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シャドーイングが難しいと感じたら|できない原因と見直す順番を解説


シャドーイングが難しい。
そう感じると、つい「自分には向いていないのかも」と思ってしまうことがあります。

でも、受講生さまを見ていて思うのは、そこで早く結論を出しすぎない方がいい、ということです。

新しい仕事を始めたときも、最初からうまくいかないことはありますよね。
でも、それだけで「この仕事に向いていない」とは言い切れません。

やり方が分かっていないのか。
手順に慣れていないのか。
そもそも任されている仕事のレベルが少し高すぎるのか。

まずは、どこで詰まっているのかを見た方がいいです。

シャドーイングも、かなりそれに近いです。

難しいと感じたときは、頑張り方を強くする前に、原因を切り分けた方がいいです。

シャドーイングが難しいのは、向いていないからとは限らない

シャドーイングは、たしかに簡単な練習ではありません。

聞く。
意味を追う。
音をまねる。
口を動かす。
リズムや強弱も合わせる。

これをほぼ同時にやるので、最初からスムーズにできなくても自然です。

受講生さまを見ていても、最初の段階で
「全然できないです」
「自分には難しすぎます」
と感じる方は多いです。

ただ、よく確認してみると、能力の問題ではなく、やり方や負荷のかけ方が合っていないことがあります。

いきなり難しい教材に入っている。
スクリプト確認が浅い。
音の変化を見ないまま始めている。
数回やっただけで、できないと判断している。

こういう状態だと、シャドーイングは必要以上に難しくなります。

なので、難しいと感じたときほど、
「向いていない」
と決める前に、まずは原因を分けて見た方がいいです。

「難しい」の中身を分けて考える

一口に「難しい」と言っても、中身はいろいろあります。

たとえば、同じシャドーイングが難しいでも、

・英語の音が聞き取れない
・スクリプトを見ても意味が取りにくい
・聞こえている気はするのに口が追いつかない
・自分の声ばかり耳に入って音源が聞こえにくい
・何回やってもスムーズにならない
・教材が速すぎる、難しすぎる
・そもそも手順が合っているのか分からない

このように、原因はかなり分かれます。

ここを全部まとめて
「シャドーイングが難しい」
としてしまうと、次に何を直せばいいのかが見えにくくなります。

料理でも、うまく作れないときに
「料理が苦手です」
で終わってしまうと、改善しにくいですよね。

火加減が強すぎたのか。
下ごしらえが足りなかったのか。
レシピ自体が難しかったのか。
手順を飛ばしてしまったのか。

原因が違えば、見直すところも変わります。

シャドーイングも同じです。
まずは、「難しい」をもう少し細かく分けるところから始めた方がいいです。

まず見直したいのは、シャドーイングの手順

シャドーイングが難しいとき、最初に見たいのは手順です。

意外と多いのが、いきなり音源を流して、すぐにシャドーイングに入ってしまうケースです。

もちろん、最終的には音源を聞きながら影のようについていく練習です。
でも、準備なしでいきなりやると、かなり苦しくなります。

特に最初のうちは、

・一度聞いて内容を確認する
・スクリプトを見る
・意味を確認する
・音のつながりや消える音を見る
・オーバーラッピングで音と文字を合わせる
・そのあとシャドーイングに入る

この流れがある方が、ずっと進めやすいです。

ここを飛ばすと、聞こえない、言えない、意味も追えない、という状態になりやすいです。

そうなると、シャドーイングそのものが難しいというより、準備不足のまま本番に入っている状態に近いです。

スポーツでも、いきなり試合形式の練習ばかりしても、フォームが崩れていたらなかなか安定しません。
基礎の動きや確認を挟むから、実戦の練習も意味が出ます。

シャドーイングも、いきなり本番に入るより、手順を整えた方が伸びやすいです。

手順そのものに不安がある方は、
「シャドーイングの正しいやり方|失敗しない6ステップ」
もあわせて読むとつながりやすいと思います。

次に見るのは、回数が足りているかどうか

手順が大きくズレていないなら、次に見たいのは回数です。

シャドーイングは、数回やっただけで急にスムーズになる練習ではありません。

最初はついていけない。
何度やっても口が止まる。
同じところで毎回詰まる。

これはかなり普通に起こります。

ここで大事なのは、完璧な回数を決めることではなく、
数回で「できない」と判断しすぎないことです。

同じ音源を何回くらい回すか迷う方は、
「シャドーイングは何回やればいい?効果が出る回数と目安を解説」
もあわせて読んでみてください。

それでも難しいなら、教材のレベルを見直す

手順も確認した。
ある程度回数も重ねている。
それでも毎回かなり苦しい。

その場合は、教材のレベルが合っていない可能性があります。

シャドーイングは、少し負荷があるくらいなら良い練習になります。
ただ、負荷が高すぎると、練習として崩れやすいです。

たとえば、

・スクリプトを見ても意味が取りにくい
・知らない単語が多すぎる
・音声が速すぎて、どこを読んでいるのか追えない
・1文が長すぎて、毎回途中で止まる
・音声変化が多すぎて、まねる前に混乱する

こういう状態なら、教材が少し難しすぎるかもしれません。

教材のレベル調整は、逃げではありません。
むしろ、今の自分に合う負荷にすることは、かなり大事です。

「ついていけない」「自分の声が邪魔」は別で考える

シャドーイングが難しいと感じる中でも、悩みがもっと具体的な場合があります。

・音声についていけない
・自分の声が邪魔で音源が聞こえにくい

この2つは、対処の仕方が変わります。

口が追いつかない感覚が強い方は、
「シャドーイングでついていけない3つの理由」
の方が近いです。

自分の声が邪魔に感じる方は、
「シャドーイングで自分の声が邪魔になるのはなぜ?」
で整理しています。

まとめ

シャドーイングが難しいと感じても、それだけで向いていないとは限りません。

難しいと感じる中には、

・手順の問題
・回数の問題
・教材の問題
・追従の問題
・音のバランスの問題

いろいろな原因が混ざっています。

だからこそ、頑張り方を強くする前に、原因を切り分けることが大切です。

どこで詰まっているのかが見えると、次にやることもはっきりします。

シャドーイングは、やり方が合うと一気に進みやすくなる練習です。
難しいと感じたときこそ、一度立ち止まって整理してみてください。

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