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【RhinoMCP】PLATEAU MCPサーバーから容積率等を取得し、Rhinoで3D鳥かごモデルを作成させてみる

前回は Blender に浮気しましたがw 今回は再び RhinoMCP です。今回は単に Gemini に Rhinoceros 3D で3Dモデリングさせるだけでなく、PLATEAU MCP Server に接続してみます。

指定した住所の用途地域や容積率などを PLATEAU やネットで検索・取得し、別途 アップロードした敷地図をもとに、建築可能な最大ボリュームを示す3D鳥かごモデルを作成させてみます。

これまでと同様、Antigravity 2.0 側で RhinoMCP とともに PLATEAU MCP Server の設定を行います。「C:\Users\{ユーザー名}\.gemini\config」フォルダにある「mcp_config.json」ファイルを編集し、以下の内容を記述します。

{
  "mcpServers": {
    "plateau": {
      "args": [
        "-y",
        "@pyroprompts/mcp-stdio-to-streamable-http-adapter"
      ],
      "command": "npx",
      "env": {
        "MCP_NAME": "plateau",
        "URI": "https://api.plateauview.mlit.go.jp/mcp"
      }
    },
    "rhinomcp": {
      "args": [
        "-y",
        "mcp-remote",
        "http://localhost:4862/sse"
      ],
      "command": "npx"
    }
  }
}

敷地条件は以下の通りです。見ての通り、PowerPoint で描いた適当な図でw 寸法は書き込みです。

敷地図

この敷地図を画像ファイルとして Antigravity のプロンプト欄にアップロードし、Gemini に 以下のように指示しました。

【計画条件】に基づき、PLATEAUで敷地付近の容積率や建ぺい率など、法的条件に関わる情報を取得・特定し、以下の【出力フォーマット例】(JSON形式)で出力する。
敷地の形状や大きさ、前面道路幅員は添付した図(敷地.jpg)の通りとする。
前面道路幅員による容積率の低減(幅員×0.6等)を必ず計算し、**指定容積率と道路幅員による容積率の「小さい方」**を「実効容積率(effective_far)」として出力すること。。

【計画条件】
対象敷地の住所:大阪市中央区〇〇町
主要用途:事務所(オフィスビル)
対象敷地:添付した図の通り
前面道路幅員:添付した図の通り
道路後退距離:0.0m

【出力フォーマット例】
JSON

{
    "zone_spec": {
        "use_district": "住居地域",
        "specified_bc_ratio": 60.0,
        "specified_far_ratio": 200.0,
        "effective_far_ratio": 200.0
    },
    "road_spec": {
        "primary_road_width_m": 20.0,
        "setback_distance_m": 0.0
    },
    "slant_lines": {
        "road_slant_ratio": 1.0,
        "road_slant_start_height_m": 0.0,
        "road_slant_applicable_distance_m": 10.0,
        "adjacent_slant_ratio": 2.0,
        "adjacent_slant_start_height_m": 10.0
    }
}

【計画条件】と取得・特定した法的条件に基づき、Rhinoで敷地(サーフェイス)と法的条件を満たす道路斜線・隣地斜線による切断から得られる建築可能な最大ボリュームの鳥かご図を作成する。建物ボリュームを切断する道路斜線・隣地斜線制限の面も残し、それぞれ別のレイヤーに配置する。

すると、Gemini が PLATEAU から用途地域や容積率などを取得し、その内容に応じた斜線勾配や適用距離などをネットから検索し、以下のように法的条件を整理してまとめてきました。

  • Use District(用途地域):商業地域

  • Specified Building Coverage Ratio(指定建ぺい率):80.0%

  • Specified Floor Area Ratio(指定容積率):800.0%

  • Fire District(防火地域):防火地域

  • Road Slant Ratio(道路斜線勾配):1.5

  • Road Slant Start Height(道路斜線適用開始高さ):0.0 m

  • Adjacent Slant Ratio(隣地斜線勾配):2.5

  • Adjacent Slant Start Height(隣地斜線適用開始高さ):31.0 m

法的条件が整理できたので、そのまま Rhino 上で 3D鳥かごモデルを作成するよう指示すると、指示した通り、建築可能ボリュームと道路・斜線制限の面などが、それぞれレイヤーごとに分けられた状態で生成されました。

完成した3D鳥かごモデル

Rhino 上で寸法をチェックしましたが、おおむね合っているようです。

3D鳥かごモデルの寸法チェック

単純な例ですが、これまでのように、単に Rhino で 3D モデルを自動作成させるだけでなく、図面を参照し、PLATEAU から法的条件を取得して、その情報をもとに 3D モデル生成まで行わせる―このような複合的なタスクを任せると、ぐっと AI エージェント味が増しますね。

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