さよならpopo先生(4)
現在、日本に帰国中です。
雑用と雑務に追われ、みなさまのところへのご訪問も、いただいたコメントへのお返事も、大幅に遅れており、心苦しいです、申し訳ありません。
来週から仕事も始まるため、しばらくの間、noteでお目にかかることが10分の1くらいに減ってしまうと思われます。
popoって誰だっけ?
と言われない程度には、みなさまの視界に入れることを切望しています。
どうぞお見限りのないように。


上海へ移住することになり、絵画教室をクローズしました。
思い出を綴る最終回です。
以下、過去のブログから写真を転用しているため、画素数が低くなっています。お見苦しい点、ご容赦ください。
1、2、3回目の記事はこちら。
Fちゃん
とにかく1番泣きました。
うまくできないと泣いて、泣き出すと止まりませんでした。
もう次から来ないかも、と心配しても、きっと笑顔で来てくれました。

課題『透明うちわを作ろう』

Kちゃん
真面目で宿題もきちんきちんとやってくれたし、お家でもいつも何かしら作っていました。
宿題『調べ学習 <日本の文様>』
『鬼滅の刃』が流行ったときですね。

課題『発泡スチロールを細かくちぎって、雪景色を作ろう』

この根気の良さ、なかなか真似できません。

Mちゃん
小1から入室してくれて、この春中学に入学しました。
「中学へ行っても、部活に入らないでぽーぽーに来る」って言ってくれたのに、ほんとごめんね。
昨日「中間テストです、がんばります」というLINEをくれました。
課題『自由画』
「ワクワク水族館」

Mちゃんが考えたアイディアです。
緩衝材に色を塗って宝石を作ってくれました。

紙粘土のミニチュアパン(横1センチくらい)
のりこのシックスリッチさんのお弟子さんにどうでしょう?

Rちゃん

3年間ひとことも喋らず、4年目から突然おしゃべりになったRちゃん。
お父さんが台湾人のバイリンガル。
毎年、夏休みに作った自由課題を、持ってきて見せてくれました。
『スクイーズで作ったアイスクリーム』
本物とまちがえて食べちゃいそう。

こっちは本物のお菓子。


着せ替え人形を作りたいって。


じゃあさ、ハンガーも作っちゃおうよ。

女の子らしいと思っていたら、ある日。
誰?
Rちゃん?

Aくん
怖いものが大好き。
ハロウィンにはメイクをしてゾンビになってくれました。

自由課題
『仮面ライダー』
目が見えてない。

君はスケールが違う。

Hくんも面白い子だったなあ。

マグロしかない回転寿司「マグロー」

Nちゃん
本気で美大受験を考えている中学生。
絵画教室をもう1つ掛け持ち。
この画力。
私が見本を描くのが面倒なときは、Nちゃんにお願いしていました(なんてやつ)


大人を除けば最年長、大学2年生Nちゃん。
ヤフーショッピングのショップからレターセットを買ってくれたのがご縁で、埼玉から習いに来てくれていました。
「私もレターセットを作りたい」
と言って、舞子さんをモチーフに。

舞子さんが大好きなNちゃんとは、着物友だちになりました。
浴衣で教室に来てくれたことも。
やっぱり若い子が着る浴衣って、かわいいですよねー。

叔母さんにプレゼントするためのプレート。



あるときSちゃんが、
「ここって習い事のお教室なんだよね。そんな感じがしないけど」
私「どんな感じ?」
Sちゃん「家にいるみたい」
いや、学校だと思ってよ、君たち自由すぎるよ。


寝てる?

妹ちゃんや弟くんが来てくれると、ついくつろいじゃう。

タコさんウィンナーと並んじゃった。


ときに踊る教室。





最後の日、Rちゃんのお母さまから長いお手紙を頂きました。
「popo先生は第2のお母さんだと思っていました」
絶対泣かないと思っていたのですが、それを読んだら泣けてきて。
本当にそう、みんな第2の子どもたちでした。
そのぶん、
先生らしくなかった、と自覚しています。
Kちゃんのお母さまから頂いたLINEには、
「中国から帰ってくる日はもう決まっているんですか? 娘が、popo先生はすぐ帰ってくるから。そしたらまた行くからいいの、と言っていますが」
あれ? そんなこと言ったかな、言ったかも?
笑顔をたくさんありがとう。



















最後の日に生徒さんのお母さまが撮ってくださった写真。


名前を覚えて。
これで振り返りを終わります。
東京の隅っこのそのまた隅っこで、ひっそり開かれていた絵画教室。
宣伝の仕方もわからず、知り合いが知り合いを連れて来てくれて、細々と続けることができました。
夏は汗ばんだ額に前髪を張り付かせ、冬は乾いた唇をかみしめ、雨の日は重い長靴をパカパカいわせ、玄関を開けて入ってきた子どもたち。
運動会の練習や遠足でへとへとの日もあったし、不機嫌な日もあったよね。
どんな日も通ってくれて、本当にありがとう。
立派な絵画教室がいくらでもあるのに、ここを選んでくださった保護者のみなさま。
なーんの文句もおっしゃらず、いつも広い心で温かく見守ってくださり、心より御礼申し上げます。
それから、私の友だち。
「ディズニーランドで買ったお菓子を送るよ、生徒さんたちに分けてあげて」「娘が使わなくなった工作道具を送るから、教室で使って」「うち遠方だから通えないけど、通信教育やってる?」
教室のことを気にかけて、いつも応援してくれていました。
個展を開催すれば遠くから来て作品を買ってくれたし、絵の発注も何回もしてくれました。
友だちあっての絵画教室でした。
東京の隅っこのそのまた隅っこの、なんの力もない私が、絵画教室でいくつもの素晴らしい出会いを経験できて、そうして無事に、終わらせることができました。
どんなにお礼を言っても言い足りないけど、ありがとうございました。
最後までお読み頂きありがとうございました。

