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九州でヨルシカと満喫きっぷ⑦(大牟田の電車カフェ再訪)

久留米から甘木を経由して、基山駅へやってきた。ここからJRで南下して大牟田方面へ向かう。とりあえずヨルシカのライブの時間まで行けるとこまで行く。

通過する「リレーかもめ」
最近出てきた液晶ディスプレイの発車標
アニメーション付いてるのハイテクすぎひん?

813系

813系
福岡都市圏の「電車オブ電車」。

ここで初めて乗る813系。コーポレートカラーの赤をまとう「九州の顔」な存在。811系とともに福岡都市圏のJRでよく見かける。813系同士の他、いろんな形式と連結するし、タイプも色々。

ロングシート化

昔はこんな座席ちゃうかってんけどなぁ。

デビュー時は新快速に似た2列座席が並んでいたが、混雑緩和を目的にロングシートへ改造された。当初は2列座席を一部取っ払うだけにしていたが、暖房機器ごとなくなって「寒い!」などのデメリットがかなりあったよう。「じゃあいっそのこと全部取っ替えちゃえ!」みたいなノリでこうなったのか?(知らんけど)

床に座らないでください

JR九州では「床に座らないでください」という注意書きをよく見かける。高校生が床に座り込むみたいなことは他地域でもあるけど、九州はそういうのが多いのだろうか。思えば、高校時代に通学してた北陸線でそんな人たちいなかった気がする。

ちなみに、このあと別の路線でヤンチャなティーン3人が床に座り込んでいるのを見ていたら、交代の乗務員から口頭注意されていた。
そんな地べた座りたいんか

鳥栖駅

鳥栖駅に着いた。乗ってる列車は久留米止まりで、ここから大牟田へは普通列車に乗り換えることになるが、あえて1本前の快速に乗って羽犬塚駅まで向かう。結局先で乗り換えが発生するけど、1つでも多く形式を乗り潰したい。

817系
モノクロームなワンマン電車
鳥栖最強の地場産業。
フェイタスクリームでお世話になってます!
ここのおうどん食べてみたいけど、
タイミング合わへん。
左側の線路やサッカースタジアムは
機関区があった名残り。
230形蒸気機関車
初めての国産SLとして約120年前に登場した。
京都鉄道博物館にも同形が保存されている。
振分親方のサイン
特急「ゆふ」
JR四国の特急を譲り受けて紅に染められた。
オレンジのハウステンボス
長崎本線の817系は赤ロゴ。

811系

811系リニューアル車

快速羽犬塚行きがやってきた。大牟田を目指すが、同じ車両では飽きてしまう。車両はこの旅2度目の811系。今度はリニューアル車両だ。

久留米駅

キハ220形
久大本線や豊肥本線の主力ディーゼル
形が違う初期車。

久留米に到着。ここでは久大本線からの赤い普通列車がやってくる。赤い特急「ゆふ」や緑の観光特急「ゆふいんの森」なども博多から久留米へ南下して、ここから久大本線経由で由布院や別府へ向かう。

キハ220の2両版「キハ200系」
福北ゆたか線の快速用として使われた。
同線電化後は九州各地に散らばる。
西鉄バス見るの禁止で福岡旅行ってできる?

811系「Red Eye」

811系「Red Eye」
2編成しかいない検測機器搭載車両。
赤い「CT」が目印。

荒木駅では811系「Red Eye」に出くわす!811系のリニューアル時に線路モニタリングなど検測装置を追加。ロゴマークとともに赤いマークで区別している。いわば「ドクターイエロー」の機能を合わせ持つ普通列車だ。

鹿児島本線や長崎本線など他の811系と混じって営業列車になっている。ちなみに4年前に乗車済みで中身は今乗ってるノーマルタイプとほぼ一緒。

くずもの入れ

くずもの入れが置いてある。

九州では811系を始め、普通列車でも「くずもの入れ(→ゴミ箱)」が置いてある。西日本でも地方のワンマン列車や第三セクターでたまに置いてあるが、JR九州では都市部でも当たり前に置いてある。コストカットしても独自のホスピタリティを捨てなかったのすごい。

列車の終点「羽犬塚駅」で降りる。再び乗り換えて、大牟田へ向かう。

羽犬塚駅の恋むすび

羽犬塚駅の1番のりばでこんなものを見つけた。駅がある筑後市内にある「恋木神社」にちなんだもので恋愛成就のご利益があるそう。

試しに僕もなでてみた。関西でなでると言えば「ビリケンさん」。足の裏をなでると願いが叶うと言われるが、羽犬塚のおひなさまなでたら果たして僕の恋愛成就はなるのか?なでているとちょうど荒尾行きの列車が来た。

821系

821系
最新鋭のイカ釣り漁船

821系はJR九州では最も新しい交流電車。前面の縁にはたくさんのライトがあり、「イカ釣り漁船」に例えられる。ライティングの個性は強いが、高い省エネ性能のモーターを搭載していて、電力消費量が旧型比70%減らせた九州最強の省エネ電車だ。

ラウンドつり手。

デビュー当初は南福岡車両区を拠点に福岡都市圏で活躍したが、2022年以降は熊本車両センターに移籍している。博多駅に乗り入れることもあるが、基本的に熊本周辺の鹿児島本線や豊肥本線での活躍がメインになっている。

くずもの入れとプチテーブル。
QRコードみたいな床。
デザイン国鉄、フォントJR
丸いゴシックはなんか阪急っぽい。
吉野駅
サクラの名所やないねん。

銀水駅

見づらいけど、「熊本」の文字。
本来は八代行き。

銀水駅には当駅始発の普通列車熊本行きが停車していた。大牟田駅の放送で聴いたところによれば本来は「八代行き」のところ、令和8年熊本地震の影響から熊本駅で折り返している。821系は被災しなかったが、宇土〜八代間では架線柱がなぎ倒されるなど復旧まで相当時間がかかる見通しになっている。熊本から先、宇土までは開通しているが、そこから直通する三角線の列車がメインとなっている。

新栄町駅
JRにホームはないが、特急が停車する。

大牟田駅

大牟田駅

大牟田駅に着いた。隣には西鉄電車の大牟田駅もあり自社の安いきっぷをJRに向けて、宣伝している。九州もまたバチバチだが、最近双方ともそうでもない。

減便するJR

JRは新幹線と引き換えに特急「リレーつばめ」が廃止、通勤特急として存続した「有明」も2021年に運行終了。快速なども減便、鳥栖を境にした系統分離で博多直通が減少した。

コロナから復活する西鉄特急

最大のライバル「西鉄電車」。

西鉄はコロナ禍のダイヤ改正で福岡(天神)行きの昼の特急を廃止し、急行に統合していた。ただ、コロナ5類以降後の2024年に特急が復活している(同時に春日原にも特急が停車開始)。西鉄は柔軟な一方で、JRはコストカットが徹底している。こういう都市間輸送のあり方も私鉄とJRで差が見えてくる。

石炭の街

ホーム上にはミニテーブルサイズの石炭が置かれている。大牟田市から熊本県荒尾市にかけて広がっていた「三井三池炭鉱」があって、石炭採掘で街が発展してきた。

三井三池炭鉱専用線

大牟田市内には三井三池炭鉱の専用鉄道も敷設。貨物輸送をメインに、電車を改造した客車を用いて、従業員の通勤輸送も行っていた。

1997年の鉱山閉山後も三井化学の専用線の一部が存続していたが、2020年をもって廃止。三井三池炭鉱時代から続く鉄路は全廃された。そのときの線路跡は一部残っていて、往時の面影を偲べる。

ロボ大蛇
故障してた。

大牟田駅は3年ぶり2度目、このとき行ったカフェで茶をしばきに行く。というより「コーヒーをしばき」に行く。

西鉄大牟田市内線「204号」

西鉄大牟田市内線「204号」

大牟田駅西口、西鉄電車側の駅広場に1両の路面電車。西鉄大牟田市内線を走っていた路面電車「204号」だ。福岡市内線や山口県での静態保存を経て大牟田に帰ってきた。

この路面電車がカフェに改築されていて、運転席がキッチンになっている。一度だけコーヒーを飲みに行ったことがある。実に4年ぶりに訪れたが、引き続き状態はいい。

hara harmony coffee

屋号は「hara harmony coffee」。2019年まで営業していた喫茶店「コーヒーサロンはら」のDNAを受け継いでいるそうで、プロフィールにもその店の名前がある。街ゆかりの古き良き路面電車を使って、昔懐かしいコーヒーを出している。

百貨店のつり手広告
運転台
ブレーキハンドルは抜かれている。

フルーツサンドとコーヒー

今回はちょうど昼どきだったので少し腹ごしらえも。桃とチョコバナナのフルーツサンドとコーヒーをいただいてきた。はじめての分厚いフルーツサンドは食べるのに非常に苦労したけど、旬の桃は水分たっぷりだし、チョコバナナも甘くておいしい😋

お店のお姉さんともおしゃべりし、4年前に来たこととヨルシカのついでに来たことを明かした。なんとなく九州訛りで「あのときと一緒のお姉さん?」と思ったけど、さすがに4年前だから覚えてないかなぁ?

それでも、ヨルシカのsuisさんが歌う『若者のすべて』を「好きです🥰」と知っていた。『少年時代』『サンサーラ』など名曲カバーが多いsuisさん。ヨルシカの入り口としてはとっつきやすいのかも?


4年ぶりの再訪になったけど、電車がキレイな状態を維持してたのは驚いたし、ほぼそのまんま。まさか再訪が叶うことになるとはあのときの自分は1ミリも思っていないだろう。しかも、あのときも大好きなヨルシカを追いかけるためにここまで来るとは…

そんなこんなで満足して、ヨルシカライブへの活力もついた!てなわけで会場へ向かおう!!

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