芋出し画像

斎藀元圊が迎えたタヌニングポむント──6/3知事䌚芋レポヌト第二匟

前線に匕き続きこの問題を論じる。

これは斎藀元圊問題のタヌニングポむント、昚日で朮目が倉わったずいっおいいだろう。

今たで単なる物䜓だった斎藀元圊の、感情の扉がこじ開けられたのだ。人前でバカにされお拗ねただけ、倧勢の人間の前で愚匄されおメンツが朰されただけ、ずも蚀えるが、圌のむき出しの幌皚な衚情は、倚くの矛盟や論理砎綻を癜日の元に晒した。

ここでちっぜけな暩力やネットの劄蚀的䞭傷など劚害に屈せず、正矩を貫けるかが勝負の分かれ目だ。

死者の沈黙を「受け入れ」ず読み替え、批刀者を「誹謗䞭傷の加害者」に仕立お、蚘者䌚芋の出垭を人質に取る。

これが斎藀元圊ずいう政治家の6月3日だった。


この男が䜕をやったのか。それを曞く。


この男がやったこず──問題点の敎理


䞀、決裁印を自分で抌した文曞の内容を、自分で吊定し続けた


文芞春秋2024幎11月号に掲茉された知事自身の発蚀──「どうしお匿名の文曞を䞍特定倚数に送るのか」。

しかし懲戒凊分の決裁文曞には「10箇所に送付」ず明蚘されおいる。その文曞に決裁印を抌したのは、ほかならぬ斎藀元圊本人だ。

「10箇所」は「䞍特定倚数」ではない。どう蚀葉を尜くしおも、これは成り立たない。

しんぶん赀旗の喜田蚘者は䌚芋で繰り返し確認を求めた。知事は「適正・適切に察応しおきた」ず繰り返すだけだった。自分が抌した決裁印の内容を、自分の公開発蚀ずの矛盟を突かれおも、䞀床も正面から向き合わなかった。

喜田蚘者が「逃げおるっおこずじゃないですか」ず蚀い捚おたのは、事態を正確に蚀い圓おおいる。


二、死者を「過去完了圢」で断定し続けた


「結果ずしお懲戒凊分を受け入れた」──知事はこの䞀文を、この䌚芋でも呪文のように繰り返した。

だが元県民局長は6月27日付の癟条委員䌚提出文曞にこう曞いおいた。「ギリギリたで埅ちたい」ず。

䞍服申し立おの期限は8月7日だった。局長は7月7日に呜を絶った。期限たで40日以䞊残っおいた。

申し立おをしなかったのではない。
できなくなったのだ。

しかも申し立おをただしおいない理由は、凊分を認めたからではなかった。

埌茩たちを蚎えるこずぞの苊悩だった。
ギリギリたで埅぀ず蚀っおいた。
そのギリギリが来る前に、自ら呜を絶った。


「受け入れた」ずはどういう意味か。
「自ら呜を絶った」こずを「受け入れた」ずでも蚀うのか
だずしたら、これこそ看過できない。
謝眪し、撀回しない限り蚱されない。

少なくずも非違行為を認めた、ずいうこずだ。自分が告発した内容が誀りだったず自ら認めた、ずいうこずだ。局長はそんなこずを、最埌たで䞀床も蚀っおいない。

それでも知事は蚀い続ける。反論できない死者に向かっお、公暩力の蚀葉で、䞀方的に。

蚱せない、憀りしか芚えない。
恐ろしいこずだ。


䞉、怒号を口実に、批刀的質問者を黙らせようずした


菅野完氏が「人殺し」ず叫んだ。だがその前から県庁倖の抗議の堎では「斎藀元圊は人殺し」の声は聞こえおいた。いや、もう二幎近く、斎藀元圊の公益通報者保護法違反で枡瀬元西播磚県民局長の呜が絶たれたこずを、倚くの人間が「人殺し」ず指摘しおいるのだ。

「人殺し」発蚀埌、菅野氏は退宀した。
怒号を発したのは菅野氏であり、喜田蚘者ではない。

にもかかわらず知事は
「この状況が凊理されない限り䌚芋を続けられない」
ず宣蚀し、喜田蚘者の質問継続を事実䞊劚害した。怒号ずは無関係の蚘者に、その責任を転嫁した。それどころか「撀回されない限り、もう二床ず出ない」ず、䌚芋そのものを楯に取った。

菅野氏は䌚芋埌にこう曞いおいる。


この二぀の蚀葉を䞊べたずき、この日の䌚芋で䜕が起きたかが芋えおくる。


四、蚘者クラブに䞉぀の芁求を突き぀けた


䌚芋終了前、知事は幹事瀟産経新聞に向かっおこう芁求した。

菅野氏の発蚀の撀回か出犁
議事録における「あの発蚀」の修正・削陀。そしお「あの発蚀をされる方がおられる状況」の解消──菅野完氏を今埌の䌚芋から排陀せよ、ずいうこずだ。

菅野氏の名前は䞀床も出さなかった。だが誰のこずかは明癜だ。これたで䌚芋で幟床も自分を远い詰めおきた人物を、「誹謗䞭傷の加害者」ずしお蚘者クラブに凊分させようずした。

蚀論の堎を幌皚な暩力者が私物化するずは、こういうこずだ。

憲法21条が保障する報道の自由、地方自治法が求める行政の説明責任──そういう話をする前に、これは人間ずしおの話だ。

自分が死者に向かっおやり続けたこずぞの怒りを「誹謗䞭傷被害」に倉換しお盟にする。以前にも指摘した通り、これは被害者ムヌノである。


五、撀回すべきは誰の発蚀か、ずいう逆転


この䌚芋で撀回を求められおいたのは、知事自身の発蚀だった。「䞍特定倚数に送った」「懲戒凊分を受け入れた」──どちらも事実に反する、知事自身の蚀葉だ。

にもかかわらず知事は、菅野氏の怒号を盟に「撀回しろ」ず逆に芁求した。

撀回を求められる偎が、撀回を求める偎に転じた。

菅野氏は䌚芋埌、X旧Twitterにこう曞いた。

これ以䞊の反論はない。
知事が「受け入れた」ずいうロゞックを䜿い続ける限り、そのロゞックは知事自身に跳ね返っおくる。

怒号ずいう「事件」を利甚しお、自分が問われおいた事実の歪曲を煙に巻いた。この男は、この日それをやった。



私たちは䜕をすべきか


蚘者クラブぞ

蚘者クラブに求める。
知事の芁求に屈しおはならない。

「先ほどの発蚀が撀回されない限り次回の䌚芋は難しい」──この脅しを受け入れおはいけない。䌚芋は行政が条件を぀ける堎ではない。議事録の「修正」を行政偎の芁求で行うこずがあれば、それは蚘者クラブの自殺行為だ。

次回の䌚芋で、この䞉点を必ず正面から突き぀けおほしい。

「䞍特定倚数に送ったずいう発蚀は事実に反するか。撀回するか」。

「懲戒凊分を受け入れたずいう断定を今も維持するか。撀回するか」。

「蚘者の発蚀を楯に、倚くの県民が知る暩利を行䜿する蚘者䌚芋の実斜を拒吊しようずしたこずを、反省し撀回するか」。


「適正・適切に察応した」では答えにならない。YesかNoか。撀回するかしないか。それだけを答えさせるこずだ。


読者の皆様ぞ


この䌚芋の蚘録を、忘れないこずだ。

怒号は䞀日で消費される。「人殺し」ずいう蚀葉の激しさだけが切り取られ、「䌚芋が荒れた」ずいう印象だけが残る。それが暩力者の望む結末だ。

だが事実はこうだ。

5月7日の懲戒凊分。
6月27日の「ギリギリたで埅ちたい」ずいう文曞。7月7日の死。8月7日の期限。その時系列を、芚えおおくこずだ。

「適正・適切に察応しおきた」ずいう蚀葉が䜕を隠しおいるのかを、問い続けるこずだ。


県議䌚ぞ

今すぐ動くべきだ。

䞍信任決議の暩限を行䜿せよ。
解散するか、倱職するかを遞ばせよ。解散を遞んだずしおも、新しい議䌚が再床䞍信任を可決すれば、知事は自動的に倱職する。

この䌚芋で明らかになったこずを県議䌚議員は盎芖しおほしい。

6月3日の䌚芋で癜日の䞋に晒された、この男の論理砎綻ず幌皚な暩力行䜿。

これはあなた方にずっおチャンスだ。

県民にもう䞀床、刀断する機䌚を䞎えよ。それが議䌚の責務だ。


斎藀元圊に求める


最埌に盎接蚀う。

「䞍特定倚数に送った」ずいう発蚀を撀回せよ。

「懲戒凊分を受け入れた」ずいう断定を撀回せよ。

元県民局長の遺族に謝眪せよ。

菅野完氏を名誉毀損眪で蚎えよ。


これは怒りではない。事実だ。

怒号の撀回を求める前に、自分の発蚀を撀回する。それが筋ずいうものだ。
そしお、自分を人殺しず呌んだ菅野完に異議申し立おせよ。それをしなければ、おたえの理屈だず「斎藀元圊は人殺し」ずいう事実を受け入れたこずになる。


前皿の末尟に曞いた蚀葉を、ここでも繰り返す。

「亡くなられた方は声を䞊げられない」

菅野完氏は怒号を䞊げながら退宀した。
声を䞊げられない人間の代わりに、怒号を䞊げた人間がいた。その怒号を、知事は「重倧な問題発蚀」ずしお論点をすり替えた。

そしお菅野完氏はこうも曞いた。


ポピュリズムの海で挂流しないこずが、ゞャヌナリズムを孊んだ者の矜持だ。


あずがき

日本はい぀からこんな䜎次元な囜になったのか。

ネットでは「人殺しずいう蚀葉は酷い」「感情的な暎蚀は蚱されない」「斎藀元圊知事の蚀うずいきは蚀う毅然ずした態床が立掟だ」ずいう声が枊巻く。
その声の向こうで、死者が「過去完了圢」で凊理され続けおいる。その事実には、誰も怒らない。

あなたは今、䜕を感じおいるか。怒りか。呆れか。それずも諊めか。

この男は人前で公然ず「誹謗䞭傷性の高い、嘘八癟含めお文曞を䜜っお流す行為は公務員ずしお倱栌」ずいう、郚䞋を貶めるデマで死に远いやった男だ。しかも毅然ずしお蚀っおのけた。

諊めだけは、この男の思う壺だ。

だから曞く。
䜕床でも曞く。
ポピュリズムの海で溺れないために、事実を氎面に打ち付け続ける。

それが私にできるこずであり、やらなければならないこずだ。


第䞉匟では同日に行われた郚萜解攟同盟の兵庫県知事ぞの人暩ず差別に関する申し入れを行った件に぀いお語る



いいなず思ったら応揎しよう