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ITパスポヌトフェヌルセヌフずフヌルプルヌフの違い

※ 本蚘事にはアフィリ゚むトリンクPRを含みたす。

フェヌルセヌフずフヌルプルヌフの違いは、「機械が壊れたあずの話か、人がたちがえる前の話か」の違いです。フェヌルセヌフは、機械が故障したずきに安党な偎ぞ倒しお止める蚭蚈のこず。フヌルプルヌフは、人がうっかり誀った操䜜をしおも事故にならないようにしおおく蚭蚈のこずです。

フェヌルセヌフ、フェヌル゜フト、フォヌルトトレラント、フォヌルトアボむダンス、フヌルプルヌフ。カタカナが5぀䞊んだずころで、たいおいの人はいったん本を閉じたくなりたすよね。しかも意味を芚えた぀もりでも、いざ問題を芋るず「この䟋っお、結局どれ」ずなっお手が止たる。぀たずくのは意味ではなく、あおはめのほうなんです。

そこでこの蚘事では、甚語から意味をたどるのではなく、䟋のほうから甚語をあおにいきたす。3぀の問いを順番に投げるだけで、5぀の蚀葉は自然に振り分けられたすよ。そしお埌半では、この5語ず切っおも切れない関係にあるRAIDレむドず冗長化、さらにRAIDで実際に䜿える容量の数え方たで、ひず぀ながりで芋おいきたす。

この蚘事でわかるこず

  • フェヌルセヌフ・フェヌル゜フト・フォヌルトトレラント・フォヌルトアボむダンス・フヌルプルヌフの5語を、䟋のほうから逆匕きで芋分けられるようになりたす

  • 予備を持぀「冗長化」ず、止たらないずいう結果である「フォヌルトトレラント」の関係が、1本の線で぀ながりたす

  • RAID耇数のディスクデヌタをしたう装眮をたずめお䜿う技術で実際に䜿える容量を、掛け算ず匕き算だけで出せるようになりたす

この蚘事の芁点先に結論

  • フヌルプルヌフずは、人が誀った操䜜をしおも事故にならないようにしおおく蚭蚈のこずです。

  • フェヌルセヌフずは、機械が故障したずきに、安党な偎ぞ倒しお止める蚭蚈のこずです。

  • フェヌル゜フトずは、機械が故障しおも、機胜を萜ずしたうえで動き続けさせる蚭蚈のこずです。

  • フォヌルトトレラントずは、故障が起きおも、システム党䜓がだめにならないように耐えさせるずいう、倧きな考え方のこずです。

  • RAIDで実際に䜿える容量は、RAID 0なら台数ぶんそのたた、RAID 1なら1台ぶん、RAID 5なら台数から1台ぶんを匕いた容量になりたす。

1. 結論5぀の蚀葉は、3぀の問いで振り分けられる

いきなり結論からいきたしょう。この5語は、順番に3぀の問いを投げるだけで、きれいに分かれたす。

  • 問い1これは人の話ですか、機械の話ですか。 人の操䜜の話なら、フヌルプルヌフです。ここで1語が片づきたす

  • 問い2機械の話だずしお、壊れる前ですか、壊れたあずですか。 壊れる前の工倫なら、フォヌルトアボむダンスです

  • 問い3壊れたあず、止たっおほしいですか、動き続けおほしいですか。 止たっおほしいならフェヌルセヌフ、動き続けおほしいならフェヌル゜フトです

そしお、この最埌の2぀をたずめお包んでいる倧きな傘がありたす。それがフォヌルトトレラントです。

迷ったずきの合蚀葉は、これだけ芚えおください。

人のミスならフヌル、壊れたあずならフェヌル。

なお、この蚘事で敎理する考え方の名前は、この5぀だけです。あずから「冗長化」ずいう蚀葉も出おきたすが、あちらは考え方の名前ではなくやり方の呌び名なので、5぀ずは別の箱に入れおおいおくださいね。数がふくらたないように、ここで先に線を匕いおおきたす。

2. 問い1人の話か、機械の話かフヌルプルヌフ

2.1 fool が入っおいるのは、この1語だけ

たずフヌルプルヌフからいきたしょう。人が誀った操䜜をしおも、事故や故障に぀ながらないようにしおおく蚭蚈のこずです。

英語をそのたた芋るず、はっきりしたす。fool は「うっかりした人」、proof は「〜に耐える」。 5぀の蚀葉のうち、人を指す単語が入っおいるのは、この1語しかありたせん。ほかの4語はすべお fail壊れるか fault故障で始たっおいお、機械の偎の話をしおいたす。だから最初の問いは「人か、機械か」なんですね。

身近な䟋を䞊べおみたしょう。

  • 也電池は、向きが決たっおいお、逆にするず入らない

  • シュレッダヌは、フタを開けるず刃が止たる

  • ファむルを消そうずするず、「本圓に削陀したすか」ず確認の画面が出る

どれも共通しおいるのは、「気を぀けおください」ずお願いするのではなく、そもそもたちがえられない䜜りにしおいるずころです。人はどうしおもミスをしたす。ミスをなくそうずするのではなく、ミスをしおも倧䞈倫にしおしたう。やさしい発想ですよね。

2.2 IPAの問題では、意味ではなく「䟋」が問われた

ここで、実際の出題を芋おおきたしょう。IPAアむピヌ゚ヌ。情報凊理掚進機構。この詊隓を実斜しおいる団䜓ですが公開しおいる什和5幎床の問題では、フヌルプルヌフにあたる䟋を遞ばせる圢で出題されたした出兞什和5幎床 ITパスポヌト詊隓 公開問題 問93。

おもしろいのは、遞択肢の顔ぶれです。RAIDや二重化のような機械偎の工倫ず䞊べお、フヌルプルヌフの䟋を遞ばせる圢でした。぀たり、この4぀が同じ1問の䞭に䞊んでいたわけですね。

ここがこの蚘事のいちばん倧事なずころです。RAIDも、二重化も、機胜を萜ずしお動かす話も、フヌルプルヌフも、IPAは同じ土俵に䞊べお出しおきたす。だから、この蚘事でも1本に぀なげお扱いたす。バラバラに芚えたものは、䞊べられた瞬間に混ざるんですよね。

そしお問われたのは意味ではなく、䟋のほうでした。甚語から意味をたどる勉匷だけだず、この圢にうたく答えられたせん。䟋から甚語ぞ、逆向きに歩く緎習をしおおきたしょう。

3. 問い2壊れる前か、壊れたあずかフォヌルトアボむダンス

3.1 そもそも壊さない、ずいう考え方

機械の話だずわかったら、次は時間の軞で分けたす。壊れる前の工倫か、壊れたあずの工倫か。壊れる前に手を打぀のが、フォヌルトアボむダンスです。

これも英語がそのたた答えになっおいたす。fault は「故障」、avoidance は「避けるこず」。 ぀たり故障そのものを避ける、ずいう意味なんですね。

たずえるなら、靎のかかずがすり枛っおきたら、穎があく前に修理に出しおおくようなもの。壊れおから慌おるのではなく、壊れる前に手を入れおおく。それだけの話です。

システムでいえば、こうなりたす。

  • こわれにくい、質のよい郚品を遞んで䜿う

  • 定期的に点怜しお、傷んだずころを早めに亀換する

故障が起きる回数そのものを枛らしにいく。 ここがフォヌルトアボむダンスの立ち䜍眮です。

3.2 「二重にする」は、こちらではない

ひず぀だけ、たちがえやすい点に觊れおおきたす。「予備をもう1台甚意しおおく」こずは、フォヌルトアボむダンスの䟋ではありたせん。

理由を考えるずすっきりしたす。予備を1台足したずころで、もずの機械が壊れる回数は1回も枛りたせん。枛らないけれど、壊れたずきに困らない。぀たり「壊れるこずは受け入れたうえで、圱響を受けないようにしおいる」わけです。

  • フォヌルトアボむダンス  壊れる回数を枛らす。郚品の質を䞊げる、点怜する

  • 予備を持぀考え方  壊れる前提で、圱響を受けないようにする

この2぀は、方向が正反察です。予備を持぀話は、このあず6章ず7章でたっぷり扱いたすね。

4. 問い3壊れたあず、止たるか、動き続けるか

さあ、残る2語です。どちらも「壊れたあず」の話なので、分かれ目はそのあずどうなっおほしいかだけになりたす。

4.1 フェヌルセヌフ止めたほうが安党だから、止める

フェヌルセヌフずは、故障したずきに、安党な偎ぞ倒しお止める蚭蚈のこずです。fail は「壊れる」、safe は「安党」。 壊れたずきに安党偎ぞ、ずいう読み方そのたたですね。

代衚䟋は螏切の遮断機です。停電などで制埡が効かなくなったずき、遮断機は自分から降りお、そのたた道をふさぎたす。通れなくなるのは䞍䟿ですが、うっかり列車の前ぞ車を通しおしたうよりは、ずっずたしですよね。壊れた信号機を赀で固定するのも、根っこは同じ発想です。

䟿利さより、呜のほうを取る。䞍䟿になっおもかたわない、むしろ動かないほうがいい。「動かないこず」をあえお遞ぶのがフェヌルセヌフです。

4.2 フェヌル゜フト匱っおでも、動き続ける

フェヌル゜フトずは、故障しおも、機胜を萜ずしたうえで動き続けさせる蚭蚈のこずです。soft は「やわらかく」。 ばったり倒れるのではなく、そっず力を抜いお、動けるぶんだけ動くむメヌゞですね。

たずえば、パ゜コンのスピヌカヌが壊れおも、音が出ないだけで、文字を打぀䜜業は続けられたす。党郚を止めおしたうより、動くずころだけでも動かしたほうが助かる堎面ですね。ネットのサヌビスでも、䞀郚の機胜だけ䞀時的に止めお、残りは䜿えるようにしおおくこずがありたす。

芋分け方は1行で足りたす。止たるほうがセヌフ、動くほうが゜フト。 正反察なので、片方さえ思い出せればもう片方も決たりたす。

「どちらが䞊なの」ず思うかもしれたせん。じ぀は、正しいかどうかを決めるのは、そのシステムが䜕を守っおいるかです。人の䜓に危険が及ぶ堎所なら、迷わず止めるほうを遞びたすし、䞀日䞭動かし続けないず困るサヌビスなら、倚少匱っおでも動かすほうを遞びたす。優劣ではなく、䜿い分けなんですね。

4.3 フォヌルトトレラントこの2぀を包む、倧きな傘

最埌がフォヌルトトレラントです。これは、故障faultが起きるこずを織りこんだうえで、システム党䜓がだめにならないように耐えさせるずいう考え方を指したす。tolerant は「耐える」。 故障を避けるのではなく、故障があるこずを前提にしお、それでも耐えられるようにしおおくわけですね。

ここが倧事なずころなのですが、フォヌルトトレラントは、フェヌルセヌフやフェヌル゜フトず暪䞊びの蚀葉ではありたせん。ひず぀䞊の階にいお、この2぀を包む倧きな傘だず考えおください。

  • フォヌルトトレラント  壊れおも倧䞈倫にしおおく、ずいう方針

  • フェヌルセヌフフェヌル゜フト  その耐え方を、具䜓的に決めたもの

安党に止たっお耐えるのがセヌフ、匱っおでも動いお耐えるのが゜フト。 やり方は正反察でも、「壊れおも倧䞈倫にしおおく」ずいう同じ方針の䞋にいるんですね。

4.4 甚語䟋に入っおいるもの、入っおいないもの

ここで正盎にお䌝えしおおきたす。シラバス詊隓に出る範囲を瀺した䞀芧衚の甚語䟋に入っおいるのは、この5語のうちフェヌルセヌフ・フォヌルトトレラント・フヌルプルヌフの3぀です小分類44(2)②。2026幎7月時点・シラバスVer.6.5。

䞀方、フェヌル゜フトずフォヌルトアボむダンスは、小分類43(2)・44(2)②の甚語䟋には入っおいたせん同時点。それでも、この蚘事で䞀緒に䞊べたのには理由がありたす。セヌフの反察偎に゜フトを眮き、壊れたあずの反察偎にアボむダンスを眮くず、5語の䜍眮関係が䞀気に芋えるからです。芚える力を借りるために䞊べおいる、ず受け取っおくださいね。

5. 䟋から甚語ぞ逆匕きで緎習する

ここたでの敎理を、実戊の圢に組み替えたす。問題文はカタカナの甚語で聞いおくるずはかぎりたせん。日本語の蚀い回しで瀺されお、「これはどれか」ず聞かれるほうが倚いんですね。

蚀い回しず甚語を、察にしお䞊べおみたしょう。

  • 「利甚者が操䜜をたちがえおも、事故にならないように」  フヌルプルヌフ

  • 「こわれにくい郚品を䜿い、定期的に点怜する」  フォヌルトアボむダンス

  • 「危険を避けるため、故障したら動䜜を止める」  フェヌルセヌフ

  • 「最䜎限の機胜を残しお、凊理を続ける」  フェヌル゜フト

  • 「二重にしおおき、故障しおも動き続けられるようにする」  フォヌルトトレラント

最埌の1行だけは、少し性栌が違いたす。フォヌルトトレラントは、䞊の4぀ず暪䞊びではなく、それらを包む偎の蚀葉でしたね。ここでは「あおはめの手がかり」ずしお同じ圢で䞊べおいたすが、䜍眮づけは1段䞊だず思っおおいおください。

芋分けの順番も、もう䞀床だけ確認しおおきたしょう。たず「人か機械か」。次に「壊れる前か、あずか」。最埌に「止たるか、動くか」。 この3手で必ず1぀に決たりたす。

6. 予備を持぀のは手段、止たらないのは結果

6.1 冗長化わざず予備を持っおおくこず

さきほど埌回しにした「予備を持぀話」に入りたしょう。わざず予備や重耇を持たせお、1぀壊れおも党䜓が止たらないようにするこずを、冗長化じょうちょうかずいいたす。

「冗長」はふだん「話が長くおむだが倚い」ずいう悪い意味で䜿いたすよね。でもシステムの䞖界では逆で、そのむだが、いざずいうずきの呜綱になりたす。

たずえるなら、モバむルバッテリヌを持ち歩くこずです。スマホの電池が切れおも、぀なげばそのたた䜿い続けられたすよね。倖から芋るず、あなたのスマホは1床も止たっおいないように芋えたす。

ここで、この蚘事のいちばんの芋せ堎です。

予備を持぀冗長化のが手段。止たらないフォヌルトトレラントのが結果。

モバむルバッテリヌを持ち歩くのが冗長化、電池が切れおも䜿い続けられるのがフォヌルトトレラント。同じ話を、やり方の偎から呌ぶか、結果の偎から呌ぶかの違いなんですね。さきほどの「壊れおも倧䞈倫にしおおく」ずいう方針が、ここでは「止たらない」ずいう圢で衚れおいるわけです。この1行が぀ながるず、5語ずRAIDが1本の線になりたす。

6.2 予備は、タダではない

いいこずばかりに芋えたすが、冗長化には必ず代償がありたす。

モバむルバッテリヌをもう䞀床思い出しおください。安心ではあるけれど、かばんは重くなるし、買うお金もかかりたす。システムでも同じで、機械を2台にすれば、眮き堎所も電気代も費甚も増えたす。

  • 増えるもの  安心止たりにくくなる

  • 同じく増えるもの  費甚・眮き堎所・手間

ですから、「冗長化するずコストが䞋がる」ずいう蚀い方は正しくありたせん。コストは䞊がりたす。それでも止たるず困るから、あえお払っおいる。そう理解しおおくず、遞択肢の正誀がすぐ刀断できたすよ。

7. どこを二重にするかRAID 1・デュアル・デュプレックス・クラスタ

「二重にする」ずいっおも、どこを二重にするかで名前が倉わりたす。ここは階局で芋るず、すっず入りたすよ。

7.1 ディスクだけを二重にするRAID 1

いちばん内偎の階局です。デヌタをしたう装眮ディスクだけを二重にするやり方で、これがRAID 1にあたりたす。くわしくは次の章で扱いたすね。

7.2 システムを䞞ごず二重にするデュアルずデュプレックス

ひず぀倖偎の階局は、コンピュヌタのシステムそのものを䞞ごず二重にするやり方です。ここに2぀の名前がありたす。

  • デュアルシステム  どちらも本番ずしお動かし、同じ凊理をさせお結果を぀き合わせる構成。たちがいにも気づけるかわりに、2台ぶんの費甚がかかり続けたす

  • デュプレックスシステム  片方を本番、片方を控えにしおおき、本番が倒れたずきに控えぞ亀代させる構成

そしお、デュプレックスシステムには控えの埅たせ方が2皮類ありたす。

  • ホットスタンバむ  控えを起動したたた埅たせるやり方。すぐ亀代できるが、そのぶん費甚はかかる

  • コヌルドスタンバむ  控えの電源を萜ずしお埅たせるやり方。動き出すたでに時間はかかるが、費甚は安く枈む

ホットは枩たっおいる、コヌルドは冷えおいる。 蚀葉のずおりなので、ここは玠盎に芚えお倧䞈倫です。

7.3 䜕台かを束ねるクラスタ

いちばん倖偎の階局が、クラスタです。䜕台かのコンピュヌタをたずめお、倖からは1぀のシステムに芋えるようにした構成のこずをいいたす。1台が抜けおも残りが仕事を匕き取るので、倖から芋れば䜕ごずもなく動いおいるように芋えるわけですね。

なお、シラバスの甚語䟋では「クラスタ」ずいう衚蚘ですが、IPAが公開しおいる問題の遞択肢では「クラスタリング」ずいう圢で登堎しおいたす出兞什和5幎床 ITパスポヌト詊隓 公開問題 問70。どちらの曞き方で出おも同じものだず知っおおくず、本番で戞惑いたせん。

7.4 二重にする階局のたずめ

3぀を䞊べるず、こうなりたす。

  • ディスクだけ二重  RAID 1

  • システム䞞ごず二重  デュアルシステムデュプレックスシステム

  • 䜕台かを束ねお1぀に芋せる  クラスタ

ちなみに、デュアルシステムずデュプレックスシステムは、シラバスの䞭で2か所に茉っおいたす。システムの構成を扱う小分類43(2)ず、信頌性の蚭蚈を扱う小分類44(2)②の、䞡方です2026幎7月時点・シラバスVer.6.5。シラバス自身が、構成の話ず信頌性の話を切り離しおいないんですね。この蚘事でRAIDず5語をたずめお扱うのも、同じ理由からです。

8. RAIDずは 0・1・5の3぀で足りる

8.1 耇数のディスクを、1぀にたずめお䜿う技術

ここからはRAIDに絞りたす。RAIDレむドずは、耇数のディスクを䞊べお、1぀のたずたりずしお䜿う技術です。

ここでいうディスクずは、デヌタをしたっおおく装眮のこず。パ゜コンやサヌバの䞭に入っおいるハヌドディスクなどがこれにあたりたす。ちなみにサヌバずは、ほかのコンピュヌタからの求めに応じおサヌビスを提䟛する偎のコンピュヌタのこずですね。

ディスクは消耗品ですから、䜿い続けおいれば、い぀かは寿呜が来たす。そこで、1台だけに頌るのをやめお、䜕台かを束ねお䜿うこずで速さや安党を皌ごうずいう発想が生たれたした。それがRAIDです。

RAIDは番号で方匏を呌び分けたす。数はいく぀もありたすが、この蚘事で远いかけるのは3぀だけですよ。


8.2 RAID 0分けお曞く速さ重芖

RAID 0は、1぀のデヌタを现かく切っお、䜕台かのディスクに手分けしお曞きこむ方匏です。この手分けするやり方をストラむピングずいいたす。

たずえるなら、荷物を2぀のかばんに分けお持぀ようなもの。1぀ず぀が軜くなるので、出し入れは速くなりたすよね。そのかわり、片方をなくすず䞭身がそろわなくなりたす。

  • 匷み  速い

  • 匱み  保険がない。1台でも壊れるず、デヌタはそろわなくなる

0は、安党の話をしおいたせん。番号のずおり、守りはれロだず芚えおおきたしょう。

8.3 RAID 1同じものを2台に曞く安党重芖

RAID 1は、たったく同じデヌタを2台のディスクに曞く方匏です。このやり方をミラヌリングずいいたす。鏡のように、同じものが2぀ある状態ですね。

  • 匷み  1台が壊れおも、もう1台がそのたた動く

  • 匱み  2台買っおも、䜿える容量は1台ぶんだけ

8.4 RAID 5分けお曞き぀぀、埩元甚の情報も眮く

RAID 5は、手分けしお曞きこみながら、そこに埩元甚の情報も混ぜお散らしおおく方匏です。この埩元甚の情報をパリティずいいたす。組むには最䜎3台必芁ですよ。

パリティは、合蚈の控えだず考えるずわかりやすいです。4人で出し合ったお金の合蚈を控えおおけば、1人ぶんの金額を忘れおしたっおも、合蚈から残り3人ぶんを匕けば取り戻せたすよね。それず同じ考え方です。だから1台が読めなくなっおも、残っおいるディスクの䞭身ずこの控えを突き合わせれば、消えたぶんを蚈算で䜜り盎せるわけですね。

3぀たずめるず、0は速さ、1は安党、5はその䞭間ずいう䞊びになりたす。たずはこの䞊びだけ持ち垰れば十分です。

8.5 この3぀の番号は、甚語䟋には入っおいない

ここも正盎にいきたしょう。RAIDたわりで甚語䟋に茉っおいるのは「RAID」の1語だけで、RAID 0・RAID 1・RAID 5ずいう番号たでは曞かれおいたせん小分類43(2)。2026幎7月時点・シラバスVer.6.5。ミラヌリングやパリティも同じです。

それでも、この蚘事で番号ごず扱うのには根拠がありたす。IPAが公開しおいる問題の䞭に、RAID 0・RAID 1ずいう曞き方も、パリティずいう蚀葉も、実際に登堎しおいるからです出兞什和5幎床 ITパスポヌト詊隓 公開問題 問63什和6幎床 ITパスポヌト詊隓 公開問題 問69。甚語䟋に無い出ない、ではない。 ここは抌さえおおいおくださいね。

9. RAIDで実際に䜿える容量0はぜんぶ、1は半分、5は1台ぶん匕く

9.1 「䜿える容量」を聞かれる問題がある

さお、この蚘事でいちばんお䌝えしたいのがここです。RAIDは、方匏の違いだけでなく「実際に䜿える容量」を聞かれるこずがありたす。

しかも、IPAが公開しおいる問題では、什和5幎床ず什和6幎床で続けお出題されたした。什和5幎床は、2台のディスクでRAID 0ずRAID 1を組んだずきに䜿える容量の組合せを遞ばせる圢出兞什和5幎床 公開問題 問63。什和6幎床は、4台のうち1台ぶんの容量をパリティに䜿うRAID 5で、実際に䜿える容量を答えさせる圢です出兞什和6幎床 公開問題 問69。

䜿うのは掛け算ず匕き算だけなので、身がたえなくお倧䞈倫ですよ。

その前に、単䜍だけそろえおおきたしょう。GバむトギガバむトずTバむトテラバむトは、デヌタの量を衚す単䜍です。1Tバむトは、およそ1,000Gバむト。 問題の䞭で単䜍が混ざるこずがあるので、この関係だけ頭の隅に眮いおおいおください。

9.2 RAID 0は、台数ぶんそのたた䜿える

RAID 0は、デヌタを手分けしお曞いおいるだけです。同じものを2床曞いおもいないし、埩元甚の情報も持っおいたせん。だから、買った容量がたるごず䜿えたす。

  • 1Tバむトのディスク×2台 → 1T × 2  2Tバむト

  • 500Gバむトのディスク×4台 → 500G × 4  2Tバむト

守りがない代わりに、容量ではいちばん埗をする。そういう方匏ですね。

9.3 RAID 1は、1台ぶんしか䜿えない

RAID 1は、同じ内容を2台に曞きたす。䞭身が同じなので、倖から芋れば1台ぶんの容量しかありたせん。

  • 1Tバむトのディスク×2台 → 䜿えるのは 1Tバむト

  • 2Tバむトのディスク×2台 → 䜿えるのは 2Tバむト

2台買ったのに、䜿えるのは1台ぶん。぀たり半分です。ここは「もったいない」ず感じるずころですが、その半分が保険料なんですね。

9.4 RAID 5は、台数から1台ぶんを匕く

RAID 5では、埩元甚のパリティが、党䜓で1台ぶんの容量を䜿いたす。パリティは1台にたずめお眮かれるのではなく、各ディスクに散らばっお眮かれるのですが、合蚈するず1台ぶんになるので、蚈算のうえでは「1台ぶん匕く」ず考えお倧䞈倫です。

匏にするず、こうなりたす。

RAID 5で䜿える容量 台数 − 1× 1台の容量

たずえるなら、4人で䌚費を出し合っお、そのうち1人ぶんを「もしものずきの積立」に回すようなもの。実際に䜿えるお金は、3人ぶんですよね。

数字で確かめおみたしょう。

  • 1Tバむト×3台最䜎構成 →3 − 1× 1T  2Tバむト

  • 2Tバむト×4台 →4 − 1× 2T  6Tバむト

  • 500Gバむト×4台 →4 − 1× 500G  1,500Gバむト1.5Tバむト

台数が増えるほど、匕かれる1台ぶんの割合は小さくなりたす。3台なら3分の1が保険に消えたすが、5台なら5分の1で枈む。RAID 5がバランス型ず呌ばれるのは、こういうずころなんですね。

9.5 合蚀葉でたずめる

3぀たずめお、この1行にしおおきたしょう。

0はぜんぶ、1は半分、5は1台ぶん匕く。

蚈算の順番も決めおおくず、本番で迷いたせん。

  1. 方匏0・1・5のどれかを確認する

  2. 台数ず、1台の容量を確認する

  3. 合蚀葉にあおはめお、掛け算か匕き算をする

なお、「どれくらい止たらないか」を数字で衚す皌働率の蚈算は、この蚘事では扱いたせん。容量の話ずは別ものですし、そちらには専甚の解説蚘事を甚意しおありたす。末尟からどうぞ。

10. RAID 1は、バックアップの代わりにはならない

ここで、たちがえやすい点をひず぀。「同じデヌタが2台にあるなら、バックアップは芁らないのでは」ず思いたすよね。答えは、芁りたす。

バックアップずは、別の時点のデヌタの控えを、別の堎所に取っおおくこずです。RAID 1ずは、目的がたるで違いたす。

  • RAID 1の目的  止めないこず。1台が壊れおも、もう1台でそのたた動き続ける

  • バックアップの目的  戻すこず。前の時点の状態を、あずから取り出せるようにしおおく

決定的な違いは、たちがえお消したずきに出たす。RAID 1は、曞きこむのず同じ瞬間に、同じ内容をもう1台にも曞いおいたす。ずいうこずは、あなたがファむルを1぀消せば、その「消す」ずいう操䜜たでもう1台に䌝わっおしたうわけですね。消えたファむルは、どちらのディスクにも残りたせん。

ディスクの故障には匷いけれど、人の操䜜ミスには無力。 冗長化ずバックアップは、守っおいる盞手が違うんですね。䞡方そろえお、はじめお安心です。

11. 詊隓ではどこたで ここから先は远いかけなくお倧䞈倫

最埌に、勉匷の範囲をはっきりさせおおきたしょう。やらなくおいいこずが決たるず、気持ちが軜くなりたすよ。

シラバスVer.6.5の甚語䟋に䞊んでいるもの小分類43(2)・44(2)②。2026幎7月時点は、次のずおりです。

  • RAIDクラスタデュアルシステムデュプレックスシステムホットスタンバむコヌルドスタンバむ

  • フェヌルセヌフフォヌルトトレラントフヌルプルヌフ

䞀方、この2぀の小分類の甚語䟋には入っおいないものは、次のずおりです同時点。

  • RAID 0RAID 1RAID 5ミラヌリングパリティ

  • 冗長化フェヌル゜フトフォヌルトアボむダンス

ここで倧事なのは、「甚語䟋に入っおいない出たせん」ではないずいうこずです。実際、RAID 0・RAID 1・パリティは、IPAが公開しおいる問題の䞭に登堎しおいたす出兞什和5幎床 公開問題 問63什和6幎床 公開問題 問69。たた、出題数や配点は公衚されおいたせん2026幎7月時点ので、「もう出ない」ずも「必ず出る」ずも曞けたせん。

そのうえで、力の入れどころはこう敎理できたす。

  • 考え方の名前より、圢の名前のほうが、甚語䟋には厚く䞊んでいたす。 冗長化ずいう総称より、デュアルシステム・デュプレックスシステム・クラスタ・RAIDずいった具䜓的な圢の名前を優先したしょう

  • フェヌル゜フトずフォヌルトアボむダンスは、察にしお䜍眮を芚えるだけで十分です。深く掘る必芁はありたせん

  • RAIDは、方匏の違いず、䜿える容量の数え方たで。 内郚のしくみに螏み蟌む必芁はありたせん

なお、シラバスの小分類44(2)①には皌働率・故障率・MTBF平均故障間動䜜時間・MTTR平均修埩時間が䞊んでおり、掻甚䟋ずしお皌働率向䞊策の怜蚎が挙げられおいたす2026幎7月時点。そちらは別の蚘事の担圓なので、この蚘事では觊れたせんでした。気になったら、末尟のリンクからどうぞ。

12. たずめ3行でふりかえり

  1. フェヌルセヌフずフヌルプルヌフの違いは、機械が壊れたあずの話か、人がたちがえる前の話かの違いです。5語は「人か機械か」「壊れる前か埌か」「止たるか動くか」の3぀の問いで振り分けられたす。

  2. 予備を持぀のが冗長化ずいう手段で、その結果ずしお止たらなくなった状態がフォヌルトトレラントです。二重にする堎所によっお、RAID 1・デュアルシステム・デュプレックスシステム・クラスタず名前が倉わりたす。

  3. RAIDで実際に䜿える容量は、0はぜんぶ、1は半分、5は台数から1台ぶんを匕いた容量です。

いかがでしたか カタカナの5語も、䟋のほうから歩けば必ず1぀に決たりたす。そしおRAIDの容量は、掛け算ず匕き算だけ。ここたで来たあなたなら、もう䞊べられおも混ざりたせんよ。

13. よくある質問FAQ

Q1. フェヌルセヌフずフヌルプルヌフの違いは䜕ですか

A. 芋おいる盞手が違いたす。 フェヌルセヌフは、機械が故障したあずの話です。故障したずきに安党な偎ぞ倒しお止める蚭蚈で、停電するず降りる螏切の遮断機がその代衚ですね。䞀方、フヌルプルヌフは、人がたちがえる前の話です。人が誀った操䜜をしおも事故にならないようにしおおく蚭蚈で、逆向きには入らない也電池や、削陀のずきに出る確認の画面がこれにあたりたす。5぀の蚀葉のうち、人のミスを扱っおいるのはフヌルプルヌフだけfoolうっかりした人なので、たずここを切り離すのが近道です。合蚀葉は「人のミスならフヌル、壊れたあずならフェヌル」ですよ。

Q2. RAID 5で䜿える容量は、どうやっお蚈算したすか

A. 台数から1台ぶんを匕いお、1台の容量を掛けたす。台数 − 1× 1台の容量、ずいう匏ですね。たずえば2Tバむトのディスクを4台䜿うなら、4 − 1× 2T  6Tバむトが䜿えたす。埩元甚のパリティが、党䜓で1台ぶんの容量を䜿うためです。パリティは各ディスクに散らばっお眮かれたすが、合蚈するず1台ぶんになるので、蚈算では「1台ぶん匕く」で倧䞈倫ですよ。ちなみにRAIDの容量を問う問題は、IPAが公開しおいる問題で什和5幎床・什和6幎床ず続けお出おいたす出兞什和5幎床 問63什和6幎床 問69。合蚀葉は「0はぜんぶ、1は半分、5は1台ぶん匕く」です。

Q3. RAID 1はバックアップの代わりになりたすか

A. なりたせん。 RAID 1は、曞きこむのず同じ瞬間に、同じ内容をもう1台にも曞くしくみです。ですから、あなたがたちがえおファむルを消すず、その「消す」ずいう操䜜たでもう1台に䌝わり、どちらからも消えたす。RAID 1が匷いのはディスクの故障に察しおであっお、人の操䜜ミスに察しおではないんですね。止めないための仕組み冗長化ず、戻すための仕組みバックアップは別ものです。䞡方そろえお、はじめお安心ずいえたす。

Q4. 「冗長化」はITパスポヌトに出たすか

A. 正盎にお答えするず、「冗長化」ずいう語そのものは、甚語䟋には入っおいたせん小分類43(2)・44(2)②。2026幎7月時点・シラバスVer.6.5。ただし、デュアルシステム・デュプレックスシステム・ホットスタンバむ・コヌルドスタンバむ・クラスタ・RAIDずいった具䜓的な圢の名前は、甚語䟋に䞊んでいたす。぀たり、考え方の総称より、圢の名前を芚えるほうが埗点に近いずいうこずですね。ずはいえ、冗長化ずいう蚀葉を知っおおくず、これらがバラバラの甚語ではなく「予備を持぀工倫の仲間」ずしお頭に入るので、理解の道具ずしおは圹に立ちたすよ。

Q5. フォヌルトトレラントずフェヌル゜フトの違いは䜕ですか

A. 階局が違いたす。 フォヌルトトレラントは、故障が起きおも、システム党䜓がだめにならないように耐えさせるずいう倧きな考え方です。フェヌルセヌフもフェヌル゜フトも、その傘の䞋に入りたす。䞀方、フェヌル゜フトは、その䞭でも「機胜を萜ずしおでも動かす」ずいうやり方を指したす。たずえば、パ゜コンのスピヌカヌが壊れおも文字入力は続けられる、ずいう状態ですね。倧きな方針がフォヌルトトレラント、具䜓的なやり方がフェヌル゜フト。そう敎理しおおけば迷いたせん。なお、フェヌル゜フトは小分類43(2)・44(2)②の甚語䟋には入っおいたせん2026幎7月時点。


おすすめ教材PR

信頌性の話は、1回読んで終わりにせず、別の蚀い方でもう䞀床読むず定着したす。この蚘事を読んだあずに、手元の教科曞で同じ項目を開いおみおください。「あ、これは知っおいる」が増えおいくはずですよ。

ITパスポヌトの過去問は公匏サむトや無料サむトでも解けたすから、参考曞は必ずしも必須ではありたせん。

それでも1冊ほしいなら、このシリヌズず䞊走できる、こちらがおすすめです。本で探すずきは、目次の「システム構成芁玠」や「システムの評䟡指暙」のあたりを芋おみおくださいね。

『【什和8幎床】いちばんやさしいITパスポヌト 絶察合栌の教科曞出る順問題集』

章立おがシリヌズ党䜓ず察応しおいるので、蚘事ず本を行き来しながら進めやすい1冊です2026幎7月時点。くり返したすが、これがなくおも合栌はできたす。でも、あるず近道になりたすよ。

https://www.amazon.co.jp/dp/4815638209?tag=flowerstech-22


次に読む

信頌性蚭蚈ずRAIDは、「システムを止めないための工倫」ずいう倧きなテヌマの䞀郚です。皌働率やMTBFなどの指暙たでたずめお芋わたしたくなったら、本拠地ぞどうぞ。この蚘事は党文無料です。

【この分野の本拠地】ITパスポヌト皌働率ずはMTBF・MTTRをやさしく解説

【䞊の蚘事の確認問題無料】

【RAID・システム構成の本拠地】RAIDやシステムの組み方そのものはこの蚘事が本拠地です。

【前の蚘事】バックアップのずり方はこちら。

【次の蚘事】次は、サヌバの仮想化です。S08

【皌働率の蚈算をやっおみたい人ぞ】ITパスポヌト皌働率の蚈算盎列・䞊列

【もっず問題を解きたい人ぞ】テクノロゞ系 予想問題集

シリヌズの目次ITパスポヌトの出題範囲 党䜓地図

この蚘事を曞いた人
simicIT資栌ノヌト。文系・非゚ンゞニアの芖点で、぀たずきやすいIT甚語を「たずえ」でかみくだきながら、資栌の勉匷ノヌトを曞いおいたす。→ くわしい自己玹介https://note.com/simic_0531/n/n5ed7f56f1ab9

最終曎新2026幎7月

Amazonのア゜シ゚むトずしお、simicIT資栌ノヌトは適栌販売により収入を埗おいたす。


この先にあるのは、オリゞナルの緎習問題6問です。䞭身は、フェヌルセヌフずフェヌル゜フトの区別・フヌルプルヌフ・RAID 5の容量・RAID 0の容量・フォヌルトアボむダンス・RAID 1ずバックアップ。どれも、この蚘事で読んだこずだけで解けたす。

14. 緎習問題6問で確かめる

すべおこの蚘事のオリゞナル問題です。遞択肢を芋る前に、自分の蚀葉で答えを䜜っおみおください。


問1 故障したら止める蚭蚈

工堎の機械が故障を怜知したずき、けが人が出ないように、ただちに動䜜を止めお停止した状態を保぀ように蚭蚈したした。この考え方はどれですか。

ア フヌルプルヌフ
ã‚€ フェヌル゜フト
り フェヌルセヌフ
゚ フォヌルトアボむダンス

正解り

解き方

  1. たず人の話か、機械の話かを芋る。ここは機械が故障した話なので、フヌルプルヌフではない

  2. 次に壊れる前か、あずかを芋る。故障を怜知したあずの話なので、フォヌルトアボむダンスでもない

  3. 最埌に止たるか、動くかを芋る。止めお安党を守っおいるので、フェヌルセヌフ

ここがひっかけ
「けが人が出ないように」ずいう蚀い方から、人の話だず思っおフヌルプルヌフを遞んでしたうずころです。フヌルプルヌフは、人が操䜜をたちがえたずきの話。この問題でたちがえおいるのは人ではなく、機械のほうが故障しおいたす。だから、フェヌルの偎なんですね。合蚀葉をもう䞀床どうぞ。人のミスならフヌル、壊れたあずならフェヌル。


問2 入力の取りこがしを防ぐ

ある申蟌みフォヌムでは、必芁な項目が空欄のたただず、送信ボタンを抌せないようにしおありたす。この蚭蚈にあたる考え方はどれですか。

ア フヌルプルヌフ
ã‚€ フェヌルセヌフ
り フォヌルトトレラント
゚ フォヌルトアボむダンス

正解ア

解き方

  1. 故障の話は、ひずこずも出おこない

  2. 話題になっおいるのは、利甚者がうっかり空欄のたた送っおしたうこず人のミス

  3. 人のミスを前提に、そもそもできないようにしおいるので、フヌルプルヌフ

ここがひっかけ
「ミスを未然に防いでいる」ずいう響きから、フォヌルトアボむダンスを遞んでしたうずころです。フォヌルトアボむダンスが枛らそうずしおいるのは、機械の故障の回数ですね。質のよい郚品を䜿う、定期的に点怜する、ずいった話です。人が盞手ならフヌルプルヌフ、機械が盞手ならフォヌルトアボむダンス。 䞻語で分けるず迷いたせん。


問3 RAID 5で䜿える容量

500Gバむトのディスク5台でRAID 5を構成したした。実際に䜿える容量はどれですか。ここで1Tバむトは1,000Gバむトずしたす。

ア 1.5Tバむト
ã‚€ 2Tバむト
り 2.5Tバむト
゚ 3Tバむト

正解む

解き方

  1. RAID 5は、埩元甚のパリティが党䜓で1台ぶんの容量を䜿う

  2. だから匏は、台数 − 1× 1台の容量

  3. 5 − 1× 500G  2,000Gバむト  2Tバむト

ここがひっかけ
台数をそのたた掛けお、500G × 5  2.5Tバむトずしおしたうずころです。それはRAID 0の数え方ですね。RAID 5は、必ず1台ぶんを先に匕いおから掛けたす。合蚀葉で確認したしょう。0はぜんぶ、1は半分、5は1台ぶん匕く。


問4 RAID 0で䜿える容量

1Tバむトのディスク3台でRAID 0を構成したした。実際に䜿える容量はどれですか。

ア 1Tバむト
ã‚€ 1.5Tバむト
り 2Tバむト
゚ 3Tバむト

正解゚

解き方

  1. RAID 0は、デヌタを分けお曞いおいるだけ

  2. 同じものを2床曞いおもいないし、埩元甚の情報も持っおいない

  3. だから買った容量がたるごず䜿える。1T × 3  3Tバむト

ここがひっかけ
RAID 5ず同じように、1台ぶんを匕いお2Tバむトずしおしたうずころです。匕き算をするのはRAID 5だけ。 RAID 0は保険をいっさい持たないかわりに、容量ではいちばん埗をしたす。速さず匕きかえに、守りはれロ。そこが番号どおりなんですね。


問5 壊れる回数そのものを枛らす

システムの蚭蚈で、こわれにくい高品質な郚品を遞び、定期的に点怜しお早めに亀換する方針を取りたした。この考え方はどれですか。

ア フェヌル゜フト
ã‚€ フォヌルトトレラント
り フォヌルトアボむダンス
゚ デュプレックスシステム

正解り

解き方

  1. 話題は、故障が起きる前の工倫

  2. ねらいは、故障そのものの回数を枛らすこず

  3. これがフォヌルトアボむダンスavoidance避ける

ここがひっかけ
フォヌルトトレラントず取りちがえるずころです。トレラントtolerant耐えるは、壊れおも党䜓がだめにならないように耐えさせる考え方で、予備を持぀冗長化はこちら偎の手段ですね。壊れる回数を枛らすのがアボむダンス、壊れおも平気にするのがトレラント。 方向が正反察だず抌さえおおきたしょう。


問6 RAID 1ず、消しおしたったファむル

RAID 1で2台のディスクに同じ内容を曞いおいるシステムがありたす。利甚者が必芁なファむルを誀っお削陀しおしたいたした。このずきの説明ずしお正しいものはどれですか。

ア RAID 1は削陀の前の内容を別に保管しおいるので、そこから元に戻せる
ã‚€ 削陀する操䜜たでもう1台に䌝わるので、RAID 1だけでは取り戻せない
り パリティから蚈算し盎せるので、RAID 1なら必ず埩元できる
゚ ディスクを1台取り倖せば、削陀前の内容がそのたた残っおいる

正解む

解き方

  1. RAID 1は、曞きこむのず同じ瞬間に、同じ内容をもう1台にも曞くしくみ

  2. だから、削陀ずいう操䜜も、そのたた2台に䌝わる

  3. 消えたファむルは、どちらのディスクにも残らない

ここがひっかけ
「2台あるなら安心」ず考えお、取り戻せるほうを遞んでしたうずころです。RAID 1が匷いのはディスクの故障に察しおであっお、人の操䜜ミスに察しおではありたせん。たた、パリティを䜿うのはRAID 5のほうで、RAID 1にパリティはありたせん。止めないための冗長化ず、戻すためのバックアップ。 守っおいる盞手が違うので、䞡方そろえおおきたいんですね。

いいなず思ったら応揎しよう