里山暮らしの研究室(第一期)|里山文庫
『里山暮らし研究室』というクラウドファンディング・プロジェクトの一環で、ラボメンバーとして奈良の天理市にある『里山文庫』という古民家施設に滞在しています。
(記録上)日本最古の古道とされる『山の辺の道』の近くにある「共同生活の場」。この場を主宰する管理人はもちろん、長期滞在の住人もおり、体験的に訪問・滞在する人や私のように短期滞在を繰り返す者も居ます。
ひとことで言えば、「農家古民家を改装した里山レジデンス」でしょうか。特に、風呂・トイレ・洗面所は、農家古民家と聞いて思い浮かべる「離れ」タイプではなく、母屋の内側に組み込まれ、重点的にリノベーションされた印象を受けました。
ビジター利用者は個室に宿泊することができ、共用スペースとして大広間やキッチン、風呂、トイレ、洗濯機を自由に使うことができます。
その点は一般的な宿泊施設と同じようなものでしょうが、生活動線となる土間を行き来し、囲炉裏をつつき、庭にある畑で自ら作物を育てることができる、というのは珍しい気がします。
(ただし限られたチケット数だったり、通いだったりすると、畑の様子を見るのは難しい)
何より特筆すべきは民俗・民族学の蔵書を多く収蔵する書庫『里山文庫』を併設していることです。この場を主宰するのは長らく民俗植物学の探究をしてきた方で、特に植物系・医食にまつわる書籍を自由に閲覧できます。
加えて、この場を拠点にこの集落の日常の姿を、日がな一日を通して垣間見ることができる点は、私にとって願ったり叶ったりの環境です。
土地が変われば、そこにある地誌も歴史も民俗も異なりますからね。
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