IBM 「Envizi」ご紹介 ESG経営の取り組み
SSBJ対応に向けて日本企業に求められることとIBM Enviziの価値をご紹介します。

1. SSBJ基準とは何か
SSBJ(サステナビリティ基準委員会)は、日本版のサステナビリティ開示基準を策定し、ISSB(国際サステナビリティ基準審議会)のIFRS S1・S2と整合した基準を公表しています。主な開示項目は「ガバナンス」「戦略」「リスク管理」「指標と目標」の4つであり、特に気候関連情報や温室効果ガス(GHG)排出量の開示が重要視されています。
2. どのような企業が対象になるのか
東証プライム市場上場企業が中心となりますが、実際にはその取引先である中堅企業やサプライヤーにも影響が及びます。大手企業はScope3排出量の把握が求められるため、サプライチェーン全体で環境データの提出要請が増加すると考えられます。
特に以下の企業は優先対応が必要です。
プライム市場上場企業
グローバル展開企業
製造業
建設業
エネルギー多消費企業
欧州事業を持つ企業
3. 多くの企業が抱える課題
SSBJ対応において、多くの企業は以下の課題に直面しています。
ESGデータがExcelで分散管理されている
国内外拠点からのデータ収集に時間がかかる
Scope1・2・3排出量算定が複雑
データの証跡管理や監査対応が難しい
開示基準変更への追従負荷が大きい
第三者保証に耐えられる管理体制が不足している
たとえばExcel中心の運用から脱却し、監査可能な単一データ基盤の整備が重要であると示されています。
4. IBM Enviziが解決できること
IBM EnviziはESGデータを一元管理し、収集から分析、開示までを支援するサステナビリティ管理プラットフォームです。ESG経営の取り組み、ESGデータの自動収集、正規化、GHG排出量計算、監査証跡管理、レポート作成を実現します。
主な機能は以下の通りです。
エネルギー・CO2データの自動収集
Scope1・2・3排出量管理
SSBJ、ISSB、TCFDなどへのレポート対応
データ品質管理と監査証跡管理
KPI・目標管理
削減施策の効果分析
将来予測やシナリオ分析
5. IBMだから提供できる価値
IBMの強みは
単なる開示対応ツールではなく、
「戦略策定 → データ収集 → 開示 → 改善施策実行」
までをコンサルティングとテクノロジーで一気通貫に支援できることです。IBM EnviziはESGデータの管理だけでなく
脱炭素施策の進捗管理や将来シナリオ分析まで可能であり、SSBJ対応を企業価値向上の取り組みに変えることができます。
6.お客様とIBMが一緒に取り組めること
SSBJ対応は単なる法規制対応ではないため
投資家、金融機関、顧客から選ばれる企業になるための「経営改革」の第一歩だと考えております。
IBM Enviziは、企業全体に散在するサステナビリティデータを見える化し、信頼性の高い開示と脱炭素経営の実現を支援します。今後、SSBJ対応が企業価値そのものを左右する時代において、IBM Enviziはその基盤となる重要なプラットフォームだと考えております。
どの企業が対象になるのか
第1段階
東証プライム市場
時価総額3兆円以上
2027年3月期から開示義務化
第2段階
東証プライム市場
時価総額1兆円以上3兆円未満
2028年3月期から開示義務化
第3段階
東証プライム市場
時価総額5,000億円以上1兆円未満
2029年3月期から開示義務化
今後の検討
プライム市場で時価総額5,000億円未満
スタンダード市場
グロース市場
非上場企業
については、企業の対応状況や投資家ニーズを踏まえて今後検討される予定です。

