ITパスポート予想問題120問|テクノロジ系対策問題集
※ 本記事にはアフィリエイトリンク(PR)を含みます。
※ 公式シラバスと公開記事をもとにしたオリジナル問題です。実際の試験問題(IPA公開の過去問)の丸写しではありません。用語・表記は2026年7月時点の公式シラバス(Ver.6.5)・公式情報に合わせています。
1. この問題集について
ITパスポートの3分野のうち、テクノロジ系(IT技術の分野)をまるごと仕上げるための予想問題集です。基礎理論・アルゴリズム、コンピュータシステム・ハードウェア、ソフトウェア・データベース、ネットワーク、セキュリティの5部から、本番形式の四肢択一(ア〜エ)を120問集めました(無料サンプル3問+有料本編117問)。テクノロジ系(大分類7〜9)を、これ1本で丸ごとカバーします。
各記事の章末ミニ問題(無料)は「その回の腕だめし」でした。この問題集は、そこから一歩進んで分野を横断して総復習するためのものです。似たテーマをまとめて解くことで、「直列と並列の稼働率がごちゃ混ぜになる」「POPとIMAPがこんがらがる」「SOCとCSIRTを取り違える」といった、分野内の取り違えをつぶしていけます。
1.1 こんな人におすすめ
B09a〜B15cの記事を読み終えて、「テクノロジ系をまとめて演習したい」人
用語の丸暗記ではなく、「この事例はどれ?」という本番の問われ方に慣れたい人
基数変換・稼働率・擬似言語のトレースといった計算問題を、手を動かして解き切れるようにしたい人
試験前に、IT技術分野の弱点を短時間であぶり出したい人
1.2 使い方
まずは無料サンプル3問で、レベル感と解説の作りを確かめてください。この3問は120問の中から選んだ代表3問で、有料本編は残りの117問です。
有料本編は5部構成(第1部 基礎理論/第2部 コンピュータシステム・ハードウェア/第3部 ソフトウェア・データベース/第4部 ネットワーク/第5部 セキュリティ)です。各部の中は記事順・難易度順(基礎→標準→応用)に並んでいます。
解き終わったら、末尾の「分野別 弱点チェック表」で自己採点。点が伸びなかった部は、対応するB系記事(無料)に戻って読み直すのがいちばんの近道です。
解説は「なぜ正解か」+「なぜ他が違うか」を一言そえています。間違えた問題こそ、伸びしろです。落ち着いて、1問ずついきましょう。
2. 無料サンプル(3問)
サンプル1 [標準|第1部 基礎理論(論理演算)]
ある防犯システムでは、玄関センサーと窓センサーのうち、どちらか一方だけが反応したときにだけ警報音を鳴らし、両方とも反応した場合と、どちらも反応しない場合は警報音を鳴らさない設計になっている。この設計に対応する論理演算として、最も適切なものはどれか。
ア.AND(論理積)
イ.OR(論理和)
ウ.NOT(否定)
エ.XOR(排他的論理和)
正解:エ
解説
どちらか一方だけが真のときに結果が真になるのがXOR(排他的論理和)でしたね。両方反応・両方反応しない、というケースでは警報が鳴らない点が、この設計とぴったり一致します。
ア:ANDは両方とも反応したときだけ真になる演算で、この設計とは異なります。
イ:ORはどちらか一方でも反応すれば真になる演算です。両方反応した場合も真になってしまうため、この設計とは異なります。
ウ:NOTは真偽をひっくり返す演算で、2つの入力を比較する演算ではありません。
ひっかけポイント:「どちらか一方でも」(OR)と「どちらか一方だけ」(XOR)は似た言葉ですが、両方成立したときの扱いが分かれ目です。
サンプル2 [標準|第3部 データベース(トランザクション)]
ある通販サイトで、「在庫を1つ減らす」「注文データを1件追加する」という2つの処理を1つのトランザクションとして実行した。1つ目の処理のあと、2つ目の処理で異常が発生し、トランザクションが完了できなかった。このときDBMSが行う処理として、適切なものはどれか。
ア.1つ目の処理だけを確定し、2つ目の処理はあとで実行する。
イ.2つ目の処理を、成功するまで自動でくり返し実行する。
ウ.1つ目の処理も取り消して、トランザクションを始める前の状態に戻す(ロールバック)。
エ.2つの処理をどちらも確定する(コミット)。
正解:ウ
解説
トランザクションの結末は2つに1つ。ぜんぶ成功なら確定(コミット)、途中で失敗ならぜんぶ取り消し(ロールバック)でしたね。コミットは「ボールペンで清書」、ロールバックは「鉛筆書きを消しゴムでぜんぶ消す」イメージです。
ア:「半分だけ成功」を許すと、在庫だけ減って注文が残らない矛盾が起きてしまいます。
イ:成功するまでくり返す、という決まりはありません。中途半端な状態を残さないことが先決です。
エ:完了できなかった処理を確定してしまうと、データが矛盾します。コミットするのは、全部成功したときだけです。
ひっかけポイント:コミットとロールバックの向きの取り違えが定番です。成功で確定=コミット/失敗で全部取り消し=ロールバック、とセットで覚えましょう。
サンプル3 [標準|第5部 セキュリティ(人的脅威)]
ある社員のもとに、社内の情報システム部門を名乗る人物から電話があり、「システムの確認をしたいので、あなたのIDとパスワードを教えてほしい」と依頼された。この手口を表す用語として、適切なものはどれか。
ア.ソーシャルエンジニアリング
イ.クラッキング
ウ.フィッシング
エ.ゼロデイ攻撃
正解:ア
解説
ソーシャルエンジニアリングは、技術ではなく、人の心理や行動のスキを突いて情報を聞き出す手口です。たとえるなら、鍵を破らずに「開けてください」と頼むやり方。パスワードを手に入れるいちばん簡単な方法は、本人に聞くことなんですね。ほかに、後ろから画面をのぞき込む盗み見なども、この仲間です。
イ:クラッキングは、悪意をもってシステムに侵入したり壊したりすること。この事例は、システムに触らず人に頼んでいます。
ウ:フィッシングは、本物そっくりの偽サイト・偽メールで情報を入力させる手口です。ここでは電話で直接聞かれていますね。
エ:ゼロデイ攻撃は、修正プログラムが用意される前のスキを突く攻撃。人に電話をかける話ではありません。
ひっかけポイント:ここ、じつはいちばん安心できる話なんです。この手口には高性能な製品が効きません。相手が突いているのは機械ではなく人だから。効くのは、あなたが手口を知っていることだけ。「その電話、もしかして」と一瞬思えたら、それが最強の守りなんですね。
いかがでしたか? 解説の作りとレベル感が伝われば十分です。ここから先は、5部117問でテクノロジ系を総仕上げしていきましょう。
ここから先は
¥ 480
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?
