滾る感情を吐き出す(ポートレート撮影 作例の紹介)その36:2回目の白ホリワンオペ撮影Ep.1
■ はじめての白ホリスタジオワンオペ撮影が楽しすぎた
映像制作会社の代表兼プロデューサーが、2024年4月に自社の設備投資としてシネマラインであるSONY FX3やレンズ、その他周辺機材を購入したところ、なぜか「ポートレート<写真>撮影欲」が滾ってしまい、この「滾る感情」を吐き出すために、ポートレート作例をアップしていくシリーズです。
前々回(その34)と前回(その35)の記事で、私自身がフォトグラファーとしてはじめて白ホリスタジオに入って撮影した体験について書きました。ワンオペの難しさと楽しさを同時に感じ、時間の流れ方まで特別な体験を味わうことができました。
↓その34、35の記事はこちら
そして、この日に撮った写真は、私が挑戦(投稿)を続けている、スウェーデンの世界最高峰の審査制写真投稿サイトと言われている「1X.com」でPublishを連発しており(執筆時点でまだAwardには至らず)、私自身の最高得点を更新した写真も撮ることができました。
また、仕事柄付き合いのある、プロのカメラマン/フォトグラファーやアートディレクターたちにかなり褒められました。さらに、いろいろなところで同じ質問をされました。「どこでライティングを覚えたのか?」と。
前回の作例写真をプロたちが見て、私がどこかでライティングを習ったかのように感じてもらえたことは、ライティングどころか撮影も自己流独学の私にとっては嬉しい言葉でした。
■反省点を活かしつつ、2回目のスタジオ撮影へ
前回のスタジオ撮影は、撮影体験も写真のあがりも満足できる点は多かったのですが、当然ながら反省点もありました。それは、まったく香盤通りに進行できなかったという点です。予定していた背景色や衣装のチェンジが充分にできなかったという心残りがありました。
とくに、ワンオペではライトセッティングする際のスタンドインも自分自身でこなさなければならないので、予想以上に時間がかかること、そして、いったんライトが決まると、想定以上の枚数を撮りたくなってしまう、ということがわかりました。
まさに「選ばれし者の恍惚と不安、二つ我にあり」という心境で、「またすぐにスタジオで撮影したい!」となりまして、前回のスタジオ撮影と同様、このアカウントでは常連モデルになりつつある「まきちゃん」に再度オファーした次第です。
今回の撮影では、前回香盤に入れていたのに実現できなかった黒色背景と、さらに新しいチャレンジとしてライティングが難しそうな赤色背景でも撮影することにしました。今回も作例写真が多くなりますので、最初に撮影した赤色背景の作例紹介をEp.1、黒色背景の作例紹介をEp.2としてアップしていきます。
■ 今回の撮影でも脳がギュンギュンして、「空間や場所による時間の流れの差異」のようなものを感じてしまう
今回の撮影に向けて、モデルのまきちゃんは「ポーズの表情の研究」をしてきたそうです。これまでの撮影でも、普段からそうした研究はしていると聞いていましたが、短期間のうちに連続してスタジオに入って撮影することになったせいなのか(あくまで私にとっての感覚ではありますが)、表情やポーズにワンパターンになってしまわないように、ということで、更に研究してきたとのことでした。
他の方にモデルを依頼する際には「ポーズや表情などは作らない方が良い」という考えで、ただレンズ前に立ってもらう(顔や体の角度や位置は細かく指示を出します)という撮影が多くなってきているのですが、まきちゃんとの撮影だけは全く別物という認識で、常にモデル側からの提案が多いため、刺激を受けてます。
極端に違うタイプの撮影手法で撮影しているため、それぞれの良さを体感し、撮影時の経験を自分自身で咀嚼し、さらに自分にフィードバックしている感覚です。
余談にはなりますが、こうしてまきちゃんとディスカッションしながら撮った写真と、別のモデルさんに、ポーズも笑顔もいらない、ただ立っていて欲しい、そしてOKというまで動かないで、というディレクションで撮った写真、どちらも1X.comでAwardを取れたので、自分自身の自信の一つになっています。
撮影当日の話に戻します。撮影の準備をしながら、まきちゃんに上記のような話をしたところ、「あんたは私をいっぱい撮れてラッキーなのよ、感謝しな」と言われました。もちろん意訳です。
さて、ワンオペでスタンドインしながらライティングを終え、メイクと着替えが終わったまきちゃんに入ってもらいます。そこで、さらにライトの高さや強度を調整し、撮影を開始します。
これまであまり見たことがなかったポーズや表情の提案があり、ポーズに合わせて、途中でライトの位置や強さなど微調整していきました。
すると、すぐに脳がギュンギュンするのを感じました。表情やポーズを見極め、ときに表情やポーズにNGを出したりしながら、ライティングを微調整しつつアングルを探して、シャッターを押す。この一連の動作が、いつもよりも脳を回転させている感覚がありました。
そして、このフォトグラファーズハイのような感覚を自覚すると、時間の流れさえも変わっていく感覚になりました。まさに、カルロ・ロヴェッリが「時間は存在しない」という書籍で言っていることを体感している感覚です。この時間感覚は前回の撮影に引き続き2回目でしたので、「おぉ、また、この感覚になれた・・」と自覚しながら(キラキラは見えませんでした)シャッターを押し続けました。
■ 今回も作例写真のクレジットを書いてみる
前回同様に、いままでの作例では書いてこなかったスタッフクレジットを書いてみようと思います。
Produce : Resonance Portrait Project
Direction: Resonance Portrait Project
Photo : Resonance Portrait Project
Retouch : Resonance Portrait Project
Model : Maki chan
Hair&Make: Maki chan
Styling: Maki chan
私とまきちゃんの2名だけのクレジットとなりますので、あまり意味がない気もしますが、前回記事同様に作例写真を見た方がお仕事を発注しやすいように、ということで明記しておきます。お仕事、お待ちしております!
■ 撮影機材紹介
前回の初めてのスタジオ撮影では、せっかくなので(?)という理由でカメラボディとレンズはレンタルしてみましたが、スタジオ撮影では、普段のロケ撮影と比較してそれほど大胆なトリミングはしないことがわかりましたので、自前の機材で撮影してみました。
<使用機材>
Camera:SONY FX3
Lens:SONY FE 24-105mm F4 G OSS
SDXC:SONY UHS-II TOUGH SF 560GB
Cage:SmallRig 4184
Camera Bag:Manfrotto Manhattan Mover 30 BackPack
・Camera:SONY FX3
・Lens:SONY FE 24-105mm F4 G OSS
・SDXC:SONY UHS-II TOUGH SF 560GB
・Cage:SmallRig 4184
・Camera Bag:Manfrotto Manhattan Mover 30 BackPack
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■ 作例紹介

















■ 最後に
ポートレート作例紹介第36弾をご覧いただき、ありがとうございます。
このアカウントでは、映像・デジタルコンテンツ制作会社の代表兼プロデューサー/プランナーが、自らポートレート撮影のカメラマンとしてクライアントワークを受注することを初期目標に設定し、新規事業化を目指すべく、ポートレート撮影の作例をあげていきますので、よろしくお願い致します。
そして、こちらのnoteと同じく、ポートレート撮影の作例をあげていくInstagram アカウントも開設しました。是非ご覧になってください。
https://www.instagram.com/resonance_portrait/
よろしくお願い致します。
