年1000展アート巡りする男が選ぶ!2026年注目の展覧会と、本音
この手の記事や動画が多い。
けど私には刺さらなかった。だってさぁ…。
120ってどんだけ!
その中で「これだけは見ておけ」ってのを知りたいのよ。
しかも私が好きなのは、驚きと刺激をくれる現代アート。大行列で安心・安全?のモネやゴッホじゃない。
そんな私がいま注目する2026年のアート展を挙げてみます。
他のメディアとは全く違って面白いかなと。
動画で見たい方はこちら。
【至急】2026年序盤!今すぐ駆け込みたい展覧会
まずは、すでに開催中の展覧会です。
六本木クロッシング2025展:時間は過ぎ去る わたしたちは永遠(森美術館)

日本の現代アートシーンを総覧する3年に一度の定点観測展。今回は「時間」をテーマに多様な表現が交差する。
SNSでも話題だけど、自分の目で見て「今の時代の空気」を肌で感じておくべき必修科目的な展示かなと。
例えばこんなのとか。
ソル・ルウィット オープン・ストラクチャー(東京都現代美術館)

目に見える作品そのものよりも、そのアイデアやプロセスを重視する試みで、芸術の在り方を大きく転換してきたルウィット。
「芸術とは何でありうるか」という問いを投げかける感じが私好み。
アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦(東京国立近代美術館)

年代、歴史の影に隠された女性美術家たちの前衛的な創作を「アンチ・アクション」という視点で再考。
豪快さや力強さといった男性的な「アクション」の概念に別のかたちで応答した「彼女たち」、草間彌生、田中敦子らの独自の挑戦に興味が湧く。
SPRING わきあがる鼓動(ポーラ美術館)

大巻伸嗣のインスタレーションからはじまり名和晃平で締める、この美術館のある箱根の自然と共鳴する現代作家たちの力強い表現。
その間には浮世絵や水彩、油彩画、写真など、さまざまなジャンルで富士山の風景。箱根への旅「以上」の旅ができそう。
プラカードのために(国立国際美術館)

田部光子の「一枚のプラカードで社会を変える」という意志を起点に、抵抗と表現の意味を問う。
現代のモヤモヤをアートがどう代弁してくれるのか。今の時代に必要な「戦うアート」がここにある。
私が行った時の様子はこちら。
【関東】特に気になる展覧会・芸術祭
ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ(国立新美術館)

ポール・スミスが独自の色彩感覚でピカソの作品空間を演出し、初期から晩年までを彩る企画展。巨匠ピカソをポール・スミスがどう「料理」するのかが楽しみ。
マリメッコ展

フィンランドのデザインハウスの歴史を、貴重な所蔵品や資料、日本のアーティストとのコラボ映像で紐解く。庭園美術館のあの空間で、マリメッコの強烈なプリントがどう「呼吸」するのか、それに期待。
京都文化博物館(2026年7月4日~9月6日)、東京都庭園美術館(2026年10月3日~12月20日)、ひろしま美術館(2027年1月~3月)と巡回。
杉本博司 絶滅写真(東京国立近代美術館)

銀塩写真の終焉を意識し、初期から現在までの代表作約65点と未公開資料で構成される、国内21年ぶりの大規模写真展。
「写真は真実を写す」という前提を鮮やかに裏切ってきた杉本さんの、集大成にして遺言のような凄みを感じたい。
SORAYAMA 光・透明・反射 -TOKYO-|空山基(CREATIVE MUSEUM TOKYO)

セクシーロボットで世界を席巻する空山基。光と反射、透過をテーマにその圧倒的な造形美を提示する。
ネットの画像じゃ絶対に伝わらない、あの金属質の「エロティシズム」と超絶技巧の質感に圧倒されたい。
テート美術館 ― YBA & BEYOND 世界を変えた90s英国アート(東京・京都)

ダミアン・ハーストら、90年代に世界を揺るがした英国の若手作家(YBA)の革新性をテートの至宝で検証。
アートの「ルール」をぶち壊した狂熱の90年代を、改めて体感してみたい。
京都にも巡回。
ロン・ミュエク(森美術館)

毛穴やシワまで再現された驚異のハイパーリアリズム彫刻。18年ぶりとなる待望の日本個展。
大阪で見た作品も「生々しすぎる」人間たちだった。脳がバグるあの感覚をもう一度味わいたい。
森万里子展(森美術館)

古代哲学から最新テクノロジーまでを融合させ、宇宙や精神世界を壮大なスケールで描く森万里子の大型個展。
六本木の空の上で、彼女が描き出す「人類の未来と根源」がどんな宗教体験をさせてくれるのか。
アルフレド・ジャー あなたと私、そして世界のすべての人たち(東京オペラシティ アートギャラリー)

社会、政治、人道問題をテーマに、鋭くも美しい視覚表現で問いを投げかける国際的アーティストの個展。美しいだけのアートじゃない、魂を揺さぶるジャーの「告発」と「詩」の力。
アルフレド・ジャーといえば、SCAI PIRAMIDEで開催の「アルフレド・ジャー、和田礼治郎」展も。
青木淳+リチャード・タトル「ほぼ空」(東京オペラシティアートギャラリー)

建築家・青木淳と美術家リチャード・タトルが、光と空気をテーマに美術館の空間そのものを変容させる二人展。
「ほぼ空」というタイトルからして最高。何もないようで全てがある、究極の引き算の空間に身を置きたい。
以前、小山登美夫ギャラリーで見て、とても興味が湧いてます。
エットレ・ソットサス —魔法がはじまるとき、デザインは生まれる(アーティゾン美術館)

「メンフィス」の創設者であり、デザインにユーモアと魔法を吹き込んだ巨匠の、日本初となる大規模な回顧展。
機能性だけのデザインなんてつまらない。彼のカラフルで自由な「反逆」から、遊び心を取り戻したい。
W.ユージン・スミスとニューヨーク ロフトの時代

ジャズの巨人たちが集ったロフトでの記録など、写真と文で綴るフォト・エッセイの先駆者のドラマチックな世界。
命を削ってシャッターを切った男の視線。写真が持つ「記録以上の熱量」に浸りたい。
向井山朋子「Act of Fire」(アーツ前橋)

ピアニスト兼美術家として活躍する彼女が、震災から15年目の節目に破壊されたピアノ等を用いたインスタレーションを展開。
銀座メゾンエルメスで開催された彼女の「ピアニスト」展があまりに素晴らしすぎたので印象的。前橋まで行く価値がある。
飯川雄大 大事なことは何かを見つけたとき(水戸芸術館)

「デコレータークラブ」など、鑑賞者の視点や行動によって完成する、遊び心と違和感に満ちた体験型アート。
見逃しがちな「何か」を、強引に、かつ愉快に気づかせてくれる飯川ワールドの虜になりたい。
【関西・名古屋】特に気になる展覧会・芸術祭
「驚異の部屋の私たち、消滅せよ。 — 森村泰昌・ヤノベケンジ・やなぎみわ —」(大阪中之島美術館)

関西が誇る現代アートの巨頭3人が、独自の解釈で「驚異の部屋」を再構築する、刺激的なグループ展。
この3人が揃って「消滅せよ」なんて煽るんだから、ただの展示で終わるわけがない。化学反応が恐ろしい。
テート美術館 ― YBA & BEYOND 世界を変えた90s英国アート(東京・京都)

ダミアン・ハーストら、90年代に世界を揺るがした英国の若手作家(YBA)の革新性をテートの至宝で検証。
アートの「ルール」をぶち壊した狂熱の90年代を、改めて体感してみたい。
マリメッコ展

フィンランドのデザインハウスの歴史を、貴重な所蔵品や資料、日本のアーティストとのコラボ映像で紐解く。庭園美術館のあの空間で、マリメッコの強烈なプリントがどう「呼吸」するのか、それに期待。
京都文化博物館(2026年7月4日~9月6日)、東京都庭園美術館(2026年10月3日~12月20日)、ひろしま美術館(2027年1月~3月)と巡回。
サラ・モリス 取引権限(大阪中之島美術館)

都市の構造や権力を幾何学的な色彩で描くサラ・モリス。日本での活動も含む、絵画と映像による大規模個展。
都会の冷徹さと美しさを、あのパキッとした色彩で見せつけられたい。新作壁画も超期待。
コレクション×現代美術 名古屋市美術館をめぐる4つの対話(名古屋市美術館)

気鋭の4作家が、美術館のコレクションを再解釈して新作を展示する実験的な試み。
おぉ!っと驚くような物語が会場全体に仕掛けられるはず、と期待。
コトバの重なる場所(国立国際美術館)

ツァオ・フェイらが出品。翻訳不能な「コトバ」の境界にある対立や歴史、アイデンティティを浮き彫りにする。
アーティストが必死に掴み取った「言葉の重み」を食らいたい。
コレクション3:特集展示「反射する都市」草間彌生、ヤノベケンジ、森山大道、ほか(国立国際美術館)
ここの美術館、コレクションが良いんです。企画展に興味がなくコレクション展だけ見に行ったことも。
2026/3/14からのこちらは、以前見た高田冬彦さんの作品がよかったので、気になるところ。
【全国】他にも気になる展覧会
ミッション∞インフィニティ|宇宙+量子+芸術(東京都現代美術館)
万博でも話題となった落合陽一さんの作品があるので興味あり。
多田美波(東京都現代美術館)
いつもコレクション展の出口にある、あの作品の作家さんだ。
共時的星叢―時を共にした星たち 越境する芸術のまなざし(東京都現代美術館)
セカイノコトワリ―私たちの時代の美術(京都国立近代美術館)
宮島達男、毛利悠子、森村泰昌、青山悟、AKI INOMATA、風間サチコ、竹村京、などなど。
中立点|In-Between ―第19回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館展示帰国展(京都市京セラ美術館)
【東京・京都・神戸】2026年に絶対いく芸術祭
KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭

毎年開催、京都が写真展だらけになる芸術祭。
毎年行ってて間違いないし、今年も行きます。
神戸六甲ミーツ・アート2026 beyond

こちらも毎年開催。
六甲山をピクニック気分でアート巡りを楽しめる。
六本木アートナイト2026
まだ発表されていなさそうですが、今年もあるでしょう。絵画や彫刻「以外」の、パフォーマンスなども楽しめるのが楽しい。
【東京・前橋・下呂】2026年にとても気になる芸術祭
恵比寿映像祭2026

ネットと現実をつなぐような作品が印象的なエキソニモのほか、東京都現代美術館での作品も記憶に新しいFAMEMEなども参加。
前橋国際芸術祭2026

詩人・最果タヒの作品が見たい。以前さいたま国際芸術祭で見た作品が素晴らしかったので。
前橋のアートを活性化している、メガネ屋JINSのCEOが総合プロデューサー。

岐阜・下呂市で新たに開催されるこちらは、新潟の「大地の芸術祭」などで知られる北川フラムさんが総合ディレクター。すごいことになりそう。
まとめ
私はギャラリー巡りが好き。
ギャラリーは年間スケジュールが公開されないため、ここには挙げられなかったが、美術館と違って無料で楽しめるのでオススメです。
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