ITパスポート|DX・BPRの確認問題
この問題は、解説記事「DX・BPRとは?」の腕だめしです。まず2問、解いてみましょう。解説記事はこちら↓
問1
DX(デジタルトランスフォーメーション)の説明として、最も適切なものはどれか。
ア.紙の書類をスキャンして、電子ファイルとして保存できるようにすること。
イ.データとデジタル技術を活用して、製品・サービスや業務そのものを変革すること。
ウ.人がパソコンで行っていた定型的な事務作業を、ソフトウェアのロボットに代行させること。
エ.古い技術のまま長年使われ、改修が難しくなったシステムのこと。
正解:イ
解説
DXのポイントは、単なる「置き換え」ではなく変革でしたね。紙の地図をカーナビに替えるのがIT化、カーナビがある前提で商売のやり方ごと変えるのがDX。仕事や商売の形まで変えて初めてDXです。
ア:これはIT化(デジタイゼーション)の説明です。アナログをデジタルに置き換えるだけで、変革までは含みません。
ウ:これはRPAの説明です。定型作業の自動化はDXの道具にはなりますが、DXそのものではありません。
エ:これはレガシーシステムの説明です。むしろDXの足を引っぱる側の言葉ですね。
ひっかけポイント:「電子化・置き換え」で止まっていたらIT化、「ビジネスや業務の変革」まで書いてあったらDX。どこまで踏み込んでいるかで見分けましょう。
問2
業務プロセスを根本から見直し、抜本的に再設計する手法として、最も適切なものはどれか。
ア.BPM
イ.BPR
ウ.RPA
エ.EA
正解:イ
解説
「根本から」「抜本的に」ときたらBPR(Business Process Reengineering)でしたね。イメージは、間取りごとのフルリフォーム。「そもそもこのやり方でいいの?」と、壁を壊してゼロから組み直す手法です。
ア:BPMは業務プロセスを継続的に分析・改善しつづける管理手法です。一発の大改革ではなく、改善の習慣です。
ウ:RPAは定型的な事務作業をソフトウェアのロボットに代行させる仕組みで、プロセスの再設計そのものではありません。
エ:EAは組織全体の業務とシステムを「あるべき姿」に向けて整理する設計手法(会社の都市計画図)です。
ひっかけポイント:BPRとBPMは説明文のキーワードで見分けます。「抜本・根本=BPR」「継続的=BPM」。RはReengineering(作り直し)、MはManagement(管理しつづける)です。
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