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新ITパスポート徹底分析。30中分類の全地図と学習優先順位【2027年】

2027年度春頃に予定されているITパスポート試験の刷新。IPA(情報処理推進機構。試験を実施している独立行政法人)から「出題範囲等の改定案 Ver.1.0」が公開されています。

この記事は、その改定案を1ページずつ読み込んで、新しい出題範囲の全体地図と、いま何をどの順で学ぶべきかを整理した分析記事です。速報記事(無料)で全体像をつかんだ人向けの、深掘り編になります。

重要:以下は2026年7月13日時点の改定案に基づく分析です。正式なシラバス(出題範囲の一覧表)ではありません。 正式発表で内容が変わる可能性があります。予想の部分は必ず「独自予想」と明示します。

この記事でわかること

  • 新体系「3分野・7大分類・30中分類」の正確な全体地図と、ITパスポートの対象範囲(案)

  • 現行範囲との対応:完全に新しい分野・引き継がれる分野・外れる方向の分野

  • 正式シラバス公開前から動ける、学習優先順位A/B/Cと3段階ロードマップ

この記事の要点(先に結論!)

  • 新しい出題範囲の体系は「3分野・7大分類・30中分類」で、ITパスポートの対象はうち26中分類です(2026年7月13日時点・改定案)。

  • アルゴリズム・プログラミングなど開発・運用系の4中分類は、新ITパスポート(案)では出題範囲の対象外とされています。

  • 現行に該当する分類がない完全新規は「マインド・スタンス」と「データマネジメント」の2つです。

  • 正式シラバス公開前でも、データマネジメント・AI利活用・AI倫理の3分野は先に学び始めてよい、というのが本記事の分析です。

  • この記事は、正式シラバスやサンプル問題の公開にあわせて内容を更新していく「育てる記事」です。

0. 更新履歴(2026年9月1日)

2026年8月31日、IPAがITパスポート試験のシラバス案 Ver.0.1(全19ページ)とサンプル問題(4問)を公開しました。この記事でお伝えしていた内容が、どうなったかをご報告します。

  • 本編3.2「ITパスポートの対象は26中分類」 … シラバス案の中分類は26でした。対象外としてお伝えした20・21・22・26も、そのとおり載っていません。大分類5がまるごと無い点も同じです。

  • 本編6「出題形式はどう変わるか(独自予想)」 … 3つのうち2つは方向が合い、1つは外しました。予想2(複数の分類をまたぐ問題)と予想3(人が確認する意味)は、4問目がその例になっています。一方、予想1(用語問題より事例問題が増える)は外れです。4問のうち2問は用語の理解を問う問題でした。なお4問だけの資料なので、本番がこのとおりになるとは限りません。

なお、今回公開されたのはVer.0.1の案で、IPAは表紙に「変更する可能性があります」と明記しています。本編5の学習優先順位A/B/Cは、用語例まで載った正式版(Ver.1.0)の公開を待って全面的に見直します。案の段階で作り直すと、正式版でもう一度作り直すことになるためです。

あわせて、この記事は2026年9月1日に全文無料にしました。 理由は正直にお伝えします。この記事の中心だった「新体系の全リスト」は、IPAが公開したシラバス案そのものが、より詳しく無料で読めるようになったからです。無料で手に入る資料の要約を、有料のままにしておくのは違うと考えました。

公開された2つのPDFの中身は、無料の速報記事にまとめました。

【最新の速報(無料)】新試験案、やはりアルゴリズムが消えた

1. 変化の本質は「用語の追加」ではなく「評価軸の変更」

まず、この改定を読み解くうえでいちばん大事な視点からお話しします。

今回の改定は、「新しいIT用語がいくつか増える」という話ではありません。試験の骨組みそのものが、知識の分類(ストラテジ・マネジメント・テクノロジ)から、仕事でデジタルを使う場面の分類へと組み替えられています。

注目すべきポイントは4つです。

  • 知識だけでなく「マインド・スタンス」(心構え・行動の仕方)を評価対象にする

  • データ分析より前の「データマネジメント」を独立した分類として扱う

  • AIの技術AIの利活用を分けて扱う

  • 情報倫理から「AI倫理」へ明確に広げる

そして、分析のハイライトを1つだけ先にお見せします。改定案の表では、新体系の30中分類のうち、ITパスポートの出題範囲は26中分類です。アルゴリズム(問題を解くための手順のこと)やプログラミングを含む4つの中分類が、対象外とされています(詳しくは3章と4章で、対応表とあわせて解説します)。

「どの4つが外れて、どの26が残り、そのうち完全新規はどれか」。この地図があるかないかで、これからの学習効率は大きく変わります。ここから先で、その地図を広げていきます。

2. この記事の読み方と、3本の関係

新試験については、このシリーズで3本を出しています。どれも無料です。 順番に読むと迷いません。

①まず全体像をつかむ

【速報】ITパスポート2027年改定へ。新試験案でわかった5つのこと

②何が公開されたのかを知る

【続報】新試験案、やはりアルゴリズムが消えた(シラバス案とサンプル問題の中身)

③そのうえで、この記事

①と②が「何が起きたか」なら、この記事は「では、何を、どの順で勉強するか」を受け持ちます。30中分類の全リスト、現行の出題範囲との新旧対応、学習優先順位A/B/C、3段階の学習ロードマップです。

2.1 この記事が向いている人

「2027年度以降に受ける人」「新旧の切り替え期に学習計画を立てたい人」向けです。専門用語には初出でひとこと解説を付けています。

2026年12月27日までに現行制度で受ける人は、この記事を読む必要はありません。 現行のシラバスVer.6.5は変わっていないので、解説記事の全リンク集から、いまの試験の勉強を進めてください。

3. 新体系の全体地図:3分野・7大分類・30中分類

3.1 まず構造をつかむ

新しい出題範囲は、3階層でできています。旅行にたとえるなら、3つの国(分野)があり、その中に7つの地方(大分類)、さらに30の都市(中分類)がある、という構造です。

ビジネス分野(大分類1〜3・中分類1〜12)

■ 大分類1「ビジネス変革」

  1. ビジネス変革の方法論

  2. 経営戦略・デジタル戦略

  3. ビジネスモデル・ビジネスプロセス

  4. サービスマネジメント

  5. プロジェクトマネジメント

  6. デザインのアプローチ

  7. マインド・スタンス

■ 大分類2「データ・AIの利活用」
8. データマネジメント
9. データ分析・データ利活用
10. AI利活用

■ 大分類3「組織活動」
11. 経営・組織論
12. ガバナンス・監査

テクノロジ分野(大分類4〜5・中分類13〜22)

■ 大分類4「デジタル技術」
13. デジタルサービス・デジタルツール
14. システムの種類・構成
15. クラウド
16. ネットワーク
17. データベース
18. AI技術
19. 情報デザイン・情報メディア

■ 大分類5「システムの開発・運用」
20. システムライフサイクルプロセス
21. 開発・運用の方法論
22. アルゴリズム・プログラミング

セキュリティ・倫理分野(大分類6〜7・中分類23〜30)

■ 大分類6「セキュリティ」
23. 情報セキュリティの脅威
24. 情報セキュリティマネジメント
25. 情報セキュリティ対策
26. セキュリティ実装技術・評価

■ 大分類7「倫理・コンプライアンス」
27. 情報倫理・AI倫理
28. ビジネス関連法規
29. プライバシー関連法規
30. セキュリティ関連法規

大事な注意がひとつ。この30中分類は、ITパスポート専用の体系ではなく、基本情報技術者試験などを含む試験群の共通体系です。 どの試験がどの中分類を出題するかは、試験ごとに指定されています。

3.2 ITパスポートの対象は26中分類(案)

改定案の表では、ITパスポートの出題範囲に含まれないのは次の4中分類です。

  • 20 システムライフサイクルプロセス

  • 21 開発・運用の方法論

  • 22 アルゴリズム・プログラミング

  • 26 セキュリティ実装技術・評価

つまり、大分類5「システムの開発・運用」がまるごと対象外という形です。これらは基本情報技術者試験などの上位試験が受け持ち、うち一部は上位試験の重点分野に位置づけられています。

現行のITパスポートには、擬似言語(試験用の架空のプログラム言語)を使ったアルゴリズム問題や、システム開発プロセスの知識問題があります。それが新体系(案)では出題範囲から外れる方向です。「使う人の試験」と「作る人の試験」の役割分担が、はっきり引き直されたと読めます。

もうひとつの読みどころが、中分類7「マインド・スタンス」です。改定案の表で、ここに印が付いているのはITパスポートだけ。 つまりマインド・スタンスは、新ITパスポート独自の評価軸です。「変化への適応」「顧客・ユーザーへの共感」「事実に基づく判断」「アジャイルなふるまい」などが項目例として挙げられています。

また、表には、ITパスポート試験・データマネジメント試験(仮称)・情報セキュリティマネジメント試験の3区分について、「データ及びデジタル技術を効果的、効率的及び安全に利活用する際に必要となる知識を主に出題する」という趣旨の注記があります。ITパスポートを含む「使う側」の試験の性格を、公式が一言で表した文だと言えます。

要点のまとめ

  • 30中分類は試験群の共通体系。ITパスポートはうち26中分類が対象(案)

  • 対象外の4つは「作る側」の分野(開発・運用+セキュリティ実装)

  • マインド・スタンスはITパスポートだけの独自評価軸(案)

4. 新旧対応:完全新規・引き継ぎ・外れる方向

IPAは改定案と同時に「新旧対応表」も公開しています。現行範囲との対応を、3つに仕分けしました。

4.1 完全新規:現行に「該当する分類なし」の2つ

新旧対応表で「現行試験において該当する分類なし」と明示されているのは、次の2つです。

  • 7 マインド・スタンス

  • 8 データマネジメント

ここが正真正銘の新顔です。現行の教材にはまとまった解説がないため、正式シラバス公開後に、対応教材や本シリーズの解説で補う必要があります。

4.2 引き継ぎ:現行の主要分野の多く

経営戦略、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、ネットワーク、データベース、セキュリティマネジメント、法務などは、名前や配置を変えながら新体系に引き継がれます。

たとえば新27「情報倫理・AI倫理」は、現行の「情報倫理・技術者倫理」に、AI利活用の留意事項を統合して拡張した分類です。ゼロからの新設ではなく、「現行の知識+AI分の上乗せ」で対応できます。

4.3 外れる方向:開発・運用系の4中分類

3.2で見た4中分類(20〜22・26)です。現行教材でいうと、擬似言語・アルゴリズム、開発プロセス(要件定義〜テスト)、アジャイル開発の詳細などがここに含まれます。

ただし2点、注意してください。

  • 現行制度で受験する人には、引き続き出題されます。 現行組はアルゴリズムを捨てないでください。

  • これは改定案の段階です。正式シラバスで扱いが変わる可能性があります。

5. 学習優先順位A/B/C

「2027年度以降に新制度で受けるつもり」という人向けに、いまから動ける優先順位を付けました。基準は、(1)改定の狙いとして明示されているか、(2)現行教材でカバーできないか、の2つです。

この優先順位は、2026年3月の改定案(中分類のレベル)をもとに作ったものです。 2026年8月31日に公開されたシラバス案Ver.0.1には、さらに細かい小分類・用語例まで載っています。正式版(Ver.1.0)が出た時点で、この節は全面的に作り直します。

5.1 優先度A:正式シラバス前から学び始めてよい3分野

データマネジメント(中分類8)

改定案の項目例:データガバナンス、データライフサイクル、データ品質管理、データクレンジング、メタデータ管理、データカタログ、データスペース。

料理にたとえると、データ分析が「調理」なら、データマネジメントは「食材の下ごしらえと冷蔵庫の管理」です。新鮮で、ラベルが付いていて、どこに何があるかわかる状態を保つ。つまり、分析の前にデータを信頼できる状態にしておく仕組みの話です。

完全新規のうえ、新設の「データマネジメント試験(仮称)」が作られるほど今回の改定の中心テーマなので、出題される確度は高いと見ます。

AI利活用(中分類10)

改定案の項目例:AI利活用の原則及び指針、識別AIの活用例、生成AIの活用例、マルチモーダル、AIエージェント。

生成AI(学んだ知識で新しく作文やお絵かきをする助手のようなAI)を「仕事でどう使い、何に注意するか」という利用者目線の分類です。仕組みの理解より、使い分けと注意点が問われる可能性が高い領域です。

情報倫理・AI倫理(中分類27)

改定案の項目例:ELSI(エルシー。倫理的・法的・社会的課題)、フェイクニュース、エコーチェンバー、フィルターバブル、ハルシネーション、説明可能なAI、ヒューマンインザループ、技術者倫理。

ここは新ITパスポートを象徴する分野です。特に次の2語は要チェックです。

  • ハルシネーション:生成AIが「知ったかぶり」のように、もっともらしい誤情報を作ってしまう現象

  • ヒューマンインザループ:AIの判断の流れの中に、必ず人の確認を組み込む考え方

単語の意味だけでなく、「この場面で適切な対応はどれか」という事例形式で問われる可能性があります(後述の独自予想を参照)。

5.2 優先度B:従来知識に新しい用語を上乗せする2分野

AI技術(中分類18)

改定案の項目例:機械学習、ディープラーニング、生成AIの技術(LLM、RAGほか)、AIエージェントの技術(MCPほか)。

前半の機械学習・ディープラーニングは現行シラバスにもある知識です。「AI>機械学習>ディープラーニング」の入れ子の箱の関係を押さえていれば、そのまま使えます。

上乗せ分の新語は、次のように整理しておきましょう。

  • LLM(エルエルエム。大規模言語モデル):文章の生成・処理を担う、生成AIの土台となるモデル

  • RAG(ラグ):カンペを見てから答えるAI。外部の資料を検索してから回答を生成する構成

  • AIエージェント:おつかいを頼める秘書のように、目標に沿って判断し、道具を使いながら作業を進めるAI

  • MCP(エムシーピー):AIと外部の道具・データをつなぐ共通コネクタ(規格の一種)

正式シラバスで求められる深さはまだ不明です。実装ではなく、「それぞれ何のためのもので、どう違うか」を説明できるレベルから始めるのが安全です。

クラウド(中分類15)

改定案の項目例:クラウドサービスの種類及び提供形態、クラウドの特性、仮想化、コンテナ、サーバレス、クラウドマネージドサービス。

従来のIaaS・PaaS・SaaSは、「更地を借りる(IaaS)→内装OKの賃貸(PaaS)→家具付きホテル(SaaS)」という整理のまま引き継がれます。上乗せ分のコンテナ・サーバレス・マネージドサービスは、「自社でどこまで面倒を見るか」という責任分担の軸で並べると理解しやすい領域です。

5.3 優先度C:現行教材をそのまま使い続けられる分野

  • 経営・組織論

  • プロジェクトマネジメント

  • サービスマネジメント

  • ネットワーク

  • データベース

  • 情報セキュリティ(マネジメント・対策)

  • 法務(ビジネス・プライバシー・セキュリティ関連法規)

分類名や配置は変わっても、中身の基礎概念の多くは残ると考えられます。現行教材を捨てる必要はありません。「現行教材が土台、新領域を別冊で上乗せ」が、切り替え期のいちばん効率的な戦い方です。

なお、アルゴリズムは新ITパスポート(案)では出題範囲の対象外のため、この優先度リストには入れていません。ただし、現行制度で受ける人には引き続き必要です。自分がどちらで受けるかで、扱いを変えてください。

6. 出題形式はどう変わるか(独自予想)

ここからは、改定案の構造から導いた筆者の独自予想です。公式発表ではない点にご注意ください。

6.1 予想1:用語問題より事例問題が増える

マインド・スタンスやAI倫理は、「用語の定義を選べ」という形式では評価しにくい領域です。

たとえば、「生成AIの回答を、確認せずにそのまま顧客へ送信した。この対応の問題点として最も適切なものはどれか」のような、場面を与えて適切な行動を選ばせる形式が考えられます。

6.2 予想2:複数の分類をまたぐ問題が増える

新体系は「利用場面」で分類されているため、1つの場面に複数の知識が絡みます。たとえば、こんな組み合わせです。

  • AIエージェント × アクセス権限(どこまで操作を許すか)

  • RAG × 個人情報(社内資料を検索させてよいか)

  • データカタログ × データガバナンス(誰がデータのルールを決めるか)

  • 生成AI × 著作権(作らせたものは誰のものか)

  • CXデザイン × プロトタイピング(試作品でユーザーの反応を見る)

6.3 予想3:「人が確認する意味」が頻出論点になる

AIの出力には誤りや偏りが混ざりえます。だからこそ、ヒューマンインザループ、説明責任、監査、権限管理といった「人と組織のチェックの仕組み」が、分野をまたぐ共通テーマとして繰り返し問われる、と予想します。

予想3行まとめ

  • 定義問題から事例問題へ

  • 単独分類から分類またぎへ

  • 共通テーマは「AIの出力を、人がどう確認して責任を持つか」

7. 新制度向け学習ロードマップ(3段階)

次の順で進めれば手戻りがほぼ出ません。この3段階も改定案をもとにしたもので、正式版(Ver.1.0)の公開時に見直します。

第1段階:現行の基礎を固める(今すぐ〜)

引き継ぎ確実な分野からです。経営、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、ネットワーク、データベース、セキュリティ、法務。現行の教材・無料記事がそのまま使えます。

第2段階:新領域を上乗せする(今すぐ〜正式シラバス公開後に補強)

優先度Aの3分野(データマネジメント、AI利活用、AI倫理)から着手し、優先度B(AI技術の新語、クラウドの新語)、デザインのアプローチへ広げます。正式シラバス公開後、項目の追加・削除をこの記事の更新で確認してください。

第3段階:事例で横断する(サンプル問題公開後〜)

用語を「知っている」から「使える」へ。事例を見たら、次の6つの視点で考える練習をします。

  • 目的に合っているか

  • データは信頼できるか

  • 権限は適切か

  • 人の確認は必要か

  • 説明できるか

  • 法律・倫理に反していないか

この6視点は、予想1〜3で挙げた出題パターンすべてに効く「共通の解き方」になるはずです。

8. この記事の今後の更新予定

この記事は、公式発表にあわせて育てていきます。IPAは、新試験制度のシラバス案とサンプル問題を2026年度夏頃を目途に一通り掲載する予定と明記しています(ITパスポート分は2026年7月13日時点で「準備中」)。

公開され次第、次の項目を更新します。

  • 30中分類の確定・変更点(対象外4中分類の扱いを含む)

  • 各中分類の用語一覧と、現行シラバスとの差分

  • 分野別の出題割合・合格基準(発表され次第)

  • 公式サンプル問題の分析と、学習優先順位A/B/Cの見直し

  • 現行教材をどこまで流用できるかの最終判定

更新のたびに、記事冒頭へ更新履歴を追記します。2026年8月31日にシラバス案とサンプル問題が公開されたときは、その翌日に追記しました(この記事の冒頭にあります)。

9. まとめ:3行でふりかえり

  1. 新体系は「3分野・7大分類・30中分類」で、ITパスポートの対象は26中分類。アルゴリズムなど開発・運用系の4つは対象外の方向です(2026年7月13日時点・改定案)。

  2. 完全新規は「マインド・スタンス」と「データマネジメント」の2つだけ。現行教材を土台に、新領域を別冊のように上乗せするのが効率的です。

  3. いま動くなら、優先度Aの3分野(データマネジメント・AI利活用・AI倫理)から。正式シラバス公開後は、この記事の更新で差分を確認してください。

いかがでしたか?地図さえあれば、制度の切り替えは怖くありません。まずは第1段階、現行の基礎固めから始めていきましょう!


参考にした一次情報

※新試験区分の名称はいずれも仮称です。予想と記した部分は筆者独自の分析であり、IPA・経済産業省の公式見解ではありません。


次に読む

【新試験シリーズ①】ITパスポート2027年改定へ。新試験案でわかった5つのこと

【新試験シリーズ②】新試験案、やはりアルゴリズムが消えた

【いまの試験の勉強を進めるなら】解説記事の全リンク集(全81本・無料)

シリーズの目次:ITパスポートの出題範囲 全体地図

この記事を書いた人
simic(IT資格ノート)。文系・非エンジニアの視点で、つまずきやすいIT用語を「たとえ」でかみくだきながら、資格の勉強ノートを書いています。→ くわしい自己紹介:https://note.com/simic_0531/n/n5ed7f56f1ab9

最終更新:2026年9月

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この記事は2026年9月1日に無料化を決めましたが、noteの仕様で、セール終了後しばらく価格を変更できません。変更できるようになり次第、正式に無料へ切り替えます。それまでのあいだ、本文はすべてこの上で読める状態にしてあります。

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