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滾る感情を吐き出す(ポートレート撮影 作例の紹介)その58@某繁華街(SONY GMレンズ編):作例写真多め

■ 暖かくなってきたので、<まきちゃん>にロケーション撮影を提案

映像制作会社の代表兼プロデューサーが、2024年4月に自社の設備投資としてシネマラインであるSONY FX3やレンズ、その他周辺機材を購入したところ、なぜか「ポートレート<写真>撮影欲」が滾ってしまい、この「滾る感情」を吐き出すために、ポートレート作例をアップしていくシリーズです。

今回のモデルは、私がもっとも撮影している<まきちゃん>です。

こういう抜けがある場所で撮りたいのよ(その1)

数ヶ月前、前回のロケ撮影終わりに「次の撮影、いつ頃にします?」と確認したところ、「1月から3月のロケ撮影は寒いからイヤじゃ(意訳)」と言われたので、4月に入り寒さが和らいでから撮影依頼してみました。

その際に、いくつかのロケーション提案をしてみましたが、気に入ってもらえるロケーションはなく、見事にすべて全滅!

こういう抜けがある場所で撮りたいのよ(その2)

私は背景が抜けている(奥行きがある)空間、例えば海や川、大規模な公園や、背景に余分な情報がない壁の前などで撮りたがる傾向があるのですが、「お前、ワンパターンやろが!(意訳)」と却下され、なんとか第2提案の中に入れていた今回のロケーションで撮影させていただくことになりました・・・。

今回のロケでたまたま見つけたシンプルな壁
こんな背景の方がモデルは映えると思うのだけど
<まきちゃん>の好みではないらしい
花だけの背景も好みではある
こういうシンプルさがいいのよ
ただ、確かにアングルや構図はワンパターンね

というのも、<まきちゃん>には「某アーティストのPVっぽい感じ」というテーマがあったらしく、衣装もテーマに沿ってスタイリングしたようです。確かに、そのテーマなら、最初に提案したロケーションは合わんわな(そのテーマは別日程のハナシだと考えていたので、そもそも噛み合っていないっぽい)。

ちなみに、テーマである「某アーティストのPV」は、私の古い付き合いの映像ディレクターが撮ったものなので、ちょっと変な気分だったりします。

↓前回ロケの様子はこちら

↓前回ロケと同日、KODAK CHARMERAでポートレートを撮ってみた

シンプル背景だけど、
これは<まきちゃん>のアイデア
私自身は、ここで撮ろうとは思わない


■ モデル<まきちゃん>について

<まきちゃん>を紹介する際に、何度も書いてきたことですが、この記事から読んでいただく方も多いと思われるので、改めて紹介します。

記事冒頭でも少し書きましたが、私がポートレート撮影をはじめてから、1番撮影を依頼しているモデルです。

<まきちゃん>は本業が別にありながら、ポートレートモデルとしての熱量が高く、ポーズや表情などを研究されているので、撮影の際に色々な提案をしてくれます。そのため、お互いにディスカッションしながら撮っていくスタイルとなります。<まきちゃん>からの提案は、私の引き出しにはないアイデアだったり、想像もしたことがない角度から投げ込まれるので、撮影のたびにとても刺激を受けています。

日の丸構図で絵になるモデルは少ないと思っている


そのため、私の撮影に関する知見や経験、その場で要望に応えるための反応速度は、<まきちゃん>によって形成されたといっても過言ではないと思っています。フォトグラファーとしての引き出しの数の多さではなく、引き出しの形そのものを<まきちゃん>に形成されたと感じ、というか。これを本人に伝えたときは、「ま、ワタシ、可愛いからねー(ちょっとだけ意訳)」と言われました・・・。

私自身が自信作と思えたり、気に入っている写真は、スウェーデンの世界最高峰の審査制写真投稿サイトと言われている「1X.com」へ投稿を続けていますが、Awardをとった全11枚のうち、7枚が<まきちゃん>を撮った写真ですので、まさに「私にとってのMUSE(芸術家にインスピレーションを与える源泉)」だと考えています。

ときどき出してくるこの表情を撮りたいと
思っていたりする(その1)
ときどき出してくるこの表情を撮りたいと
思っていたりする(その2)


↓Award&Publishされた写真はすべてこちらの記事で紹介しています

↓201-300枚の投稿中、2枚のAwardは<まきちゃん>を撮った写真でした


■ 1Xのギャラリーはこちら


■ 約4ヶ月ぶりの<まきちゃん>との撮影は、私自身のチューニングでもある

最近は、別の知人女性をモデルに起用して撮る機会が増えていたのですが、<まきちゃん>との撮影は、他のモデルを撮影する際とは脳の使い方や意識を向ける方向がまったく異なるので、他のモデルを撮ることで偏っていた感覚を、<まきちゃん>を撮ることでフラットに戻すような、フォトグラファーとしての感覚をチューニングしている気分になります。

ただ、かなりの高頻度で「面白さ」を求めてくるため、「この写真、どこで何に使うつもりなんか?」と考え込んでしまうような表情やポーズをしていたり、「あっちから撮って」と予想もしないアングルからの撮影を要求してくることがあります。

スクーターのミラーを使うなんて、
私は考えたこともない
遊具を使うのは最初からイメージしていたらしいけど、
これはちょっと方向性が違ったらしい
たまたま見つけた2つ目の公園で遊具を使いこなす
こんなポーズと表情をするなんて、
ファインダーを覗くまで想像もしていなかった
凄すぎる

以前の私は「使えない写真を撮るのは嫌じゃ」「その顔、ブスに見えるで」と撮ることを拒むこともありました。

長く撮り続けてきたおかげなのか、はたまた徐々に<まきちゃん>のユーモアを理解できるようになったのかわかりませんが、「Instagramや1Xでは使えないけど、noteで使うからいいか」と半ば脱力しながら撮影する柔軟性を手に入れたつもりでした。

しかし、残念ながら、今回の撮影中も「構図ってナニ? そんなもんにこだわって写真が面白くなくなったら意味ないわ!」「ワンパターンすぎるやろ!」「そのアングルじゃつまらん!」「もっと面白く!」(一応意訳、ほぼ原型)と言われ続けながらシャッターを押し続けました・・・。

今回はいつも以上に、<まきちゃん>の方から「カメラはあそこから、こんな感じで撮って」という提案があり、色々な場所で撮りましたが、結局このnoteでも使わない写真が多かったです・・・。

なにこれ?

改めて「写真とは?」という部分で、意見が乖離していることが露呈してしまいましたが、単純にまきちゃんとの撮影は楽しいので、何回も撮影したくなるのです(撮影の度に「MUSE」に罵倒され続けているわけですが)。

以前だったらこんなポーズしてたら撮ってない(その1)
しかし、私は柔軟性というものを手に入れたのよ
今回のロケで撮った中では、
このカットが一番「某アーティストのPV」っぽいかも
以前だったらこんなポーズしてたら撮ってない(その2)
柔軟性!


■ 写真だけでなく小説でも転がり出すために、TALESにて小説を発表しています

本格的なポートレート撮影だけでなく、iPhoneで撮ったラフな日常写真もSNSで発表することで、「どこかに転がり出すきっかけになるかもしれない」という思いを持って公開することにしたわけですが、この思いと同じように、noteの姉妹サイト「TALES」にて、幕末〜戊辰戦争を題材にした歴史小説「闇溜まり」を発表することにしました。

創作物は誰かの目に触れるようにしなければ、どこにも転がり出さないので。

この発表をきっかけに、写真と小説のどちらもどこにどうやって転がってもいいように、私自身もウォーミングアップをはじめました。いつでも転がり出す準備は整いつつあります。

ぜひ、以下のリンクより読んでみてください。

↓TALESにて発表している歴史小説はこちらから

気に入った背景で撮った写真は多く仕上げがち(その1)
気に入った背景で撮った写真は多く仕上げがち(その2)
顎の引き具合と目線の位置について
細かく指示を出して撮った
私の中では今回のベストショット


■ Instagramのアカウントはこちら

Instagramでも、同じ「Resonance Portrait Project」名義で作例を紹介しています。ぜひご覧ください。

https://www.instagram.com/resonance_portrait/


気に入った背景で撮った写真は多く仕上げがち(その3)


■ 使用機材紹介

業務用レンタル機材で最新の「SONY α7 V」と「GMレンズ」を借りてみました。

そして、久々にオールドレンズ「ASAHI Super-Takumar 55mm F1.8(前期型)」を引っ張り出してみましたが、こちらは別記事にしましたので、合わせてそちらもご覧ください。

↓同日同ロケーション同モデルでスーパータクマーで撮った写真


背景が雑踏の場合はこの程度に情報量を抑えたい

・Camera:SONY α7 V

・Lens:SONY FE 24-70mm F2.8 GM II

・ASAHI Super-Takumar 55mm F1.8(前期型)

・Mount Adapter:K&F CONCEPT M42-E Ⅳ PRO

・SDXC:SONY UHS-II TOUGH SF 512GB

・Strap:Peak Design SLIDE LITE

・Tripod:Ulanzi TT09 VideoGo F38

・Camera Bag:Manfrotto Advanced Active Backpack III


■ 作例紹介

これまでは、記事後半に「作例紹介」という項目で作例写真をまとめて紹介するフォーマットにしていましたが、私は組み写真を撮るつもりはなく、あくまで写真1枚で成立することを目指しているため、前回の記事と同じく、今回も記事の各所に写真を配置して、単体であることを強調してみました。
あくまで「1枚ずつの写真」という意識なので、足元や手元のヨリや、空だけを写した捨てカットがないのはそのためです。

写真の説明としては、オリジナルで作ったプリセット「Resonance最高美肌(ずっと仮称だったけど、もうこの名前でいいかもしれない)」を当ててから、各写真に合わせてカラーグレーディング、光量調整、トリミング、バレもの消し、などなどの現像作業をしています。写真によっては、お顔のパーツ単位でマスクを切って調整しました。

また、最近の私の中のブームである頬の赤みを強調(場合によっては追加)するようなカラーグレーディングをしました。

振り返るタイミングを撮りがち
強風で髪が乱れるのも撮りがち


■ 最後に

「滾る感情を吐き出す(ポートレート撮影 作例の紹介)」をご覧いただき、ありがとうございます。

このアカウントでは、映像・デジタルコンテンツ制作会社の代表兼プロデューサー/プランナーが、自らポートレート撮影のカメラマンとしてクライアントワークを受注することを初期目標に設定し、新規事業化を目指すべく、ポートレート撮影の作例をあげていきます。

そして、こちらのnoteと同じく、ポートレート撮影の作例をあげていくInstagram アカウントも開設しました。是非ご覧になってください。

https://www.instagram.com/resonance_portrait/

よろしくお願い致します。


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