滾る感情を吐き出す(ポートレート撮影 作例の紹介)その46:3回目の白ホリワンオペ撮影Ep.1
■ 3回目の白ホリワンオペ撮影に挑む
映像制作会社の代表兼プロデューサーが、2024年4月に自社の設備投資としてシネマラインであるSONY FX3やレンズ、その他周辺機材を購入したところ、なぜか「ポートレート<写真>撮影欲」が滾ってしまい、この「滾る感情」を吐き出すために、ポートレート作例をアップしていくシリーズです。
これまで、白ホリワンオペ撮影を2回実施し、noteでは記事を4本あげました。このとき、お借りしたスタジオは、全てスタジオベルカさんでした。
今回、このスタジオベルカさんのモニターキャンペーンに選んでいただき、無料でお借りすることができるということなので、3回目のワンオペ白ホリワンオペ撮影に挑むことになりました。
背景カラーや衣装など、3つのコンセプトで撮影しましたので、それぞれEp.1〜3の3本の記事に分けて、作例を紹介していこうと思います。
<スタジオベルカさん HP>
↓これまでの白ホリワンオペ撮影の際の記事はこちらをご覧ください
※上記4本のnote記事の「いいね数」を比較すると、なぜこんなに差が出ているのかとても興味深いです。
■ やっぱり、まきちゃんを(と)撮るのは、楽しい(成長を実感できる)
今回のモデルは、このアカウントでは常連モデルである、まきちゃんです。これまでの2回の白ホリワンオペ撮影のモデルも、すべてまきちゃんに依頼しました(上記リンクを参照してください)。
上記のnote記事では、お借りしたスタジオはとくに明記しておりませんが、作例写真をInstagramにアップする際には、スタジオベルカさんもタグ付けしていました。この投稿をベルカさんにもご覧になっていただき、今回のモニターキャンペーンでの利用につながったので、まずはまきちゃんに連絡し、3回目の白ホリワンオペ撮影のモデルを依頼した次第です。
まきちゃんをモデルに起用した撮影の際の記事では何度も書いていることですが、まきちゃんは、被写体(またはモデル)としての熱量が高く、ポーズや表情などを研究されているので、撮影の際に色々な提案があり、2人でディスカッションしながら撮っていくスタイルとなります。
ときに、私の引き出しにはないアイデアだったり、想像もしたことがない角度からの提案があるので、とても刺激を受けます。引き出しの中身を更新される、というよりも、引き出しの形そのものを変えられてしまう感覚、というか。とくに、日の丸構図を躊躇せず撮れるようになったのは、まきちゃんのおかげだと自覚しています。
過去2回のスタジオ撮影の際の写真も、ディスカッションしながら撮りました。ときどき、互いのアイデアや提案が納得いかず、「それやだ」「そんなん撮りたくない」「その表情無理」と互いに言い合う(?)こともありましたが、こうして出来上がった写真たちは、スウェーデンの世界最高峰の審査制写真キュレーションサイトと言われている「1X.com」で2枚のAwardと大量のPublishを取ることができました。これは、まきちゃんとの共同作業だから取ることができたという実感があります。
↓2回目の白ホリ撮影で撮った写真が1Xで4回目のAwardを取得(5回目のAwardはまだ記事にしていません)
↓1X.com上の私のギャラリーはこちら(AwardやPublishされながら、noteではまだ記事にしていない写真も掲載されています)
■ 最近、別の方を撮ることも多いけれど
最近、私が高頻度でモデルを依頼している別の方は、まきちゃんとは異なり、提案やディスカッションなどはなく、全て私自身で考える必要があるため、まったく別のスタイルやアプローチでポートレートを撮っています。
モデルや被写体活動をしているわけでない全くの素人になんとか頼み込んで撮影しているわけなので、写真に写っている要素の「良し悪し」に対して、すべて私が責任を取るということになる、ある意味でヒリヒリとした撮影になります。
このスタイルの違いが、ポートレートフォトグラファーとして良いトレーニングになっているという自覚があります。どちらが良い悪いという話ではなく、私にとってはどちらも撮り続けたいと思わせるモデルなのです。
まきちゃんからは「私も含めて同じモデルばかり撮ってないで、色々なモデルを撮ってみれば?」と言われたこともあり、ポートレートフォトグラファーとしての成長を考えれば、その通りではあるのですが、なかなか踏み出せずにいます。
■ 1パターン目は、ホワイトバックにホワイト衣装で
この記事では、Ep.1として、この日最初に撮影したホワイトバックに、ホワイトの衣装で撮影した際の作例紹介を中心に記事にしたいと思います。
スタジオベルカさんでは全12色のバックペーパーが無料で使い放題なので、まずは一番シンプルなホワイトのバックペーパーを選択しました。スタジオベルカさんのHPでバックペーパーのカラーを確認できるので、事前に用意していたプランです。
プランとしては、現像時に背景の光量を落とし、グレーに見えるようにするつもりでライティングしました。
■ 今回も脳がギュンギュンしてる感覚(多分、フォトグラファーズハイ)に
バックペーパーやライトのセッティングを終え、着替え終わったまきちゃんにカメラ前に立ってもらいます。表情やポーズ、立ち位置の指示を出しつつ、まずは数枚テストシューティングします。大型モニターに表示させたプレビューを見ながら、ライティングの微修正を加えつつ、さらにまきちゃんにも意見を聞いていきます。そして、本番の撮影を開始します。
こうした一連の流れは、スタジオ撮影とロケーション撮影で大きくは違わない筈なんですが、ロケ撮影の場合はコントロールできない環境光や自然光、そして背景との距離感に対して「反射神経」で絵作りしている感覚があるのに対し、スタジオ撮影の場合はライトの位置や光量などを自らのコントロールして絵作りしていくので、脳の使い方が異なるのだと感じます。
そして、こうしたスタジオ撮影での一連の行為によって、前回、前々回のスタジオ撮影と同様に、フォログラファーズハイのような「脳をギュンギュン回転」させている感覚になりました。むしろ、これまでと比較すると、このゾーンに入るのが早かった気がします。
そして、ギュンギュン状態になると、時間がいつもよりも濃密に流れていく感覚にすらなります。カルロ・ロヴェッリの「時間は存在しない」を愛読している私は、今回の撮影でも、「おぉ、カルロが言っていた時間の存在とはこのことかなのか・・」とひとり興奮していました。撮影しながら一人で勝手に目がバキバキになって、うっとりした表情になっていた可能性すらあります。すまん。
■ 使用機材紹介
Camera:SONY α7IV
Lens:SONY FE 12-24mm F4 G
SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN II | Art
SDXC:SONY UHS-II TOUGH SF 560GB
Camera Bag:Manfrotto Manhattan Mover 30 BackPack
カメラとレンズはレンタルしました。以前、機材レンタルについてDMをいただいたことがあるのですが、私は映像制作会社を経営しているので、業務用レンタルで借りています。個人向けレンタルは利用したことがないので比較はできませんが、1日単位で借りることができて、前日にオフィスまで届けてくれるので、今回のような手持ちのレンズでは実現できない撮影プランの場合は本当に便利です。
前述の、リンクを貼ったはじめてのスタジオ撮影の際にも「SONY α7IV」と「SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN II | Art」の組合せでお借りしました。最近では、ロケ撮影(滾る感情を吐き出す その46)でもこの組合せで撮影しました。
さらに、今回はより広角でも撮りたいと考え、「SONY FE 12-24mm F4 G」もお借りすることにしました。12mmは未体験の領域です。
正直に申しますと、スタジオで撮った「広角ポートレート」というジャンルは、奇抜さやアグレッシブさを演出しているようでいて、実はレンズ特性を考えると人物を中央に配置せざるを得ないため、結局のところ「構図が同じで単調に見える」と考えていましたが、これは食わず嫌いかもしれないので、一度ぐらいはチャレンジしてみることにした次第です。
・Camera:SONY α7IV
・SONY FE 12-24mm F4 G
・SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN II | Art
・SDXC:SONY UHS-II TOUGH SF 560GB
・Camera Bag:Manfrotto Manhattan Mover 30 BackPack
当アカウントの記事内にはAmazonアソシエイトリンクが含まれていることがあります。リンク経由で商品を購入していただきますと、紹介料が発生することがあります。
■ 作例紹介
オリジナルで作ったプリセット「Resonance最高美肌(仮称)」を当ててから、さらにスタジオ撮影用に作った「Resonance最高スタジオ(仮称)」を重ねてあります。
その後、各写真に合わせてカラーグレーディング&トリミングし、写真によっては、お顔のパーツ単位でマスクを切って調整しています。
前述したように、白バックで撮りましたが、白い衣装を際立たせるために、現像時に背景のみ光量を落としてあります。
今回の作例の中からも、1XでAwardを取ることができる気がします。いや、できる!












■ 最後に
「滾る感情を吐き出す(ポートレート撮影 作例の紹介)その46」をご覧いただき、ありがとうございます。
このアカウントでは、映像・デジタルコンテンツ制作会社の代表兼プロデューサー/プランナーが、自らポートレート撮影のカメラマンとしてクライアントワークを受注することを初期目標に設定し、新規事業化を目指すべく、ポートレート撮影の作例をあげていきますので、よろしくお願い致します。
そして、こちらのnoteと同じく、ポートレート撮影の作例をあげていくInstagram アカウントも開設しました。是非ご覧になってください。
https://www.instagram.com/resonance_portrait/
よろしくお願い致します。
