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ラーメンと電車カフェ

「サイコロきっぷ」の旅では色んなのを食べたり飲んだりしてきた。一部はハイライトとして写真集にはするが、その中で印象に残っている2つはここで詳しく綴っていく。

駅ナカラーメンと無言のコミュニケーション

博多駅の1番2番のりばには「博多ラーメン」を立ち食い味わえる店がある。立ち食いスタイルも相まって、「駅ナカの麺」ではこれもまた異彩を放っている。

食券を買い中に入る。店員さんは無言ながらもこちらにどうぞとジェスチャー。イライラがない優しい動きだった。麺の硬さはおまかせにした。

味玉ラーメンとおにぎり

そしてものの5分前後で出てきたのが「味玉ラーメン」と「おにぎり」まずはラーメンを啜ってみると、博多ならではのいい硬さ。そして、スープの豚骨も濃厚でクリアな味わい。4年ぶり2度目に食べたがやっぱり美味しい。そして、列車の音やキレイな発車メロディ、到着ベル、湖西線と同じ声の主によるハイトーンの駅自動放送などがBGMとなっていい環境だ。

そして、1番気になったのが若い女性の店員さん。隣で「(麺)カタで」とお願いされても黙って受けて、手早く作って出すときも何も喋らない。それでも、食券を差し出すときにジェスチャーしてくれた瞬間に「この人は優しい」と思ったし、手と素早くしなやかな動きでできる人だというのは分かった。黙っていてもできる人は動きでわかるもんだ。そんな良いところが「博多駅ナカ立ち食いラーメン」で見ることができた。

大牟田の電車カフェ


3日目に博多から電車で2時間弱。熊本との県境に位置する大牟田市へやってきた。

かつては炭鉱の街として栄え、最近まで貨物列車が現役で走っていた。

そんな駅前に出てみると僕が「ホイホイ」されるものを発見…!

大牟田を走った「204号」

茶色と暗めのクリームのツートンカラーの路面電車。かつて、大牟田市内を走っていて、後に福岡市内線でも活躍した後、引退。山口県の図書館で静態保存された後にこの街に帰ってきた。そして、よく見るとカフェの看板がある。

中に入るとショーケースやカウンターが設置されていて、運転台の片側はキッチンに改造されている。それでも、一部の座席や地場百貨店のつり革広告、キッチンと逆向きの運転台が残るなど、そのままの箇所も多い。

スイーツも頂けるが、まだ準備中。とりあえず「本日のコーヒー」をアイスで頼んだ。待ってるときに路面電車のヒストリーを聞いたりしていると店員のお姉さんの福岡訛りが心地よい。福岡出身のバンド「MOSHIMO」のライブMCで慣れてはいるが、旅したときに聴く訛りやアクセントは醍醐味だ。

本日のコーヒー

この日のコーヒーはブラジル産とのこと。ちょうど良い渋みでいいドリップ。静態ながら電車の中で飲む美味しいコーヒーはなかなか味わえない良い雰囲気。せっかく里帰りさせた電車だから大切に手入れしてほしいもんだ。

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