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「嫌いな人と仕事しない」を徹底すると幸福度が爆上がりする

仕事の幸福度を上げるにあたって、私が最重要と言っても過言ではないくらい重視していることが一つあります。

それは、嫌いな人と仕事をしないこと。

もちろん人それぞれでしょうが・・・
私の場合は「何をするか」も大事ですが、それ以上に「誰と仕事をするか」の方が、幸福度を左右する変数として圧倒的に大きくてですね。

魅力的な仕事を嫌いな人とやるか、クソ仕事を好きな人とやるか?

極論ですが、仕事は次の2軸で整理できると思うんですよね。
・(自分にとって)魅力的な仕事か、クソみたいな仕事か
・好きな人とやる仕事か、嫌いな人とやる仕事か

理想は当然、「魅力的な仕事を、好きな人たちとやる」。
ここにフォーカスできたら最高です。

問題は残りの2象限です。
「魅力的なんだけど、嫌いな人とやらないといけない仕事」と、
「しょうもない仕事なんだけど、好きな人とやる仕事」。
皆さんであれば、どっち取ります?

私は、100回同じ場面に出くわしたら100回同じ決断をする自信があるのですが、必ず「クソ仕事だけど好きな人とやる仕事」を選びます

それくらい、嫌いな人と仕事をするというのは、人生におけるライフポイントやらMPやらを全部吸い取られる行為なんですよね。
寿命が縮まるんじゃないかというくらいきついっす。
なので、そういう状況は徹底的に、時には人と戦ってでも避けるようにしています。

「嫌な人と働くと心身に悪い」は研究でも示されている

これは僕の実感だけの話かというと、そうでもないみたいでして。
嫌な人と働くことのヤバさは、いろんな研究で言われています。

無礼な言動は、目撃するだけで認知能力を下げる

例えば、ジョージタウン大学のクリスティン・ポラス教授。
「職場の無礼さ」を研究している方で、ハーバード・ビジネス・レビューにも寄稿しています。

ポラス教授の実験によると、無礼な扱いを受けた人は、単語の並べ替えパズル(=短期記憶や処理能力を測る課題)の成績が33%下がり、創造的なアイデアの数も39%減ったそうです。

で、個人的に面白かった、というか怖かったのがここからで。
無礼な言動を「目撃しただけの人」も、成績が20%下がったんですって。
アイデアの数も3割減。

もう、もらい事故ですよね。
自分が直接何か言われたわけでもないのに、無礼な人と同じ空間にいるだけで頭が悪くなってしまうとのこと。

他にも、無礼な扱いを受けた人の約半数が「意図的に仕事の手を抜くようになる」という調査結果も同じ記事に載っていますし、職場で受けた無礼さは家に持ち帰られて、家族やパートナーとの関係にまで悪影響が及ぶという研究もあります。
ストレスで免疫系までダメージを受けるという話は、ポラス教授の『Think CIVILITY』という本に詳しいです。

本書の読書メモはこんな感じでまとめています。
僕の考え方に大いに影響を与えた本の1冊です。

悪い上司の下で働くと、心疾患リスクが上がる

上司に関しては、もっと直接的な研究があります。 スウェーデンのWOLF研究というやつでして、男性会社員3,122人を約10年追跡した調査です。

部下から見て
「一人一人に配慮してくれる」
「目標を明確に示してくれる」
「情報やフィードバックをくれる」
「チームの仕事に参加するよう促してくれる」
そういう上司の下で働く人ほど、心疾患のリスクが低いという結果が出ています。
しかも、いい上司と長く働くほどこの差は広がっていき、4年以上一緒に働いていると、リスクは約4割低かったそうです。

逆に、部下からの評価が低い上司の下で働いていた人は、心筋梗塞などのリスクが約25%高く、その上司の下に長くいるほどリスクが上がっていったとのこと。

上司ガチャがだいぶ我々の生命に関わっているわけです。

嫌いな人と仕事をすると、頭も悪くなるし、体も悪くなるし、心も悪くなる。百害あって一利なしです。

したがって「嫌いだな、この人」という人に出くわしたら、すぐに距離を置いたほうがいいです。
何なら、戦って抗って、自分のフィールドから弾き出すぐらいの勢いでもいいと思ってまして。
あらゆる手段を取って、距離を置いたほうがいいです。

(ちなみに僕には、クライアント先で堂々とポケモンGOをやるポンコツ上司の下で、謎のクソ成長を遂げた経験もあります。ありますが、あれは二度と御免です)

「嫌いな人の条件」を言語化しておくと、身を守れる

ここからが本題です。

嫌いな人との仕事を避けるためにおすすめしたいのが、「こういう人は嫌だな、距離を置いた方がいいな」という自分なりの条件・基準を、具体の具体まで言語化しておくことです。

言語化しておくと、危険を察知しやすくなるんですよね。
「あ、この人は危険だから距離を置こう」と初動で判断できて、自分の身を守ることにつながります。
立場的に、嫌いな人を完全には避けられない方も多いと思います。それでも、察知が早ければ早いほど、距離の取り方は工夫できますので。

というわけで、僕の場合の5つを書いておきます。 基準は人それぞれなので、中身自体はあんまり参考にならないかもしれませんが、「これぐらいのレベルまで言語化しておくといいんだ」という参考にしてもらえれば。

①距離感がバグってる人

まず1つ目が、距離感がバグってる人です。
初対面なのにタメ口で話しかけてくる人。マジで苦手なんですよね。

なぜかというと、リスペクトを感じないから。相手に対してリスペクトを置けない人とは、私は働けないと思っています。「明らかに年下だな」と思った瞬間に初手からタメ口、というのは本当に苦手です。

本人はフランクに親しみやすく接しているつもりなのかもしれません。でも、初対面のタメ口を嫌がる人は、私以外にもたくさんいるはずです。ということは、その人はこれまでも「あ、この人ちょっと嫌そうな反応をしたな。じゃあやめておこう」と気づくチャンスが何度もあったはずなんですよね。

それでも修正されていないということは、相手にどう思われるかへのアンテナが働いていない。つまり、メタ認知や、相手の立場に立って想像することが苦手なんだろうな、と推測できてしまうわけです。リスペクトもなさそうだし、というわけで、私はこのアンテナで距離を置くようにしています。

逆に僕は、いくら年下だろうと、必ず敬語で接するようにしています。 敬語という言い方をするとかなり表面っぽいですが、年齢に関係なく、相手に最大限の敬意を示したうえで接する。反面教師として、そう思うようにしています。

で、これを書いていて気づいたんですが、嫌いな人って、裏を返すと「自分が大切にしていることを、大切にしていない人」なんですよね。 なので、嫌いな人の条件を言語化する作業は、自分の価値観を振り返るいいきっかけにもなります。

②自己評価がやたら他者評価を上回ってる人

2つ目が、自己評価がやたら他者からの評価を上回ってる人です。 「自己評価>>>>他者評価」ぐらいの、自己評価がめちゃくちゃインフレしてる人。ほんと苦手でして、避けるようにしています。

理由は2つあります。

1つ目は、僕が知る限り、このタイプで周りから好かれてる人がいないから。 本人は「俺、活躍してるぜ」と思っていても、周りは「いや、それ迷惑なんだけど」「言うほど活躍しとらんやん」と思ってるわけです。そりゃ好かれないですよね。

2つ目は、マネジメントがクソ面倒だから。 例えば評価面談。本人は毎回「自分は大活躍でした。5段階評価で言うと5です」と言ってくる。 一方で、仕事の数字と周りからの評価を多角的に見ると、どう見ても2。 お前の評価、5段階中2やんけと。

この認識の差を埋めるために、「この基準に照らすと、実際はこうこうこうだから2です」という説明を尽くさないといけない。このコミュニケーションコストが、ほんと高いんですよ。

しかも、説明を尽くしても、なかなか直らないんですよね。 相手は自己評価のほうが高いので、「何言ってんだこいつ」「全然わかってくれない上司だな」と受け取るんですよ。指摘を自分ごとにして「ここは確かに直さなきゃな」とは、なかなかならない。 フィードバックに工数を割いても、割いた工数ほどの手応えを感じられた試しがないんです。

なお、これを見抜くのは簡単で、その人の周りの部下や同僚5人くらいに「あの人どう?」と聞けばだいたい分かります。本人は「あのプロジェクトも回してるぜ」と言っているのに、5人が5人とも「いや、あの人はミーティングに出てるだけですよ」と言うなら、もうダウトです。自己評価クソ上振れ野郎として、そっと距離を置くのがいいでしょう。

③素直じゃない人

3つ目が、素直じゃない人です。 僕は素直さを「知的柔軟性×知的誠実さ×行動への反映率」で定義してまして。

知的柔軟性ないマン

1つ目の「知的柔軟性」は、自分の考えに固執せず、相手の話や新しい情報を柔軟に受け入れる力のこと。

これがない人は、いわゆる「デモデモダッテ野郎」です。
何を言っても「いや、でも」「だって」と否定から入る。もう脊髄反射的に、DNAレベルでプログラミングされてるのかと感じるくらい、自動で否定から入ってくる。
このタイプはコミュニケーションコストが跳ね上がるので、関わらないようにしています。

クソです。

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