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モルゲンロートと燕岳 |表銀座縦走記(全3回)朝焼けの中で、静かにほどけていく身体



【表銀座縦走記①】



【表銀座縦走記②】



燕山荘で、1時間程度休憩し、
そして燕岳の頂上を目指す。

念願のイルカ岩だ!

イルカ岩。
燕岳を象徴する奇岩。


イルカ岩と一枚。
こうして見ると、本当にイルカの横顔のよう。


燕岳へ登頂(標高2763m)。
他の登山者達と代わる代わる写真撮影。

燕岳山頂(2763m)


山小屋に帰り夕食。
テーブルに着くと老若男女に外国人もいた。
人でごった返している。

隣には知らない人同士が座る。
自然とお互いごはんやみそ汁をよそい合っている。
ここではみんな山仲間。

みそ汁がサーモスの鍋に入っていて
熱いのが飲めてありがたい。
やっぱり日本人だなーと感じる1コマであった。

燕山荘の夕食 大きなハンバーグ!


そうしているともう午後7時。
明日は中房温泉からのバスが午前9時発なので
5時には出発予定。

もう寝る準備をしなくては。
なんか9時間くらい縦走して
ごはん食べて寝るだけ。

まぁこれが至福の時間なんだけどね。

燕山荘は水洗トイレでトイレットペーパーが流せて山小屋の概念を覆す画期的なシステムに感動!

今回、2度目のアルプスだったが、
縦走しながら山小屋での連泊は初めてで
3日続けての登山は筋肉痛の上書き、上書きでどうなることかと思ったが
天候にも恵まれ最高の景色を眺めながら
何とか乗り切れた。

気づけば、
今日も9時間ほど歩いていた。

ごはんを食べて、
あとは眠るだけ。

目を閉じると
表銀座の槍ヶ岳が浮かんでくる。

目に焼きついた槍ヶ岳

僕は昔から、
強く印象に残った景色は、
しばらく目の奥に残る。

槍ヶ岳もそうだった。
一週間くらい、
あの山容が離れなかった。

やがて心地良い疲労で眠りつく…

なんだか外がざわついている。
どうやらご来光を待っているらしい。

朝焼けの中、雲海がどこまでも続く。
いよいよご来光だ!というところで
バスの時間が迫っているので
惜しみつつも下山。

燕山荘から見た雲海と朝焼け


昨日も常念岳でご来光を見ることができているが、何度見ても飽きないんだよね。


こうして、北アルプス3泊4日の縦走の旅は無事終わった。

槍ヶ岳の研ぎすまれた山容、雄大な稜線、どこまでも天に近い澄みきった空、僕はきっと忘れない

モルゲンロートの空に、
月がまだ残っていた




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