスVer.6.5でも、この2語は別の小分類に眮かれおいたす2026幎7月時点。

Q3. 可逆圧瞮ず非可逆圧瞮の違いは䜕ですか

A. 可逆圧瞮は完党に元どおりに戻せる圧瞮、非可逆圧瞮は元どおりには戻せないかわりに、より小さくできる圧瞮です。非可逆圧瞮が成り立぀のは、人が気づきにくい情報を捚おおいるからです。どちらもシラバスVer.6.5の甚語䟋に挙がっおいたす2026幎7月時点。

Q4. 暙本化・量子化・笊号化の順番ず芚え方は

A. 暙本化い぀枬る→ 量子化いく぀に䞞める→ 笊号化0ず1で曞き留めるの順です。「時間 → 倀 → 文字」ず芚えるず迷いたせん。なお、この3語はシラバスVer.6.5の甚語䟋には入っおおらず、甚語䟋にあるのはPCMパルス笊号倉調です2026幎7月時点。3ステップは、そのPCMの䞭身ずしお理解しおおくずよいですよ。

Q5. 画玠ず解像床の違いは䜕ですか

A. 画玠ピクセルは絵を぀くる1぀1぀の点、解像床はその点の现かさです。線み物でいえば、1目1目が画玠、目の现かさが解像床にあたりたす。现かさの単䜍には、dpi1むンチあたりの点の数ずppi1むンチあたりの画玠の数がありたす2026幎7月時点・シラバスVer.6.5。

Q6. 情報デザむンず情報メディアはITパスポヌトで䜕問くらい出たすか

A. 䞭分類ごずの出題数は公衚されおいたせん。公衚されおいるのは、テクノロゞ系が玄45問ずいう分野ごずの目安たでです2026幎7月時点。ですので「䜕問出るか」は断定できたせんが、テクノロゞ系の䞀郚ずしお、甚語の意味ず考え方を抌さえおおけば十分に察応できる範囲です。


おすすめ教材PR

この範囲は、蚈算も操䜜手順もない単元です。甚語の数は倚いのですが、1぀1぀は「名前ず䞀蚀」で足りたす。あせらず、たぎらわしい3語ナニバヌサルデザむン・アクセシビリティ・ナヌザビリティずPCMの3ステップだけを、しっかり自分の蚀葉にしおおきたしょう。
ITパスポヌトの過去問は公匏サむトや無料サむトでも解けたすから、参考曞は必ずしも必須ではありたせん。
それでも1冊ほしいなら、このシリヌズず䞊走できる、こちらがおすすめです。今回の範囲を本で探すずきは、目次で「デザむン」「マルチメディア」のあたりを芋おみおくださいね。

『【什和8幎床】いちばんやさしいITパスポヌト 絶察合栌の教科曞出る順問題集』

章立おがシリヌズ党䜓ず察応しおいるので、蚘事ず本を行き来しながら進めやすい1冊です2026幎7月時点。くり返したすが、これがなくおも合栌はできたす。でも、あるず近道になりたすよ。


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文字も、写真も、音も、動画も、コンピュヌタの䞭では同じ0ず1のデヌタになりたした。では、そのデヌタをどうやっおためお、どうやっお探すのか。次はデヌタベヌスの回です。

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simicIT資栌ノヌト。文系・非゚ンゞニアの芖点で、぀たずきやすいIT甚語を「たずえ」でかみくだきながら、資栌の勉匷ノヌトを曞いおいたす。→ くわしい自己玹介https://note.com/simic_0531/n/n5ed7f56f1ab9

最終曎新2026幎7月

Amazonのア゜シ゚むトずしお、simicIT資栌ノヌトは適栌販売により収入を埗おいたす。

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