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【配信者必見】2.5畳に"好きなもの全部"を収める配信環境の作り方

こんにちは。REJECT配信部屋改造プロジェクト担当です。
気づけば、デスクの上にコントローラーなど色々と増えていませんか?

キーボードやマウス、ゲームごとに使い分けるコントローラー、思い入れのあるタイトルを遊ぶためのゲーム機、さらに配信に必要なカメラやマイク、照明など。

どれも必要だから残している。
楽しむことを重視していると、いつの間にか部屋は手狭になっている。ゲームやガジェット好きの人ならこの感覚に共感いただけると思います。

今回の配信部屋改造プロジェクト第3弾は、Zerost
テーマは「2.5畳という比較的小さな空間で、どのように機材をコンパクトに収納し、多様な配信スタイルを快適に実現できるか」です。

Zerost好みの部屋ができあがる過程をぜひご覧ください。

プロジェクト開始前の配信部屋

1. Zerostが親しんできたゲームを活かした配信部屋づくり

プロジェクトの始まりは、Zerostの一言でした。
「ハイタニさんやユリースの配信部屋改造、俺もやってみたい」

プロジェクト開始前の部屋は、Zerostがこれまで遊んできたゲームや配信活動の思い出が、文字通り積み上がっていました。

  • 試してみたものの、今は使わなくなった配信機材

  • ゲームタイトルごとに使い分けるコントローラー

  • PlayStationなどのゲーム機

  • 埃をかぶったフィギュアやグッズ

これらは部屋が手狭になる原因でもあり、Zerostがこれまで親しんできたゲームの歩みのようなものでもありました。

Zerostは兄の影響で、同世代がリアルタイムで遊んでいたタイトルだけでなく、少し前の世代のゲームにも幅広く触れてきました。
今でも過去作をよくプレイしており、PlayStation 2が壊れた時には買い直すほど、昔のタイトルにも深い思い入れがあります。

配信活動に没頭し、さまざまな機材を試す中で、使わなくなったものが少しずつ増えていきました。部屋には物が積み重なり、部屋の中で場所を追いやられワイプ画面に映る背景も単調に。Zerostも「あまり背景を映したくない」と感じていたそうです。

そこでまず、部屋の中にあるものを一つずつ整理しました。
大切にしているもの、今後も使うもの、入れ替えるものを確認しながら、Zerostにとって必要なものを選定。

そのうえで、「良い機材を入れるだけではなく、その機材を活かす“部屋全体”の設計が重要」というソニーさんの考えをベースに、Zerostに合う配信部屋を整えていきました。


2. 触れて納得した機材を、部屋に入れる


配信者にとって、機材は毎日の配信を支える大切な仕事道具です。

今回のプロジェクトをきっかけに、最新機材に触れる機会が多くないZerostに、カメラをはじめとした機材を体験してもらいました。

REJECT HUBでカメラを体験するZerost

REJECT HUBのカメラ画質比較設備で、ソニー製カメラの映りを配信環境に近い形で確認し、改造後の部屋に取り入れるイメージを固めていきました。

キーボードの打鍵感を再確認するZerost

あわせて、さまざまなINZONE製品も体験。
特にキーボード「INZONE KBD-H75」は、以前からイベントや大会で触れる機会があり、打鍵感が良く、気になっていた製品でした。
実物を見て触れた瞬間、Zerostから「このキーボード欲しいっす、US配列でも」と一言。そのまま配信部屋に取り入れることになりました。

さらに、以前から愛用していたイヤホン「INZONE E9」への信頼もあり、マウスパッド「INZONE Mat-F」「INZONE Mat-D」も試しに部屋に入れてみることになりました。

マウスパッドを体験するZerost

後日、INZONEから待望のJP配列モデル「INZONE KBD-H75」が発売され、ソニーさんがZerostの好みを覚えていてくださり、発売後すぐに手配の手続きをとっていただくという嬉しいサプライズもありました。


3. すべてのプレイ・配信環境を叶えるレイアウト設計


大きく分けて3つのゾーンを意識的につくり、それぞれの役割を持たせました。
①デスク横の棚
②デスク周り
③背景の棚

改造後配信部屋の俯瞰図(黄色部分はカメラの画角)

① あらゆるコントローラーやゲーム機などを“収納する場所”に

デスク横の棚は、機材の"待機場所"

PlayStationなどの関連機材は、デスク横の棚に集約。椅子に座ったままでも手が届き、配信中でもすぐに使える状態にしています。

  • ゲーム機、コントローラー、HDMIケーブル、キャプチャー機器を同じエリアに集約する

  • PC近くにゲーム機をまとめ、配信用ケーブルを差し替えやすくする

  • 新しい機材が増えても対応できるよう、棚には余白を残す

ゲーム機やコントローラーの定位置を決め
入れるものを決めていない余白部分も残した

ゲームを始めるために必要なものが手の届く範囲にまとめ、今後の機材追加にも対応できる余白を実現しました。

ちなみに、ゲーム機ごとに対応する解像度やフレームレートが異なるため、手元で出力を切り替えられる構成にしています。

そのうえで、HDMIの抜き差しはゲーム機側に限定し、キャプチャーボード側の端子に負荷がかかりにくいようにしています。


アーケードコントローラーは、取り出しやすい高さに置く

アーケードコントローラーは、大きくて重い機材です。
床に置くと持ち上げるのが面倒になり、高い棚では取り出しにくくなります。そこで今回は、使いやすい位置に収納しました。

  • デスクの高さと近い高さに棚を調整する

  • 横にスライドさせるだけで取り出せるようにし、戻す時の負担も軽くする

  • 吸音材の端材をクッションとして敷き、機材を傷めにくくする

重い機材ほど、「置ける場所」ではなく「使いやすい場所と高さ」を意識することが重要です。

デスクの高さに近い棚を設置、
またクッション材を敷くことで機材を傷や故障から守る

② デスク上は、機材を置く場所ではなく“プレイする場所”に

デスク上は、快適にプレイするための場所

プレイするタイトルに合わせて、デスク上の使い方を変えられる余白を作ることを重視しました。Zerostはつい手元に物を置きがちなタイプのため、モニター、マイク、カメラ、照明はアームで浮かせています。
アーム化した目的は、主に以下の4つです。

  • モニター下のスペースを空ける

  • マイクを手元の邪魔にならない位置に動かせる

  • カメラの画角や照明の角度を固定しやすくする

  • アーケードコントローラーやその他コントローラーを置ける余白を作る

アーム化前の整理されていないデスク
アーム化によりデスク上のスペースを確保

また、防音室は天井とライトの距離が近いため、昇降式デスクを上げた時にライトが天井に接触しない高さをプリセットで設定しました。

昇降時に接触しない高さを設定

吸音材は、音と見た目の両方を整える

防音室でも、配信時の声の反響は残ります。
そこで今回は、マイクの位置、声の向き、壁との距離を確認しながら、壁の正面と側面に吸音材を設置しました。

吸音材は、ただ貼るだけでなく、見え方も綺麗に仕上げることが大切です。
小窓の出っ張り部分は、そのまま貼ると段差が目立ってしまうため、吸音材の裏面を削り、フラットに見えるよう調整しました。

機能だけでなく、普段の配信で目に入る景色としての見え方も意識することで、配信部屋全体の完成度を高めます。

小窓の出っ張りに合わせて吸音材を加工

③ 背景は、狭い部屋でもZerostらしさが“映る場所”に

背景は、奥行きではなく壁面で作る

防音室では背景に使えるスペースが限られます。そこで、横に広げるのではなく、縦に見せる背景を作りました。

配信で見えるのは、部屋全体ではなくカメラに映る一部です。
ワイプ画面に映る範囲を基準に、背景の見え方を整えました。

飾り棚にZerostの趣味や過去のグッズなどを縦長に配置

黒い棚には、背面ライトで奥行きを足す

背景の黒い棚はフィギュアやグッズを引き締めて見せやすい一方で、そのままだと背景が平面的に見えやすくなります。そこで、棚の背面にカラーLEDライトを設置しました。

  • ワイプ越しでも背景が単調に見えないよう立体感を出す

  • カラーLEDライトを入れることで黒い棚の重さを和らげる

棚の後ろに紫のライトを入れ、背景にアクセントを追加

カメラの位置、マイクの配置、照明の配置の詳細などは、#1 ハイタニと #2 ユリースの記事もあわせてご覧ください。


4. 主な機材・什器リスト


構成図では、PCゲームとPlayStationなどのゲームタイトルに対応、映像・音声の接続構成を整理しました。

配線機器構成図

機材選定は、Zerostが納得したものを取り入れながら、変えたくないものは残し、部屋に必要なものを選びました。

カメラ関連:ワイプ越しでも表情や空間の奥行きが伝わるように

◾️カメラ / レンズSony VLOGCAM ZV-E10 II(パワーズームレンズキット)
◾️カメラバッテリー用DCカプラーSony DC-C1
◾️カメラ用アーム:Elgato Master Mount L
◾️カメラ用アーム(延長用):Elgato FLEX ARM L
◾️DCカプラー用充電器:Anker Nano II 65W
◾️カメラ映像入力変換機:Elgato Cam Link 4K

マイク関連:声をしっかり届けながら、室内の反響を拾いにくくするため

◾️ダイナミックマイク:SHURE  SM7dB
◾️マイク用アーム:Shure by Gator SH-BROADCAST1
◾️音声入力変換機:LEWITT CONNECT 2

照明関連:顔まわりと背景の見え方を整え、配信画面に立体感を出すため

◾️照明:Elgato Key Light / Key Light Neo
◾️照明用アーム:Elgato Master Mount L
※Key Lightは古い機種で、最新モデルはKey Light Neo になります。

ゲーミングデバイス関連:ゲームに合わせて入力環境を切り替えるため

◾️イヤホンINZONE E9
◾️キーボードINZONE KBD-H75
◾️マウスパッドINZONE Mat-F / INZONE Mat-D
◾️マウスREJECT x LAMZU MAYA X REJECT SPECIAL EDITION
◾️メイン / サブ モニター:BenQ ZOWIE XL2566K
 ※古い機種のため、最新モデルの公式サイトへのリンクを掲載。
◾️モニター用アーム:ERGOTRON LX モニターアーム
◾️アーケードコントローラー:Hit Box ULTRA

PC・ゲーム機関連:PCゲームとPlayStationなど両方に対応するため

◾️PCGALLERIA XA7R-R47S 
 ※古い機種のため、最新モデルの公式サイトへのリンクを掲載。
◾️ゲーム機PlayStation5 / PlayStation2
 ※PlayStation 2 は古い機種のため、販売終了。
◾️配信用マルチスイッチャー:Elgato STREAM DECK +
◾️ゲーム映像入力変換機:AVerMedia Live Gamer ULTRA

デスク・音響環境関連:長時間の配信を支え、声の聞こえ方を整えるため

◾️デスク:Steelcase Migration SE Pro
◾️チェア:Steelcase Gesture ヘッドレスト付き
◾️吸音材:東京防音 音質改善用吸音材ミニソネックス

収納関連:機材の定位置を作り、使いやすく戻しやすい状態にするため

◾️サイドラック(PC用):Bauhutte Desk Side Rack
◾️ウォールラック(飾り棚):Bauhutte BHW-700T/700M
◾️ゲーム機収納ラック(コンシューマー機器用棚):Bauhutte BHS-380G

その他備品関連:配線、固定、細かな設置を整えるため

◾️USBケーブル マイク用:Anker USB Type C ケーブル 3m
◾️USBケーブル カプラー電源用:Anker USB-C & USB-C ケーブル 3m
◾️HDMIマイクロケーブル映像用:サンワサプライ HDMIマイクロケーブル
◾️ケーブルクリップ:MAVEEK ケーブル固定具 ブラック 30個入り
◾️ケーブルバンド:MOECHO マジックテープ 結束バンド (黒)
◾️LEDテープライト:NEBDKRY LED RGB テープライト 2m
◾️吸音材用 超強力両面テープ:防音ファストラボ スポンジ用 超強力両面テープ

※参考:機材の合計金額
主要機材 :約135万円
周辺什器 :約53万円
その他備品:約1万円
合計   :約190万円

まずはデスクまわりの整理と収納の見直し、周辺機材の置き場作りから始めてみてはいかがでしょうか。まずは「どこに戻すか」を決めるだけでも大きな変化を実感しやすいはずです。


※本記事では、設置時に実際に使用した機材を記載しています。価格・在庫状況は時期や販売店により変動し、販売終了・入手困難となる場合があります。また、環境や組み合わせ、設定、製造時期による仕様差などにより、同じ機材でも正常に動作しない場合があります。導入の際は、各製品の対応条件・接続方法をご確認ください。


5. 完成した部屋、そこから始まる新たな配信

改造前の部屋
完成した配信部屋
完成した配信部屋
完成した配信部屋

新しくなった部屋での初配信では、画質や部屋の変化に対して、視聴者からすぐに反応がありました。
「肌キレイ」「配信部屋綺麗すぎ」
といったコメントも見られ、Zerostも新しい環境での配信を楽しんでいる様子でした。

配信部屋づくりで難しいのは、完成した瞬間よりも、その状態を続けられるかです。設置から約半年が経った今も、部屋はきれいな状態を保っています。機材ごとに『戻る場所』を決めたことが、その大きな理由のひとつになったと思います。

現在のデスクの状態

配信を重ねる中で少しずつ本人のプレイスタイルに馴染み、その人らしい環境になっていきます。
Zerostの部屋も、これからの活動や遊ぶゲームタイトルに合わせて、さらに変化していくはずです。


今回は、Zerostの配信部屋改造プロジェクトをご紹介しました。
防音室の中で、複数のプレイスタイルに対応しながら、大切にしてきたフィギュアなどで背景を作る試みでした。
単に機材を新しくするのではなく、Zerostの遊び方や配信スタイルに合わせて、空間全体を整える取り組みとなりました。

今回も、ソニーさんには配信環境づくりに関する多くのサポートをいただきました。
また、Steelcaseさん、Elgatoさん、東京防音さんにもご協力いただきました。本当にありがとうございました!

Zerostの配信部屋改造プロジェクトの様子は、YouTube動画でも公開しています。実際に新しくなった部屋の様子も、ぜひあわせてご覧ください。

REJECTでは、今後も選手・タレントそれぞれの活動スタイルに合わせた配信環境づくりを紹介していきます。
次回は、たいじの配信部屋改造プロジェクトをお届けします。
より広い空間でどう「たいじらしさ」を設計したかをお楽しみにお待ちください。

本記事が、配信環境づくりを考える際の具体的な一例として、少しでもお役に立てれば幸いです。


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