BIMediaで「BIMの先にある問い」という連載を始めました
BIM を出発点とした建設業界のデジタル化やデータ活用の新しい価値創造を掘り下げる専門ポータルサイト「BIMedia」で、全5回の連載「BIMの先にある問い」が始まりました。
第1回のタイトルは、「BIMの先に、まず見えたもの」です。
Drawing → Drafting → Modeling、その先は?
建築設計は、手描きから CAD、そして BIM へと、道具や情報技術の進化とともに変化してきました。これを、
Drawing(手描き) → Drafting(CAD) → Modeling(BIM)
という流れで捉えたとき、その先には何が来るのだろう?

(BIMedia「BIMの先にある問い」第1回より)
以前、私は、その一つの答えとして、「Orchestrating」という言葉を考えていました。
AI やデジタル技術が設計者の作業を支援するようになれば、人間の役割は、自らすべてを描いたりモデル化したりすることから、人や AI、さまざまな専門領域を調整しながら、設計全体を組み立てていく方向へ変わっていくのではないか。そんなことを考えていました。
ところが、最近、生成AI や AIエージェントを実際に建築設計の中で試していると、少し様子が違って見えてきました。
AI がモデルをつくるだけでなく、必要な情報を調べたり、設計ツールを操作したり、時には検討に必要な仕組みそのものをつくったりするようになってきています。このあたりは、この note でもいくつか試してきました。
そうなると、Modeling の次は Orchestrating です、と簡単に言ってしまってよいのか。むしろ最近は、最初に立てた問いそのものを、もう一度考え直したくなっています。
答えを出すというより、考えてみる
今回の連載では、ここ最近、試してきたことを振り返りながら、以前の自分が考えていたことを、少しずつ問い直してみようと思っています。また、今回の連載をきっかけに、BIMedia の編集委員も務めることになりました。
BIM や AI、建設のデジタル化については、これまでも仕事の中で考えたり、この note で試したことを書いたりしてきました。BIMedia でも、完成した答えを示すというよりは、実際に使ってみて見えてきたことや、まだ自分でも整理しきれていないことを、そのまま考えていければと思っています。
BIMediaの編集委員になりました
また、このたび、BIMedia の編集委員も務めることになりました。これまでも AI やデジタル技術について、仕事や講演、note などを通じて発信してきましたが、これからは編集委員という少し違った立場からも、建築とデジタルのこれからを考えていければと思っています。
まずは、今回の全5回の連載から。全5回、よろしければお付き合いください。第1回目は以下です。
