【旅行記】盛岡、そこは「地元」と思える場所だった。③(最終回)
10月某所に花巻・盛岡を1泊2日女一人旅。そんな時に、生まれも育ちもゆかりのない土地を「地元」だと思えたという話。
盛岡、そこは「地元」と思える場所だった。の第3弾で最終回です!今回も「盛岡らしさ」と「地元」だと思えた場所を共有したいと思います🌳
前回までの「【旅行記】盛岡、そこは「地元」と思える場所だった。」もぜひご覧くださいませ。👇
光原社 本店
光原社(こうげんしゃ)は、盛岡の民芸品店であり、かつては宮沢賢治が名付けた出版社だったとのこと。この光原社で、宮沢賢治の代表作 『注文の多い料理店』 が1924年に刊行されたらしい。注文の多い料理店って、小学生の時に教科書で出てきますよね。この光原社で、全国の小学生が読む小説が刊行されたと思うと、胸が躍る。ちなみに、出版当時はほとんど売れず、1000部のうち約100部しか売れなかったらしい。今では教科書に載るくらいなのに。
戦後、出版業は終了し、現在の民芸品・工芸品の店として営業。民芸運動の流れを汲み、日本各地の手仕事の美しい器や布、木工、ガラス、アクセサリーなどを扱っている。店内は民芸品特有の手の温かみや歴史を感じる重みがある商品がずらりと並んでいる。盛岡に訪れたなら必ず訪れてほしい場所。敷地内にはいくつかの建物があり、それぞれ独特の趣がある。(以下AIより引用)
本店(光原社本店)
木造の落ち着いた店構え。中は静かで、木の香りと柔らかな光に包まれています。
店員さんも丁寧で、「盛岡の静けさ」を象徴するような雰囲気。
可否館(こーひーかん)
敷地の奥にある喫茶店。
アンティーク家具に囲まれた薄暗い店内で、ネルドリップのコーヒーを味わえます。
宮沢賢治や柳宗悦の本がさりげなく置かれており、時間が止まったような空間。
カップも手仕事の陶器で、民芸の温かさが感じられます。
マヂエル館(ギャラリー)
展示スペースとして、工芸作家の企画展や季節の展示が行われます。
中は基本的に撮影禁止だったので、そこは念頭に。


【参照】
もりおか町家物語館とその周辺
鉈屋町エリアに位置する「もりおか町家物語館」とその周辺には、酒蔵、町家、路地、そして共同井戸の「大慈清水」など、昔のまちなみが残る。比較的静かな朝に訪れたが、散策するとその街並みに静かな感動が生まれる。


もりおか町家物語館
もりおか町家物語館は、大正時代(1920年代)に建てられた酒蔵を利用した展示・販売スペースである。店内は、ホーロー看板やブリキ玩具などの昭和レトロな展示があり、レトロな空間を楽しめる。
1階にはカフェとショップが併設しているので、盛岡の特産品・工芸品の販売とともに、オリジナルブレンド珈琲やジェラートが楽しめる。

青龍水
青龍水とは、江戸時代より盛岡の鉈屋町・大慈寺・祇陀寺付近に湧き出していた清水で、地域住民の生活用水として長く利用されているもの。
湧水場には、用途別に段が分けられており、飲用・米研ぎ・洗い物・足洗い用の順に使われるというルールが昔から守られている。(AIより引用)
今での地元の方たちが生活用水として利用されており、私が訪れた際も水を汲まれているおじ様たちがいた。地域の人たちで定期的に清掃・管理をされているので、飲用水でも安心して飲める。私も水が少なくなってきたペットボトルに汲んで飲んでみたけど、天然水として売られていても遜色ないほど澄んだお水だった。

原敬墓所
町屋の道をてくてく歩いていくと、「原敬墓所→」みたいな看板を発見。あの原敬?のお墓?っと気になったのでその看板の方向を目掛けて歩く。
原敬(1856-1921)は、盛岡出身の政治家で、日本で初めて“政党内閣”※1を本格的に組織した首相であり、「平民宰相」と呼ばれている。いわゆる「平民層」出身の首相が誕生したのは、この原敬からっていうのは学生時代に習ったのは記憶にあったが、ここ盛岡出身だったとは。
悲しいことに、この原敬は1921年に暗殺されてしまい、遺体は遺言によってこのお墓がある大慈寺に葬られたとのこと。また遺言の意思には、「墓碑には「原敬墓」とだけ刻み、位階・勲等を記さない」という、死後まで「平民宰相」を貫いている。なんて腰が低いの…!今の政治家たちもだし、私たち平民もこの姿勢を見習いたい。
閑静なエリアに「平民宰相」が眠る。原敬の腰の低さと、それでも当時の日本を背負った重厚感を感じることができた。
※1 議会(日本では主に衆議院)で多数の議席を持つ政党を母体として組織される内閣。それ以前の政権は、薩摩・長州・土佐・肥前など、維新を主導した藩出身の元武士(=藩閥)が政権を握っていた。

盛岡城跡公園(岩手公園)
盛岡城跡公園(「岩手公園」とも呼ばれる)は、かつてあった盛岡城(南部藩の居城)跡を整備した公園である。城跡とあるだけ石垣群が見れたり、四季折々の景色を楽しめる。春は桜が満開になるらしくて見てみたい!🌸
私は公園に着くまでに結構歩いてしまったので、公園内をうろうろはできなかった。。でも、この緑と庭園の景色は息を呑むくらい美しかった。

10月末から盛岡市内でもクマの出没が発見され、ここ盛岡城跡公園にも出没しているニュースが出ています。今後訪れる方はお気をつけて。
ビルからの盛岡の眺め
盛岡駅から隣接する「マリオス」というビルから盛岡市内を見下ろすことができます!しかも無料で!!これは行くしかないと思って、行ってきました。
ビルは東西南北どの方向からも盛岡を臨むことが可能。こっちが東京側かな〜、こっちずっと行くと青森やな〜っと考えながら盛岡を臨む。




昔ながらの盛岡の町屋、盛岡が産んだ「平民宰相」こと原敬の歴史に触れ、南部藩の居城であった盛岡城を訪れた。宮沢賢治の作品を刊行した出版社や、宮沢賢治が愛したこの岩手の景色も上空から見ることができて、盛岡の歴史を思う存分勉強できました!
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